山形県のご当地グルメ・B級グルメおすすめ12選
東京から新幹線1本で行けて、最近はノスタルジックな雰囲気の「銀山温泉」も人気を集めている山形県のおすすめのご当地グルメ・B級グルメを12選に絞って紹介します。
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アイキャッチ画像出典:www.nihon-kankou.or.jp
山形の食文化
こんにゃくとラーメンの消費量が日本一の山形には、こんにゃくを使った料理や風変わりなラーメンがあります。そんな山形の地元から愛されている郷土料理から、B級グルメまで幅広く紹介していきますので、山形に行く際の参考にしてください。
米沢牛
松坂・神戸と並ぶ日本三大和牛の一つに数えられる「米沢牛」。米沢市を含む3市5町で育てられた黒毛和牛で一定基準を満たしたもののみ認められるブランド牛です。きめ細かく香りの良い脂が特徴的で、低温でもすぐ溶けるため、とろける食感が味わえます。ステーキやすき焼き、しゃぶしゃぶでの食べ方が主流です。
登起波
米沢駅より徒歩10分のところにあります。明治27年創業の老舗でお店の1階では精肉店も営んでいるため、店主の牛肉の目利きには定評があります。名物は米沢牛の旨味を十分に堪能できるすき焼きです。お味噌を使ったこだわりの割り下が米沢牛の美味しさを引き立ててくれます。すき焼きのコースは3900円からです。他にもサーロインステーキが人気があります。
住所 米沢市中央7-2-3 登起波牛肉店 2F
TEL 0238-23-5400
営業時間 11:00~21:00 ※火曜定休日
米沢牛の案山子
出典:deskgram.org
山形駅から徒歩1分のところにあります。米沢まで行かなくても美味しいよ米沢牛が頂けるということで観光客でにぎわっています。定番のすき焼きやサーロインステーキなど幅広くメニューを用意しています。ステーキ丼(3485円)は米沢牛を贅沢に丼ぶりで食べられるということで人気があります。ランチは1780円からありますので、お得に米沢牛を楽しむことも出来ます。
住所 山形市香澄町一丁目16-34 東口交通センター 2F
TEL 023-687-0291
営業時間 11:00~22:00
玉こんにゃく
山形のソウルフードで「玉こん」の名で親しまれています。各家庭でも食べられていますが、お祭りなどの屋台の定番メニューでもあります。串に刺した玉こんにゃくを水を使わず醤油で煮て、カラシを付けて食べます。ダシはスルメを使うことが多いですが豚肉を使う地域もあります。
千歳山こんにゃく店
出典:sumally.com
山形駅から車で7分ほどのところにあります。創業80年余りの老舗で日本家屋でこんにゃくを使った様々な料理は勿論のこと、お土産も買うことが出来ます。「玉こん」は一串150円で味がよく染みています。他にも柚子の風味の効いた「みそでんがく」も一皿150円で頂けます。
住所 山形市松山3-14-1
TEL 023-623-6669
営業時間 11:00~18:00 ※月・火曜定休日
冷やしラーメン
山形の郷土料理であり、日本の最高気温記録を持っていたこともある山形の土地柄が生み出したご当地ラーメンです。冷やし中華とは違い、スープも麺も一般的な醤油ラーメンと変わらず、違うのは冷たいというだけです。お店によっては氷が入っているところもあり、味は醤油が多いです。夏季限定のお店も多いので注意が必要です。
栄屋本店
山形駅から車で5分ほどのところにあります。昭和7年創業の老舗で元祖「冷やしラーメン」のお店でもあります。ラーメンの脂が冷やしても固まらないように改良を重ねて完成させたそうです。スープはあっさりとしていて、ほのかに酸味がありますが、コクもあります。「冷やしらーめん」750円です。お土産用も販売しています。
住所 山形市本町2-3-21
TEL 023-623-0766
営業時間 11:30~20:00(10月から3月は19:30まで)※水曜定休日(祝日の場合は翌日休み)
鬼がらし本店
山形駅から車で7分ほどのところにあります。味噌ラーメンの名店で「みそラーメン」は辛さを5段階から選ぶことが出来ます。冷やしラーメンは一般的に醤油ベースが多いですが、こちらでは夏季限定でありますが「冷やしみそラーメン」750円を頂けます。魚介出汁の効いた、コクのあるスープは地元からも愛されています。
住所 山形市南原町3-9-38
TEL 023-631-0202
営業時間 11:00~16:00 17:30~21:00 ※水曜定休日
寒鱈汁(どんがらじる)
