銀座の本当に美味しい寿司の名店おすすめ20選

老舗の店が集う街、銀座。また、料理人が修行の場として選ぶ店が多くあるのも銀座。しかし、集まっているからこそ本当に美味しいお店がわからないという方も多いはずです。今回は銀座でいただくことのできる本当に美味しい寿司屋を20選ご紹介します。この記事を読めば、銀座で寿司を食べようと思っても迷うことなしです。

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銀座に美味しい店が集う理由

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銀座に行けば質の良いものを買うことができる、銀座に行けば美味しいものを食べることができる。どうして、今銀座はこんなにも栄えているのでしょうか。この秘密は大きく2つあります。
まず、1つ目の明暦の大火からの銀座煉瓦街です。今でこそ銀座は一等地と言われますが、かつて一等地としてまず名が挙がるのは日本橋でした。ところが、江戸時代に静岡の駿府より、銀を鋳造する場所という意味での銀座が移転したことで、銀を鋳造する職人や、その他幕府御用達の職人も同時にやってきました。そうして以前より少し発展した銀座ですが、明暦の大火によってそれも焼失し、火にも負けないような街にしようということで銀座煉瓦街が生まれます。これを機に街並みは西洋風になりました。街並みは西洋風ではあるものの職人の街であることに変わりはない、という伝統が守られつつも発展していくことに意味があったのです。

出典:www.ginza-machidukuri.jp

関東大震災直後の銀座4丁目交差点付近
参照:銀座街づくり会議-銀座まちづくりコラム-まちをつくった人々

2つ目に関東大震災からの復興です。銀座も大きな被害を受けた関東大震災ですが、その中でもいちはやく復帰をしたのが銀座です。建物が焼けてなくなってしまった場所に他の建物が立つからと行き場をなくした多くのお店に、銀座の大地主は快く土地を貸したのでした。そうして日本一の商業都市へと発展したのでした。

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つまり、どんなことがあろうとも、伝統ある街を守り抜こうとする人々の精神が今の銀座をつくりあげていたのです。それは今でも変わりません。確かに銀座は人々の中があまり仲良くないと言われたり、そういう印象を持つ方も多いと思います。しかし、全銀座会や銀座街づくり会議などの存在はやはり強く、いざという場面になるとみんながひとつになる場所が銀座なのだということが歴史を通していうことができるでしょう。

今回はミシュランで星を獲得したお店だけでなく、ミシュランガイドにはのっていないものの美味しいと有名なお店も9店ご紹介します。項目で分けていますので、参考にしてみてください。

ミシュラン3つ星2店

すきやばし 次郎 本店

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銀座駅から徒歩1分、知らない人はいないのではないでしょうか。「すきやばし 次郎」は「世界一美味い寿司を握る男」や「左利きの名匠」の異名を持つ世界的に有名な小野二郎氏のお店です。数年前にはオバマ大統領も訪れたと話題になりました。
また、「すきやばし 次郎」や小野氏ははミシュランのみならず、ヘラルド・トリビューン・インターナショナル誌(今のNYタイムズ)における世界のレストラン6位に入選したり、厚生労働省の現代の名工に表彰されたり、英国雑誌「レストラン」のアジアのベストレストランランキングの44位にも入選したりしています。
そのため、国内のみならず海外から来店されるお客も多いそうです。すると、寿司の正しい食べ方を知らない方や、お金さえ払えば食べることができるという軽い気持ちで来られる方がいます。そこで、「すきやばし 次郎」ではおいしいお寿司を握ってただ出すのではなく、日本の一文化として、伝統ある日本の食として寿司を伝え広めているそうです。

出典:www.sushi-jiro.jp

メニューはお任せ20貫のコース(32,400円)のみとなっています。握りは流れるように次から次へとでてきますが、酒と共に楽しむのではなく、純粋に握りを楽しみます。「すきやばし 次郎」の握りといえばシャリに酢がきいていると有名ですね。初めて口にした方は皆その酢のきき具合に驚くそうですが、いくつかいただくうちにだんだんとその酸味とネタのバランスがわかってきます。ネタを邪魔することのないすっきりとした味わいと口に入れると解ける具合の握り加減はまさに人間国宝とも呼ぶべき小野氏にしかできない技かもしれません。
コースは全体で30分ほどで終了します。会話がほとんどなく、流れが途切れることなく握りが供されるため、ゆっくりと味わいたい方には少し早く感じるかもしれません。しかし、コースの流れはよく考えられており、リズム良くいただくことができるため、時間的な満足度は高いと思います。
高齢のため、二郎氏が店に立つのは夜の営業のみで昼は長男である小野禎一氏が中心となって仕切ります。予約は困難であると思いますが、一度は行っていただきたいお店です。


■すきやばし 次郎 本店
住所:東京都中央区銀座 4-2-15 塚本素山ビル B1F
TEL:03-3535-3600
営業時間:【月〜金】11:30〜14:00/17:30〜20:30
     【土】11:30〜14:00
定休日:日曜日・祝日

銀座 すきやばし次郎 本店 鮨 - すきやばし次郎 SUKIYABASHI JIRO

東京銀座 鮨 すきやばし次郎 本店 /築地で仕入れた四季折々の旬の物をすきやばし次郎でご堪能ください。/東京都中央区銀座4-2-15塚本総業ビルB1階・電話番号(03)3535-3600

