軽自動車・コンパクトのオープンカーおすすめ10モデル
開放的な空の下でドライブを楽しめるオープンカー。コンパクトなモデルなら使い勝手も良く、手軽に開放感を味わえます。軽自動車やコンパクトカーのオープンモデルをご紹介しましょう。
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アイキャッチ画像出典:www.renault.jp
オープンドライブは小気味よく粋に
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陽の光りや空の下で、開放的なドライブが楽しめるオープンカー。コンパクトなモデルであれば日常の使い勝手も良く、手軽にオープンドライブが楽しめます。
軽自動車やコンパクトなモデルであれば、価格や維持費もリーズナブルなのでセカンドカーとしても好適。オープンカー1台ではちょっと困るという方や、ミニバンやSUVと併用したい方にもおすすめです。
国内外の各メーカーがラインナップする軽自動車や全長が4m以下のコンパクトなオープンカーから、おすすめする10モデルをご紹介しましょう。
ケーターハム「SEVEN」【軽自動車】
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1973年に創立されたケーターハムが、ロータス・セブンの製造権を得て製造・販売を行うことになった「SEVEN」。世界中のファンに愛される銘車で、基本的な構造が1960年代から変わらないプリミティブなライトウェイトスポーツカーです。
ご紹介するのはスズキ製のターボエンジンを搭載した軽自動車規格の「SEVEN 160」。僅か490kgという乾燥重量の超軽量ボディで、パワーウェイトレシオは6kg台を実現しています。スタイルもロータス時代からの意匠を引き継いでおり、インテリアもストイックなまでにシンプル。おすすめのグレードは「SEVEN 160S」で、ウインドスクリーン・ソフトトップ・ドアをはじめヒーターなども装備しています。
ソフトトップは脱着式のため基本はオープンドライブ、雨の日でもフルオープンがカッコいい?といわれています。
【スペック例】
グレード:SEVEN 160S
ボディサイズ:全長3100×全幅1470×全高1090(mm)
エンジン:0.6L-L型3気筒 80PS
トランスミッション:5速MT
駆動方式:後輪駆動
ルーフタイプ:脱着式ソフトトップ
車両本体価格:4,320,000円~
ホンダ「S660」【軽自動車】
1960年代の「S500」や1990年代の「ビート」など、コンパクトなオープンカーをリリースしてきたホンダ。現在は「S660」がラインナップされており、ミッドシップレイアウトを採用した新世代の軽オープンスポーツカーです。
ミッドシップレイアウトならではのワイド&ローなスタイリングで、解き放たれた弾丸を思わせるソリッド感のある高密度なフォルムが印象的。リヤエンドに向かって伸びる切れのあるショルダーラインが、スポーティさを強調します。パワートレインはモデル専用の高回転型ターボエンジンと、軽自動車初採用の6速MTを組み合わせ。力強く右足に即応するアクセルレスポンスを持ち、排気音やブローオフ音にまでこだわったスポーツサウンドを奏でます。
おすすめは本革巻ステアリングやシフトノブ、ステンレスペダルなどを装備した「α」で、吟味し尽くされた絶妙なフィーリングの操作感に上質さが融合したグレード。ルーフのロールトップを外してラゲッジに収納すれば、手軽にオープンドライブが楽しめます。
【スペック例】
グレード:α
ボディサイズ:全長3395×全幅1475×全高1180(mm)
エンジン:0.6L-L型3気筒 64PS
トランスミッション:6MT
駆動方式:後輪駆動
ルーフタイプ:脱着式ロールトップ
車両本体価格:2,180,000円~
ダイハツ「コペン」【軽自動車】
ボディの着せ替えができるという画期的なアイデアを実現した「コペン」。ボディのスタイルは「Robe・XPLAY・Cero」の3つを用意する革新的な発想の軽オープンカーです。
新たに採用されたD-Frame構造は骨格自体がボディ剛性を確保するため、応力のかからない外板に樹脂パーツを使用することが可能になりました。この構造を採用することでDress-Formationと呼ばれるボディパネルを着せ替えるシステムが実現。「Cero ⇔ Robe」でフロントとリヤのパネルやライトなど外装パーツを入れ替えることができ、1台で2つのスタイルが楽しめます。
おすすめはクラシカルなエクステリアの「Cero S」で、MOMOの革巻きステアリングやレカロシートを装備し各部にメッキ加飾を施した上質なインテリアのグレード。ビルシュタイン製のショックアブソーバーを標準装備し、LSDもオプション設定されます。そして電動開閉式ルーフのアクティブトップは、ロックを外しスイッチを引くと約20秒でフルオープンに。手軽な開放感と、機能的なトランクスペースを両立しました。
【スペック例】
グレード:Cero S
ボディサイズ:全長3395×全幅1475×全高1280(mm)
エンジン:0.6L-L型3気筒 64PS
トランスミッション:5MT
