トレーニングや趣味にいかがしょうか?おすすめ自転車タイプ別に紹介
自転車にはいくつか種類があることはご存知の方も多いでしょう。最近はロードバイクがブームということで、ロードバイクを手にする方も増えています。筋トレや運動の一環として購入を考えている方に、いくつかおすすめの自転車を紹介しましょう。
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自転車選びも楽しみの一つ
ロードバイクは運動に良いのですが、お住いの地域の環境によっては一概にロードバイクが適しているとは言い難いことも。また、ロードバイクに比べ漕力が必要なクロスバイクやマウンテンバイクの方が筋トレ向きだったりします。それぞれの特徴をしっかり理解し、自転車選びに役立ててください。
遠いところもスイスイ走れる:ロードバイク
人力で速く走れる乗り物とも称されるロードバイク。レース用自転車なだけに、初心者でも相当な速度で走ることができます。ママチャリ感覚で漕いでもその性能は一目瞭然。うまく利用すれば、原付きよりも便利な走りができます。
筋トレ目的で激しい運動を考えている方には、向いていない一面も。その理由は、力いっぱい漕ぐとスピードが出すぎて危険を伴うことがあるからです。そのため、自転車の走行が認められた歩道である「自転車歩行者道」の走行はおすすめできません。
スピードが出るので車道を走ることになりますが、自動車の往来が多い場面では、ロードバイクそのものの走行テクニックや危険予知などが必要です。それが原因で楽しく走れず、ロードバイクに飽きてしまうこともあります。長距離走行が可能な利点から、これまで電車や自動車で通勤していた方が「ロードバイクでの通勤に変えた」という事例も多いです。それだけでも筋トレやエクササイズになりますよ。
メーカー:Bianchi
参考価格:115,902円
自転車歩行者道も安心して走れる:クロスバイク
タイヤの細いロードバイクでは、段差などで衝撃が加わるとパンクの可能性があります。クロスバイクは、ロードバイクよりもタイヤが太く衝撃に強い特性があり、歩車道の区別がある道の段差なども走れます。また、車道も走れるくらいにトップスピードが出ますが、スピードの調節がしやすいので、自転車歩行者道での走行も可能です。都会派の方にはクロスバイクがおすすめです。
メーカー:ルイガノ
参考価格:84,672円
砂利道でもガンガン走れる:マウンテンバイク
ロードバイクは細いスリックタイヤのためスリップによる転倒の恐れがあり、パンクもしやすいのでオンロード専用です。クロスバイクは少々の砂利道は走行できますが、本格的な砂利や大きな段差には耐えられません。その点、マウンテンバイクはタイヤが太く砂利道が得意で、骨太なフレームは段差も問題なく走行可能です。
例えばサイクリングするコースで、砂利のある公園などを走らなくてはいけない環境の場合は、マウンテンバイクがおすすめとなります。ブロックパターンのタイヤは走行抵抗が大きく、衝撃に耐えるために頑丈に設計しなければいけないなどの理由から車体は重くなり、トップスピードはクロスバイクには及びません。スピードを抑えやすいので自転車歩行者道の走行も得意です。
マウンテンバイクは、ガンガン漕いで筋トレを目的とするサイクリングや、アウトドア先にもおすすめです。
メーカー:ビアンキ
参考価格:78,174円
トレーニングにおすすめ:ミニベロ
あまり聞き慣れない種類かと思いますが、ミニベロとは小径車のことで、タイヤが小さいタイプです。このミニベロはファッション性が高いので、シティサイクルが多く販売されていますが、ここではスポーツタイプのミニベロを指します。ロードバイクに使用されるような変速機能やドロップハンドルなどが付いたミニベロは、小径なのでスピードが出せず街乗りに適しています。スムーズに加速できるので、心地良いと感じる方が多いようです。
トレーニングとして激しく漕いでも、ロードバイクのような危険を伴う速度域にはなかなか達しませんので、筋トレやエクササイズにも向いている自転車と言えます。運動のために近所をサイクリングする場合は、短距離走行向きなミニベロがおすすめです。
メーカー:ジオス
参考価格:143,856円
好みの自転車はありましたか?
このように、タイプによって特徴が大きく違うので、ご自身の目的に合った自転車をチョイスすることで、より楽しめるかと思います。以上のことを参考にお気に入りの一台を見つけてみてください。
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この記事のライター
自動車、バイク、アパレル関係のお仕事に携わっておりました。その経験を生かしライター活動をさせていただいております。