浜松で買える本当に美味しいおすすめお土産14選

浜松のお土産はうなぎパイが有名ですが、それ以外にも地元の特産品を使ったおすすめのお土産が多数あります。静岡県では暖かい気候を生かしみかん、お茶、うなぎ、メロンがよく取れ、お土産にも静岡色が色濃く表れています。今回はそんな浜松のおすすめのお土産を14個紹介します。

hamazi511hamazi511
  • 16,168views
  • B!

浜松のお土産の特徴

浜松市は静岡県西部にある政令指定都市で、人口では静岡市をしのぐ大都市です。少し前に大規模な合併により面積も大幅に増加しました。東海道新幹線の浜松駅もあり、馴染み深い人も多いでしょう。

静岡県は日本で三番目に雪が降らないというデータもあり、気候が温暖です。そのため農業が盛んで西部でとれる三ヶ日みかん、袋井のメロン、県全体でとれる数々のブランド茶が有名です。浜松市内にある浜名湖ではウナギの養殖も盛んに行われています。地元で取れた名産品と、地元では取れない作物を組み合わせて、大量生産をせず、職人技によって丁寧に作られた商品が多いのが浜松土産の特徴です。

みかん大福

出典:mikkabi-seika.com

静岡の三ヶ日みかんが丸ごと使われています。

みかん大福は浜松市の三ヶ日製菓が製造、販売している三ヶ日みかんを使った大福です。温暖な気候で育った三ヶ日みかんは糖度が高く、コクがあるため、いろいろな食べ方ができます。みかんは水分が多いため大福にするのは難しいのですが、みかんを丸ごと蜜漬けにして白いこし餡で包むことで成功させました。一番外側の層は羽二重餅でできており、舌触りがとても滑らかです。

冷凍で保存し、少し解凍したところでシャーベット状のものを楽しむのもよし、完全に解凍してみかんのジューシーな果汁を味わうのもよし。全て手作りのため数が少なく平日はすぐに売り切れてしまいます。他の会社でも似たような商品が販売れされていますが、最も蜜が染み込んで甘味があるのは、三ヶ日製菓の商品です。

事業所名・団体名 三ヶ日製菓有限会社
6個入り 2450円

出典:www.shizufan.jp

うなぎパイ

出典:www.shunkado.co.jp

うなぎパイは有限会社春華堂が製造、販売している全国的に非常に知名度の高いお菓子です。お土産として家に持って帰り、その日の夜に家族で食べてほしいという願いをこめて「夜のお菓子」というキャッチフレーズがつけられています。小麦粉、砂糖、バターの生地に秘伝のうなぎパウダーを練りこんで焼いたお菓子はほんのり甘く、一度食べればクセになる味です。原材料はシンプルながら厳選されたものだけを使い、職人の長年の勘で他には真似できない味を作り出しています。

gooが行った「好きな全国の名物土産ランキング」、白い恋人、長崎カステラにつづき3位の人気となっており、知名度だけでなく、高い人気を誇っていることがわかります。ブランデーが入った「VSOP」やナッツ入りの姉妹品も販売されています。

価格 12本入 891円(税込 962円)

出典:calori.jp

しらすパイ

出典:www.shunkado.co.jp

夜のお菓子、うなぎパイに対して「昼のお菓子」と呼ばれるのがこのしらすパイです。静岡県はしらすの名産地で、新鮮なしらすがふんだんに使われています。甘口と辛口の2種類があり、甘口は赤いパッケージ、辛口は青いパッケージです。
甘口はグラニュー糖、辛口はその代わりにわさびが使われ、おやつとしてだけでなく、おつまみにもなります。細長い楕円形のうなぎパイとは違い、しらすパイは長方形で片手でも食べやすくなっています。甘い物が苦手な人にも挙げられるのは嬉しいですね。


辛口・甘口
8枚入 400円(税込 432円)
16枚入 800円(税込 864円)

