海外でも高い注目度を誇る酒の新定番 スパークリング日本酒5選
近年、スパークリングタイプの日本酒が海外で高評価を得ており、日本でもブームの兆しが見られています。和食からフレンチにまで合う日本の誇る酒の新定番、チェックしていきましょう。
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重厚な香りも一変華やかに
出典:pixabay.com
2013年、和食が無形文化遺産に認定されたことにも関連し、近年は国内外問わず日本の食が大きく注目を集めています。日本を代表する酒「日本酒」もその代表格となっており、「SAKE」の愛称で広く親しまれています。そんな中、さらなるニューウェーブとして海外の食通に好まれているのが、スパークリングタイプの日本酒です。味わい、アルコール度数共に重厚な印象の日本酒が、適度な発泡により軽やかで気軽に楽しめる酒として変貌を遂げています。
スパークリング日本酒の魅力は、飲みやすさも去ることながら、さまざまな食に合わせられる点がポイントとなっています。和食はもちろん、イタリアンやフレンチにも合うため、ヨーロッパの高級レストランなどではシャンパン感覚で提供しているお店も少なくないようです。そしてその波は、近年日本にも広がりつつあります。人気銘柄をチェックして、あなたも日々の気軽な晩酌に取り入れてみてはいかがでしょうか?女性人気も上々となっており、パートナーとのひと時にも最適です。
梵 プレミアムスパーリング
数々の国際コンクール、さらには世界的映画祭として知られるカンヌ映画祭で振舞われたことでも注目度の高い「梵」のスパークリングタイプです。酸味と甘さ、そして発泡が程よく相まって、爽やかな印象を与えてくれます。チーズをはじめとした濃厚なおつまみと好相性。
価格 7,560円(税込)
人気一 スパークリング純米大吟醸
福島県二本松の人気酒造で製造される、おしゃれなラベルも目を引く逸品。レース大会の代名詞ともいえる、フォーミュラ・ニッポンにおけるシャンパンファイトでも採用される、まさに日本酒の枠を超えた「SAKE」となっています。専用耐圧ボトルで瓶内二次発酵をおこなうことにより、軽すぎない洗練された味わいが実現されています。
価格 5,400円(税込)
獺祭 発泡にごり酒スパークリング
通常の日本酒としても名酒と名高い、「獺祭」からもスパークリングが登場しています。「獺祭」とは、「獺(かわうそ)」が獲れた魚を川岸に並べて食べる様からできた言葉で、詩や文を作る際に書類や資料を乱雑に広げる様子をもの語る上でもちいられます。旭酒造が作る酒名「獺祭」には、伝統に捉われず、変革と革新の中からより優れた酒を生み出すといった想いが込められているそうです。近代的なスパークリングタイプへの着手もまた、そういった姿勢の一環なのかもしれません。濃厚でミルキーなにごり酒の香りが、軽やかに嗜めます。
価格 3,700円(税込)
MIZUBASHO PURE
尾瀬の名水に育まれ仕込まれたこちらの日本酒は、クリアで清らかな口当たりが印象的。横文字の品名と金の封、そして決め細やかな発泡は、まさにシャンパンのような佇まいを感じさせます。東京オリンピックの乾杯酒にも決定されており、これからますます注目必至の銘柄となってくることでしょう。
価格 5,142円(税込)
奥の松 純米大吟醸 スパークリング
創業290年以上をも誇る老舗、奥の松酒造の純米大吟醸に発泡の軽やかさをプラスした一本。ブルーの瓶からも連想できる通り、米の旨みそのままに、キレの良さと爽やかさが魅力的に感じられます。伝統の深みと近代的なトレンドが融合した、要注目のスパークリング日本酒です。
価格 5,400円(税込)
日本酒の魅力がより身近に感じられる
大人のスタイルを知る紳士方とて、重さやクセの強さが特徴的な日本酒は、少し苦手に感じている人も少なくないことでしょう。ですがそんな人にも、ぜひスパークリングタイプを試して欲しいです。日本の歴史と伝統が、それこそシャンパンのような飲みやすさで気軽に楽しめます。人気銘柄の本物の味わいは、その入り口として相応しい体験を与えてくれることでしょう。
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この記事のライター
関西→沖縄→関東~と旅して回るフリーランス。ライター歴は10年以上あり、あらゆる分野での執筆経験があります。その他、過去には写真や音楽に関するクリエイティブな活動もちらほら。経験を生かし、旬なもの、感性のアンテナに引っかかる話題など、ハイセンスなVOKKA読者皆様へ広くお届けさせていただければと意気込む次第。