鮨 よしたけ

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銀座駅から徒歩5分、「鮨 よしたけ」はミシュラン東京2018で三ツ星を獲得しただけでなく、ミシュラン香港・マカオ2018でも三ツ星を獲得しW受賞となったお店です。
そのミシュランの中でも評価基準として一番このお店が評価されたのは独創性です。鮨に独創性など表現できるのかと思うかもしれません。米のシャリの上にネタが乗っかっていて、醤油を塗っていただく鮨のどこに独創性があらわれるのか。それは一つ一つの材料に現れていたり、いただき方にあらわれていたり、仕込みにあらわれていたりと様々です。例として、握りは鰈を鰈の骨を煮出して作った醤油でいただいたり、つまみはホタルイカを粒マスタード入りの酢味噌で和えたものやカツオを藁で燻し酒盗ソースでいただいたりします。
また、ミシュランの評価基準には入らないサービス面もよく、夫婦でやっているだけあり、和やかで明るい雰囲気の中美味しいお寿司をいただくことができます。

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メニューはおまかせのコース(33,000円)で予約が必要です。このコースは先付1品、おつまみ5品、握り12貫ほど、味噌椀から成り立ちます。つまみは煮鮑の肝ソースが自慢の逸品です。時間をかけて作られた肝ソースはクリーミーで濃厚です。鮑をつけていただいた後に鮨飯を入れてリゾットとしていただくことができるのも人気のひとつです。
握りは朝から仕入れた良質なネタを使用しており、1日に3回火力を調節しながら羽釜で炊き上げたシャリを使用します。米を炊く際に使われる水は鹿児島の温泉水を使用しています。鹿児島の温泉水は浸透率が高いため、米を炊く際に少ない水加減で炊き上げることができます。そして酢を入れた際に膨らむことを想定して炊き上げているため、ネタとの一体感が生まれます。
店主の腕がいいのはもちろんですが、センスがいいと言われるこのお店。一度ハマると虜になってしまうようです。一度訪れて自分の舌で確認してみてはいかがでしょうか。


■鮨 よしたけ
住所:東京都中央区銀座 8-7-19 すずりゅうビル 3F
TEL:03-6253-7331
営業時間:18:00〜20:15/20:30〜22:45
定休日:日曜日・祝日

鮨 よしたけ

ミシュラン2つ星1店

さわ田

銀座駅より徒歩1分、「さわ田」は驚きの味覚体験を鮨でさせてくれると人気のお店です。
店自体はかなり小さく、昼と夜それぞれ一回転しかしない、全客一斉スタートです。開店15分前頃に全客がお店の前に集まり、揃って店に入るため、当たり前ではありますが遅刻は厳禁です。また、他に禁止されていることとして店内の写真撮影があります。カウンター上に携帯を置くことすら禁止されているそうなのでご注意ください。
6席しかないカウンター席の中、遅刻厳禁写真撮影厳禁ということもあり、皆が緊張し張り詰めた空気になってしまいがちなのですが、店主はまったく気難しい方ではありません。むしろ話の面白い方です。確かに握っている間は集中されていてあまり話さないそうですが、そうでない時は普通に話してくださいます。
メニューは昼はつまみなしで握りのみのコース(25,000円ほど)、と夜は握りもつまみもあるコース(35,000円ほど)のみです。このお店の特徴としてよくあげられるのはわさびです。もちろん、ネタもシャリも美味しいのですが、わさびが他の店と異なると有名なのです。ピリッとした強烈な風味と清々しさを感じる香りです。静岡の最高級のわさびを使用しているらしく、ネタとの相性がとてもいいそうです。とはいえ、ネタも上質なものを使用しているため、脂ののりがいいと全くわさびの風味がきかず山盛りにのせることもあるそうです。
シャリは「すきやばし 次郎」同様酢の主張が強めのコシヒカリです。かたさは固めで、味は米酢だけでなく塩も効いています。大きさはお客の要望に合わせて握ってくださるそうなので、こだわりがある方は伝えておきましょう。
香りと触感という点において群を抜いてすばらしい味覚を生み出しているという「さわ田」。値段が高いということもあり、店の評判は賛否両論あるそうですが、行った人にしかその味覚の凄さはわかりません。疑う前に実際に経験してみてはいかがでしょうか。


■さわ田
住所:東京都中央区銀座 5-9-19 MCビル 3F
TEL:03-3571-4711
営業時間:【火〜金】12:00〜14:00/18:00〜20:30
     【土・祝日】12:00〜14:00/17:00〜19:30
     【日】12:00〜14:00
定休日:月曜日

ミシュラン1つ星8店

鮨 あらい

銀座駅から徒歩5分、「鮨 あらい」はかの有名な寿司屋「銀座久兵衛」や「すし匠」で修行を積んだ新井祐一氏のお店です。
新井氏は江戸前の基本を「銀座久兵衛」で教わり、「すし匠」で接客を教わったとのこと。つまり、両店のいいとこ取りをしたのがこのお店ということです。そのため、お店がオープンしたのは2015年とまだまだ最近のことではありますが、はやくも予約が取れなくなるほどの人気店になりました。
このお店を訪れた方が皆言うのが、確かに「銀座久兵衛」と「すし匠」の両者のいいとこ取りをしているけれど、新井流であることには間違いないということです。この新井流というのはネタの切りつけ方やシャリの味付け加減にでてくるものです。新井氏はその日のネタの状態によって、切りつけ方やシャリの合わせ酢を変えます。ネタの細かな変化に適応することで美味しい寿司を握ることができるのです。

