首都だけで終わらせるのはもったいない!スロバキアの観光情報

オーストリアのウィーンからわずか1時間でアクセスできるスロバキア。多くの観光客が首都ブラチスラバだけを見て、スロバキア旅行を終わらせてしまいます。それだけでは、あまりにもったいない!今回は、幅広くスロバキアの観光情報をお伝えします。


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スロバキアの概要

出典:en.wikipedia.org

スロバキアは1993年に「チェコスロバキア」から分離独立した若い国です。現在では、中欧では数少ない通貨「ユーロ」を導入した国としても知られています。面積は日本の約7分の1ほど、人口は約540万人です。首都はウィーンから1時間でアクセスできるブラチスラバです。主要民族はスラブ系のスロバキア人ですが、南部にはハンガリー人も住んでいます。チェコとは異なり「山岳の素朴な国」という言葉がピッタリの国です。


スロバキアへの道のり

出典:en.wikipedia.org

2016年10月現在、日本からスロバキアへの直行便は運航されていません。スロバキアへは飛行機よりも、陸上交通でのアクセスをオススメします。最もポピュラーな方法はウィーン中央駅からブラチスラバ行きの列車に乗ること。約1時間で到着します。他、チェコ、ハンガリー、ポーランドからアクセスすることも可能です。スロバキアからベラルーシやウクライナなどの旧ソ連諸国へ行くことも可能ですが、国境審査で長く待たされる可能性があります。

首都ブラチスラバの魅力

出典:en.wikipedia.org

まずは、首都ブラチスラバの魅力を見ていきましょう。ブラチスラバはドナウ川沿いにある人口40万人を有する都市です。ただ「首都」と言っても、それほど大きくありません。一日もあれば、十分に観光を楽しむことができます。
ブラチスラバの目玉はテーブルをひっくり返した形をしたブラチスラバ城。オスマン帝国が現在のハンガリーに攻め込んだ際は、ハンガリーの重要な拠点にもなりました。現在では、スロバキアの歴史を紹介する博物館となっています。他には美しい青色が特徴の「ブルーチャーチ」がオススメです。
ブラチスラバの旧市街を歩いてしますと、ユーモラスな銅像に出くわすでしょう。ぜひ、一緒に楽しい写真を撮ってください。きっと、いい思い出になるはずです。時間を気にせず、のんびりと散策をお楽しみください。

ブラチスラバ以外のスロバキアの魅力

出典:en.wikipedia.org

ブラチスラバ以外にもスロバキアには数多くの魅力があります。まずはスロバキアの象徴、タトラ山に登ってみましょう。「登る」と言っても、ポプラドから登山鉄道が出ているためご安心を。山の頂上へはケーブルカーやロープウェーを使ってアクセスできます。日本の山とは異なり、ゴツゴツした形が特徴となっています。そのため、日本の山にはない迫力が楽しめます。なお、低タトラ山地ではスキーも楽しめます。
スロバキアは城が多い国としても知られています。その中でオススメの城が世界遺産に登録されているスピシュ城です。この城はナポレオンに攻められて以降、廃墟の状態になっています。なだからな丘に廃墟の城があり、その様子はまるで映画のワンシーンのよう。ぜひ、独特の雰囲気を持つスピシュ城を訪れましょう。
スロバキアで忘れてはならないのがワインです。特に、スロバキアの白ワインは甘口で大変飲みやすいのが特徴です。ブラチスラバ近郊ではワインが製造されています。なお、ワインショップでは試飲ができるところもありますので、スロバキアの貴重なワインを試してみましょう。

スロバキアの治安は良好、ただし夜間はご注意

出典:en.wikipedia.org

スロバキアの治安は良好なので、特に心配する必要はありません。ただし、夜間にブラチスラバ以外の都市や町を歩く際には注意が必要です。なぜなら、道路に街灯が少なく、大変薄暗いからです。治安よりも、交通事故に注意した方がいいでしょう。
スロバキアでの国内の移動は長距離は鉄道、短距離はバスをオススメします。バスの本数はそれほど多くありませんので、目的地に着いたら帰りのバスの時刻をチェックしておきましょう。


寡黙だけど優しいスロバキア人

いかがでしたか。最後にスロバキア人の性格を少しだけ紹介。スロバキア人は大変寡黙ですが、一度打ち解けると、とても優しい民族です。また、日本への関心も大変高いです。ぜひ、山岳国、スロバキアの魅力に触れてみてください。

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神戸市出身。東ヨーロッパと鉄道はライフワーク。歴史(現代史)と政治(国際政治)は興味分野。さすらいの鉄道旅を趣味としています。

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