メンズカジュアルコート決定版!コートの選び方からおすすめブランドまで
男性の皆さんはカジュアルシーンに着用するコートに迷ったことはありませんか?春先や秋冬など、気温が下がるとジャケットだけでは肌寒くなりますよね。今回は休日のカジュアルシーンでも羽織ることができるコートの選び方を、おすすめブランドと合わせて紹介。大人メンズにおすすめの上質なブランドと共に解説します。
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自分に合ったカジュアルコートを着こなししたい!
春先や秋冬のカジュアルシーンに欠かせない、コート・アウター選び。コートは第一印象にもつながるので、自分に合ったカジュアルコートがあるだけで、おしゃれに磨きがかかります。
今回はそんなコートの種類やおすすめのブランドを徹底解説!カジュアルシーンに合わせたい定番のコート・アウターを紹介します。
カジュアルコートの選び方とは?
カジュアルなシーンを彩るコート・アウター。一体どんなものがおすすめなのでしょうか?
差し色を選ぶよりは、無難な物がおすすめ
カジュアルなスタイルのコートといえども、やっぱり無難が一番。差し色使いの派手なアイテムよりは、ブラックなネイビー、ベージュといった、定番のアイテムを選んだ方が良いでしょう。
自分に合ったサイズを選ぼう
出典:hdr.undp.org
定番のアイテムを着る際は、サイズ選びが重要。おしゃれな着こなしに繋がることはもちろん、かっこよく着こなしできますよ。自分に合ったサイズを知ることが、コート選びの第一歩とも言えます。
季節によって素材を変えよう!
コート選びで重要な素材選び。皆さんは気にしていますか?季節に合った素材を紹介します。
春はコットンやナイロン
春のコートはコットンやナイロン素材がおすすめ。ウールの入ったものは暑すぎてしまうので、控えましょう。見た目も軽やかなので、季節感のあるスタイルにも繋がりますよ。
秋冬はウール混がおすすめ
秋冬はウールの入ったアイテムが無難。防寒性はもちろん、肌触りも良いので快適な秋冬ライフを送ることが出来ます。見た目も上質なので、女性からの印象も良いですよ。
春におすすめのコートの種類とは?
トレンチコート(コットン)
出典:www.ebay.com
トレンチコートは、腰元と肩部分にベルトの付いたコートのこと。素材は防水加工したコットン生地やウール、合成繊維等を用いて作られます。春先は特にコットンがおすすめです。
その起源は古く、第一次世界大戦のイギリス軍が寒冷な欧州での戦いに対応する、防水型の軍用コートとして開発したものが始まりです。これによって一般市民へと広がっていきました。「トレンチ」とは日本語で「塹壕」の意味があり、このコートが第一次大戦で多く生じた泥濘地での塹壕戦で効果を発揮したことによって付けられました。現在でも軍服としての名残を多く残しています。トレンチコートの元祖は、イギリスのバーバリーとアクアスキュータムの2社とされています。
ステンカラーコート
出典:wear.jp
ステンカラーコートとは、襟付きのラグラン袖でゆったりとした着心地が特長のコート。他の呼び方にバルカラーコート、バルマカーンコート、スタンドフォールカラーなどがあります。後ろの襟が高く、前が低く折り返す形が特徴です。
「ステンカラー」は和製英語で、「ステン」はフランス語の「支える」と言う意味に由来すると言われています。素材はウール、カシミア、綿、ポリエステル、ナイロン等があり、コットン製の物が一般的です。ステンカラーコートはスーツに着用してもOK。綺麗目ファッションアイテムのひとつです。
秋冬におすすめのコートの種類とは?
