ジンが好きな方必見!おすすめジンベースカクテル10選
ジンフィズやマティーニなどのジンベースのカクテルは、とてもおしゃれで美味しいですよね。コーラやジンジャエールを使ったカクテルから、グレープフルーツやオレンジ、ウォッカを使ったカクテルまで、たくさんの種類があります。バーで飲めるものから自宅で作れるものまで、おすすめカクテルをレシピなど添えて元バーテンダーが紹介します!
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アイキャッチ画像出典:www.flickr.com
そもそもジンとは
ジンとは、大麦、ライ麦、ジャガイモなどを原料とした蒸留酒(醸造酒を蒸留して作った酒)で、日本の酒税法ではスピリッツに分類されています。
ジュニパーベリーというセイヨウネズの球果の上に流して作られているため、独特な香りがします。
カクテルのベースはもちろん、癖が強くなく、ストレートでも飲めます。
ジンベースで作るカクテルの中からオススメをご紹介!
ジントニック
出典:openers.jp
居酒屋でもおなじみのジントニック。ジンベースのカクテルの定番ですね。トニックウォーターの炭酸とジンの香りがマッチした爽やかな一杯です。かつて熱帯植民地に働くイギリス人達の健康飲料として飲まれていたトニックウォーターに、ジンと混ぜたら大好評になり、世界中に広まったそうです。
■材料
カットライム 1個、ビーフィータージン 1/4、トニックウォーター 3/4
■作り方
step1:氷の入ったグラスにビーフィータージンを注ぎます。
step2:トニックウォーターで満たし、ライムを少し絞り、中に落として(ガラス口に飾るのも良し)軽く混ぜて完成です。
ジンバック
“バック”とは、スピリッツにレモン ジュースとジンジャー・エールを加えて作るスバックとはレモンエキスとジンジャー・エールを加えて作るスタイルのことです。“Buck”には“Stag”(雄鹿)の意味があり、雄鹿のキックのような刺激ある味からそう名付けられました。ジンジャーエールの甘みとレモンの酸味が効いた、清涼感ある、夏向けのカクテルです。
■材料
ビーフィータージン 1/2、ジンジャーエール 1/2、レモンジュース 適量、カットレモン 1個
■作り方
step1:氷の入ったグラスにレモンジュースを適量入れます。
step2:ビーフィータージンを入れ、炭酸水で満たします。
step3:下からかきあげるように混ぜ、カットレモンを添えて完成です。
ジンリッキー
”リッキー”とは、スピリッツ(ジン、ウォッカといった蒸留酒)に、ライムの果肉と炭酸水を加えて作るカクテルのスタイルを意味します。砂糖やシロップは使わないので、ライムの味や酸味をダイレクトに味わえるのが特徴です。
スピリッツとライムの組み合わせは癖がなく飲みやすいうえに、飽きがこないので人気の高い組み合わせです。
■材料
ジン、ライム1/2個、ソーダ(炭酸水)適量
■作り方
step1: グラスの上でライムを搾り、果汁と果実をそのままグラスの中に落とします。
step2:氷とジンを入れ、ソーダで満たします。
step3:マドラーを添えて、完成です。
ジンフィズ
フィズというジンなどのスピリッツにレモンジュースと砂糖を加えてシェークし、タンブラーに注いでソーダを加えるスタイルのカクテル。アメリカ南部ニューオリンズの人気サロン「インペリアル・キャビネット・サロン」のオーナー、ヘンリー・ラモス氏がレモン・スカッシュにジンを入れたのが始まりだといわれています。レモンとジンの風味が混ざりあい、とても爽快感があります。飲みやすく、アルコールが苦手な方におすすめです。
■材料
ビーフィータージン 45ml、レモンジュース 20ml、ソーダ 適量、砂糖 小さじ2杯
■作り方
step1:ソーダ以外の材料をシェークし、グラスに注ぎます。
step2:氷を加えソーダで満たし、軽く混ぜて完成です。
マティーニ
