元サッカープレイヤーおすすめのフットサルシューズ15選!
フットサルというスポーツをご存じでしょうか?少人数小スペースでできるということもあり、家電量販店の屋上にフットサルコートが作られるなどその人気は特に若者の間で急上昇中。今回はフットサルを始めるときに欠かせないおすすめシューズをご紹介します。シューズを選ぶ基準などについても解説しますので是非ご覧ください!
- 28,707views
- B!
「トレーニングシューズ」と「フットサルシューズ」?
サッカーでは、トレーニング中と試合とでシューズを使い分けることが多いです。試合で使うシューズを「スパイク」、それ以外で使うシューズを「トレーニングシューズ(トレシュー)」といいます。フットサルでは基本的にトレーニング中でも試合でも使うシューズは同じで、サッカーの「トレシュー」を使うこともあればフットサル用の「フットサルシューズ」を使うこともあります。
屋外でフットサルをする場合はサッカーのトレーニングシューズでもフットサルシューズでもプレーできることが多いですが、屋内でプレーする場合は基本的にフットサルシューズを使わなければいけないことが多いです。ですので、フットサルを始めるときには自分に合ったフットサルシューズをしっかりと選ぶことがおすすめです。
シューズを選ぶときのポイント!
つづいて、気になるシューズを選ぶときのポイントについて解説したいと思います!ぜひ参考にしてスポーツショップに足を運んでみてください!
1. サイズについて
サイズは靴を選ぶうえで最も大切なポイントといえるのではないでしょうか。サイズが合わないと靴擦れを起こしたりケガにつながったりしますので、しっかりと自分の足に合うシューズを選ぶようにしましょう。ポイントは以下の通りです。
・かかとを合わせて履いてつま先がきつすぎたり余り過ぎたりしていないか
・足の横幅の広さが合っているか
・足の甲の高さが合っているか
この3つが主なポイントといえます。フットサルでは普段の靴下よりも若干厚手の靴下を履くことが多いので、普段よりも少し余裕を見て買うのがベター。かといってつま先が余り過ぎてしまうのもよくないのですが、きつすぎると巻き爪になったりしてしまうので注意しましょう。また、足の甲の高さと幅の広さですが、もし狭いと感じたら迷わず一つ大きいサイズのものを購入しましょう。足の甲の高さは中敷きを入れればいくらでも調節がききますが、幅の広さはなかなか調節が難しいです。まずは横幅を基準にサイズを決めてみて、微調整をするようにしてみてください。
2. 靴底について
普段はあまり意識しない靴底ですが、フットサルシューズを買うときには絶対に外してはいけない大切なポイントです。特に靴底の「形状」と「色」に注目してください。まずは靴底の形状ですが、フラットな平面のタイプとデコボコの靴底のタイプの2種類があります。屋外でフットサルをする場合はどちらでも利用できます。ただ、フラットシューズを屋外で使うと滑りやすいので注意しましょう。屋内で行うときはフラットな靴底のシューズを選ぶようにしましょう。さらに靴底の色にも注目してください。今はほとんどのシューズの靴底が「飴色」になっていますが、サッカーのトレーニングシューズや一部のフットサルシューズの中にはたまにそれ以外の色のシューズがあったりします。屋外であれば問題ないのですが、屋内で行う場合には体育館の床を傷つけないために靴底が「飴色」でなければいけないという決まりがあります。
シューズを買うときには、自分が使うコートが屋外なのか屋内なのかを把握しておく必要があります。
3. 素材について
最後のポイントはシューズそのものの素材です。基本的にサッカーのトレーニングシューズもフットサルシューズも、革で作られているものがほとんどです。そして革の中でも「人工皮革」と「天然皮革」の2種類があり、どちらかというと初心者向けなのは「人工皮革」のシューズといえます。人工皮革の方が手入れも簡単ですし、耐久性も文句なしです。天然皮革は主にカンガルー革を使用して作られていることが多いです。最初は普段買うサイズを買っても少し小さく感じますが、使えば使うほど柔らかく足に馴染んでいくのでプレーのことを考えるとカンガルー革の方が優秀と言えます。しかし、手入れと耐久性の面では人工皮革の方が楽ですし丈夫です。手入れに関してはそのシューズの寿命と直結してしまうので、こまめにクリームを塗ったり形状を安定させるシューキーパーを入れたりする必要があります。ですが、手入れさえしっかりとすれば人工皮革とのプレー時の差は歴然としているので、手間を惜しまない方はぜひ天然皮革のシューズも履いてみてください。
おすすめの屋外専用シューズ5選!
