ビジネスバッグの種類徹底解説【形・素材別からシーン別まで】
メンズのビジネスバッグの人気のブリーフケースや3WAYバッグ、トートバッグやリュックなど、それぞれの種類を詳しく解説します。また、革やナイロンなど素材の軸でも取り上げるので、参考にしてください。ビジネス、カジュアルなど、どのようなシーンで最適なのかも説明するので、コーディネートする際の参考にしてください。
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アイキャッチ画像出典:tsuchiya-kaban.jp
ビジネスバッグの種類
ビジネスマンの皆さんが毎日使っているビジネスバッグですが、いつも同じものばかり使っていませんか。
ビジネスバッグにも様々な種類があり、デザインや素材によってそれぞれ特徴があります。
それぞれの特徴を理解し、コーディネートによってビジネスバッグでもおしゃれを楽しみましょう。
形・デザインの種類
それでは、まず初めに形・デザインの種類を解説します。
それぞれの特徴や、おすすめのシーン・コーディネートも併せて解説するので、参考にしてください。
ブリーフケース
ビジネスバッグといって、一番最初に思い浮かぶのはこちらのブリーフケースではないでしょうか。
ブリーフケースとは、もともと書類用鞄として使われていましたが、現在では、その他の携帯品も入れることができるように、大きめのデザインが多くなっています。
おすすめの使い方
ブリーフケースを使うのにおすすめなのは、やはりビジネスシーンです。
その角ばった形は、スタイリッシュな印象を与えるので、スーツと合わせて、シャープな雰囲気のコーディネートに仕上げましょう。
ビジネスバッグの中では、もっとも定番のものなので、上質な物を持っておきたいですね。
トートバッグ
トートバッグとは、写真のように手提げがついたタイプの鞄のことを指します。
カジュアル用のものまで様々ですが、ビジネスバッグとしてトートバッグを使う場合には、装飾がないシンプルなものを選ぶようにしましょう。
以前は、ビジネスバッグとしてあまり馴染みのないデザインでしたが、最近では定番デザインの1つとして使用されています。
おすすめの使い方
トートバッグは、ビジネスからカジュアルまで使用することができる非常に便利なアイテムです。
シンプルなものを持っておけば、コーディネートの幅が広がります。
しかし、非常にカジュアルなデザインなので、ここぞという場面やフォーマルな場面では使用を避けるのが吉です。
ダレスバック
ダレスバッグというバッグをご存知でしょうか。
ダレスバッグとは、山型のフォルムをした、大容量のデザインが特徴です。
荷物を多く持ち歩く、医師や弁護士が愛用しているため、ドクターバッグやロイヤーズバッグと呼ばれたりもします。
上質な素材が使用されているものが多く、比較的に高級なものが多いので、こだわりのあるビジネスマンにおすすめのデザインです。
おすすめの使い方
ダレスバッグは、金具やその形の重厚感から、クラシックなコーディネートに合わせるのがおすすめです。
ダブルのジャケットなどを合わせて、ダンディにまとめるのも良いですね。
しかし、作りが重厚なのに加え、荷物をたくさん入れるとかなりの重量になるので、デメリットとして覚えておいてください。
アタッシュケース
アタッシュケースは、形が四角く自立するのが特徴のビジネスバッグです。
また、非常に頑丈で、中の携帯品を衝撃などから守ってくれる優れものなので、大事なものを持ち歩く際には、アタッシュケースをチョイスしてみてください。
革製やナイロン製、アルミ製など、素材の種類の様々なので、用途によって使い分けることもできますよ。
おすすめの使い方
アタッシュケースは、多くの荷物を持ち運ぶというよりも、繊細な荷物を持ち運ぶのに適したビジネスバッグです。
特に、アルミ製のものは非常に頑丈なので、パソコンなどを入れても安心ですね。
金属製のバッグは、他の形ではあまり見られないので、独特の風合いを楽しむことができますよ。
リュックサック (バックパック)
最近人気のタイプのビジネスバッグがリュック型です。
もともとカジュアルアイテムですが、ビジネススタイルのカジュアル化に伴い、最近ではビジネスバッグとして売られるリュックも増えました。
背負うことで両手が空くので、電車通勤の方だけでなく、自転車通勤の方にも人気を集めているデザインです。
おすすめの使い方
リュック型のビジネスバッグは、他のデザインに比べて、カジュアルな印象になるので、スーツスタイルよりはジャケパンやビジネスカジュアルコーディネートに合わせるのがおすすめです。
