【2020年版】軽自動車の人気おすすめ20車種【燃費の良い車からファミリー向けまで】
日本独自の規格で造られるコンパクトで低燃費な軽自動車。各メーカーが様々なタイプをラインナップしており、燃費のよいモデルや走りを楽しめるモデルをはじめファミリー向けのモデルまで個性的なモデルが揃っています。普段使いにも便利でセカンドカーにも好適、多彩に揃った軽自動車を厳選してジャンル別にご紹介しましょう。
- 24,965views
- B!
アイキャッチ画像出典:www.suzuki.co.jp
日本のオリジナル 超コンパクトカーの軽自動車
日本独自の規格である軽自動車規格は、全長・全幅・全高・乗車定員・排気量・積載量などが決められており、基準を満たさなければ小型乗用車の扱いになります。各種税金や保険料など維持費がリーズナブルで、低燃費であることも魅力的なポイント。現在では2ボックスのスタンダードなスタイルをはじめ、SUVタイプやオープンスポーツ、人気のスーパーハイトワゴンまで様々なボディタイプが揃っています。
日本で軽自動車規格の自動車が本格的に製造されるようになったのは、1955年に発売されたスズキの「スズライト」から。その後1958年にスバル「360」が発売され、大ヒットすることになります。この頃派生車として人気が高かったのが、軽トラックや軽ワンボックス。日本の経済活動の原動力の一つでもあり、高度経済成長期を支えていました。
海外には軽自動車規格がないため、欧州であれば最もコンパクトなAセグメントに分類されます。昨今では軽自動車も高品質・高機能になっており、先進の技術を搭載して超低燃費を実現し自動運転技術なども投入。普及期に多かったリーズナブルなだけがポイントの車種は少なくなり、個性的なモデルが増えています。
低燃費でリーズナブル、そして遊び心に溢れた軽自動車。セカンドカーにもおすすめする20モデルを厳選してジャンル別にご紹介しましょう。
【燃費の良いモデル】
様々な先進技術によって低燃費を達成している日本の軽自動車。ハイブリッド仕様などもラインナップしており、リーズナブルな価格設定も魅力です。走りや装備よりも低燃費を優先させる方におすすめします。
1. スズキ「アルト」
1979年に初代モデルが登場し、その後の軽自動車に大きな影響を与えた「アルト」。現行型で8代目となるロングライフモデルで、国内累計500万台を販売した人気の高い1台です。その優れたデザインでグッドデザイン賞を受賞。エクステリアは初代をイメージさせるオリジナリティのあるスタイル、インテリアは無駄のないスッキリしたデザインです。
スズキグリーンテクノロジーによって生まれた減速エネルギーを利用するエネチャージと、新アイドリングストップシステムを搭載して低燃費を実現。そしてアイドリングストップによるエンジン停止中も冷風を送るエコクールが涼しさをキープします。テールランプ類をバンパー部にセットしているためテールゲートは広い開口部を確保。各種の収納スペースも充実しており、ショッピングフックは4Kgまでのバッグなどを掛けることが可能、500mlの紙パックまで収納できるドリンクホルダーなど多彩に揃えています。
【スペック例】
グレード :X
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1500(mm)
エンジン :L型3気筒 52PS
トランスミッション:CVT
駆動方式 :前輪駆動
燃費 :37.0km(JC08)
車両本体価格 :1,193,500円~
2. スズキ「ラパン」
丸みを帯びた2ボックススタイルで、女性に人気の高いのが「ラパン」です。クラシカル&レトロな印象を与えるエクステリアは、丸みのあるフェンダーデザインによって見切りも良好。インテリアはナチュラルなテイストで居心地の良い空間、ダッシュボードを低めにセットしていますので視界が良く運転しやすいデザインです。
減速時のエネルギーを無駄にしないエネチャージシステムや、アイドリングストップ機構によって低燃費を実現。シートアレンジも多彩でフルフラットもOK、ラゲッジスペースも広くインパネ周辺には様々な収納スペースを用意しました。おすすめグレードは「X」で、日焼け防止のためプレミアムUV&IRカットガラス仕様。フルオートエアコンは肌や髪に優しいナノイー搭載でウイルスや細菌を抑制し脱臭効果も、女性に嬉しい装備が充実しています。
【スペック例】
グレード :X
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1525(mm)
エンジン :L型3気筒 52PS
