現地取材!中米コスタリカのおすすめお土産10選【食べ物・お菓子/雑貨別】
自然のゆたかな中米コスタリカは、北南米の結節点、多彩な動植物に囲まれ、日本とは一風違うお菓子や雑貨類が豊富にあります。定番から斬新なものまで幅広く紹介していきます。
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アイキャッチ画像出典:www.cafebritt.com
What country is Costa Rica?
中米の先進国たるコスタリカ。
環境×観光×地域=エコツーリズムの発祥地であり、自然を観光資源に発展しました。
「郵便番号のない国」「軍隊のない国」風変わりな体制も興味をひくところです。
中米では政情の安定した治安のいい国です。生物多様性・固有性は抜群にゆたかです。
自然と人の共存を垣間見れる、今おすすめしたい不思議な国です。
〈基本情報〉
□公用語:スペイン語 / 英語も少し通じます
□通貨: コロン / 観光地ではドルも可
□時差: -15時間
□交通: バス / タクシー
□航空: アメリカorカナダorメキシコ経由
「食べ物・お菓子」 +「雑貨」
情報を円滑に伝えるため、「食べ物・お菓子」+「雑貨」という2分類にわけて記載。現地取材を踏まえ、5つずつ珠玉のお土産を紹介していきます!
お土産・食べ物お菓子 / FOOD & SNACK
コスタリカは森林の恵まれたゆたかな風土ゆえ、熱帯植物の果実、カカオやコーヒー豆、パッションフルーツ、ココナッツなど、幅広い恵みを享受しています。近年観光地化に伴って、お土産としての商品開発も進み、自然にひたれる多様な食品を堪能できます。
RANK 5: Salsa Lizano / サルサ・リサーノ
第5位は、コスタリカの国民的調味料、サルサ・リサーノ! コスタリカの家庭には必ずある、肉や魚やごはん、なんでもいける万能調味料。国民料理である「ガジョ・ピント」(黒インゲン豆の入ったご飯に、玉葱、ピーマン、コリアンダーリーフ等を添え、豆の煮汁で炒めたもの)にも、サルサ・リサーノは使われます。コスタリカの国民的な味、日本の家庭でも楽しく味わいましょう。
RANK 4: Sweet Jelly / ゼリージャム
第4位は、コスタリカの天然の果物をもちいた、素朴な味のジャム! ジャムは保存もきく上、すきとおった水で生長した果実のジャムは豊潤な味わい。熱帯性の果実をいかしたココナッツペーストジャム、マンゴージャムは首都の市場で販売。山間部のParaiso Quetzal Lodge(野鳥のケツァールをみれるロッジ)にいったところ、木苺ジャム、ブルーベリージャムなど、寒冷な山間部ならではのジャムもありました。コスタリカの大自然の生んだゼリージャム、ぜひ味わいましょう。
RANK 3: Britt Chocolate / ブリット・チョコレート
第3位は、パッションフルーツ、コーヒー豆、ココナッツをチョコでまるくつつんだ、Britt Chocolate! 目をひくのは豊富な味の種類。その上、チョコと妙絶にマッチ。まるい粒で数もたくさん。4粒入りから販売されており、お土産として、数・味ともに多様なニーズに応えています。空港に試食スペースとともに大量に販売されており、帰国時に買えます。迷ったらBrittが安泰です。
RANK 2: Sibú Chocolate / シブ・チョコレート
第2位は、100%オーガニック手作り、口どけのやわらかなシブ・チョコレート! Sibúとはコスタリカ先住民Bribri・Cabecarの崇める、生命の創造主の名前。環境に配慮したカカオ栽培、自然崇拝の理念など、コスタリカの国民性を凝縮した商品です。人目のひくかわいいパッケージ。高品質のチョコを買いたいなら、BrittよりSibúのチョコがおすすめ。コスタリカの「六本木」と個人的に呼んでいる洒落た街"Escazú"に店舗を構えています。
RANK 1: Coffee Beans / コーヒー豆
第1位は、コスタリカ屈指の名産品、香り高いコーヒー豆! コスタリカの山奥でたくましく育ったコーヒーは、新鮮な水と空気のなかに育ち、世界に通用する上品さ。コクのある香ばしさは、まろやかに口に広がります。気分転換にも最適。町のスーパーやセントラル市場でよく販売されています。Brittの商品が力をもっていますが、現地取材したこともあって隠れ名店を紹介いたします。
Cafeoteca
コーヒー豆で1番おすすめのお店。サンホセにある"Cafeoteca"! このお店のコーヒー豆は、コスタリカでも最高級の品質。「Geisha」というコーヒー豆を購入して、飲んでみたところ、雑味がほとんどありません。コーヒーの上質なエキスのみをひきだしたような力のある味でした。酸味と苦みの適度なバランス。焙煎の腕も一流。とろけるような味を堪能するなら、"Cafeoteca"一択です。
お土産・雑貨別 / GOODS
コスタリカ人はみんな芸術家気質。レストランの壁に落書きされた絵さえ、熱帯ならではの色彩感覚と情熱性があります。ゆたかな自然が生かされています。例えばチョウ、ナマケモノ、カエル、トゥカン、ケツァールといったコスタリカ固有の生物がよく描かれます。特色あるお土産がたくさん! 木彫りの器、羽に描かれた鳥の絵など、自然由来! 部屋に飾るだけでインテリアになる雑貨類、必見です!