メインのバッグとしてではなく、サブバッグとして持っておけば、ビジネスからカジュアルまで様々な場面で活躍することでしょう。
ショルダーバッグ (2WAYバッグ)
ショルダーバッグも、人気のビジネスバッグの1つです。
デザインとしては、ショルダーバッグとして活用できるものは少なく、ブリーフケースとの2WAY仕様や、トートバッグとの2WAY仕様のものが多くみられます。
ストラップを取り外しするだけで、簡単に使い分けできるので、使いやすいのが特徴です。
おすすめの使い方
ショルダーバッグとして使うことができるので、外出時にも、必要な荷物などを取り出しやすいというメリットがあります。
こちらの形も非常に人気が高いので、持っておいて損のないデザインの1つです。
3WAYバッグ
ブリーフケース、ショルダーバッグ、リュックサックと3種類の使い方ができるのが3WAYタイプのビジネスバッグです。
シーンに合わせた使い方ができるので、最近では最も使用されているビジネスバッグといえるのではないでしょうか。
汎用性が非常に高いため、あらゆるコーディネートに合わせたい男性に最適です。
おすすめの使い方
3WAYバッグには、おすすめの使い方がありません。
あらゆる場面で使用できることが、こちらのデザインの1番のメリットといえるでしょう。
かっちりとして雰囲気を題したいときにはブリーフケースとして、また、両手を開けたいときにはリュックサックとして使用もできます。
【番外編】大人のランドセル
最近、ひそかな人気を集めているビジネスバッグが、ランドセルタイプです。
ジャンルとしてはリュックサックの1つですが、その中でもランドセル型は、特別なアイテムとして注目されています。
特に、土屋鞄製作所が手掛ける「OTONA RANDSEL」は、上質な素材を使用しているのに加え、デザインもシャープでスタイリッシュなので、大人の男性が持っても恥ずかしくありません。
おすすめの使い方
独特のデザインなので、シンプルなスーツに合わせて、コーディネートのアクセントとして取り入れるのがおすすめです。
スタイリッシュなビジネスバッグとして、取り入れれば周りの注目を集めること間違いなしです。
もちろん、ビジネスだけでなく、キレイめカジュアルのスタイルにも取り入れることができます。
素材の種類
次は、素材の種類を軸にしてビジネスバッグの種類を解説します。
上記で説明したデザインの種類に加え、素材も選んで使いこなすことで、よりビジネスバッグを楽しむことができますよ。
本革
ビジネスバッグの中で、最も人気があり、また高級感があるのが本革のバッグです。
上質なものであれば、使えば使うほどしなやかになり光沢が増すため、経年劣化を楽しむことができます。
本革と言っても、牛革、ワニ革、蛇革など様々なので、好みによって選ぶことが出来ます。
雨や汚れには非常に弱いので、濡れてしまったり汚れてしまった場合は、すぐに拭き取るようにしましょう。
合成皮革
合成皮革は、本革の風合いを人工的に再現しているものです。
本革の欠点である、雨や汚れに弱いという点をカバーしているため、ハードに使うことが出来ます。
しかし、本革のように経年劣化を楽しむことが出来ないので、変化を楽しむというよりは、タフなものを求めている男性におすすめです。
時間が経ってしまうと、どうしても傷んできてしまうので、長く持つというよりは、安いものを買い替えて使うのが良いでしょう。
合成繊維 (ポリエステル・ナイロン)
出典:store.ace.jp
最近人気を集めているのが、化学繊維のビジネスバッグです。
雨や汚れになりにくいだけでなく、シワになりにくかったり、傷が付きにくかったりするので、最も丈夫な素材といえるでしょう。
また、革素材と違い、見た目がスポーティーなので、ビジネスカジュアルスタイルのコーディネートにもぴったりです。
種類によってビジネスバッグを使い分ける
出典:store.ace.jp
ビジネスバッグといっても、形・素材・色で印象が大きく変わります。
コーディネートに合わせて、バッグを変えることで、ワンランク上のおしゃれを楽しむことができますよ。
バッグまで統一感のあるコーディネートに仕上がっていれば、自然とビジネススタイルもこなれて見えること間違いなしです。
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この記事のライター
経営学を学びながら、シャツ屋でアルバイトをしています。スーツ・シャツ・ネクタイ・革靴などに興味をもって、フォーマルブランドからカジュアルブランドまで、日々多くのものに触れながらセンス磨き中。