トランスミッション:CVT
駆動方式 :前輪駆動
燃費 :35.6km(JC08)
車両本体価格 :1,437,700円~
3. スズキ「ワゴンR」
1993年に初代モデルがデビューし、軽自動車に革命を起こした「ワゴンR」。デザインはキープコンセプトながらも高級感のあるサイドビューとなり、スポーティな上級グレードの「スティングレー」も用意します。
おすすめのグレードは、軽量&コンパクトなマイルドハイブリッドシステムを搭載する「HYBRID FZ」。ISG※と専用リチウムイオンバッテリーを搭載することで減速時に効率よく発電&充電、軽ワゴンでNo.1の低燃費を実現しました。そして誤発進の抑制をはじめ、車線逸脱・ふらつき・先行車発進などを警告しハイビームアシストも装備するなど安全技術も充実。デュアルセンサーブレーキサポートも備えます。
インテリアは水平基調のスッキリとしたデザインで、多彩なシートアレンジによって大きな荷物の積み込みからフルフラットまで対応します。ダッシュボードやドアにも収納スペースを数多く用意し、リヤドアには濡れた傘を収納できる便利なアンブレラホルダーも装備しました。
【スペック例】
グレード :HYBRID FZ セーフティパッケージ
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1650(mm)
エンジン :L型3気筒 49PS
モーター :WA04C型 2.6PS
トランスミッション:CVT
駆動方式 :前輪駆動
燃費 :25.2km(WLTC)
車両本体価格 :1,421,200円~
※ISG:モーター機能付発電機
4. ダイハツ「ミラ イース」
進化したエコ技術のイーステクノロジーを搭載して、低燃費を実現した「ミラ イース」。クールドi-EGR※やデュアルインジェクタをはじめとした最新の技術でパワートレインの効率化を追求しています。高剛性なDモノコックに樹脂パーツを多用することで徹底した軽量化を実現。高い空力性能を持つエクステリアも低燃費に貢献します。
エクステリアはボンネットから緩やかに立ち上がるAピラーを持つスタイリッシュなデザイン。インテリアもシンプルな仕立てで、ドアは約90°まで開くため乗降性が良く荷物の積み下ろしも楽に行えます。リヤシートのレッグスペースも広く、余裕の室内空間を確保。インパネには大きめのフロアポケットを、リヤドアにはペットボトルが収納できるホルダーを備えます。衝突警報や誤発進予抑制・緊急ブレーキなど様々な安全装置を備えたサポカーSワイド適合車です。
【スペック例】
グレード :G “SA Ⅲ”
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1500(mm)
エンジン :L型3気筒 49PS
トランスミッション:CVT
駆動方式 :前輪駆動
燃費 :25.0km(WLTC)
車両本体価格 :1,232,000円~
※i-EGR:ion controlled Exhaust Gas Recirculation
5. ダイハツ「ムーブ」
スズキの「ワゴンR」に対抗するモデルとしてデビューした「ムーブ」。イーステクノロジーに加えて、先進のトパーズネオ・エンジンを搭載することによってトップクラスの低燃費を実現しました。そしてエコドライブアシスト照明を備えメーターがグリーンに変わることで、エコドライブをお知らせします。
エクステリアは緩やかに傾斜したAピラーがスタイリッシュなスタイルを演出。室内は広々としており、上質な心地よい空間です。インパネ周辺をはじめ各部に多彩な収納スペースを用意しており床下収納も充実、大型のシートアンダートレイやラゲージアンダーボックスも備えました。
軽量・高剛性なモノコックを採用し、最適なチューニングが施されたサスペンションが組み合わされることで快適な乗り心地を実現。おすすめグレードの「X“SA Ⅲ”」はスマアシⅢ搭載で各種の安全サポートも充実、サポカーSワイドに適合したモデルです。
【スペック例】
グレード :X“SA Ⅲ”
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1630(mm)
エンジン :L型3気筒 52PS
トランスミッション:CVT
駆動方式 :前輪駆動
燃費 :31.0km(JC08)
車両本体価格 :1,298,000円~
【ファミリー向け】
ファミリー向けにセレクトしたのは、高い全高とロングホイールベースによって広い室内空間を確保するスーパーハイトワゴン。低床で乗降性に優れた開口部の広いドアや、車内での着替えなどファミリーに人気の要素が多彩で、小さな子供がいるファミリーにおすすめです。
