みんなは何着る?冬の定番一押しコートのまとめ入門!【メンズ冬】〜part.1〜
冬の着こなしの印象の8割がたを決めると言っても過言ではないアウター。よりオシャレなものを身につける人こそセンス良く見えるのです。今回は押さえておくべきメンズコートをまとめました。
- 12,203views
- B!
コートって種類が多くてわかんない!
冬の季節の雑誌を開くと絶対にどこかしらでコート特集が組まれていることと思います。
「王道はPコート」
「トレンドはチェスターコート」
そんな言葉が飛び交っていますが、実際どんなコートがあるのかと考えた時に滬ーとの種類が多すぎてわからないと感じたことのある方もいるのではないでしょうか。
今回はそんな方のためにメンズのコートを一挙、着こなしと一緒にご紹介していきます。
おしゃれルックの定番は「チェスターコート」
チェスターコートは長めの着丈が特徴的なアウターです。膝丈くらいのものが最もベーシックなデザインです。
チェスターコートの名前の由来は色々とありますが19世紀にチェスターフィールド伯爵が着始めたのが名付けのきっかけではないかと言われています。
肩の形がしっかりとしているので羽織るとかっちりとした印象を演出できます。
ビジネスシーンでもカジュアルなコーディネートの時でも使うことのできる汎用性の非常に広いアイテムです。
出典:i7.wimg.jp
こちらはやや短めのチェスターコートを羽織った着こなしです。短めの着丈の時はもちろんですが、膝くらいの丈のコートでもジャケットのようにさらっと羽織ることができます。
こちらの着こなしではシンプルにシャツとニットのレイヤードのきれいめレイヤードの上にネイビーのコートを羽織って清潔感のある着こなしにまとめています。
ニットにネイビーだと無難すぎてしまうのでリブのついたグレーのチェックパンツを合わせてクラシック感と程よいスポーツ感を取り入れてトレンド感も意識したコーディネートになっています。
さりげなくスポーツ感を演出してくれる「スタンドカラーコート」
スタンドカラーコートとはそのなの通り襟の立ったデザインのコートのことです。
ビジネスシーンで着られることが多く、羽織るだけでデキる男を演出できることから今シーズンオシャレメンズの要チェックアイテムとなりました。
先ほどの言った通り、スーツの着こなしの上から着られているイメージが強いですが、カジュアルな着こなしの時に羽織るとシャカシャカとした素材がスポーツ感を演出してくれます。
スポーツ感を意識すると運動着みたいになってしまうと感じていた肩は是非チェックしてみましょう。
出典:i7.wimg.jp
白地のボーダーカットソーがマリンな印象を与えてくれるこちらの着こなし。インナーにはシャツを合わせてカジュアルな着こなしの中にちょっとしたアクセントを加えています。
ボトムスはジーンズを合わせてカジュアルな雰囲気に。ボーダートップスは子供っぽい印象になってしまいがちなのでデニムの色を濃い目にすることで大人っぽさをプラスして全体のバランスをうまく取っています。パンツは太めが気分。裾を折って短くし、ソックスを見せてフレンチルックにしています。
今年の新顔は「ステンカラーコート」
ステンカラーコートとは後ろの襟が高く、前に向かって低く折り返す形が特徴のコートです。名前の由来はフランス語で支えるという意味の「ステン」にあるという説が濃厚ですが英語の「サポート」も由来であるという説もあります。
ラグラン裾とゆったりとしたシルエットが特徴的。このリラックス感を漂わせながらもクラシカルな雰囲気も演出できるアイテムは今年のトレンドにぴったり。今年に入って大きく注目されるようになったアイテムです。
しかし今までも多くの大人メンズに着られていたアイテムなので、トレンドを追いかけたミーハーな雰囲気にもならないのが嬉しいポイントです。
こちらは鮮やかな青色が印象的なステンカラーコートをメインにしたコーディネートです。
ステンカラーコートはベージュのイメージが強いですがリラックス感の漂うシルエットはベージュを必要以上に老けて見せてしまうことも。そのため意外と初心者には挑戦しにくいアイテムだあったりします。
そんな時にはネイビーなど上品に見える色を選んだり、青色などベーシックカラーから少し外したものを合わせるようにしてみましょう。
青色コートなんて着こなせない!と感じている方もいるかもしれませんが、全身の色味を統一しておけば問題ありません。ブルーのシャツとブルーのキャップで全身を青色でまとめています。
パンツまで青系でまとめてもいいですが、全身を同じ色で固めることに抵抗のある方はグレーなどなじみの良いアイテムを合わせるとカジュアルな感じで着こなすことができます。
「チェックのコート」はロング丈とタイトシルエットが正解
冬場のコートは無地の暗めのダークカラーが多いですよね。そのため、自分のお気に入りを見つけたつもりでもいざ周りを見てみると同じようなコートを着ている人がたくさんいてなんとなく気まずい空気が流れてしまった…。そんな経験、みなさん一度はあるのではないでしょうか。
そんなときに周りと差をつけられるのがチェックのコートです。
学生っぽくしないためには長めの丈を選ぶといいでしょう。チェックも鮮やかな色味だと目立ちすぎてしまう上に子供っぽくなってしまうので、暗めのカラーチョイスをしておいてさりげなくチェックが見える、そんなバランス感が絶妙でオシャレです。
チェックのコートは普段のカジュアルスタイルの上に羽織るだけで簡単にオシャレに見せてくれます。
またコートに柄が入っているので他のアイテムでどこかにアクセントを入れる心配などをする必要はありません。コートに特徴がありながらも決して派手ではないので色物ともしっくりと合います。
またチェックのコートは白パンツとの相性も抜群です。白パンツは外国人のスタイル抜群の人でないと着れない…。そんな風に思っていた方はぜひチェックのコートと一緒に着てみてください。白パンツ特有の気取った雰囲気がチェックのプレッピーな雰囲気によって打ち消されてより日本人に似合うようにしてくれます。
機能性が最も優秀なのは「ダウン」一択
いろいろとコートにも種類がありますが、最も暖かいものが欲しい!という方にはダウンがオススメです。
冬のコーディネートを楽しむためにコートもそれぞれ保温性を高めるためにいろいろな工夫がなされていますが、どれもダウンの暖かさには負けてしまいます。
二枚の生地の間に入ったボリュームたっぷりの羽毛は生地の間に空間を生み、この空間の空気が体温によって温められた温もりを維持してくれます。
今年はスポーティな着こなしもトレンドなので、アウトドアスタイルを作りたいときなど、今年はダウンの活躍する機会が多いでしょう。
出典:i7.wimg.jp
こちらはグレーのダウンを羽織って全体的にグレートーンで統一したコーディネートです。
もこもことした印象のダウンジャケットですが、厚手のヘンリーボーン編みの生地によってダウンのボリュームが程よく抑えられてスタイリッシュに見せてくれています。
ダウンを着る方法をいろいろとありますが、このダウンジャケットくらいボリュームが抑えられていると前を開けて羽織るようにして着ることもできます。
カジュアルなイメージが強いからこそワントーンで統一してモードな要素を取り入れるとバランスが取れます。機能性もスタイル性もどっちも欲張りたいという方におすすめの着こなしです。
この記事のキーワード
この記事のライター
東京生まれ大阪育ちの慶応義塾在学の女子大生です。グルメ、ファッション、あとは旅行が大好き。でも実は、それと同じくらい手の綺麗な人が好き!