より効率的な筋トレを目指せ!コスパ最強のリストストラップについて徹底解説
今回は前腕の筋肉、つまりは握力の補助をしてくれる最強にコスパのいい筋トレアイテム、リストストラップについて詳しく説明いたします。リストストラップは、デッドリフトや懸垂などのウェイト系トレーニングの際に目的としている筋肉をより効果的に使うことに役立ちます。
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コスパ最強の筋トレアイテム
皆さんはリストストラップをご存知でしょうか。リストストラップは、デッドリフトや懸垂など様々なウェイト系トレーニングに役立つ筋トレアイテムです。例えば、デッドリフトをやっていてよくある悩みは、目的としている背筋や下半身の筋肉が限界を迎える前に握力の限界がきてしまう、というもの。そんな悩みを解決するのに役立つのが、リストストラップです。リストストラップは、前腕の筋肉、つまり握力の補助をしてくれるので、目的としている筋肉により専念して鍛えることを可能としてくれるのです。
リストストラップ
リストストラップは、筋トレの時に使うアイテムの一つです。筋トレをする際の安全性、効率性をサポートします。特にウェイト系トレーニングで生じる様々な問題を解決してくれます。例えば、デッドリフトをやっていて最初にぶつかる悩みは、「背中を鍛えたいのに先に握力に限界がきてしまう」というものでしょう。リストストラップを使えばそのような悩みは解消されます。また、リストストラップは価格も高くないのでぜひ購入されることをお勧めします。
リストストラップの効果とは?
効率的な筋トレが可能
前述した通り、デッドリフトなどのプル系のウェイトトレーニングをしていると、目的の筋肉よりも先に握力が限界がくるのが常です。リストストラップを使えば、握力を補填することができるので、ターゲットとしている筋肉をしっかりと追い込むことができます。実際にリストストラップを装着してトレーニングをしてみると、装着していない普段よりも多くのレップ数をこなすことができます。また、リストストラップを装着することで、他の筋肉を無駄に使ってしまったりフォームが崩れたりすることも防ぐことができます。
ただし、握力を補填するために前腕への負荷は落ちることなるので、前腕もしっかりと鍛えあげたいという方は、リストストラップをする場合には、前腕を鍛えるためのトレーニングをメニューに加えるようにしてください。
筋トレの安全性が向上
また、リストストラップをつけていると筋トレの安全性も向上します。筋トレで最もよくある事故は、握力が耐えきれずバーベルやダンベルが落下して足などにぶつけ怪我をしてしまうというものですが、リストストラップはそのような事故も軽減してくれます。これは握力を補填してくれるためというだけでなく、リストストラップが手からバーベルやダンベルが抜け落ちるのを防いでくれるためです。ただ、もちろん100%防げるというわけではないので、バーベルやダンベルを使って筋肉を追い込んでいるときはしっかりとフォームに気をつけ、怪我などがないように細心の注意を払うようにしてください。
リストストラップの巻き方
まずはストラップを手首に巻きつけます。一方の端は輪になっているので、もう片方の端を輪の中に通すことで手首に巻きつけてください。このとき、ストラップの先端が親指と人差し指の間から抜けるようにしておきましょう。
リストストラップはこの状態からダンベルやバーベルに巻いて使います。まず、ストラップと手のひらでグリップを挟むようにします。そこから、ストラップをグリップに1回〜複数回巻きつけます。複数回巻きつけるときはグリップ上で、重ならないようにしましょう。親指の付け根でストラップを固定することで手のひら全体でグリップを握りこみましょう。
リストストラップを用いた筋トレ
デッドリフト
デッドリフトは下半身を主に鍛えることのできるトレーニングです。大臀筋だけでなく、背筋や体幹をしっかりと鍛えることができます。まずはバーベルをプレートの上に置きます。すねをできるだけバーに近づけ、足を肩幅程度に開いて立ちましょう。体重が後ろの方にあることが大切で、バーの方に前のめりになると、バーがすねに当たることがあるので気をつけましょう。バーを握ったら両側の肩甲骨をよせ、胸を張って、腰を後ろへ重心移動させながら背中を伸ばしていき、体をピンと張った状態にしましょう。一番高くまで持ち上げたら、数秒停止して、ゆっくりと戻していきます。これを3セット、1セット10回を目安に進めていきましょう。