6. スズキ「スペーシア」
天井もサイドも真っすぐなスクエアボディで、ゆとりの室内空間を確保した「スペーシア」。天井高が高く低床なため車内の移動や着替えも楽々、フロント周りのガラスエリアを大きくとることで視界も良好です。開口部の広いテールゲートは大きな荷物の積み下ろしも手軽、シートアレンジも多彩で長尺物を積載したりフルフラットにして寛ぐこともできます。
おすすめは「HYBRID X」で、モーターがアシストするマイルドハイブリッド仕様の上級グレードです。天井に備えたスリムサーキュレーターが車内の空気を循環させるため後席も快適で、フロントシートヒーターやリヤヒーターダクトも装備。顔に直接風が当たらないエアコンルーバーやプレミアムUV&IRカットガラスなど快適装備も充実しています。各種の運転支援システムや衝突被害軽減ブレーキも搭載、サポカーSワイド適合車です。
【スペック例】
グレード :HYBRID X
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1785(mm)
エンジン :L型3気筒 52PS
モーター :WA05A型 3.1PS
トランスミッション:CVT
駆動方式 :前輪駆動
燃費 :28.2km(JC08)
車両本体価格 :1,496,000円~
7. ダイハツ「タント」
ミラクルウォークスルーパッケージによって、無駄のない動線を実現した「タント」。センターピラーイン方式とスライドドアを組み合わせた独創的なミラクルオープンドアを備え、サイドシート側に1490mmという広い開口部を実現しました。このミラクルオープンドアによってベビーカーや長尺の荷物を横から載せることができ、傘を指したままでも乗降がOK。おすすめグレードは「X」で、ロングスライドできるシートや、左右別々にスライド&格納できるリヤシートによってゆとりの室内空間を生み出しています。
室内高は1370mmを確保しており床面もフラットなため車内の移動や着替えも余裕で、自動オープンや予約ロックの機能でドアの開閉もスムーズ。多彩に揃った収納スペースが便利、撥水加工されたシートは濡れても直ぐに拭き取れるので安心です。視界がワイドで小回りも利くため取り回しも良好、低燃費な走りと多彩な機能に加えて安全装備も充実しています。
【スペック例】
グレード :X
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1755(mm)
エンジン :L型3気筒 52PS
トランスミッション:CVT
駆動方式 :前輪駆動
燃費 :21.2km(WLTC)
車両本体価格 :1,490,500円~
8. ホンダ「N-BOX」
「Next・New・Nihon・Norimono」をコンセプトに、ホンダが新たに展開する軽自動車の1台が「N-BOX」。コンパクトなエンジンやセンタータンクレイアウトなどホンダが提唱するM・M思想※によって、広い室内空間を確保しました。高い天井と低床フロアによって室内高は1400mmと余裕があり着替えや移動も楽々、ミニバン並みのレッグスペースがあるリヤシートも広々と快適です。
おすすめグレードはスーパースライドシート仕様の「G・EX Honda SENSING」で、リヤシートはチップアップしてテールゲート側に跳ね上げることが可能。このチップアップ機構によって、スライドドア側からアクセスできる荷室スペースができます。さらにこのシートは、折り畳むことでテールゲートから大きな荷物を積み込むことも可能。インパネ周りをはじめ各所に使い勝手の良い収納スペースを備え、パワースライドドアは開閉もイージーです。
アイドリングストップを備えクラスオーバーのパワーを発生するエンジンとCVTを組合せて低燃費を実現。高いアイポイントと広い視界で運転しやすく、安全運転支援システム・ホンダセンシングも装備します。
【スペック例】
グレード :G・EX Honda SENSING
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1790(mm)
エンジン :L型3気筒 58PS
トランスミッション:CVT
駆動方式 :前輪駆動
燃費 :21.8km(WLTC)
車両本体価格 :1,642,300円~
※M・M思想:マン・マキシマム/メカ・ミニマム思想
9. 三菱「ekスペース」