さて、その「鮨 あらい」のメニューはランチとディナーでどちらもあり、おまかせです。昼は15,000円から、夜は30,000円から楽しむことができます。(どちらも個室を用いる場合は10,800円が別途かかります。)
新井氏が一番力を入れているものでもあり、お客からも大人気なのがまぐろです。毎回同じところから仕入れているのではなく、築地であったり、生マグロ水揚げ日本一の和歌山の那智勝浦であったり、青森六ケ所村であったりと様々です。しかし、様々なところから仕入れるのはよくあることです。このマグロの仕入れたときの状況でシャリの味付けを変えてバランスをとろうとするのが新井流なのです。マグロにそれほどこだわりがなかった人も「鮨 あらい」に来店し、マグロをいただけば今まで自分が食べてきたマグロとの違いに驚くそうです。
今まで食べてきたマグロと新井流で仕上げられたマグロの歴然とした差を体感してみたい方は予約が取れないことを覚悟して行ってみてはいかがでしょうか。もしかしたらここのマグロ以外食べれなくなるかもしれません。


■鮨 あらい
住所:東京都中央区銀座 8-10-2 ルアンビル B1F
TEL:03-6264-5855
営業時間:12:00〜13:30/17:00〜23:00
定休日:水曜日・祝日月曜日

銀座 いわ

銀座駅から徒歩8分ほど、「銀座 いわ」はのちほどご紹介いたします「鮨 かねさか」から独立した岩氏のお店です。2012年、2016年と移転をしており、今は日本料理屋「銀座 小十」の跡地の真向かいにあります。2016年の夏頃その跡地から今の場所に移転したため、まだグルメサイトに口コミがそう集まっておらず、今がまさに狙いどきと言えます。また、この移転はただ店舗の場所が変わっただけでなく、地下にも店を拡大しています。また、お昼は4,500円から楽しむことができるのも推せるポイントの1つです。
さて、店主である岩氏は寡黙な方ですが、だからこそお客の動きをよく見て気配りをしてくださいます。また、話しかけると気さくな人柄ですのでそうかしこまることはありません。
このお店のおすすめは大トロ、イカ、〆の玉子でしょうか。大トロはよく脂がのりすぎていて胃もたれしてしまうという方も多いですが、「銀座 いわ」の大トロは脂の量がちょうどよく、まろやかでふんわりとした甘みを放ちます。イカは生姜がアクセントとなっていてやわらかくさっぱりとした味わいです。他にも生姜がアクセントとなっているのがサンマです。シンプルな味付けにはなりますが、こちらもオススメです。そして、玉子好きにはたまらない「銀座 いわ」の玉子はまるでプリンのように甘くなめらかで、デザート感覚でも楽しめます。
「銀座 いわ」は移転を繰り返しつつも、変わらない美味しさを保ち続けるお店です。予約でいっぱいになる前に行ってみてはいかがでしょうか。


■銀座 いわ
住所:東京都中央区銀座 8-4-4 三浦ビル 1F
TEL:03-3572-0955
営業時間:【火〜土】12:00〜14:00/18:00〜22:00
     【日・祝】12:00〜20:00
定休日:月曜日

青空(はるたか)

銀座駅から徒歩8分、「青空」とかいて「はるたか」と読むこのお店は「すきやばし次郎」から独立した高橋青空氏のお店です。と、説明したらもうお分かりでしょうが、店名の「青空(はるたか)」は店主の名前からきたものです。
ミシュランで3つ星を獲得した「すきやばし次郎」から独立したお店ということで、こちらもかなりの評判の良さで予約が殺到しております。それだけ人気ということもあり、お値段もややお高めではありますが、値段の価値以上の寿司を楽しむことができます。
さて、店主の高橋氏は先ほども述べたように「すきやばし次郎」にて修行をされていたわけですが、それより前には「すし善」にて修行をされていたようです。この「すし善」という寿司屋はミシュランで星を獲得はしていないものの、銀座で美味しいとされる寿司屋の中の1つです。

「青空」のメニューは基本的におまかせのみですが、握りのみのコースとつまみと握りのコースで選ぶことができるようです。握りのみならず、つまみもかなり美味しいと評判ですので一見の方にはつまみも握りもいただくことのできるコースをオススメします。つまみの中でもオススメは蒸し鮑と炙った金目鯛を自家製ポン酢で味付けしたものです。蒸し鮑は肉厚で柔らかく、肝ソースが濃厚です。香ばしく炙られた金目鯛の方は脂がよくのっているので、酸味少なめの自家製のポン酢でさっぱりさせてあります。あっさりとしたつまみで始まると、握りもお腹に入って来やすくなります。
そして、握りのオススメが中とろと穴子です。中とろを語る上で外せないのが、「青空」のシャリです。このお店のシャリは2種の古米のブレンドを使用しており、米酢と塩が利いた固めのものです。このシャリが程よく脂がのった中とろとよく合うのです。口に入れた瞬間、シャリはほろりと解け、中とろはふわっと甘く広がります。穴子は対馬のものを使用しており、今までに体験したことのないようなふわふわで口に入れた瞬間溶けていくような感覚を覚えます。
なかなか予約は取れないと思いますが、行ってみる価値は十分にあります。特に、穴子好きの方は穴子の新しい体感を味わいに訪ねてみてはいかがでしょうか。


