そのおしゃれ着の洗い方合ってる?!正しい洗濯方法とおすすめの洗剤・柔軟剤をご紹介!
快適なデイリーライフを送るために欠かせないことの一つといえば洗濯です。綺麗に洗った洋服を着ているとなんだか身も引きしまりますよね。服は消耗品と言いますがどうせなら長持ちさせたいですよね。そのためには正しい洗濯方法が大事!今一度洗濯についておさらいしてみましょう。
- 27,836views
- B!
洗濯前にちょっと待って!
気持ちよくデイリーライフを送るために欠かせない家事の一つが洗濯です。
真っ白に洗った綺麗なシャツを着ると、なんだか気持ちも引き締まる気がしませんか?
でもちょっと待ってください!あなたのその洗濯方法、本当に正しいのでしょうか。
おしゃれ着には、おしゃれ着用の洗い方があるのです。
洗濯の仕方によって服がどれだけ長持ちするかも変わってきます。
さらに着ている時の見栄えだって、洗濯次第で良くも悪くもなるのです。
今回は正しい洗濯方法を身につけて、おしゃれにさらに磨きをかけましょう!
まずは洗濯マークを見直しましょう
洗い方のマーク
出典:u1.m3q.jp
洗濯において一番最初に見ておきたいのがこの洗濯マークです。
洗濯機マークや手洗いマークがついていれば、家庭で水洗いできます。
一番左の洗濯機マークは「洗濯機で洗える」ことを、左から二番目の手洗いマークは「手洗いできる」ことを意味します。
手洗いマークのついた衣類は、洗濯機の「手洗いコース」もしくは「ドライコース」で洗うこともできます。
一番右のマークが付いていれば、ドライクリーニングに出すことができます。
右から二番目のマークが付いていれば、水洗いをしてはいけません。
服が縮んだり、色落ちをしてしまう恐れがあるので気を付けましょう。
クリーニングに出すことが無難ですが、自宅で洗える物もあるので、後ほどご紹介します。
一般的によく見るマークの一覧がこちらです。
マークに記載の数字は液温の上限を意味しており、「弱」は洗濯機の弱水流、または、弱い手洗いが良いという意味です。
衣服によって、適切な水の温度も変わってくるのです。
日本の洗濯機にはあまり見られませんが、海外では水の温度を変えて洗濯することが当たり前だそうです。
より衣服を丁寧に扱いたいのであれば、温度にまで気を使いましょう。
塩素系漂白剤の使用の可否のマークです。×が付いているのに誤って塩素系漂白剤で洗濯してしまうと、部分的に色落ちする可能性があるので気をつけましょう。
酸素系漂白剤に関するマークはありません。酸素系漂白剤が使用できない衣類には、マークの下の付記用語として「酸素系漂白剤使用禁止」と記されたり、衣類についているタグや、取り扱い絵表示の裏などに記載されていますので、こちらも確認しておきましょう。
干し方のマーク
出典:mekara.info
衣服によって干し方も違うことを知っていましたか?(※以下左から順に説明)
釣り干しとはハンガーにかけて天日に衣服を干すこと。最も一般的な干し方です。
釣り干しでも日陰が良い場合が左から二番目のマークです。
平干しとは、ハンガーに衣服をかけずに平らな状態を保って干すことです。
平干しにも天日干しと日陰干しがあるので気を付けましょう。
誤って日陰干しの物を天日で干してしまうと、変色する場合があるので気をつけましょう。
絞り方
出典:swipp.jp
こちらは絞り方のマークです。衣服によって絞る強さにも注意が必要です。
左のマークの場合は、手絞りの場合弱く、洗濯機で脱水するときには短時間にしましょう。
右のマークの場合は絞ってはいけません。
アイロンがけ
アイロンがけのマークの一覧がこちらです。もちろんこのマークに×が付いている場合はアイロンがけはNG。
衣服によって、低温・中温・高温の3つに適温が分かれます。
80〜120度の低温がアクリル、ポリウレタンの適切な温度。
120〜140度の中温がアセテート、ナイロン、ポリエステル、140〜160度が毛、レーヨン、キュブラの適切な温度。
180〜210度の高温が綿、麻に対応した適切な温度になります。
このようにアイロンマークの下に波線がある場合があります。
波線がある時は衣服に直接熱が当たらないようにタオルや布を挟んでアイロンをかけましょう。
ドライクリー二ング
ドライクリーニングができるマークがこちら。×が付いている時はNGです。
左が、パークロエチレン、または石油系溶剤でのドライクリーニングができます。
左は石油系溶剤のみのドライクリーニングとなります。
アイテム別の洗濯の仕方
ニット
アイテム別の洗濯方法の一つ目は、冬に最も洗濯に悩んでしまうニットです。
ニットは、洗濯した時の形くずれや伸縮が非常に気になりますよね。
まず、ニットを優しく洗うために、大きめのたらいを用意しましょう。
洗濯表示タグ洗濯機の絵がついているものでも、ダメージを最小限にとどめたいなら手洗いをおすすめします。
①ニットは中性洗剤で洗いましょう。
アルカリに弱いウールは普通の洗濯洗剤を使うとフェルト化してしまうことも。必ず中性洗剤を使って洗いましょう。
表示に従った分量の中性洗剤をたらいに張った30度のぬるま湯によく溶かし、裏返してたたんだニットを洗います。
気になるシミがある時は、あらかじめ中性洗剤をシミに直接のせて軽くたたいておきましょう。