駆動方式:前輪駆動
ルーフタイプ:電動アクティブトップ
車両本体価格:2,127,600円~
スマート「カブリオ ブラバス スポーツ」
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スイスの時計会社であるスウォッチと、ドイツのメルセデスベンツによって設立されたスマート。2人乗りのマイクロカーやコンパクトモデル専門のブランドで、カブリオレもラインナップします。
「フォーツー」をベースに電動ソフトトップを備えるのが「カブリオ ブラバス スポーツ」。アイコニックなエクステリアはメルセデスベンツらしい力強さと、スウォッチの軽快さを併せ持つスタイルです。コンパクトなターボエンジンに、スムーズに加速するデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせることで俊敏かつ滑らかな走り。全長が僅か2785mmで最小回転半径は3.3mを実現しており、狭い街中でも抜群の取り回しを発揮します。
インテリアは有機的なデザインとギミック感のあるスタイルを融合し、随所にブラバスのロゴをセット。スイッチ一つで手軽にソフトトップをオープンにすることができますので、どこでも手軽にオープンドライブが楽しめます。
【スペック例】
ボディサイズ:全長2785×全幅1665×全高1540(mm)
エンジン:0.9L-L型3気筒 90PS
トランスミッション:6G-DCT
駆動方式:後輪駆動
ルーフタイプ:電動ソフトトップ
車両本体価格:2,790,000円~
フィアット「500C」
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1957年にデビューし、現在でも世界中にファンを持つフィアット「500」。このレトロなモデルのデザインエッセンスを引き継いだのが新世代の「500」で、洗練されたレトロ&クラシカルなスタイルが人気を博しています。
「500」に電動のキャンバストップを装備したオープンモデルが「500C」。スイッチ一つでルーフトップ部分だけを開けたり、フルオープンにするなどの操作ができます。おすすめするのは「TwinAir Lounge」で、オリジナリティのある2気筒ターボエンジンを搭載するグレード。組み合わされるシーケンシャルトランスミッションはATモードも備えており、俊敏で粋な走りを楽しめます。
インテリアもオールドモデルをイメージさせるレトロなスタイル。大型メーターやチェック柄のシート、カラフルでつい触りたくなるようなインパネはお洒落な雰囲気が溢れる空間です。
【スペック例】
グレード:TwinAir Lounge
ボディサイズ:全長3570×全幅1625×全高1505(mm)
エンジン:0.9L-L型2気筒 85PS
トランスミッション:5速シーケンシャルAT
駆動方式:前輪駆動
ルーフタイプ:電動キャンバストップ
車両本体価格:2,841,000円~
ルノー「トゥインゴ」
ルノーのラインナップで最もコンパクトな「トゥインゴ」。銘車ルノー・サンクターボをイメージさせるスタイルで、3代目モデルとなってリヤエンジンレイアウトを採用するなどパワートレインも一新してデビューしました。
ご紹介するのは電動キャンバストップを備えた「インテンス キャンバストップ」。好みの広さにトップを開放することができ、ルーフ後端まで開けば開放感が溢れる空間になります。コンパクトなエンジンにデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせてキビキビとした走りを実現。最小回転半径は4.3mで取り回しが良く、高めのアイポイントは広い視界を確保し運転しやすいことも魅力です。
コンパクトなサイズながらシートアレンジも多彩で、スキーやスノーボードなどの長尺の荷物も積載がOK。スタイリッシュで粋な、パリ仕立てのプレミアムオープンカーです。
【スペック】
モデル:インテンス キャンバストップ
ボディサイズ:全長3620×全幅1650×全高1545(mm)
エンジン:0.9L-L型3気筒 90PS
トランスミッション:6速EDC
駆動方式:後輪駆動
ルーフタイプ:電動キャンバストップ
車両本体価格:1,990,000円~
アバルト「595C ツーリズモ」
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フィアットの「500」や「124 スパイダー」をベースに、ホットなチューニングモデルをラインナップするアバルト。かつてその高性能なチューニングはアバルトマジックと呼ばれており、サソリのエンブレムが輝くブランドです。
フィアット「500C」をベースにレーシーなチューニングが施されたモデルが「595C ツーリズモ」。フロントからサイド・リヤに至るまで専用のエアロパーツを備えたアグレッシブで戦闘的なスタイルです。エンジンはベースモデルの倍近い出力を発揮し、パワーウェイトレシオは6kg台。5速シーケンシャルATが小気味よいシフトチェンジを可能にし、煮詰められた足回りやブレーキが熱い走りに応えます。