バーベルショルダープレス
バーベルショルダープレスは、三角筋を来るためのトレーニングです。立ってトレーニングをすることも可能ですが、まずは座位から進めるようにしましょう。当たり前ですが、体が安定するので、トレーニングがしやすいのがメリットです。まずはベンチに腰掛け、順手でバーベルを握り、肩の前の位置で構えます。そこからゆっくりと持ち上げていきます。一番高いところで数秒静止し、ゆっくりと下げていきましょう。これを3セット、1セット10回を目安に進めていきましょう。
ダンベルスクワット
ダンベルスクワットはその名の通り、ダンベルを持ったままスクワットをするトレーニングです。下半身を意識しながらトレーニングをして行きましょう。まずは、ダンベルを順手で持って体の横に持っていきましょう。まず、足は肩幅程度に開いて立ちます。顔は正面を向き、膝が90度程度になるまでしゃがみます。このとき背中は地面に対して90度なのではなく、太ももと90度になるようにしてください。そのため若干前のめりになるはずです。このまま、数秒静止し、ゆっくりと元に戻っていきます。一日3セット、1セット10回を目安に進めていきましょう。
ベントオーバーローイング
ダンベルベントオーバーロウは大円筋、広背筋、脊柱起立筋、菱形筋など様々な部位を鍛えることのできるコンパウンド種目です。背中を鍛えているつもりなのに、前腕ばかりに負荷がかかってしまう…という方には特にオススメです。このトレーニングでしっかりと背中を鍛えていきましょう。まずは、ギリギリ十回くらい持ち上げられるような重叉のダンベルを用意しましょう。そのダンベルを両手で持って両膝を緩めます。この時に両膝をピンと伸ばしてしまうと、負荷が膝にかかってしまうので気をつけてください。そのまま前傾姿勢になります。この時に頭からお尻のラインがまっすぐになるようにして、背筋がしっかり伸びていることに意識します。そのまま広背筋が収縮するようにダンベルを持ち上げていきましょう。持ち上げたら数秒静止し、その後ゆっくりと下げていきます。これを3セット1セット十回を目安に進めましょう。
ダンベルなどを使ったウェイト系トレーニング
そのほかにもダンベルやバーベルを使うトレーニングであれば、基本リストストラップは用いることができるので、こちらの記事をご覧になって、日々のメニューの参考にされると良いかと思います。
オススメのリストストラップ
GOLD GYMリストストラップ
世界中の多くのボディービルダーが集まり、世界一有名なジムと呼ばれるGOLD GYMのリストストラップは、価格についても品質についても満足できる商品となっています。何を買えばいいのか右も左も分からない、という方はまずこちらの商品を購入してみましょう。硬さとしては柔らかめですので、使いやすい商品です。
老舗筋トレメーカーSchiekのリストストラップは、最もよく使われている、リストストラップではないでしょうか。GOLD GYMのリストストラップに比べると皮が若干硬いですが天然皮革のみを用いているので、使えば使うほど手に馴染んできます。GOLD GYMのリストストラップよりも若干価格は高くなっていますが、その分、長いスパンを見れば、満足度の高い商品と言えるでしょう。
より効率的な筋トレを
いかがでしたでしょうか。今回はコスパ最強の筋トレアイテム、リストストラップについて解説いたしました。筋トレで大切なことは、目的とした筋肉を、最も自分の体に合った方法でトレーニングしていくということです。リストストラップを使えば、しっかりと効率的な筋トレをしていくことができます。ぜひ、この記事を参考にリストストラップを購入し、より良い筋トレをしていってください。
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この記事のライター
クラシック音楽と文学と少々のお酒をこよなく愛する20代。現在は筋トレにハマりはじめている。慶應義塾大学在学中。