庄内地方を中心とした郷土料理で、冬の風物詩でもあります。冬に獲れる「寒ダラ」を余すことなく使用したお汁が「どんがら汁」です。「どんがら」とは、この地方で魚をさばいた後に残ったもののことを指さします。骨のダシまで十分に出たスープとプリプリの白子や脂ののったアブラワタは格別です。
味の店 スズラン
山形駅から徒歩5分のところにあります。日本海で獲れた新鮮な海鮮と豊富な地酒を用意しています。芋煮などの郷土料理も幅広く取り揃えていて、お値段もお手頃だと定評があります。「どんがら汁」は500円で頂けます。
住所 山形市香澄町2-10-5
TEL 023-642-2911
営業時間 11:00~23:00
どんどん焼き
山形のソウルフードである「どんどん焼き」は小麦粉を水で溶いた生地を伸ばして焼き、魚肉ソーセージや海苔をのせて、割りばしに巻きつけて、ソースをかけたものです。日本各地に「どんどん焼き」という名の近いものはありますが、山形の「どんどん焼き」は昭和初期に東京で修業した大場亀吉が山形に持ち帰り、リアカーで販売していたのが始まりと言われています。今でもイベントの屋台などの定番メニュー
であります。
どんどん焼きの店 どんべい
出典:retty.me
北山形駅から徒歩20分ほどのところにあります。どんどん焼き専門店でテレビで紹介されたこともあるお店です。「どんどん焼き」は200円ですがボリューム満点です。チーズ入りでマヨネーズとかつお節がたっぷりかかった「どんべい焼き」350円も人気です。平日は地元の学生で賑わっています。
住所 山形市六日町7-23
TEL 023-633-1613
営業時間 11:00~20:00 ※水曜定休日
おやつ屋さん
山形駅から徒歩5分のところにあります。「笑神様は突然に」で紹介されたこともあるお店で、土日は行列が出来ることもあります。どんどん焼き(200円)はあっさり醤油と定番のソースから選べます。他にもチーズやカレーなどとバリエーション豊富なのも魅力の一つです。
住所 山形市城南町2-6-16
TEL 023-646-1344
営業時間 9:30~19:00 ※第一月曜休み
芋煮
山形を代表する郷土料理で、主に秋に食べられています。お醤油ベースが主流で里芋やお肉、コンニャク、ねぎと一緒に煮込んだものが多いです。味付け、具材は県内でも地域によって異なるのでお気に入りの芋煮を見つけてください。また秋には芋煮を振舞う「芋煮会」が公園や河川敷などの各地で行われ、県民にとっての大イベントでもあります。
山形長屋酒場
山形駅から徒歩1分のところにあります。古民家風の落ち着いた雰囲気の居酒屋です。山形の郷土料理や地酒を楽しめます。芋煮鍋は4種類から選べて、それぞれ2~3人前で2480円です。
住所 山形市香澄町1-8-8 山形第1ビル 1F
TEL 023-633-9005
営業時間 17:00~0:00
いのこ家 山形家
山形駅より徒歩2分のところにあります。米沢牛と美味しい豚しゃぶしゃぶが名物の郷土料理を中心とした居酒屋です。小さめのいろり鍋で頂く芋煮は850円です。ランチメニューも豊富な品揃えです。
住所 山形市城南町1-1-1 霞城セントラル1F
TEL 023-647-0655
営業時間 平日 17:00~23:00
土日祝 11:30~14:30 17:00~23:00
赤湯ラーメン
南陽市の「龍上海」で提供され始めたご当地ラーメンです。山形では醤油ベースのラーメンが多い中、こちらでは味噌ラーメンに辛味噌がトッピングされているスタイルで、辛味噌を徐々に溶かしながら、自分の好みでの味で食べることが出来ます。「幅広い年齢層に支持される味」がコンセプトで煮干し、鶏ガラ、豚骨を使ったあっさり系のスープと多加水麺がよく合います。
龍上海 赤湯本店
赤湯駅から徒歩20分ほどのところにあります。県内外に9店舗あるうちの本店です。開店30分前から並ぶほどの人気があります。「赤湯からみそラーメン」は780円です。山形に行く際には是非食べて頂きたい一品です。
住所 南陽市二色根6-18
TEL 0238-43-2952
営業時間 11:30~19:00 ※水曜定休日
ジンギスカン
出典:4travel.jp
ジンギスカンと言えば、北海道のイメージが強いかもしれませんが、鉄鍋を使って羊肉を調理したのは蔵王が発祥と言われています。そんな蔵王には美味しいジンギスカンを頂けるお店が多くあるので、温泉のついでにいかがでしょうか。
ジンギスカン・シロー
蔵王駅から車で5分ほどのところにあります。今ではジンギスカンは蔵王名物になりましたが、こちらのお店が元祖と言われています。改良を重ねたオリジナルのジンギスカン鍋も特徴の一つです。ジンギスカン特上(生肉)は1400円から頂くことが出来ます。