スーパーハイトワゴンの中で、後席スライド量がNo.1の約320mmを実現した「ekスペース」。高い天井高と低床フロアによって広い開口部を確保し、乗り降りにも着替えにもゆとりがあります。ハンズフリーでオープンできるスライドドアが便利、リヤシートのアレンジも自在です。
おすすすめグレードは「G」で、室内空間を快適にするアイテムを多彩に装備。IRカット/UVカットガラスが日焼けや暑さを抑制し、ロールサンシェードが強い日差しを遮ります。そしてプラズマクラスター付リヤサーキュレーターが、室内の空気を循環させることで快適な空気環境を実現。撥水シート生地は濡れても直ぐに拭き取れるので便利です。
「ekスペース」は先進の自動運転技術:マイパイロットもオプション設定しています。
【スペック例】
グレード :G
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1780(mm)
エンジン :L型3気筒 52PS
モーター :SM21型 2.7PS
トランスミッション:CVT
駆動方式 :前輪駆動
燃費 :20.8km(WLTC)
車両本体価格 :1,542,200円~
【レジャー&アクティビティユース】
アウトドアレジャーやスポーツなど様々なアクティビティに便利なユーティリティと、広い室内空間を持つモデルをセレクト。撥水シートや防汚フロアをはじめ、収納力の高いラゲッジスペースなどを備えます。
10. スズキ「スペーシア ギア」
SUVライクなエクステリアで遊び心のあるスーパーハイトワゴンの「スペーシア ギア」。タフな印象を与えるフロントマスクや、ガレージの空間をイメージしたインテリアがレジャーやアクティビティの気分を盛り上げてくれます。
高い天井高と低床フロアで開放感のある室内は着替えや移動にも余裕があり、アレンジの多彩なシートで好みの空間に。全席撥水加工仕様のシートは濡れても安心、リヤシート背面&ラゲッジフロアは防汚仕様で汚れたり濡れたりした荷物も気にせず積み込めます。
おすすめはハイパワーなターボエンジンの「HYBRID XZターボ」で走破性の高い4WD。マイルドハイブリッドや新アイドリングストップシステムによって低燃費も実現、安全装備も充実したアウトドアのための”ギア”です。
【スペック例】
グレード :HYBRID XZターボ
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1800(mm)
エンジン :L型3気筒 64PS
モーター :WA05A型 3.1PS
トランスミッション:CVT
駆動方式 :4輪駆動
燃費 :24.0km(JC08)
車両本体価格 :1,846,900円~
11. ダイハツ「ウェイク」
新しいスタイルのスーパーハイトタイプで、”ドデカクつかおう”がキャッチコピーの「ウェイク」。1800mmを越える全高とロングホイールベースによって広大な室内空間とラゲッジスペースを確保、低床フロアで乗り降りや荷物の積み込みも楽々です。
ミニバン並みの高さがあるアイポイントや4.4mの最小回転半径が取り回しの良さを発揮し、低重心構造やボディサイドの空力フィンなどが安定した走行性能を生み出します。おすすめはパワフルなターボエンジンを搭載する「Gターボ “レジャーエディション SA Ⅲ”」から走破性の高い4WDです。上下2段調節式デッキボードやユーティリティフックなど、レジャーに便利なアイテムを多彩に装備。使い勝手のよいトレイ&ボックスやシートバックテーブルをはじめ、大容量ラゲージアンダートランクなど収納スペースも充実しています。
【スペック例】
グレード :Gターボ “レジャーエディション SA Ⅲ”
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1835(mm)
エンジン :L型3気筒 64PS
トランスミッション:CVT
駆動方式 :4輪駆動
燃費 :23.2km(JC08)
車両本体価格 :1,875,500円~
【スタイルやユーティリティで選ぶモデル】
スタイリッシュなエクステリアや、高機能な装備などプレミアム感のあるモデルをセレクト。お洒落なカラーリングや個性的なアイテムを備えたモデルが揃っており、パーソナライズされたモデルを求める方におすすめです。
12. ダイハツ「ムーブ キャンバス」
通称ワーゲンバスと呼ばれるフォルクスワーゲン・タイプⅡの雰囲気が魅力的な「ムーブ キャンバス」。ありそうでなかったクラシック&レトロなスタイルで、キャッチコピーは”デキるミニバス”です。多彩なカラーリングが揃っており、2トーンのお洒落なストライプスカラーも用意します。