キルティングジャケット
キルティングジャケットはその名の通り、キルティング素材を使ったジャケットのこと。
キルティングとはそもそも、キルトトップ、キルト綿、裏布の3層を重ねてミシンや手で一緒に縫い合わせ、部分的に綿や毛糸を入れて模様を浮き上がらせる技法のことです。2000年代以降、秋冬物の軽いジャケットの素材として広がり始めています。キルティング素材を用いることによって、丈夫にするという機能性と浮き彫りになった立体的デザイン効果を楽しむことができ、一気におしゃれに見えます。
ピーコート
ピーコートとは、ウール素材のダブル前で腰丈のオーバーコートのこと。
19世紀末からイギリス海軍が艦上用の軍服として着用していたことがきっかけで、それ以降漁師たちの間でも愛用され始めました。特にフランスのブルターニュ地方の漁師などが着用しています。オランダ語で毛織物のコートという意味の「pij jekker」の頭文字を取ったとされており、パイロットコートとも呼ばれています。手を温めるために縦に切り込みを入れたマフ・ポケット、海軍のマークでもある碇をあしらったボタンなどが特徴です。艦橋や甲板などの厳しい気象条件で使用することから、風向により左右どちらでも上前を変えることが可能となっており、これは片方のボタンが破損しても、もう片方で止められるという機能性も考慮されています。
チェスターコート
チェスターコートとは、襟付きシングルボタンのコートのこと。膝丈やそれよりもやや長い丈が特長です。
正式名称はチェスターフィールドコート。19世紀に、チェスターフィールド伯爵が初めて着用したことから、この名前が付けられたとされています。襟がビロードな理由は、かつてフランス革命で処刑されたルイ16世と、妃マリー・アントワネットを弔う気持ちを表したものでした。現在は礼装や普段着など関係なく着用される、ファッションアイテムです。その見た目は背広に近いため、おしゃれの苦手な男性でも取り入れやすく、非常に人気があるコートの一種になっています。
ダッフルコート
ダッフルコートはオーバーコートのひとつ。フードとループ状のボタンが特長の防寒着です。
その起源は、北欧の漁師の仕事着。第二次世界大戦時にイギリス海軍で防寒着として使用され、その余剰在庫品が戦後市場に出回ったことで一般市民へと広まりました。「ダッフル」という言葉は、メルトンウールの原産地、ベルギーのアントウェルペン近郊の都市・デュフェルに由来しているとされています。フロントはトグルと呼ばれる浮き型の留め具とループによって留められるため、ボタンとは違って手袋をしたまま服を脱着衣できるのが特長です。ダッフルコートの基礎となったイギリス海軍用の製品は、キャメル色の生地、木製トグル、麻紐のループ、帽子の上から被れる大きなフード、膝までの丈を備え、制服や隊服の一番上に着用される被服としてとてもゆったりした作りになっていました。
ダウンジャケット
ダウジャケットはダウンベストの長袖バージョン。ベストよりもより暖かく、保温性・防寒性の優れた、実用性の高いアイテムです。
メンズを中心に、街中のファッションアイテムとして一般的にも普及している「ロングダウン」の先駆けとなったのは1990年代。当時、原宿や代官山に店舗があったデプトカンパニーが発売したと言われています。ちなみにお手入れ方法はクリーニングがベスト。基本的には洗わずに着通すものであり、汚れないよう注意して着用しましょう。
コート選びにおすすめのブランド
おしゃれなコート選びにおすすめのブランドを厳選して紹介します。
バーバリー(BURBERRY)
ショートトレンチコート
価格:188,642円輸入関税込み
フーデッド ダウンジャケット
価格:111,490円輸入関税込み
バーバリーのコートは、バーバリーチェックの色彩豊かなアイテムが特長。さりげないチェック柄は、アクセントにも繋がり、おしゃれに着こなし出来ますよね。定番のトレンチコートはもちろん、ダウンジャケットもおすすめ。上質な着心地も魅力の一つなので、是非手に取ってみてください。
ディースクエアード(Dsquared2)
ハイシャイン ダウンジャケット
価格:213,840円輸入関税込み
Ski ダウンジャケット
価格:206,280円輸入関税込み
ディースクエアードのコートは、上質な素材が特長。アウターは秋冬の中でも短いシーズンしか着用しないので、やっぱり上質なアイテムを長く着たいですよね。どちらも無難なブラックなので、流行り廃りも無くきこなし出来ますよ。
カルバン・クライン(Calvin Klein)
チェスターコート
価格:49,712円輸入関税込み
ステンカラー コート
価格:44,465円輸入関税込み
カルバンクラインのコートは、定番のアイテムが多いので、着こなししやすい点も嬉しいポイント。インナーのセーターで差し色をプラスするなど、おしゃれの幅が広がるアイテムでもあります。もちろんビジネスシーンにもOK。カジュアルなタウンユース以外にも、スマートなコーデを作ることが出来ます。
ランバン(LANVIN)
ダッフル ダウンコート
価格:437,767円輸入関税込み
シングルコート
価格:348,483円輸入関税込み
ランバンのコートは、都会的で洗練されたブランドイメージをそのままに反映したおしゃれなアイテム。シックな印象に繋がります。ドレッシーな服装にもマッチしてくれるので、おしゃれに敏感な男性におすすめ。クラッチバッグなどと合わせて着こなししましょう。
グッチ(GUCCI)
エンブロイダリー コート
価格:321,840円輸入関税込み
シングルコート
価格:486,000円輸入関税込み
グッチのコートは、一筋縄ではいかないアイテムばかり。細やかな装飾ひとつひとつにこだわりがあるので、おしゃれ好きな男性におすすめです。もちろんコーディネートの主役になるアイテムなので、インナーやパンツは無難な物でOK。一着あると便利な、モードなファッションアイテムです。
上質なコート選びで、快適なアウターライフを!
いかがでしたか?コート選びを制する者こそ、おしゃれコーデを制するといっても過言ではありませんよ。お洒落の苦手な男性も、是非上質なコートを選んで、快適なアウターライフを送りましょう!
VOKKAでは大人メンズにおすすめの、おしゃれコーディネートを特集しています!是非こちらもチェックしてみてください。
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この記事のライター
よく寝てよく食べる都内の女子大生。元セレクトショップ店員。メンズアパレル業界で得た知識を生かしてトレンドに敏感な記事を書いていきます!珈琲と日本酒とおいしいごはんがすき。休日は漫画を読んだり、ごろごろしたりするインドア派ですが、海外旅行にもよく行きます。