出典:www.excite.co.jp

上が甘口のしらすパイ
下が辛口のしらすパイ

茶ってら

出典:www2.enekoshop.jp

茶ってらは浜松文明堂が製造、販売しているカステラです。お茶のカステラとハニーカステラの層に分かれ外側をどら焼きの皮のような生地で包んだユニークな商品です。単なる2層のカステラではなく、外側の側があることで高級感が増しています。ハニーカステラの甘さとお茶の渋さの相性は抜群で、甘い物が苦手な人にも人気があります。
生地はしっとりとしており、空気感がたっぷりあります。幅広い年齢層へのお土産として使えます。

10個入り 1188円(税込)
製造者 株式会社 浜松文明堂
製造者住所 静岡県浜松市東区子安町1401

出典:omiyadata.com

さゆり

出典:www.google.co.jp

「さゆり」は浜松市に本社を置く「菓匠 こぎく」が製造販売しているしぐれ菓子です。正確には「茶遊里」と書きますが、一般的にはさゆりと表記されています。北海道産の餡と静岡産の茶葉が用いられ、とても柔らかくしっとりとしています。茶の渋味とあんこの甘さはとても合い、ほろっとした柔らかい食感が楽しめます。まんじゅうを食べながらお茶を飲んでいるようにホッとした気分になれます。
パッケージもモダンなデザインでお土産にはぴったりです。思ったより渋味が強いため、若い世代より年配の方のほうが支持率は高いようです。

価格 10個入り 1520円(税別)

出典:item.rakuten.co.jp

治一郎のバウムクーヘン

出典:natural-mind.red

治一郎は浜松市に本社を置く、洋菓子店です。治一郎はバウムクーヘンが看板商品で、一口食べただけですぐに違いがわかります。全くパサパサしておらず非常にしっとりとしており、甘さは控えめで飽きずに食べることができます。白身と黄身を別々に泡立てる製法がしっとり感の秘密です。食感も重量も軽く、シフォンケーキを食べているような気分になります。一度食べれば印象に残ることは間違いなし。バウムクーヘンなんてみんな同じと思っている人にこそ食べてほしいですね。お土産や結婚のお祝いにもおすすめです。小さ目のサイズもあり、自分用に少し買うのに向いています。

1,944円(本体価格:1,800円)
サイズ 高さ 約8cm、直径 約14.5cm 重さ 約650g
(手作りのため多少大きさが異なることがあります)

出典:natural-mind.red

みかん最中

出典:www.temiyageokashi.jp

みかん最中は浜松市に本社を置く入河屋が製造、販売しているお菓子です。三ヶ日みかんの中でも特に香り高いものだけを厳選し、羽二重餅、大豆にもこだわっています。最中の表面に描かれているみかんの断面の絵も見事です。食べてみるとみかんの香りがほのかに漂い、食感は優しく、三ヶ日みかんの美味しさがそのまま生かされていることがわかります。みかんを一年中楽しんでほしい、という思いから作られており通年販売されています。60年以上独自の製法を守り、みかんの色合いを着色料なしで表現しています。
みかん最中は他社からも販売されていますが、入河屋はみかんへのこだわりが強いため、お土産としては最も人気があります。入河屋が販売しているみかんのスイーツはどれも定評があるので他の商品にも目を向けてみましょう。

4個入り 702円 (税込)
賞味期限 14日

出典:www.irikawaya.jp

あげ潮

出典:j-town.net

あげ潮はマルタ洋菓子店が製造、販売している浜松市民なら誰もが知っているお菓子です。レーズン、オレンジピール、クルミの入った生地にコーンフレークをまぶして焼いた小さ目のクッキーです。見た目はしょっぱそうですが、塩は一切使われていません。手作りのため形は一つ一つ違います。
甘いようなしょっぱいような不思議な味がするため、一つ食べただけでは美味しさがわからないかもしれません。10個くらい食べればクセになることは間違いなしです。元々はケロッグのコーンフレークを元に作られ、「食べた人の運気が上がるように」という願いが名前にはこめられています。賞味期限が2か月以上あり非常に日持ちするのも嬉しいですね。