おすすめグレードは「G “メイクアップ リミテッド SA Ⅲ”」で、随所に施したメッキ加飾がレトロ感を演出。インテリアにはお洒落なアクセントカラー「マイルドモカ・ファインミント・ミストピンク」の3色を用意、ボディカラーに合わせた個性的なインテリアが手に入ります。
予約ロック機能の付いたパワースライドドアは狭い場所でも乗降性が良く、荷物の積み下ろしにも便利。ラゲッジスペースのデッキボードを開ければ背の高い荷物も収納も可能です。後席のシート下に備えた「置きラクボックス」は、安定して荷物を積むことができ乗り込むまでの動作がスムーズ。インパネにはお洒落なデザインのドリンクホルダーや小物収納スペースが多彩、スーパーUV&IRカットガラスやスーパークリーンエアフィルターなどおもてなし装備も充実しています。
【スペック例】
グレード :G “メイクアップ リミテッド SA Ⅲ”
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1655(mm)
エンジン :L型3気筒 52PS
トランスミッション:CVT
駆動方式 :前輪駆動
燃費 :20.6km(WLTC)
車両本体価格 :1,584,000円~
13. ダイハツ「ミラ トコット」
シンプルなスクエアスタイルでナチュラルなテイストの「ミラ トコット」。随所に丸モチーフを取り入れたエクステリアは水平基調で飽きのこないホッとするデザイン、”いつもの私でラクしトコット。”がコンセプトの女性人気も高い1台です。
おすすめグレードは「G“SA Ⅲ”」で、陶器のような質感のインパネガーニッシュがポイント。視認性の高い単眼メーターや直観的な操作感のオートエアコンなどが安心感を与えるインテリア、温かい色合いでパイピング仕上げがお洒落なシートをセットします。日焼け対策はスーパーUV&IRカットガラスで、寒い日はシートヒーターが便利。低燃費でキビキビ走る普段着のような1台です。
【スペック例】
グレード :G“SA Ⅲ”
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1530(mm)
エンジン :L型3気筒 52PS
トランスミッション:CVT
駆動方式 :前輪駆動
燃費 :29.8km(JC08)
車両本体価格 :1,320,000円~
14. ホンダ「N-WGN」
Nシリーズの第4弾として登場し、2代目でクラシカルなスタイルに生まれ変わった「N-WGN」。かつての名車ステップバンをイメージさせるエクステリアが印象的、愛着のわく飽きのこないデザインです。
センタータンクレイアウトによって広々とした室内空間を実現し、後席にもゆとりのレッグスペースを確保。360°スーパーUV・IRカットパッケージで日焼けを予防し、プラズマクラスター搭載のエアコンが快適でキレイな室内を実現しました。
程よい厚みとふっくらとした質感が心地よいシートは、布自体で柄を表現するこだわりの生地を採用。ちょっとした汚れなら目立たない仕立てで、アレルクリーンプラス仕様のためアレルゲンやウィルスも不活性化します。
【スペック例】
グレード :L・Honda SENSING
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1655(mm)
エンジン :L型3気筒 58PS
トランスミッション:CVT
駆動方式 :前輪駆動
燃費 :23.2km(WLTC)
車両本体価格 :1,364,000円~
15. 日産「デイズ」
日産と三菱の合弁会社であるNMKVによる開発で、2代目がデビューしたばかりの「デイズ」。2020年RJCカーオブザイヤーや2019年グッドデザイン賞をはじめ、数々のアワードを獲得しています。
おすすめグレードは「ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション」で、軽自動車で初となる自動運転技術プロパイロットを搭載。近未来感のあるシステムで高速道路走行時のドライバー負担を軽減、さらに軽自動車初のSOSコールもオプション設定しました。
Vモーションが際立つエクステリアは疾走感を感じさせるシルエットで、2トーンカラーなど多彩なボディカーも取り揃え。上質な仕立てのインテリアはゆとりある広さの快適空間、オリジナルナビの取り付けパッケージも装備します。
力強く加速するターボエンジンにスマートシンプルハイブリッドを組み合わせて、気持ちのよい走りと環境性能を両立。安全運転支援機能も充実、プロパイロットで未来へ走る1台です。
【スペック例】
