首都だけで終わらせるのはもったいない!スロバキアの観光情報

オーストリアのウィーンからわずか1時間でアクセスできるスロバキア。多くの観光客が首都ブラチスラバだけを見て、スロバキア旅行を終わらせてしまいます。それだけでは、あまりにもったいない!今回は、幅広くスロバキアの観光情報をお伝えします。


hirothirot
  • 5,958views
  • B!

スロバキアの概要

出典:en.wikipedia.org

スロバキアは1993年に「チェコスロバキア」から分離独立した若い国です。現在では、中欧では数少ない通貨「ユーロ」を導入した国としても知られています。面積は日本の約7分の1ほど、人口は約540万人です。首都はウィーンから1時間でアクセスできるブラチスラバです。主要民族はスラブ系のスロバキア人ですが、南部にはハンガリー人も住んでいます。チェコとは異なり「山岳の素朴な国」という言葉がピッタリの国です。


スロバキアへの道のり

出典:en.wikipedia.org

2016年10月現在、日本からスロバキアへの直行便は運航されていません。スロバキアへは飛行機よりも、陸上交通でのアクセスをオススメします。最もポピュラーな方法はウィーン中央駅からブラチスラバ行きの列車に乗ること。約1時間で到着します。他、チェコ、ハンガリー、ポーランドからアクセスすることも可能です。スロバキアからベラルーシやウクライナなどの旧ソ連諸国へ行くことも可能ですが、国境審査で長く待たされる可能性があります。

首都ブラチスラバの魅力

出典:en.wikipedia.org

まずは、首都ブラチスラバの魅力を見ていきましょう。ブラチスラバはドナウ川沿いにある人口40万人を有する都市です。ただ「首都」と言っても、それほど大きくありません。一日もあれば、十分に観光を楽しむことができます。
ブラチスラバの目玉はテーブルをひっくり返した形をしたブラチスラバ城。オスマン帝国が現在のハンガリーに攻め込んだ際は、ハンガリーの重要な拠点にもなりました。現在では、スロバキアの歴史を紹介する博物館となっています。他には美しい青色が特徴の「ブルーチャーチ」がオススメです。
ブラチスラバの旧市街を歩いてしますと、ユーモラスな銅像に出くわすでしょう。ぜひ、一緒に楽しい写真を撮ってください。きっと、いい思い出になるはずです。時間を気にせず、のんびりと散策をお楽しみください。

ブラチスラバ以外のスロバキアの魅力

出典:en.wikipedia.org

ブラチスラバ以外にもスロバキアには数多くの魅力があります。まずはスロバキアの象徴、タトラ山に登ってみましょう。「登る」と言っても、ポプラドから登山鉄道が出ているためご安心を。山の頂上へはケーブルカーやロープウェーを使ってアクセスできます。日本の山とは異なり、ゴツゴツした形が特徴となっています。そのため、日本の山にはない迫力が楽しめます。なお、低タトラ山地ではスキーも楽しめます。
スロバキアは城が多い国としても知られています。その中でオススメの城が世界遺産に登録されているスピシュ城です。この城はナポレオンに攻められて以降、廃墟の状態になっています。なだからな丘に廃墟の城があり、その様子はまるで映画のワンシーンのよう。ぜひ、独特の雰囲気を持つスピシュ城を訪れましょう。
スロバキアで忘れてはならないのがワインです。特に、スロバキアの白ワインは甘口で大変飲みやすいのが特徴です。ブラチスラバ近郊ではワインが製造されています。なお、ワインショップでは試飲ができるところもありますので、スロバキアの貴重なワインを試してみましょう。

スロバキアの治安は良好、ただし夜間はご注意

出典:en.wikipedia.org

スロバキアの治安は良好なので、特に心配する必要はありません。ただし、夜間にブラチスラバ以外の都市や町を歩く際には注意が必要です。なぜなら、道路に街灯が少なく、大変薄暗いからです。治安よりも、交通事故に注意した方がいいでしょう。
スロバキアでの国内の移動は長距離は鉄道、短距離はバスをオススメします。バスの本数はそれほど多くありませんので、目的地に着いたら帰りのバスの時刻をチェックしておきましょう。


寡黙だけど優しいスロバキア人

いかがでしたか。最後にスロバキア人の性格を少しだけ紹介。スロバキア人は大変寡黙ですが、一度打ち解けると、とても優しい民族です。また、日本への関心も大変高いです。ぜひ、山岳国、スロバキアの魅力に触れてみてください。

Amazonで詳細を見る

この記事のキーワード

この記事のライター

hirot

神戸市出身。東ヨーロッパと鉄道はライフワーク。歴史(現代史)と政治(国際政治)は興味分野。さすらいの鉄道旅を趣味としています。

関連する記事

あわせて読みたい

hirot
hirot

神戸市出身。東ヨーロッパと鉄道はライフワーク。歴史(現代史)と政治(国際政治)は興味分野。さすらいの鉄道旅を趣味としています。

feature

ranking

new

partners

星野リゾート(公式)

星野リゾート(公式)

星野リゾートの公式アカウントです。星野リゾートでは、自然や文化、食など、その地域の魅力に触れる様々な体験をご用意しております。すべてのお客様に「ここに来てよかった」と感じていただきたいという気持...

TATRAS & STRADAEST(公式)

TATRAS & STRADAEST(公式)

TATRAS&STRADA ESTはビジネスもホリデーも同じく楽しむ大人にファッションを通じて新しい喜びを発見して頂ける様に目指しているセレクトショップです。“Hi Quality”“S...

writers

eri11151

eri1115

旅行と食べること、ファッションが好き。インドア派でアウトドア派のフリーライターです。生まれは四国、大学で東京へ行き就職で大阪へ。転々とする放浪癖を生かして様々な地域の記事を書いています。

ハングリィ2

ハングリィ

広告代理店勤務。基本的に好奇心旺盛。筋トレや美容、ヘアスタイルなどメンズビューティーに凝っています。

VOKKA編集部グルメ班3

VOKKA編集部グルメ班

VOKKA編集部グルメ班です。本当に美味しい名店だけをご紹介できるよう日々リサーチいたします。

kumakumaillust4

kumakumaillust

イラストも文章も手掛けるフリーのイラストレーター。

05micco5

05micco

都内在住。コーヒーとサンドイッチが大好きで1日1カフェ生活を送っている。夏の定番はレモネード、冬の定番はホットチョコレート。オシャレやヘルシーという言葉に敏感なミーハー系女子。

斉藤情報事務6

斉藤情報事務

信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。

>>ライター紹介