②ニットの洗濯は手短にしましょう。
ニットをたらいの中に入れて手で軽く押し洗いします。もみ洗いはニットの繊維にダメージを与えるのでNG。
3分程度を目安に洗いを終えたら、新しいぬるま湯ですすぎ洗いをします。
すすぎも洗いと同様に、軽く押し洗いしながら泡をすすぎましょう。
③すすぎが終わったら脱水をしましょう。
ニットは形を整えてから大きなバスタオルにくるんで水分を除きます。吸水性の良い大きなバスタオルを使いましょう。洗濯機で脱水する場合はニットの形を整えてバスタオルにくるんだ状態でネットに入れて、20~30秒ほどで終わらせましょう。ここも手短にするのが重要です。
④脱水が終わったニットはていねいに形を整えてから平らなところで陰干しします。
ハンガーにかけて干すとニットが水分の重みで伸びたり、型崩れしてしまいます。
袖口や裾の部分が伸びてしまった時はアイロンのスチームをあてて、繊維を蒸らします。
スチームをあてた部分を手でギュッと握りながら形を整え、最後に低温のアイロンで軽く押さえて仕上げましょう。
逆に縮んでしまった場合は、縮みが気になる部分にアイロンのスチームを数秒当てて、ニットをのばしたい方向にゆっくりと引っ張ります。
この時アイロンがニットに触れないように注意しましょう
Yシャツ・ブラウス
一年中使うアイテムとして、洗濯にも気をつかうのがYシャツやブラウスです。
洗う前に必ず取り扱い絵表示を見て、家庭で洗えるかどうかを確認しましょう。
目立つ汚れがある場合は、前処理をします。エリや袖口の汚れ、ブラウスのファンデーション汚れは、「エリそで用の部分洗い剤」を汚れに直接つけ、容器の先で軽くこすります。
脇の下の汗ジミや食べ物のシミには、「液体酸素系漂白剤」か「シミ用の部分洗い剤」をつけておきます。
袖やブラウスのリボンなどが絡まって型くずれするのを防ぐために洗たくネットに入れて洗います。
綿の繊維のブラウスは、シワがよりやすいので脱水時間を短めにするのがポイントです。
脱水後はすぐに取り出し、軽く振りさばいた後、衿もとなどの形を指で整えてハンガーに干します。
日光による色あせを防ぐため日陰で干します。
洗濯きによる洗濯がNGな場合が洗濯桶で洗いましょう。
中性洗剤で洗濯液を作ります。軽くたたんで、洗濯液に浸けます(10分~15分)
洗濯機で5秒~10秒脱水し、きれいな水に1分くらい浸けます。脱水の時は必ずネットに入れましょう。
ストール・マフラー
ストールやマフラーも、簡単に洗濯することができるので、日干しだけではなく水につけて洗いましょう。
シャツと同じように気になる汚れは必ず前処理をしておきましょう。
洗濯桶の大きさに合わせてたたみ「洗濯ネット」に入れます。この時、フリンジが絡まないように、内側になるようにたたみましょう。
また、汚れがついている部分は外側になるようにたたみます。
30℃以下の水4Lを洗濯桶に入れ、おしゃれ着用中性洗剤(10ml)をよく溶かします。
その中に洗濯ネットに入ったストール(マフラー)をしずめて、やさしく押し洗いします。
その後、軽く脱水します。コツは、洗濯ネットに入ったストール(マフラー)を端からクルクル巻いて、やさしく絞ることです。
同様にすすぎを2回行います。この後にさらに柔軟剤につけると香りと触り心地も良くなります。
脱水後は洗濯ネットから取り出しすぐに干しましょう。
干す時は、両手で挟み軽く押さえてしわを取り、形を整え、フリンジ部分の絡まりは手で整えます。
タオルを干すようにハンガーや物干しにかけて日干ししましょう。
ただし、ニットのマフラーやスヌードは伸びやすいので、平干ししましょう。
おすすめ洗剤・柔軟剤
部屋干しトップ
皮脂や色素汚れすべてをキレイに!カレー、ミートソース、皮脂汚れもスルッと落ちます。
洗浄力、コスパ、抗菌力において最高クラスの成績です。
トップ ナノックス
なかなか落ちない女性の口紅も落とします。液体洗剤を選ぶなら、ナノックスがオススメ。
ビーズ
長持ちする香りを楽しみたいのなら、こちらがおすすめ!
ソフラン アロマリッチ
どこかミステリアスでほんのり甘く、上品で落ち着いた素晴らしい香りです。
ガーネッシュ
日本には少ない甘い香りです。これを使っていてばおしゃれ感もアップ!
ランドリン
知名度は少ないものの、一度使うとはまってしまうのがランドリンです。上質でセレブな香りがします。
アクロン おしゃれ着洗剤
フレッシュな香りで上質な生地を保ちます。
エマール
ほのかに甘い香りが漂い、コスパも良い一品です。
正しい洗濯で気分も一新!
調査によると、「良い香りのする男性には、清潔感が感じられ、近づきたくなる」という意見が多数。
洗濯にも気を使ってこそ大人のおしゃれメンズです。見た目にも差が出るので是非実行しましょう。
綺麗な衣服を着ると気分も一新でき、なんだって出来てしまいそう。
大事に衣服を着ることにも繋がります。洗濯を通して丁寧な生き方を目指してみませんか?
この記事のキーワード
この記事のライター
生まれは岡山、現在は目白の女子大に通う大学生です。オシャレが大好き!トレンドに敏感なミーハーです。銀座と表参道を駆け巡るアルバイターな一面も。ファッション、東京のグルメ、おすすめデートスポットを中心に執筆しています。