グレード :ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1640(mm)
エンジン :L型3気筒 64PS
モーター :SM21型 2.0KW
トランスミッション:エクストロニックCVT
駆動方式 :前輪駆動
燃費 :19.2km(WLTC)
車両本体価格 :1,677,500円~
【SUVとスポーツモデル】
SUVの走破性と軽自動車の実用性をクロスオーバーしたモデルは、アウトドアでのアクティビティやオフロードの走りを楽しみたい方におすすめ。
スポーツモデルは、MTを操ってスポーツドライブを求める方や、開放的なオープンエアドライブを楽しみたい方におすすめします。
16. スズキ「ハスラー」
軽自動車とSUVをクロスオーバーさせ新たなジャンルを造り出した「ハスラー」が、キープコンセプトで2代目に進化。スクエアな2ボックスのエクステリアにブラックアウトされたフェンダーアーチを備えて車高もアップ、ラフロードでの余裕ある走行性能が魅力的なモデルです。
おすすめのグレードは「HYBRID Xターボ」の2トーンカラー仕様車で、パワフルなターボエンジンを搭載し、駆動力配分を制御する4WDシステムが優れた走破性を発揮。スノーモードやグリップコントロールなど各種制御で安心ドライブ、マイルドハイブリッドやアイドリングストップが低燃費も実現しています。スズキセーフティサポートによる安全装備も充実、サポカーSワイド適合車です。
2トーンのボディカラーがSUV感を引き立て、ボディカラーに合わせたインテリアカラーによってビビットな仕上がり。多彩なシートアレンジでスキーやサーフボードなど長尺の荷物もOK、フルフラットにして車内でゆったりと寛ぐこともできます。遊び心のあるデザインのインパネやコンソールには収納スペースも沢山、シートアンダーボックスや防汚タイプのラゲッジアンダーボックスも便利です。
【スペック例】
グレード :HYBRID Xターボ 2トーンカラー仕様車
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1680(mm)
エンジン :L型3気筒 64PS
モーター :WA05A型 3.1PS
トランスミッション:CVT
駆動方式 :4輪駆動
燃費 :20.8km(WLTC)
車両本体価格 :1,790,800円~
17. スズキ「ジムニー」
国内はもちろん、海外では自然保護区のレンジャーにも愛用されるなど高い評価を得ている「ジムニー」。ラダーフレーム構造・3リンクリジットアクスル・パートタイム4WDといった「ジムニー」のDNAを継承、ラダーフレームの追加メンバーやステアリングダンパーの採用などによってさらに進化を遂げました。
パワートレインは低速域から力強いトルクを発揮するターボエンジンと、ダイレクトかつ軽快なフィールの5速MTを搭載します。機械式副変速機を備えたパートタイム4WDが、様々な路面で卓越した走破性を実現。そして新たに搭載したブレーキLSDによるトラクションコントロールが、スタックからの脱出に優れた威力を発揮します。
エクステリアは人気の高い2代目をオマージュしたボクシーなスタイルで、高強度なクラムシェルボンネットや整備性の高い台形ホイールアーチなどを採用。インテリアには視認性に優れた大型メーターや直観的な操作感のスイッチをレイアウトし、ラフロードでも確実な操作性を実現します。シートはフルフラットまでアレンジ可能で、リヤシートを倒せばフラット&防汚タイプのラゲッジフロアに。さらにユーティリティナット・荷室フックナットなども備えた本格クロカン四駆です。
【スペック例】
グレード :XC
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1725(mm)
エンジン :L型3気筒 64PS
トランスミッション:5速MT
駆動方式 :4輪駆動
燃費 :16.2km
車両本体価格 :1,776,500円~
18. スズキ「アルト ワークス」
スズキを代表するモデル「アルト」のホットバージョンがご紹介する「アルト ワークス」です。軽量化されたツインカムターボエンジンはワークス専用のチューニングが施され、ターボラグを抑制しアクセルに呼応するレスポンスを向上。よりスポーティなエンジン制御を行うことで、高トルクと高い熱効率を実現しました。このエンジンに組み合わされるのは、ショートストローク&クロスレシオ化され操る楽しさを味わえる5速MT。状況に応じて駆動力を自動配分するAWDシステムがハードな路面コンディションでも高いグリップ力を発揮し、スポット増しも実施した高剛性ボディが走りの要求に応えます。