お土産ストリート
サンホセ市内に外れのないお土産ストリートがあります。Mercado Nacional de Artesanías(ナシオナル・デ・アルテサニアス市場)という市場でコスタリカ国立博物館に隣接する位置にあります。観光地に比べ価格帯も抑えられ、品揃えも豊富にあるので、この市場で選んでみるのがおすすめです。値切り交渉もできる上、心の広い商人に頼めば、扇子等の商品に文字を掘ってもらえます。
RANK 5: Hammock / ハンモック
第5位は、そよ風に吹かれながら、外で安らかに眠れる、ハンモック! コスタリカ人はハンモック好きで、コスタリカ大学のキャンパス内にもハンモックがあるほど。眠る人、読書にふける人、自然の景色をみる人、となり同士で会話する人、和やかな空気でいっぱいです。ハンモックは自分の体の形に沈みこみ、少しゆれることもあって、ばつぐんの寝心地。自分の家の庭、リビングにスペースがあるならば、1つハンモックを買ってみるのもおすすめしたいです!
RANK 4: Carved Wooden Masks / 木彫りの仮面
第4位は、独特の色彩をもち、躍動性のゆたかな、木彫りの仮面! コスタリカは工芸と色彩のセンスのよさを活かして、みたことのない固有の仮面がずらりとあります。胸の奥のほうがむずがゆくあるような、だがそれでいてほれぼれと視線を奪われるような、情熱的な造形美があります。スーツケースにいれて持ち帰るのがたいへんゆえに第4位としましたが、空輸等も可能です。一生の財産になりそうです。
RANK 3: Folding fans / 扇子
第3位は、熱帯の猛暑もへっちゃら、好きな文字を掘ってくれる扇子! コスタリカ特有の色彩はここでも光ります。布地にはコスタリカの生物たちが描かれ、サッとひらくばかりで旅の景色がよみがえるようです。特筆すべきは、店の人によっては頼むと、扇子の親骨に文字を掘ってくれます。私は母の名前を掘り、プレゼントしました。相手の胸に訴えかけるサプライズもできます。お土産ストリートによく販売されています。
RANK 2: Carved wooden dishes / 木彫りの器
第2位は、ハミングバードとカエルの描かれた、色彩ゆたかな木彫りの食器! コスタリカは熱帯雲霧林の茂る風土ゆえ、木材の生産が多く、木をつかった器がよくみられます。木製の食器はとりわけ必見です。木肌のやわらかい香りを嗅ぎつつ、たのしく料理を食べられること間違いなし。絵の色彩は鮮烈で、インテリアとしても映えます。
RANK 1: An oil painting of birds on a feather / 羽根に描かれた鳥の絵
第1位は、本物の羽根に絵の具で描かれた、ハミングバード、トゥカン、ケツァールの絵! 羽根に絵を描くという斬新な構図に、釘付けになります。羽根の色も背景として、妙絶なうつくしさを演出。額縁に入れてあり、そのまま壁にかけられます。ものによっては1000円以下で購入できます。コスタリカの観光では、バードウォッチングが盛ん。葉に隠れた鳥をみつけた喜びを、胸によみがえらせるように、羽根に描かれた絵をぜひみてみることをおすすめしたいです!
コスタリカの魅力をお土産から
コスタリカは北南米の結節点として、独自の食文化、芸術性、風習が魅力的です。人と接したり、物に触れたりするなかで、清新な気持ちにひたれる機会がいくつもあると思います。コスタリカの斬新なお土産をみるとき、そのお土産に隠されたルーツや文化を知る助けとなったら、幸いに想います。
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この記事のライター
旅をするのが好き。都内の大学に通う3年生。15カ国渡航、コスタリカが1番よかったです。多趣味に生きる。街めぐり、森林浴、映画鑑賞、デザイン制作、テニス、国際法。