■青空(はるたか)
住所:東京都中央区銀座 8-3-1 銀座時傳 6F
TEL:03-3573-1144
営業時間:17:00〜24:00(L.O.22:00)
定休日:日曜日・祝日

鮨 くわ野

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銀座駅から徒歩6分、「鮨 くわ野」は和食の世界で修行を積み、赤坂の寿司屋で料理長を勤めていた桑野達也氏のお店です。また、この店の開店に際し、もう閉店してしまいましたが有名な赤坂見附の「喜久好」で技術を習いに通っていたようです。
もともと和食での修行を積んでいたということもあり、握りよりもつまみの方が凝っているという意見もあるようですが、握りに使われているネタが上質のものを使用しているため、比較的高いレベルには位置しています。また、つまみや握りのみならず、人気となっているのが冷酒。多様な酒を用意しているため、幅広い銘柄の中からいただく料理に応じて選ぶことができます。つまみと握りと冷酒と。どれも楽しみたい大人の欲張りな楽しみに向いているお店と言えるでしょう。

出典:r.gnavi.co.jp

さて、メニューはおまかせのコースになるわけですが、お値段は25,000〜30,000円ほどです。つまみと握りの割合は予約時に相談することが可能です。評判を信じる方や、不安な方はつまみを多めにして鮨を軽く握ってもらうのが一番よさそうです。つまみは一味を利かせた焼き物や穴子の炙りが人気です。しかし、それをさしおいて美味しいと人気なのがガリです。ガリは自家製のもので、新生姜の時期は丸漬けして、その都度スライスするため香りが広がります。同様に、穴子の炙りに使用されるわさびもおろしたばかりのものを使用するため豊かな香りです。
握りはシンプルな味付けが多く、2種類の赤酢で切ったシャリを使用しています。やや小ぶりに柔らかめに握られているため、固めのシャリが好みの方は少し物足りないかもしれません。
女性を連れて来店されている方が多く、味付けも女性好みと言われるようなので、訪れる際は女性を連れていかがでしょうか。


■鮨 くわ野
住所:東京都中央区銀座 8-7-6 平つかビル 3F
TEL:03-3573-6577
営業時間:17:00〜23:00(L.O.22:00)
定休日:日曜日・祝日

鮨 かねさか

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銀座駅から徒歩5分、「鮨 かねさか」は先程ご紹介しました「銀座 いわ」の店主岩氏が修行されていたお店です。店主は金坂真次氏で、銀座の有名店で10年ほど修行を積んだ方です。今回ご紹介するこの「鮨 かねさか」は本店であり、他にも店舗はパレスホテル東京にもあります。また、国内のみならず今では海外にも店を構えているそうです。
お店のHPをみると一目瞭然なのですが、とにかくこのお店の押しは美味しさはもちろん、熟練の技と美しい所作です。だからこそ、金坂氏の動き、技をしっかりと目に焼き付けた後に鮨をいただいてほしいのです。すると美味しさは2倍にも3倍にもなります。個室以外は全席カウンターではありますが、一部の席のみが金坂氏の所作を真正面からみることができます。ぜひそちらで見ていただきたいものです。

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メニューは昼は値段に応じたおまかせのコースが3種類(5,000円、10,000円、15,000円)があり、夜はおまかせのコース(30,000円〜)があります。握りのネタは主に築地でその日仕入れたものになります。その中でも自慢の逸品は車海老の握りです。実はこの車海老とシャリの間には芝海老のおぼろがかませてあります。特に海老が好きというわけでもない方にも、この車海老の握りはオススメで、というのも甘みが強く、シャリもネタも人肌温度であること、茹で加減、大きさ、シャリとの一体感全てにおいてバランスがとれているからです。また、穴子も人気の一品です。ふっくらとしているのはもちろんのこと、仕上げに振りかけられる山椒がいい香りのアクセントになっており、味付けは塩、すだち、ツメなどでいただきます。また、シャリの分量が穴子よりも少ないため、穴子をメインで楽しめるような形となっています。
夜は少し高くて手が出せないという方も昼ならお手軽にいけそうです。予約が取れるかどうかはおいておいて、ぜひランチにでも訪ねてみてはいかがでしょうか。


■鮨 かねさか 本店
住所:東京都中央区銀座 8-10-3 銀座三鈴ビル B1F
TEL:03-5568-4411
営業時間:11:30〜14:00/17:00〜22:00
定休日:不定休

■鮨 かねさか パレスホテル東京店
住所:東京都千代田区丸ノ内1-1-1 パレスホテル東京6階
TEL:03-3211-5323
営業時間:11:30~14:00/17:00~21:30
定休日:無休