50グラムのミニサイズ   税抜き250円
180グラムのレギュラーサイズ  税抜625円

出典:j-town.net

あげ潮は食べやすい一口サイズです。

うなぎのぼり

出典:furusato.shop-pro.jp

うなぎのぼりは浜松市に本社を置くふるさと総本家が販売している、小豆とかぼちゃ餡をバター生地でくるんで焼いた和菓子です。どのあたりがうなぎなのかはよくわかりませんが、うなぎエキスは入っているようです。カボチャの甘味と軽く歯切れのいい生地は良くあいます。素朴な味で老若男女幅広い層から支持を受けています。
業績向上、学力向上、体力向上など、運気の上昇を願う非常に縁起の良い和菓子です。受験生へのお土産に迷ったらうなぎのぼりに決まりです。賞味期限が30日と長めなのも嬉しいですね。

8個入り  税込1265円

出典:mognavi.jp

天使音メロン(あまねめろん)

出典:ippin.gnavi.co.jp

天使音メロンはヒノン農業株式会社が栽培している非常に甘味の強いマスクメロンです。マスクメロンといえばメロンならず果物の中でも王様といわれる存在ですが、現在は外観ばかりが重要視され、本来大切である味を香りが疎かになっていると社長は語ります。かつて網目が美しくないという理由で姿を消したイギリス発の幻のメロン「Hero of Lockinge」を更に進化させ、独自の品種と栽培方法を確立して、幻のメロンを蘇らせたのです。
甘味、香り、舌触り、いずれも一級品で、マスクメロンの中でも栽培される量が少なく、浜松市内ではなかなか目にしないかもしれません。糖度のムラが少なく、外側から内側まで甘さが詰まっています。糖度が落ちやすいと言われる冬でも独自の技術により糖度を保っています。そんなクリームメロンもその歴史に思いを馳せながら頂くことでより美味しく食べられることでしょう。

出典:sabreck-jp.com

小豆餅

出典:www.aoikasi.jp

小豆餅は「御菓子司 あおい」が製造、販売している歴史ある和菓子です。徳川家康が三方ヶ原の戦いで逃亡中に食したという伝説も残っています。食した土地には「小豆餅」という地名が残っており、浜松市と小豆餅は切っても切れない関係にあります。
素材にはこだわり、北海道産の小豆と沖縄産の黒糖、遠州でとれた食物繊維たっぷりの穀物「もろこし」が使われています。昔ながらの安心できる味でお茶によく合います。包みをあけると「家康公 食べて出世の 小豆餅」という一句が目に飛び込んできます。縁起もよくお土産に喜ばれること間違いなしです。

5個入り 977円

出典:www.aoikasi.jp

五穀屋 五季(いつき)

出典:gokokuya.jp

五季(いつき)は浜松の和菓子屋、五穀屋が製造、販売している玉羊羹です。五季とは春夏秋冬と土用を表し、羊羹の五つの色で表現されています。春の日差しを表した酒、新緑を表した抹茶、色とりどりの紅葉を表したりんご酢、雪深い景色を表した冬、土用を表す醤油の5つがあります。いずれの羊羹はきれいな球状でみずみずしく、爪楊枝でつつくとぷるんと弾けます。甘さが控えめで羊羹本来の味を楽しめます。

詰め合わせなら色取りもよく、見て楽しむことができます。日本の美し意識を表現した和菓子は海外の人へのお土産には特におすすめです。ミラノ万博にも出品され高い評価を得ています。

