東京都内の美味しいお粥おすすめ8選【お粥専門店から中華粥の名店まで】
お粥は風邪の時に食べるものと思っていませんか。消化に良い食べ物という印象がもっぱらで、日常的に食べる人は少ないと思います。しかし、今、都内にはバラエティ豊富なメニューや、おしゃれな内装で人気を博すお粥のお店があり、カフェ感覚でいただけるようになっています。ぜひこの記事を参考にお粥を食べに行ってみてくださいね。
- 126,205views
- B!
アイキャッチ画像出典:bellb.jp
日本とお粥、中国とお粥。
出典:onimaga.jp
体調不良の時、二日酔いの時、食欲が出ない時等に日本人はよくお粥をいただきます。また、七草粥の日は健康を祈って七草粥をいただきますね。この日本独特なものだと思われがちなお粥は実は、1世紀以上前に中国から伝来してきたものなのです。そのため、今でも中国や香港では朝食の定番メニューとしてお粥をいただくことが多いです。
お粥は6千年も前から中国で存在していた食文化であり、アジアや西洋方面に広がりゆくなかで、それぞれの国の文化と交わり、多様なバリエーションを生み出してきました。例として、米に水を吸わせて沸騰させて作る私たちも馴染み深い日本のおかゆ、炊き上げた米に油を吸わせて作る中華粥などがあります。国内のおかゆ屋さんだけでも、その様々な種類の違いを楽しむことができるのです。
そこでこの記事では、日本のお粥にアレンジを加えて提供するお粥専門店、中国で日常的に食されている中華粥を提供する中華粥のお店、その他の国の影響を受けたお店など様々に紹介します。
お粥専門店
CAYU des ROIS【亀沢・錦糸町】
サカナ、チキン、チーズにナメコ・・・etc。メニューを広げた途端、そのお粥のレパートリーにびっくりしてしまうのが「CAYU des ROIS(カユ・デ・ロワ)」 。現在、墨田区亀沢と錦糸町の二か所に店舗を構えています。その一見、フレンチレストランと見間違うほどのスタイリッシュな雰囲気とは裏腹に、料理の味はふんわりなめらか。創作性に富んだメニューの数々を730円から注文することができます。昨年は「ZIP!」や「メレンゲの気持ち」にも取り上げられた、流行りのお粥専門店。インスタ映えを狙う人達にもおすすめです!
住所:〒130-0014 東京都墨田区亀沢4-17-17 I.T.O bldg 1F
TEL:03-3829-3406
営業時間:8:00 ~ 22:00 (LO21:30) / 土日祝 8:00 ~ 21:00 (LO20:30)
定休日:年中無休 (年末年始を除く)
中華粥のお店 5選
たない粥【新大塚】
出典:retty.me
実は隠れた名店が多い新大塚。「たない粥」はそんな新大塚内の、大塚公園のそばにあります。このお店では台湾茶の貿易が行われており、食事においても本格的なお茶を楽しむことができます。もちろん中華粥も本格派。出汁がたっぷり利いた優しい味が心にしみます。ラーメンや餃子、サイドメニューも充実しているので、ヘルシーな中華料理を楽しみたい方も、空きっ腹を満たしたい方もぜひ一度お立ち寄りください。テイクアウトや店頭販売も行っているので、お土産にもぴったりです。
住所:東京都文京区大塚4-48-5 第27宮廷マンション 101
TEL:03-3946-1661
営業時間:[月~金]11:30~14:00
18:00~22:00
[土]17:00~22:00
定休日:日曜・祝日
香港ロジ【渋谷、原宿】
大きく店名を記した看板が目を引く有名店、「香港ロジ」。10年以上の歴史をもつこのお店は、渋谷と原宿に2店舗を構えるほか、出前も行っています。店内はいかにも中華料理屋らしいインテリアで彩られており、店員さんもほとんどが中国人。そして、なんといっても料理のボリュームとレパートリーの豊富さが凄い。料理人さんたちの熱がこもったお粥や餃子は、見たとき、食べたときの2度にわたって満足感を与えてくれます。またそのボリュームに対するコストパフォーマンスがかなりいいので、飲み会や宴会にもよく利用されています。いつもとは一味違う中華を楽しみたいときにぜひお立ち寄りください。
住所:東京都渋谷区神宮前2-19-15
TEL:03-3403-9776
営業時間: 11:00-14:45
17:00-22:30
定休日:土曜日
粥麺楽屋喜々【青山】
ハイブランドなものがそろっているイメージが強い青山。神宮前三丁目の交差点の一角に「粥麺楽屋 喜々(かゆめんがくや きき)」はあります。一部ソファの食事席や、ギターを壁にかけたインテリアなど、一瞬カフェかと見間違う内観。しかし、出てくる料理は食べ応えのあるものばかり。中でも人気の「トムヤムクン粥」は、本来さっぱりマイルドであるお粥のイメージを、真正面から破壊されます。トムヤムクン自身が放つ鮮やかな色合いもさることながら、お粥本来の食感を損なわないまま、仕上げられた新たな味は素晴らしい。その他にも黒ごま担々麺など、名前を聞いただけで味が気になるメニューが揃っています。また大盛りが無料なので、腹を新感覚で満たしてみたいという方にはおすすめです。
住所:東京都渋谷区神宮前2-6-6 秀和外苑レジデンス 1F
TEL:03-5474-6691
営業時間:[月〜金]11:30~15:00
18:30~23:00(22:30L.O)
[土]12:00~15:00
18:30~22:00(21:30L.O)
定休日:日曜・祝日
粥茶館糖朝【六本木】
出典:t.rt-c.co.jp
出典:t.rt-c.co.jp
「糖朝」は1991年に香港において、「医食同源」の思想のもとに誕生したスイーツレストランです。そこで作り出された味は香港のみならず様々な地域で高い人気を獲得しています。東京ミッドタウン内にある「粥茶館 糖朝(かゆさかん とうちょう)」はその系列店にして、新たな試みの一つ。このお店は糖朝のメニューを、ファストフードスタイルで提供してくれます。商品はカフェ用にアレンジが加えられていますが、その伝統はしっかり受け継がれています。種類が豊富で、サイズも選択可能。しかも注文してからすぐに食べられるので、利便性も高いです。小腹を満たしたいときや、ショッピング終わりに一息つきたいときに、立ち寄ってみてはいかかですか?