鮨 かねさか

鮨 こじま

銀座駅から徒歩3分、「鮨 こじま」は先ほど紹介した「鮨 かねさか」のパレスホテル東京店にて4年間店長を務めた方が2016年に独立してオープンしたお店です。
「鮨 かねさか」で店主を務めていただけあって、握りは文句なしの美味しさです。にもかかわらず、お昼は特にお手頃な価格(6,000円〜)で楽しめる上、他の「鮨 かねさか」出のお店に比べ比較的予約が取りやすいです。また、お昼でないにしろ、値段に見合ったコース料理をいただくことができるため、コスパ的にも良いと言えるでしょう。コースはつまみが多く出されますが、だからといって握りの量が少ないということではありません。お酒とともに十分楽しめるほどのつまみと、15貫ほどの握りが供されます。
「鮨 かねさか」にいた際と何が異なるかと言われれば、店主の個性がより強く出ているということ、つまみのバリエーションが増えたこと、握りの技がさらに細くなったことなどでしょうか。シャリは小さめで、紅白酢のブレンドで酸強めに味つけられています。山葵もそれ自体が美味しく、酒のつまみにできるほどで、煮切りはやや甘めです。握りのオススメは築地で仕入れたマグロです。店主が長年取引をしている有名な仲卸さんから買っているのですが、その仕入れ量は銀座でのトップクラスです。
お値段は昼が6,000円から、夜が22,000円からです。どちらに行ってもコスパよく鮨とつまみを楽しめますので予約がとりやすいうちに訪れてはいかがでしょうか。


■鮨 こじま
住所:東京都中央区銀座 6-4-16 花椿ビル 2F
TEL:03-6264-6464
営業時間:12:00〜14:00(L.O.13:00)/17:00〜23:30(L.O.22:00)
定休日:日曜日・祝日

すし 八左ェ門

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銀座駅から徒歩5分、「すし 八左ェ門」はもともと新小安にあったミシュラン星獲得店です。新小安にあった頃は蔦の絡みついた年季入った雑居ビルの中にあったものの、神奈川で一番美味しい寿司屋と言われていたようです。
一方、銀座に移転した今はGINZA745という中華料理屋「レンゲ」や京料理屋「きた福」等の名店が集まっているビルの中に店を構えています。銀座のど真ん中にある新築のビルの中にあるということもあり、新小安の頃より多少値段は上がっているようです。また、移転したばかりということで、グルメのサイトの口コミ数がまだ少ないことより予約は他のお店に比べて取りやすいと思われます。しかし、名店の集まっているビルですので、予約の難しい人気店になるのは時間の問題と思われます。どうしても行きたい方は早めのご予約オススメします。

「すし 八左ェ門」のメニューはつまみではじまり、握り、巻物で終わるおまかせのコース(18,000円)です。つまみは3〜5種ほど、握りは10貫、巻物2種となります。つまみは一品料理というよりかは、お造りが数種というものです。
握りは旬の魚に限ってしまっているため、種類数としては少なく、同じ魚が続くこともあるそうですが、それぞれ違う味付けにして同じ魚を2種類の方法で楽しませています。シャリに関しては石巻の農薬不使用の自然栽培米を使用しており、酢も塩も控えめの米らしい美味しさが引き立ちます。中でも注目のネタは烏賊です。繊細な包丁の入れ方と、身を食べやすく切って重ねてくれているところに仕事の丁寧さが伺えます。
また、〆の玉子の完成度も高いのですが、コースに必ずついてくるというわけでもなさそうなのが残念です。
寿司職人歴40年の店主の握りを味わいに行ってみてはいかがでしょうか。条件さえ満たせば、貸切等も可能であるようなので、大人数で行かれる際には相談してみることをオススメします。口コミ数が増える前にぜひ行っていただきたいお店です。


■すし 八左ェ門
住所:東京都中央区銀座7-4-5 銀座745ビル 7F
TEL:03-6274-6087
営業時間:17:00~22:30
定休日:日曜日・祝日

すし家 一栁

出典:sushiya-ichiyanagi.com

銀座駅より徒歩5分、「すし家 一柳」は一般的なネタのみならず、希少なネタや一流の寿司職人のみがなしうる技で客を魅了するお店です。
店主である一柳和弥氏は「銀座久兵衛」で修行を積み、ミシュラン星獲得の寿司屋「真魚」で店主を務めた方です。また、先ほど述べた技というのは「沈む寿司」のことです。これは米と米の間に空気が含まれているため、置いたときに沈んでいくというものです。「沈む寿司」はネタとシャリに一体感がでるため、美味しいのです。訪れた際は一柳氏が握りを置く際に沈む姿をみてみるといいかもしれません。
また、このお店では、江戸前鮨の定番のネタのみならず、近年手に入りにくくなっているネタも新鮮な状態で仕入れていますし、お酒好きな方のためにつまみも豊富に用意しています。