インテリアはスポーティな走りのために用意されたコックピット空間。本革巻きステアリングやシフトブーツにはレッドステッチを施し、ブーストインジケーター付きホワイトメーターは高揚感を昂ぶらせる仕立てです。そして専用開発されたレカロ製のセミバケットシートは高いホールド性と快適性を併せ持ち、車との一体感も向上。軽自動車と思えない卓越したパフォーマンスを発揮するスポーツモデルに仕上がりました。
【スペック例】
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1500(mm)
エンジン :L型3気筒 64PS
トランスミッション:5速MT
駆動方式 :4輪駆動
燃費 :22.0km(JC08)
車両本体価格 :1,647,800円~
19. トヨタ「コペン GR SPORT」
出典:toyota.jp
出典:toyota.jp
ダイハツが開発した軽オープンスポーツの「コペン」を、トヨタのスポーツカーブランド「GR」によるチューニングで仕上げた「コペン GR SPORT」。ボディフロアはメンバーブレースで補強しスパッツが空気の流れを整流、専用チューニングされたサスペンションや旋回性の高いスポーツタイヤを採用し、しなやかで軽快な走りをさらに磨き上げています。
エンジンはDVVT※仕様でトルクフルかつ鋭いレスポンスを発揮し、1・2速にダブルコーンシンクロを採用した5速MTは小気味よいシフトフィールを実現。MTモデルにはLSDを投入することで、コーナーからの瞬発力ある立ち上がりを可能にしました。シートはホールド性の高いレカロ製で、ステアリングにはGRエンブレムをあしらったMOMO製をチョイス。クローズ時はゴルフバッグも収納できるトランクや随所の収納スペースなど実用性も手に入れています。
アクティブルーフトップは約20秒でフルオープンにでき、風と光を感じるオープンエアドライブを手軽に楽しめます。
【スペック例】
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1280(mm)
エンジン :L型3気筒 64PS
トランスミッション:5速MT
駆動方式 :前輪駆動
燃費 :18.6km(WLTC)
車両本体価格 :2,435,000円~
※DVVT:Dynamic Variable Valve Timing
20. ホンダ「S660」
「ビート」の後継車として19年ぶりに復活した軽オープンスポーツカーが「S660」。同社のフラッグシップスポーツ「NSX」と共通感のあるデザインラインで、ウェッジシェイプかつワイド&ローの戦闘的なシルエットです。
高回転型のエンジンは専用設計されたタービンを搭載するS07A型で、ミッドシップにマウントして後輪を駆動。組み合わされるのは軽自動車で初採用の6速MTで、クロスレシオ化によって俊敏な加速と快適な高速巡行を両立しました。標準装備されるヨコハマタイヤのアドバンネオバが路面を強烈にグリップ、前後の大径ディスクブレーキが力強い制動力を発揮します。
おすすめはグレードは「α」で、本革×ラックススエードで仕上げられたスポーツシートやシートヒーターなど装備も上質。インテリアはタイトな仕立てのコックピットで、男の仕事場という言葉が相応しいデザインです。ステアリングやシフトノブは質感のよいアルカンターラで仕上げて、タコメーターをメインにした大型メーターをセット。ロールトップは外してボンネットに収納でき、手軽にオープンドライブを楽しめる魅力的なモデルです。
【スペック例】
グレード :α
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1180(mm)
エンジン :L型3気筒 64PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式 :後輪駆動
燃費 :20.6km(WLTC)
車両本体価格 :2,321,000円~
魅力的なクルマが揃う軽自動車
コンパクト・低燃費・リーズナブルであることがメリットだった軽自動車。しかし、新世代の軽自動車は大きさはコンパクトなまま、その可能性は大きく広がっています。セカンドカーにもおすすめする多彩な軽自動車、いかがでしょうか。
※ 掲載内容は執筆時点、スペック・価格等は参考で変更になる場合があります。
※ 画像とグレードは一致しない場合があります。
この記事のキーワード
この記事のライター
信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。