インテリアにはアバルトのロゴが刺繍されたクラシカルなスタイルのレザーシートを装備。レザーで仕上げられたメーターフードやスポーツペダルが気分を高揚させてくれるでしょう。刺激的で開放的なオープンエアのロングドライブをどうぞ。
【スペック】
ボディサイズ:全長3660×全幅1625×全高1505(mm)
エンジン:1.4L-L型4気筒 165PS
トランスミッション:5速シーケンシャルAT
駆動方式:前輪駆動
ルーフタイプ:電動キャンバストップ
車両本体価格:3,845,000円~
ミニ「コンバーチブル」
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3ドア・5ドア・クラブマンなど多彩なボディタイプを揃えるミニ。オールド・ミニの意匠を受け継ぐスタイルが高い人気を誇るBMWのプレミアムコンパクトカーです。
ミニの中でオープンドライブが楽しめるのは「カブリオレ」で、おすすめグレードは「COOPER」。お馴染みのスタイルはそのままに、遮音性の高いソフトトップを備えた4シーターのオープンモデルです。電動のソフトトップは時速30kmまで操作でき、約20秒でフルオープンに。ゴーカートライクと呼ばれる俊敏な走りと、オープンドライブを同時に楽しめます。
チェッカーフラッグ柄のミラーカバーやトリムをはじめ、ユニオンジャック柄のソフトトップなど目を惹くアクセサリーもオプションで用意。ファッションと合わせたコーディネイトも楽しめるコンパクトオープンです。
【スペック例】
グレード:COOPER
ボディサイズ:全長3835×全幅1725×全高1415(mm)
エンジン:1.5L-L型3気筒 136PS
トランスミッション:AT
駆動方式:前輪駆動
ルーフタイプ:電動ソフトトップ
車両本体価格:3,480,000円~
マツダ「ロードスター RF」
高い人気を誇るライトウェイトオープンスポーツの「ロードスター」。このモデルをベースとして、美しいファストバックスタイルにオープン機構を備えたのが「ロードスター RF」です。
デザインコンセプト・魂動で造り出されるエクステリアは、スポーツカーらしいエモーショナルなスタイル。サイドからエンドまで続く伸びやかなラインは、リヤエンドに向かってタイトに絞る美しいシルエットを描き出します。リヤルーフ形状の造り込みやエアロボードの採用など、細部にわたって空気の流れや風切り音低減を追求。ルーフの開閉はスイッチ一つで、美しいクーペが開放的なオープンに生まれ変わります。
「ロードスター RF」はベースモデルよりパワーアップされた2.0スカイアクティブ-Gエンジンを搭載。グレードはベーシックな「S」で、滑らかで軽快なシフトフィールが味わえる6速MTがおすすめです。
【スペック例】
グレード:S
ボディサイズ:全長3915×全幅1735×全高1245(mm)
エンジン:2.0L-L型4気筒 158PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式:後輪駆動
ルーフタイプ:リトラクタブルファストバック
車両本体価格:3,250,800円~
DS オートモービルズ「DS 3 カブリオ」
銘車・シトロエンDSに由来するブランド名を持つDSオートモービルズ。プジョー・シトロエングループの高級車ブランドであり、アヴァンギャルドでエモーショナルなラインナップを展開しています。
ご紹介するのは「DS3」をベースとしたオープンモデルの「DS3 CABRIO Chic」。アヴァンギャルドなエクステリアデザインはそのままに走行中でも開閉できる電動ソフトトップを備えており、16秒で開放的なフルオープン状態になります。ボディカラーのセレクト次第でDSモノグラム・ブルー・エメラルドなどのルーフカラーを組み合わせることができ、よりユニークな1台に。オープンカーとしては稀有な5シーターで、ファミリーでもオープンドライブを楽しめます。
インテリアは素材やディティールを吟味して造り込まれたスポーティで上質な設え。個性的なデザインの3連メーターや、クロムパーツなどが鮮やかなコントラストで空間を引き立てます。
【スペック例】
グレード:DS3 CABRIO Chic
ボディサイズ:全長3965×全幅1715×全高1460(mm)
エンジン:1.2L-L型3気筒 110PS
トランスミッション:6速AT
駆動方式:前輪駆動
ルーフタイプ:電動ソフトトップ
車両本体価格:2,890,000円~
コンパクトなボディに大きな開放感のオープンカー
軽自動車やコンパクトカーにラインナップするオープンモデル。ボディはコンパクトですが、開放感は爽快で風や陽の光を感じるドライブが楽しめます。オープンカーにコンパクトモデルという選択肢はいかがでしょう。
※ 掲載内容は執筆時点、スペック・価格等は参考で変更になる場合があります。
※ 数値は本国モデルの参考値を記載している場合があります。
※ 画像とグレードは一致しない場合があります。
※ 一部日本仕様と異なる場合があります。
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この記事のライター
信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。