住所:東京都港区赤坂9丁目7番4号
TEL:03-5785-2638
営業時間:11:00~21:00(L.O.20:30)
定休日:無休
粥餐庁【新宿】
とんかつ「新宿さぼてん」といえば、みなさん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。これを経営する株式会社グリーンハウスフーズが、同じく展開しているお粥専門店が「粥餐庁(かゆさんちん)」です。現在、全国で9店舗が立ち上がっており、深みのある味わいのお粥や麺を提供しています。このお店ではおすすめのお粥を紹介しているのですが、2週間ごとにその内容が変更されます。その時期にあったメニューを食べてもらいたいというお店側の気遣いが心にしみるサービスです。そして、メニューも栄養バランスを考えた興味深いものばかり。ダイエットを考えている方には、行きつけの1店になるかもしれませんね。
住所:新宿区西新宿1南口地下街1号 京王モールエリアA
TEL:03-5339-1335
営業時間:平日 07:00 - 10:00
11:00 - 23:00 (LO 22:20)
土日祝 11:00 - 22:30 (LO 22:00)
定休日:年中無休 (休館日は除く)
その他の名店 2選
ボンジュク&ビビンバcafé【新大久保】
韓国料理店が軒をつらなる町、新大久保。その一角に身を置く「ボンジュク&ビビンバcafé新大久保店」は外から一目見ただけで分かるほどのおしゃれなお店。観葉植物やカラフルな模様に彩られた店内は、清潔感にあふれており、居る者の心を弾ませます。またカフェでもある当店では、素材本来の成分が凝縮されたラテが大人気です。主役のお粥は見る者を圧倒するそのボリュームと、たっぷり詰まった栄養が持ち味です。丁寧に作られた一品で、お腹も心も癒してしまいましょう。
住所:東京都新宿区大久保2-7-5 共栄ビル 1F
TEL:03-5358-9133
営業時間:11:00~21:30(L.O.21:00)
定休日:年末年始
サイゴンマジェスティック【錦糸町】
錦糸町駅の北口から徒歩1分の場所に位置するベトナム料理店「サイゴンマジェスティック」。美味しい本場料理を存分に堪能することができます。肝心のお粥はというと、深い味わいを楽しめるオリジナルあふれる逸品です。950円というお手頃なセット価格で、ボリューミーかつ出汁の効いたベトナム店ならではのお粥を楽しめます。勤務されている料理人の方々は、皆一流ホテル出身のシェフばかりです。貸し切り予約が可能なので、新年会などにも最適です。
住所:東京都墨田区錦糸3-3-9 イースト錦糸町ビル4F
TEL:03-5637-1031
営業時間: 月~金、祝日、祝前日: 11:30~14:30 (料理L.O. 14:00)
17:30~23:00 (料理L.O. 22:00)
土: 11:30~23:00 (料理L.O. 22:00)
日: 11:30~22:00 (料理L.O. 21:00)
定休日:なし
お粥の優しい味でホッとしよう
いかがでしたか。今回ご紹介したお店は都内に限りますが、都内以外、特に横浜中華街などでも美味しいお粥のお店は多くあります。時間がある時は少し遠出をして、時間がない時は都内でささっと優しいお粥を頂きませんか。一口食べればホッとすること間違いなしですよ。様々なお粥を食べ比べてみたり、中国の薬膳粥などをいただいてみるのも面白そうです。ぜひ家族や友達などを誘って、食べに行ってみて下さいね。
この記事のキーワード
この記事のライター
東京都内の大学生です。趣味は読書と映画観賞です。ジャンルとしては、恋愛、ホラー、SFなんでも好きです。たくさん旅行に行くために節約と貯金に力を注ぐ今日この頃。