出典:sushiya-ichiyanagi.com

さて、「すし家 一柳」のメニューは値段ごとに選べるコースとなっています。昼はおまかせ握りコース(5,000円、8,000円、12,000円、15,000円)とおまかせ握り・つまみコース(13,000円〜)があり、夜はおまかせ握りコース(10,000円、15,000円)とおまかせ握り・つまみコース(15,000円、18,000円、20,000円)です。これだけ種類豊富に選ぶことができるとお店としても入りやすいですし、様々なシーンで来ることができそうです。つまみはあん肝やあかむつの焼き、蒸し鮑は特に人気のようです。
握りはシャリが赤酢に塩をきかせています。ホームページには小ぶりのシャリと書いてありますが、そうでもなく、中くらいです。温度は人肌よりあたたかめです。ネタの人気は穴子、大トロです。穴子はツメよりも塩でいただいたほうが、穴子本来の旨味が一番に楽しめるシンプルな味付けで人気です。ほとんどが長崎のものを使用しているそうです。大トロはサシの入り方やツヤが美しい見た目と、筋を感じさせない仕事ぶりが絶品です。
まずは、昼の5,000円のおまかせ握りのコースで「沈む寿司」を体験してみてはいかがでしょうか。

■すし家 一柳
住所:東京都中央区銀座1-5-14 銀座コシミオンビル 1階
TEL:03-3562-7890
営業時間:11:30~14:00/17:00~22:00
定休日:不定休

すし家 一栁

ミシュランには載っていない本当に美味しい名店9軒

銀座久兵衛

出典:www.kyubey.jp

銀座駅から徒歩5分、「すきやばし次郎」と並ぶほどのお店といえば、「銀座久兵衛」です。「銀座久兵衛」は1936年に創業し、多くの政財界の要人や文化人が長年通ってきた有名店です。そして、「銀座久兵衛」といえば軍艦巻きを発案したお店としても知られています。
このお店は有名店だからこそ、「久兵衛」という暖簾に甘えることなく世界にSUSHI文化を広めようとおもてなしへの意識を忘れません。このおもてなしの精神を忘れないからこそ、かの北大路魯山人も通っていたのでしょう。

「銀座久兵衛」というとお高い印象が強いですが、値段の幅は広く、また、本店は店内がかなり広いため、待ち時間も少なくて済みます。メニューは昼の生チラシ(志野6,000円 織部7,500円)、握り(志野6,000円 織部7,500円 おまかせ10,000円 久兵衛15,000円)、鮨懐石(信楽15,000円 伊賀20,000円 備前25,000円)です。夜は握り(おまかせ10,000円 久兵衛15,000円)と鮨懐石(信楽15,000円 伊賀20,000円 備前25,000円 魯山人30,000円)のみとなっています。サービス料が別途10%、室料は部屋によって異なり8,400円〜だそうです。
握りの中で美味しいと言われているのがやはり鮪です。その次に車海老や、穴子などが挙げられます。鮪の中でも中トロは本当に質のいいものが集まっていますし、穴子は塩とツメの2種類あり、塩がシンプルな中に旨味が詰まっています。車海老は活けのものを使用しており、はねているものを食べることができるようです。
情報が少なく、ネットでは評価もわかれてしまうお店ですが、行ってみないことにはなにもわかりません。ご自身の舌で味わってみるのが良いと思います。また、「すきやばし次郎」に行かれたことのある方はこちらも訪ねてみてください。


■銀座久兵衛
住所:東京都中央区銀座8-7-6
TEL:03-3571-6523
営業時間:11:30~14:00/17:00~22:00
定休日:日曜日・祝日・お盆・年末年始

きよ田

銀座駅から徒歩4分、「きよ田」は昭和にあの有名な小林秀夫や白洲次郎氏が通われていたと言われる歴史ある名店です。
かつての主人である新津武昭氏が引退されたことで、一度は閉店されたものの、今の主人である木村正氏が再び開店しました。かつての主人はテレビでも取り上げられていたほど、かなり有名な方でしたので、その方が引退されて、味が落ちたのではないかと思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。木村氏もまた、一度閉店したお店をやり直し、再興させたと伝説を残している方です。そして、料理人は木村氏のみならず、昼には吉沢範彦氏が握ってくださいます。彼も「きよ田」にて15年ほど修行を積み、伝統を守り抜いてきた期待の4代目と言われる方です。昼に行っても夜に行っても、かつての味は守られ続けています。

メニューはなく、その日仕入れられたネタの中でおまかせとなります。そのため、お値段は30,000円以上を見込んでおくと良いでしょう。木村氏がお店を再び開店された時、鮪への熱い思いがあったからというのがあるそうなのですが、そのため、鮪は信頼する仲卸から仕入れた最高級のものだけを使用しています。そして、中トロや大トロなどはよく聞きますが、ハガシと呼ばれる大トロを刺身にする際筋に沿って分けたその筋の部分をいただくことができるそうです。とろけるような旨味が詰まっている部位です。
また、新津氏がとある番組で鮨のうまさはシャリにかかっているとおっしゃっていたそうです。そんな「きよ田」のシャリは赤酢を使用したマイルドな仕上がりで、どのネタにも合うようになっています。
「銀座久兵衛」と同様提供されている情報量は少なく、行くことを迷う方もいらっしゃると思いますが、この店も紹介制ですので、紹介してくださる方に詳しく聞くといいかもしれません。