5個入り 1620円

出典:ippin.gnavi.co.jp

食べるのがもったいないほどの美しさです

出典:getnews.jp

浜納豆

出典:hamatome.hamazo.tv

浜納豆は浜松に本社を置くヤマヤ醤油によって販売されている定番のお土産です。浜納豆はもともと塩納豆と呼ばれ、長い歴史を持ちます。元々は浜松ではなく中国の漢の時代で作られ、隋の頃に日本に伝わりました。徳川家康が特に好んだとされており、今では浜松の定番のお土産として売られています。納豆といっても全くネバネバしておらず、一個一個が独立しています。大豆を発行するのは同じですが、加える菌の違いによって、全く違うものになります。
食感、栄養、風味はほとんど普通の納豆と同じなので、食べているとネバネバしていないのが不思議に思えてきます。食べた瞬間赤味噌の味がするのが特徴です。お酒のつまみにしたり、煮物、チャーハンに入れても美味しくいただけます。もちろんそのまま食べたり、ご飯にかけても大丈夫です。使い勝手がよくお土産としても喜ばれることでしょう。

一袋 100g 税込460円

出典:hamanatto.shop-pro.jp

石松餃子

出典:macaro-ni.jp

みかんやお茶、うなぎの陰に隠れがちですが、浜松といったら餃子を忘れてはいけません。そんな浜松餃子を代表しているのが北区に本店を置く石松餃子です。石松餃子に代表される浜松餃子は、他の餃子と比べると肉の比率が高く、キャベツを多用することが特徴です。石松餃子は元祖ともいえる店で、他の店舗のものより人気は高めです。お持ち帰りようだからと大量生産せず、丁寧に作られています。

皮はもっちり、そして中はジューシーで安定の美味しさです。噛めば噛むほどキャベツの甘みがほんのりと感じられます。ニンニクの風味が弱く臭みがないので、女性から特に支持されており、10個でも20個でもペロリといけてしまいます 。


1パック 10個入り 600円

出典:www.ishimatsu-gyoza.jp

キャベツがたっぷり入っています

浜松でお土産を

出典:www.google.co.jp

いかがでしょうか。浜松では地元の特産品を生かしたユニークなお土産が多数あります。上でおげた商品を参考にしつつ、是非とも自分のお気に入りの商品を探してみてください。

この記事のキーワード

この記事のライター

関連する記事

あわせて読みたい

feature

ranking

new

partners

星野リゾート(公式)

星野リゾート(公式)

星野リゾートの公式アカウントです。星野リゾートでは、自然や文化、食など、その地域の魅力に触れる様々な体験をご用意しております。すべてのお客様に「ここに来てよかった」と感じていただきたいという気持...

TATRAS & STRADAEST(公式)

TATRAS & STRADAEST(公式)

TATRAS&STRADA ESTはビジネスもホリデーも同じく楽しむ大人にファッションを通じて新しい喜びを発見して頂ける様に目指しているセレクトショップです。“Hi Quality”“S...

writers

eri11151

eri1115

旅行と食べること、ファッションが好き。インドア派でアウトドア派のフリーライターです。生まれは四国、大学で東京へ行き就職で大阪へ。転々とする放浪癖を生かして様々な地域の記事を書いています。

ハングリィ2

ハングリィ

広告代理店勤務。基本的に好奇心旺盛。筋トレや美容、ヘアスタイルなどメンズビューティーに凝っています。

VOKKA編集部グルメ班3

VOKKA編集部グルメ班

VOKKA編集部グルメ班です。本当に美味しい名店だけをご紹介できるよう日々リサーチいたします。

kumakumaillust4

kumakumaillust

イラストも文章も手掛けるフリーのイラストレーター。

05micco5

05micco

都内在住。コーヒーとサンドイッチが大好きで1日1カフェ生活を送っている。夏の定番はレモネード、冬の定番はホットチョコレート。オシャレやヘルシーという言葉に敏感なミーハー系女子。

斉藤情報事務6

斉藤情報事務

信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。

>>ライター紹介