【あの頃みんな子どもだった】アラサー世代直撃のアニメ作品10選
僕は18:00からのアニメ放映に備えて17:30には帰るタイプの小学生でした。今はそれぞれ社会の持ち場で頑張っている皆さんにも、きっと覚えのあるアニメ作品があるはず。そんな時代もあったねと、懐かしく思っていただければ幸いです。
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アイキャッチ画像出典:www.cbr.com
①美少女戦士セーラームーン(※初代シリーズ1992年3月〜1993年2月)
言わずと知れた月の代理で悪を仕置く人です。社会現象レベルの人気を博し、テレビシリーズも複数放映されています。2015年4月からは「セーラームーンCrystal」のTV放映も開始、また、各セーラー戦士をモチーフにした化粧品なども発売されるなど、今なお人気は衰えません。
ところで、時を司る戦士セーラープルートは冥王星が準惑星に格下げになったことからセーラー戦士からも格下げされてしまうのでしょうか。
また、ハロウィンに六本木のクラブに行った際にセーラー戦士の格好をした女性がたくさんいましたが、作中も敵がセーラームーンに扮して現れることがありました。
目つきが悪かったりリボンの色が違ったりという偽セーラームーン。
②幽☆遊☆白書(1992年10月〜1995年1月)
『HUNTER×HUNTER』でおなじみ冨樫義博の作品です。OPの「微笑みのバクダン」を未だにカラオケに行くと歌うという方も結構いることと思っています。アニメ放送当時、自分の周りでは霊丸や邪王炎殺黒龍波ごっこなどが流行っていました。
また、割と有名かもしれませんがiPhoneで「ゆうゆうはくしょ」と入力すると「幽☆遊☆白書」で予測変換されるのでお試しあれ。
③ゴーストスイーパー美神(1993年4月〜1994年3月)
「極楽へ、いかせてあげるわ!」が決め台詞のボディコン除霊師です。当時、憧れの女性は美神令子という男性もいたに違いありません。日曜朝8:30〜9:00の放送にも関わらず平均視聴率13.7%、最高視聴率18.0%を記録しています。
また、本作はアニメ『ドラゴンボール』でベジータ役を演じる堀川りょうさんとブルマ役の鶴ひろみさんがW主人公で共演しています。
TVアニメは声優、演出など非常に素晴らしい出来な一方、中途半端なところで終了しているので、個人的には併せて漫画原作を読むことをオススメしたい作品です。
④スラムダンク(1993年10月〜1996年3月)
スタメン5人に加えて、メガネくんがいるあたり良い画像だと思います。
こちらも非常に有名なスポーツ作品の最高峰です。漫画連載当時、アニメ放映当時は流川などエースキャラクターが好きでしたが、歳をとってから読み返すと木暮などの縁の下の力持ち的なキャラクターに感情移入できるようになっていたりと、人生のステージによっても違った見方ができる素晴らしい作品です。
アニメはインターハイ行きを決めたところで終了しているため、こちらも是非原作を手に取って欲しいと思います。
⑤ママレード・ボーイ(1994年3月〜1995年9月)
オープニング『笑顔に会いたい』の「だ・け・ど気になる」でおなじみ、ママレード・ボーイです。ヒロインとその相手役、それぞれの両親がお互いパートナーを交換して再婚するという相当ぶっ飛んだ設定の作品となっています。毎回オープニングの開始25秒でキスシーンが流れるので、当時の幼い自分は結構恥ずかしく感じていたのを覚えています。
⑥魔法陣グルグル(1994年10月〜1995年9月)
出典:i.ytimg.com
個人的に、ククリはおさげじゃない方が魅力的だと感じます。
こちらは『月刊少年ガンガン』の看板作品です。キタキタおやじなど特徴的なサブキャラクターが多数登場します。個人的に原作者、衛藤ヒロユキのドラゴンクエスト4コマ漫画劇場などはファン必読です。