■きよ田
住所:東京都中央区銀座6-3-15
TEL:03-3572-4854
営業時間:18:00〜22:30
定休日:日曜日

はっこく

銀座駅から徒歩3分、「はっこく」はもともと銀座の鮨の名店である「とかみ」で働いていた佐藤氏が開いたお店です。店名はONE OK ROCKのボーカルであるtakaさんがつけたのだとか。写真上を見てわかるように、黒地に白の文字が映えます。「はっこく」は白黒をさしており、白黒はっきりさせるというロックな心意気を表しているそうです。
お店自体は開業したばかりだそうですが、主人が名店で働いたこともあるのでしょう、すでに予約が2ヶ月先まで埋まっているそうです。どうしても決められた日時に伺いたい方はどなたかに紹介してもらうか、もしくは早めの予約をお願いしたほうが良さそうです。
また、このお店の特徴としてよくあげられるのがつまみがないということです。握りと巻きが圧倒的な数を占めており、その数約30と言われています。それがいいか悪いかは人によりけりですが、とにかくお腹は満たされるようです。

メニューは30貫のおまかせ(32,400円)のみとなっており、つまみは先ほども申しましたように用意されていません。佐藤氏もまた、シャリにこだわる方で、強い酸味と、ビジュアル、ネタとのバランス共に絶妙な加減で仕上げられています。また、大きさは小さいため、30貫食べてもお腹には溜まるものの、食べきれないほどの量ではないようです。
そして、30貫ともなると同じネタが何回か出てくるのではないかと思いきや、なんとほぼ全て異なります(z時期によって異なる場合もあります)。ここまで種類があると、新たな鮨の世界が開けそうです。自分が今まで知らなかったネタもでてくるのではないでしょうか。そう考えれば、他の店とは異なった良さがあるように思えます。
人気はボタンエビでねっとりしたネタと、シャリのさっぱり感が一番あっているそうです。また、ノドグロは最後の方に出てくるそうなのですが、これがかなりずっしりくるとのこと。それもそのはず軽く炙られたことで溶け出した脂が口の中に広がるからです。
他の店とは異なる、オープンしたばかりでもすでに予約が埋まっているということを考えると、これ以上予約が取れなくならないうちに訪ねておきたいです。まさに今がチャンスと言えるでしょう。


■はっこく
住所:東京都中央区銀座6-7-6 ラペビル3階
TEL:03-6280-6555
営業時間:11:30~14:30/17:00~22:00
定休日:日曜日・祝日

ほかけ

東銀座駅から徒歩2分、「ほかけ」は1937年戦前に三田で創業したとされる老舗鮨店です。もともとは三田で営業していましたが、戦後1948年に銀座へ移転しました。旧店舗には三船敏郎氏をはじめとする多くの有名人が訪ねておられました。この間店主を務めておられたのが、矢﨑桂氏です。矢崎氏は名古屋で修行したのち、「ほかけ」にて鮨を握るようになりました。
今では小ぶりな握りが多く見られるものの、このお店では昔ながらの大ぶりな握りが歴史を感じさせます。また、他の店の多くのメニューはおまかせ1本ですが、このお店はお好み1本です。江戸前鮨の定番のネタを抑えた後に、自分の好みのネタを楽しむことができます。
また、この矢崎氏の握る鮨は「すきやばし次郎」の店主小野二郎氏の握りに比べて、優しさを強く感じる味だと言われています。まさに守破離の離の状態になっていると言えるのではないでしょうか。

さて、先ほども申しましたようにこのお店のメニューは基本的にお好み1本です。その中でも一番人気なのが江戸前鮨の定番のコハダです。締め具合が軽く、ふっくらとした一品です。ふっくらとしているからこそ、酢の味が濃すぎず、香りの広がる豊かな味わいとなっています。
また、羽田産の穴子を使用した握りは程よい煮加減と甘み、ふわとろの身が絶品です。江戸前の握りには関東で取れた魚を、そうでない握りには関東以外で取れた魚を使用すると江戸前鮨らしさをより感じることができていいそうです。
全体として昔ながらの包容力を感じさせるような鮨となっています。伝統あるところですのであまりデートであったり、ちゃんとした鮨屋に来るのは初めてという方には向いていないかもしれませんが、大切なひと時に使用すれば、よりあたたかい雰囲気になるでしょう。


■ほかけ
住所:東京都中央区銀座4-10-6 銀料ビル 1F
TEL:03-6383-3300
営業時間:11:30~14:00(L.O.13:30)/16:30~21:00(L.O.20:30)
定休日:日曜日・祝日・第3土曜日

とかみ

出典:sushitokami.3zoku.com

銀座駅から徒歩4分、「鮨 とかみ」は「はっこく」の店主である佐藤氏のお店を今の店主小田将太氏が継いだお店です。
小田氏が店を継いだのは2017年と最近ですが、小田氏は他の職人とは異なる経験をしてきました。学生時代より料理に興味があり、一度鮨の世界に飛び込んだことには変わりはありません。しかし、その修行を積む中で海外出店立ち合いに携わる機会を得て、シンガポールへと渡りました。海外での経験を積んだことで、日本食の良さを再確認したのです。この海外経験の後、当時「鮨 とかみ」の店主であった佐藤氏に出会ったのです。まさにご縁に恵まれていたと言えるでしょう。
そんな小田氏は普段の生活でも自分の料理に行かせるものがないかという視点を忘れないそうです。感性豊かな小田氏の握る鮨は他にはない新たな感性がつまった鮨に違いありません。