住所 山形市蔵王半郷266-10
TEL 023-688-9575
営業時間 11:00~14:00 17:00~20:00 ※木曜定休日、第4日曜休み
ろばた
出典:hitosara.com
山形蔵王インターより車で20分のところにあります。メディアで紹介されたこともあるお店で、蔵王温泉でジンギスカンを食べるなら「ろばた」という人も多いそうです。厚みのある生肉と自家製ダレには定評があります。ジンギスカンは単品1人前1250円からです。山菜料理も人気があります。
住所 山形市蔵王温泉字川原42-7
TEL 023-694-9565
営業時間 11:00~23:00 ※木曜定休日(夏休み・冬季は無休)
だだちゃ豆
鶴岡市の特産物で、地域限定・期間限定ということから希少で高価な枝豆と言われています。収穫時期は7月末から9月上旬と限られています。「だだちゃ豆」は、見た目は小ぶりで少し茶色がかっていますが、味は旨味と甘味があり、独特の風味が特徴的です。また「だだちゃ」は庄内地方の方言でお父さんやおやじの意味を指します。
大泉だだちゃ豆直売所
鶴岡インターより車で5分ほどのところにあるJA鶴岡大泉支店内にあります。7月下旬から9月上旬の期間限定の直売所ですが、新鮮な「だだちゃ豆」を手に入れることが出来ます。
住所 鶴岡市白山字西野191
TEL 0235-29-7865
営業時間 8:30~17:00(売り切れ次第終了)
板そば
出典:icotto.jp
主に山形の内陸部で食べられているお蕎麦です。長細い板や木箱に通常2~3人前のお蕎麦が入っていて、数人でシェアする食べ方が一般的です。そばの名産地の山形では「振舞い蕎麦」としてお蕎麦を分け合って食べられていました。また、お蕎麦の特徴は麺は太目で少し固く、つゆは薄めなため、お蕎麦の風味をより強く感じられます。
あらきそば
村山駅から車で15分ほどのところにあります。大正9年創業で茅葺屋根の古民家を利用した雰囲気も抜群のそば屋です。蕎麦好きの間でも人気のあるお店で休日は混むことも多いです。「板そば うす毛利」は800円です。合わせて人気があるのが「にしんの味噌煮」370円でお蕎麦との相性も抜群です。
住所 村山市大久保甲65
TEL 0237-54-2248
営業時間 11:00~17:00
庄司屋
山形駅から徒歩10分のところにあります。創業150年の老舗で山形市内でも大変人気のお店です。人気なのはお蕎麦2種を楽しめる「相盛り板」1740円です。コシの強い田舎蕎麦と上品な更級蕎麦を頂けます。
住所 山形市幸町14-28
TEL 023-622-1380
営業時間 11:00~20:30 ※月曜定休日(祝日は営業)
ひっぱりうどん
内陸地方の郷土料理です。主に乾麺タイプの茹で上がったうどんを鍋や釜からそのまますくい上げて、納豆やサバ缶等につけて食べるうどんです。発祥の村山市では寒さの厳しい冬の保存食として乾麺や缶詰がよく食べられていたことが始まりとされています。
香味庵まるはち
山形駅からバスで15分のところにあります。レトロな雰囲気の店内で郷土料理を楽しむことが出来ます。「ひっぱりうどん」は864円です。名物の漬物寿司とのセットも人気があります。
住所 山形市旅篭町2-1-5
TEL 023-634-4108
営業時間 11:30~14:00 17:00~21:00(土日祝は中休みなし) ※水曜定休日
さくらんぼ
山形と言えば「さくらんぼ」を連想される方も少なくないと思われます。さくらんぼの王様とも言われる「佐藤錦」発祥の地の山形では旬の6~7月には美味しいさくらんぼを頂けます。さくらんぼ狩りは勿論のこと、さくらんぼを使ったスイーツもたくさんあります。
ハタケカフェ
出典:4travel.jp
羽前中山駅から車で10分ほどのところにある高橋フルーツランドの中にあります。こちらでは、さくらんぼを始めとした様々な季節のフルーツ狩りが楽しめます。「さくらんぼ屋さんのパフェ」は648円で、たくさんのさくらんぼが入っているということで人気を集めています。
住所 上山市阿弥陀地185 高橋フルーツランド 1F
TEL 023-673-4706
営業時間 10:00~16:00 ※木曜定休日
意外にもグルメ王国・山形
出典:icotto.jp
山形にはお肉や農産物などの美味しい食材と地元民から観光客にまで愛されている郷土料理があります。山形のご当地グルメと聞いてすぐに思い浮かぶ方も多くないと思いますが、実は美味しいものが数多くあるんですよ。山形に行く際は是非一つでも多くのご当地グルメ・B級グルメを堪能してください。