おすすめの屋外用フットサルシューズを紹介していきます。屋外用のシューズは、基本的にサッカーブランド(アディダス、ナイキなど)が作っているものがおすすめ。サッカーは屋外で行うスポーツなので、そのノウハウを活かして作られた性能の良いシューズが多数存在します。これはあくまでも筆者の体感なので、必ずしもそうであるとは限りませんが、ここではサッカーブランドからおすすめのシューズをご紹介したいと思います。また、各ブランドの基本的な靴のつくり(足幅や甲の高さ)を筆者が実際に履いた感覚で書いてあるので、そちらもぜひ参考にしてみてください。
筆者の足「足幅:狭い/足の甲:低い」
1. adidas エース タンゴ 17.3 プライムメッシュ TF
出典:sportsman.jp
こちらは人工の合成皮革のシューズで、屋外で使うことのできるシューズです。靴のボールコンタクト部分に凹凸を作ることで、正確なボールタッチをサポートしてくれます。
アディダス:足幅 普通~やや狭い /足の甲 普通~やや低め
土・人工芝対応モデル。
2. NIKE マーキュリアル X フィナーレII TF
ナイキのマーキュリアルです。マーキュリアルはナイキのシューズの中で最も軽量なのが特徴で、素早いプレー展開を楽しみたい人におすすめの一足です。特徴的なグリップの形でしっかり地面をとらえます。
ナイキ:足幅 普通~やや狭い /足の甲 普通~やや高め
土・人工芝対応モデル。
3. asics TOQUE 5 TF
日本人の足の構造を研究して生まれたシューズなので、アシックスのシューズを履いて合わないと感じる人はおそらく少ないと思います。素足感覚でのボールタッチを追求しているのでシューズ自体も非常に柔らかく、人工皮革なので手入れも簡単です。
アシックス:足幅 普通~広い /足の甲 高い
人工芝専用モデル。
4. mizuno モレリア TF
出典:sportsman.jp
「ミズノのモレリア」といえばサッカーファンの間では比較的有名だったりするのですが、こちらは屋外フットサル専用のモデル。人工皮革と天然皮革(カンガルー)の合成で耐久性を、L字型のグリップで長めの人工芝でもしっかりとらえる安定性を兼ね備えています。
ミズノ:足幅 普通~やや広い /足の甲 普通
人工芝専用モデル。
5. umbro アクセレイター サラ SL TF
出典:sportsman.jp
屋外専用シューズで最後におすすめしたいのがアンブロのアクセレイター。元日本代表の某選手も着用していたモデルで、日本人の足にフィットしやすい幅広・甲高構造。独特の形のグリップがしっかりと地面をつかんで安定感を提供してくれます。また、通気性を確保する3Dメッシュを採用しているので、プレー中の不快な蒸れる感覚を軽減してくれます。
アンブロ:足幅 普通~広い /足の甲 やや高い~高い
人工芝専用モデル。
おすすめの屋内専用シューズ
つづいて屋内専用のシューズをご紹介します。屋内ではやはりフットサルメーカー(ATHLETA、PENALTYなど)が根強い人気を博していて、機能性はさることながらそのデザイン性の高さからファッションとして購入する人もいるとか。今回はデザインよりも機能性を重視しつつ、おすすめのシューズをピックアップしていきます。
1. PENALTY インドア・アルマドールNEO-BKFT
人気フットサルブランドの代表格として名高い「ペナルティ」から、本格モデルのご紹介です。素材はマイクロスウェードとメッシュを採用していて、フットサルシューズに必要なフィット感と柔らかさ、耐摩耗性・通気性・軽量性も兼ね備えています。トッププレーヤーからも高い評価を得ている、シンプルにしてハイスペックな一足と言えるでしょう。
ペナルティ:足幅 普通~やや狭い /足の甲 普通
素材上使っていくうちにやや伸びる。サイズ感は要確認。
2. ATHLETA O-Rei Futsal Falcao
こちらも有名な人気フットサルブランド、「ATHLETA」からプレミアムな一足のご紹介。プロFリーガーも愛用しているモデルで、柔らかさとしなやかさを実現するマイクロファイバー人工皮革、通気性を確保するメッシュ構造、さらにクッション性と安定性を両立させるスタビライザーをそれぞれ採用。デザインだけでなく機能性も追求した一足です。
アスレタ:足幅 普通~やや広い /足の甲 普通~やや低い
3. SVOLME SOLDANTE-2
SVOLMEといえば特に若い女性からの人気が圧倒的で、ここ5~6年前から急激にその認知が高まってきました。そのデザイン性の高さからファッションとして用いられることも多いですが、機能性ももちろん侮ることはできません。アッパー(靴前面)に天然カンガルーレザーを使用し、フィット感は抜群。人工皮革も合わせて用いることで耐久性も向上させました。少し小さめの作りになっているので、ゆとりをもったサイズ感で購入することをおすすめします。
スヴォルメ:足幅 普通~やや狭い /足の甲 普通~やや高い
4. le coq アラス IN QSC-6370-BBL