なお、現在もガンガンONLINEにて『魔法陣グルグル2』が連載されています。
⑦魔法騎士レイアース(1994年10月〜1995年11月)
出典:neoapo.com
少女漫画らしからぬエッジの効いたデザインが男心もくすぐります。
登場人物は9頭身がスタンダード、CLAMPの人気作品です。少女漫画作品ながら、恋愛よりもバトルシーンの熱さに定評がある作品だと感じます。主人公達が駆るロボットのデザインもかっこよく、男の子からも結構な人気があったものと思います。
なお、救うはずの姫が敵側のボスと恋に落ちていたりそのボスを倒したら姫が激昂して真のラスボスになったりと、なかなか特徴的なストーリーとなっています。
⑧新世紀エヴァンゲリオン(1995年10月〜1996年3月)
新劇場版が公開されたりパチスロになったりなど、圧倒的な知名度を誇るエヴァンゲリオンです。主人公のシンジが駆るエヴァンゲリオン初号機がシンジの母である碇ユイの魂を内包していたり、コックピットに満たされている液体LCLが羊水をイメージしていたり、その他結構エグい設定が多い作品であり、未だに一部でカルト的人気を博していますので興味のある方は色々調べてみてもいいと思います。
なお、漫画版は全14巻ながら完結まで約20年かかっており、中学時代に友人と「エヴァの漫画が終わる頃には俺たちも成人してそうだよな」と話したのを覚えています。実際には成人どころか大学を出て社会人になってから完結しました。
⑨爆走兄弟レッツ&ゴー(1996年1月〜1998年12月)
出典:www.b-ch.com
「ダッシュ四駆郎」から引き続き、ミニ四駆ブームを巻き起こした作品です。僕も結構な金額を費やしました。ミニ四駆を走らせながらその横を持ち主が走っていくスタイルで試合を行うため、登場人物は皆素晴らしいランナーでもあります。
また、ミニ四駆などのホビー連動作品は視聴者の購買意欲を刺激するために主人公機をたびたび後継機と入れ替えますが、このレッツ&ゴーの登場マシンは下記のような劇的な交代劇を描いています。
①初代マグナムセイバー:悪の組織によって溶岩に叩き落とされ溶解
②2代目Vマグナム:悪の組織のマシンにより叩き潰されて大破
③3代目サイクロンマグナム:世界大会で敵チームのマシンが生み出す衝撃波で大破
⑩セクシーコマンドー外伝すごいよ!!マサルさん(1998年1月〜1998年4月)
出典:www.at-x.com
週刊少年ジャンプのギャグ神であるうすた京介の作品。意味不明な動きで相手の隙を無理やり引き出し攻撃するという格闘技「セクシーコマンドー」をテーマに話が進みます。
【主要セクシーコマンドー技】
・エリーゼの憂鬱
・放課後キャンパス
・ねじれヒジ天国
・夜明けのエスプレッソ
・夏☆しちゃってるBoy
・あふれだす煮汁
・あばれ恋女房
なお、原作漫画最終回のタイトルは「せいいっぱいのうんこ」となっていますのでご確認ください。
正直10選では足りない
今回ご紹介した中に皆さんのお気に入りの作品が無いといったことも起こり得ると思っています。各放送局は毎四半期ごとに新しい作品をどんどん放送しており、10作品程度で皆さんの生きてきた時代の代表作を網羅することは到底不可能だと言えます。huluやTSUTAYA ONLINEなど便利なサービスもたくさんありますので、懐かしさを覚えた方は是非あの頃に戻って思い出の作品をご視聴いただければと思いますし、本コラムがそのきっかけとなりましたら幸いです。
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この記事のライター
慶應→金融→Web89年世代。幼少期からアニメと漫画に触れながら育ち、高校時代は2年半ほどネットゲームを毎日6時間以上という生活を送っていました。読みやすく納得感のあるものを書いていきたいと思っています。