カクテルといえば、マティーニは外せません。長き歴史を持ち、世界中の人に愛されていることからカクテルの王様とも呼ばれています。そのシンプルなレシピゆえにバーテンダーの技量が試されるカクテルでもあります。度数が強く辛口なので、アルコール好きにはオススメできる一杯です。
■材料
ビーフィータージン 4/5、チンザノベルモット エクストラドライ 1/5
■作り方
step1:材料をステアし、グラスに注ぎます。
step2:オリーブを飾って完成です。
アラスカ
リキュールの女王と呼ばれる薬草系リキュール、シャルトリューズ・ジョーヌを使用しており、ジンの香りと程良く調和をしています。かすかな甘みと鋭い味わいが特徴的なカクテルです。度数は割と強め。
■材料
ビーフィータージン 45ml、シャルトリューズ ジョーヌ 15ml
■作り方
step1:材料を全て合わせてシェークし、グラスに注ぎ完成です。
ギムレット
ジンベースといえばこちらも外せません。レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説『長いお別れ』中の代表的なセリフ「ギムレットには早すぎる」で一躍有名になったカクテル。すっきりとした味わいで、飲みやすく女性にも人気です。イギリス海軍の軍医であったギムレット卿が、艦内で将校に配給されていたジンの飲み過ぎを考慮し、健康のためにもライム・ジュースを混ぜて提供したのが誕生の由来です。その突き刺すような味が錐(gimlet)のようであることから名付けられたという説もあります。
■材料
ビーフィータージン 3/4、ライムジュース 1/4
■作り方
step1:材料を全て合わせてシェークし、グラスに注ぎ、ライムをガラス口に添えて完成です。
ルシアン
ジンとウォッカとカカオリキュールのチョコ風味のまろやかな甘みで優しく包見上げた、カクテル。甘口で飲みやすいので、女性に勧める際にはこちらのカクテルをどうぞ。
■材料
ビーフィータージン 1/3、スカイウオツカ 1/3、カカオリキュール 1/3
■作り方
step1:材料を全て合わせてシェークし、グラスに注ぎ完成です。
ロングアイランドアイスティー
紅茶を使用しているように思われますが、実際は全く使用しておらず、なのに紅茶の風味と色合いが再現されている不思議なカクテルです。口当たりも良く、さっぱりとしているため、つい飲み過ぎてしまいそうになりますが度数はスピリッツを4つも使用しており、かなり高いのでご注意を。
■材料
ビーフィータージン 15ml、スカイウオツカ 15ml、レモンハートホワイト (ラム)15ml、デカイパー ホワイトキュラソー 15ml、テキーラ サウザ ブランコ 15ml、コーラ 40ml、フレッシュレモンジュース 30ml
■作り方
step1:コーラ以外の材料を氷の入ったグラスに入れます(順番はお好みで)。
step2:コーラを注ぎ、軽く混ぜます。
step3:レモンスライスを口元に飾って完成です。
タンゴ
名のとおり、情熱的で甘美な大人のカクテルです。オレンジの風味の中に、ジンにベルモットの辛さと甘さが絶妙に混ざり合い、独特なハーモニーを作りあげています。タンゴだけに、男女二人で盃を交わしたいですね。
■材料
ビーフィータージン 2/5、グランマルニエ コルドン ルージュ 1/5、チンザノベルモット エクストラドライ 1/5、チンザノベルモット ロッソ 1/5、オレンジジュース 適量
■作り方
step1:材料を全て合わせてシェークし、グラスに注ぎ完成です。
素敵なカクテルでおしゃれな一夜を
以上、ジンがお好きな方に向けてオススメのカクテルをご紹介しました。蒸留酒の中でも、比較的飲みやすいジンは世界中の人から愛飲されています。今回紹介したジンベースのカクテルは数多くのジンベースの中のわずか一部に過ぎません。これを機に、お気に入りの一杯を探して見てはいかがでしょうか。
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この記事のライター
自己の視野を広げるために、日々勉強中。webとかグラフィックとか色々制作。珍しいものが好きです。