「鮨 とかみ」の人気の理由の一つにはお昼の値段の良心さがあると思います。昼の握りのお値段は5,000円〜です。10貫で5,000円、13貫で8,000円、16貫で12,000です。全て先付、鮪突先の手巻き寿司、玉、お椀がついてこのお値段です。一方夜はおまかせのみで22,000円〜となっています。おまかせの内容は主に鮪突先の手巻き寿司、先付、お造り、酒肴3種、蒸し物、焼物、握り約15貫、玉、お椀で、その日の仕入れによって若干内容が変わります。
このランチにも夜にも出てくる鮪突先の手巻き寿司というのは「鮨 とかみ」の名物です。突先とは鮪の頭の付け根部分の味の濃い部分を指します。その突先を香り豊かな海苔と赤酢の効いたシャリで包んだものです。シャリは新潟のミネラル豊富な棚田米を使用しています。
ランチであればお手頃な値段で楽しむことができるため、まずはランチから訪ねてみるのがいいと思います。お店の情報自体がネットに比較的多く上がっているお店であり、評価も高いため、行きやすいと思われます。


■鮨 とかみ
住所:東京都中央区銀座8-2-10 銀座誠和シルバービル B1F
TEL:03-3571-6005
営業時間:12:00~14:30/18:00~23:00
定休日:日曜日・祝日

鮨とかみ

鮨竹

銀座駅から徒歩5分、「鮨竹」は新橋の鮨の名店「しみづ」から独立した女大将のお店です。
鮨職人というとどうしても男の人ばかりが浮かんでしまい、女の人は大将になれないのだろうかと思ったことがあります。しかし、それを覆したのが「鮨竹」です。「しみづ」にて8年もの修行を積んだ後、大将に次ぐ二番手を勤めるまで実力のある方です。
店主である竹内史恵氏は凛とした美しい姿でつけ場に立ち、優しく温かみのある雰囲気の中鮨を握ってくださいます。しかし、優しいだけではありません。つまみや鮨に見られる豪快さや、シャリの酸味の強さは空間とのギャップを生み出します。

このお店は15,000円のおまかせ、もしくはお好みです。その中でも一番人気はウニです。写真をみてわかると思いますが、握りの上に乗せられている部分のウニの量が多いのです。惜しみなく使われるウニの豪快さに感動すら覚えます。
また、「しみづ」同様、鮑や車海老の大きさは大きく、シャリは強めに握られ形が整っています。シャリの大きさは「しみづ」と異なり、小ぶりですが、程良く食べ応えのある大きさです。また、味はネタによって赤酢と塩で使い分けます。先ほども述べたように少し酸味が強いですが、逆にそれが癖になります。
そして、鮨とともにいただきたいのが、日本酒です。「鮨竹」は日本酒の種類が豊富に用意されていることでも有名です。こちらも、大将に任せて選んでいただくことができます。
少し疲れた時に穏やかな場所に帰るように、「鮨竹」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。


■鮨竹
住所:東京都中央区銀座7-6-5 石井紀州屋ビル 4F
TEL:03-6228-5007
営業時間:17:00~23:00
定休日:水曜日

すし家

銀座駅から徒歩4分、「すし家」は「鮨 かねさか」の分店です。大将の石山孝雄氏は20歳の頃から「鮨 かねさか」で修行を積み、30歳手前ですでに「鮨 かねさか」を任されたほどの実力の持ち主です。また、「鮨 かねさか」で修行されただけでなく、「鮨 さいとう」でも修行をされていたそうです。
若手の実力派、期待のホープとも呼ばれる石山氏ですが、その背景にはもちろんコツコツと積み重ねきた努力と、鮨と真摯に向き合う姿勢が伺えます。ランチの際、このお店はスタートしても少し待つ時間があるのですが、それもお客様に美味しいお寿司を味わっていただくためのひと手間のお時間です。逆に言えば、その待ちの時間は石山氏が鮨のネタとなる魚と向き合っている時間だと思って待つとより鮨が美味しく感じるでしょう。

お店のメニューはランチと夜で別にあり、ランチは14貫で8,000円のものと、10貫で4,500円のもの、12,000円のおまかせです。夜は12,000円の握りのおまかせと18,000円のおまかせです。
握りの人気は穴子です。塩とツメどちらも美味しくいただくことができます。煮穴子を裏で焼かれているそうですが、その焼き加減が絶妙で外はパリッとはしてませんが程良く熱が通っており、中はとろふわです。また、同じく人気の車海老はアツアツなのに、食感はレアという絶妙な茹で加減です。どちらも、魚のネタ自体がいいのはもちろんですが、職人ならではの加減を調節する力が光っています。
シャリは赤酢と白酢をブレンドしたものを使用しており、酸味よりまろやかさが目立ちます。大きさは小ぶりですが、安定した形です。癖が少ないため、どなたでも食べやすいと思われます。
10貫でも足りるようであれば、ランチタイムに訪ねるとコスパよく済ませることができますので、オススメです。


■すし家
住所:東京都中央区銀座6-3-17 悠玄ビル 1F
TEL:03-3571-7900
営業時間:12:00~14:00/17:00~22:00
定休日:月曜日

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