今までのメーカーほどは認知度は低いことは否めませんが、筆者は個人的にルコックのフットサルシューズを今も使っています。非常に使いやすくグリップ性が高いのが特徴であると感じます。このシューズはクッション性と軽量性を重視したミッドソールを搭載。つま先にわずかなゆとりを持たせていて、アッパーにはマイクロファイバースウェード材を使用しています。
ルコック:足幅 やや狭い~狭い /足の甲 普通~やや低い
5. hummel インパリ2
シューズの製造に重点を置いているヒュンメルというブランドです。こちらのシューズは縫い目が少ないため、フィット性が高く足なじみもいいです。マイクロファイバー素材を使用しているので耐久性についても文句なし。左右両足でカラーを変えることで視認性を向上させ、インソールには衝撃吸収素材の「PORON」を採用しクッション性も追求しました。伸びにくい素材を使っているので自分の足にしっかり合うサイズを買うのがおすすめ。
ヒュンメル:足幅 普通~広い /足の甲 やや高い~高い
6. UNDER ARMOUR CFフォース3.0 IN-G
アンダーアーマーというブランドは皆さん聞いたことがあっても、アンダーアーマーのフットサルシューズというのはイメージがつかない方も多いのではないでしょうか。実はそれもそのはず、サッカーやフットサルのシューズの製造に本格的に参入したのはここ5年くらいの間の出来事。シューズの歴史は浅くても、誰もが知っている認知度の高さでシェアを徐々に拡大しています。縫い目が少なくフィット性や柔らかさに優れ、室内グラウンド用に開発されたガムラバーソールにより耐久性とグリップ性も両立させました。
アンダーアーマー:足幅 普通~やや広い /足の甲 普通~やや低い
7. PUMA(プーマ)クラシコ IT
出典:jp.puma.com
ここからはサッカーブランドからもご紹介していきます。まずは言わずと知れた有名ブランドの「プーマ」。筆者もプーマのフットサルシューズを持っていて使っていますが、この人工皮革の素材でも非常に軽量でプレーしやすいのが感想です。耐久性も優れているので初心者にはもってこいの一足です。
プーマ:足幅 普通~やや狭い /足の甲 普通~やや狭い
8. asics CALCETTO WD 7
アシックスと言えばどのスポーツでもシューズメーカーとして有名ですね。アッパー前足部にはソフトな人工皮革を採用し、ボールタッチのための柔軟性を確保。そしてメッシュ素材を採用しているので快適なプレーに欠かせない通気性と軽量性も実現しました。幅広・甲高の日本人の足にフィットするアシックスならではの設計で、使いやすさも重視しています。
アシックス:足幅 普通~広い /足の甲 高い
9. NIKE ブラバータ X II IC
ナイキのフットサルシューズ限定モデルです。スピードに乗った状態でのボールコントロールの安定性を追求し、マイクロテクスチャード加工のアッパーがコントロールを高めるグリップ力を提供。またアッパーには合成皮革を採用しているので優れた耐久性と柔らかな感触を両立させ、靴紐の配置も非対称にすることでボールコントロールエリアを広く確保しました。細身の作りになっているのでサイズは少しゆとりをもって、足幅が広い人は1センチ大きめのサイズを購入することをおすすめします。
ナイキ:足幅 普通~やや狭い /足の甲 普通~やや高い
10. adidas エース タンゴ 17.4 サラ CCC41
最後に紹介するのが「アディダス」のフットサルシューズです。ボールコントロールを追求したモデルで、足なじみに優れたソフトシンセティックレザー(合成皮革)がスムーズなボールコントロールを実現します。最大限の通気性を確保するオープンメッシュアッパーを採用しているので、快適なプレーをサポートします。
アディダス:足幅 普通~やや狭い /足の甲 普通~やや低い
くるぶしの部分が高いので、実際に試し履きしてみてくるぶしが足入れ部にあたらないかどうか確かめてみてください。
ポイントは「どこでフットサルをするか」!
フットサルシューズを買うときはまず第一に「どこでプレーするのか?」ということを考えましょう。屋外であればそこまで神経質になる必要はありませんが、屋内でプレーする場合は靴底がフラットでかつノーマーキングでなければいけません。そして、それぞれのブランドのシューズのサイズ感や素材を確認してから自分の足に合ったシューズを買うようにしましょう。
これがフットサルを楽しむための「第一歩」となるはずです。
この記事のキーワード
この記事のライター
都内在住、スポーツと音楽と食べることが大好きな体育大学3年生。体育大生とはいえ本人はインドアも好んでいたり。休日は外でバリバリサッカーを教えていたり、友達とカフェ巡りやらショッピングをしたり、おでかけしたり、家にひきこもったり。大学で学んだ知識などを活かしてフィットネス系の記事を主に書いています。でんぱ組.incと水族館が大好きです。どうぞよろしくお願いします。