ドレスコードのカジュアルとは?大人のレディースおしゃれの基本
ドレスコードにも種類が色々ありますが、カジュアルと言われた時にすぐイメージはつきますか。ドレスなのにカジュアル?と疑問に思う人もいるかもしれません。この記事ではそんな捉えにくいカジュアルドレスコードを解説します。基本的な定義から、着こなしのポイント、そしておすすめのコーデを紹介するので、大人女子はぜひ参考にして下さい。
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アイキャッチ画像出典:www.pinterest.jp
カジュアルドレスコード
ドレスコードが設けられる場面といえば結婚式の二次会や同窓会などが思い浮かびますが、ドレスコードの正解がわからないと洋服選びも戸惑ってしまいます。今回はドレスコードの中でも「カジュアル」を扱いますが、唐突のイベントでも戸惑わないよう今一度おさらいしておきましょう。
カジュアルドレスコードとは
カジュアルドレスコードとは、ドレスコードの中でも比較的ラフな服装のことを指します。もちろん普段よりも小綺麗に着飾るのは基本ですが、かっちりとしたフォーマルな服装よりはリラックスしているような服装を意識するといいでしょう。
デイリー使いしているものでも綺麗めのアイテムやエレガントなアイテムであれば取り入れやすく、またカジュアルダウンに効果的に働いてくれるので、全てを買い揃える必要もないかもしれません。フォーマルに使うようなアイテムとうまく組み合わせて賢く着飾りましょう。
カジュアルドレスコードのポイント
基本は綺麗め・華やか
カジュアルといえどドレスコードというだけあって、基本は綺麗めで華やかな着こなしが求められます。フェミニンなテイストであれば細かいプリーツスカートや繊細なレーススカート、エレガントなワンピースなどが女性らしく綺麗にまとまり、クールなテイストであれば綺麗めなスラックスやセットアップ、オールインワンなどが女性でもかっこよく決まります。また、ウェアは比較的カジュアルでもファーショールや低めヒールのパンプスなどの小物でお高めに纏うのもありです。
素材感でカジュアルを表現
フォーマルを少しカジュアルに着こなせばいいと言えど、どこでどのように抜けばいいのかわからない人もいるかもしれません。そんな方は、素材でカジュアル感を演出して見てください。
例えばフォーマルなドレスコードであればサテン素材や光沢感のあるシルク、ゴージャスなベロア素材などが定番ですが、カジュアルであれば柔らかいコットン素材やニットなど、普段から馴染みのある素材のものを検討してみましょう。
女らしさも忘れずに
カジュアルドレスコードの注意点は、カジュアル要素が強くなってしまってその場に似つかわしくないようなだらしなさを感じさせる服装になってしまうことです。綺麗めももちろん意識していたけれどどこか締まらないというような時には女性らしさを意識してコーディネートしてみましょう。これはクールなパンツスタイルであっても同じです。要所で女性らしい要素をちりばめると自然で小綺麗なスタイリングにまとまりやすくなります。
カジュアルドレスコードのおすすめコーディネート
黒ワンピース×ファーショール×シルバーパンプス
シックなブラックワンピースは着る人やシチュエーションを選ばない普遍的なアイテムです。ガッツリと着飾れないカジュアルだからこそおしゃれな大人女子はシンプルを攻めましょう。綺麗めなブラックワンピは着こなし次第で普段から使えるアイテムですが、ちゃんとした場ではファーショールなどのエレガントな小物合わせで一気に格上げできます。保守的なコーデには足元でメタリックなシルバーパンプスを合わせて一味スパイスを効かせるのがおしゃれさんの鉄則です。
シャギーニット×レーススカート×ミニマルショルダーバッグ×ショートブーツ
デイリーユースもおかしくないシャギーニットをフォーマルな場で上手に着こなしたこちらのコーデは、ミニマルな装いできちんと感を演出できているのがポイントです。若干ボリュームのあるニットはタイトスカートにトップスインしてきちんとまとめましょう。
カラーは2色に抑えることでミニマルかつまとまりのあるスタイリングが叶います。派手色でなくてもコントラストの強い黒と白はコーデを映えさせてくれるのでおすすめです。
ベージュセットアップ×ハンドバッグ×クリアサンダル
肩の張ったデザインのセットアップは強気でモードなテイストが魅力的ですが、優しいベージュはそんなハードな印象を緩和してくれるので、カラーとデザインで甘辛ミックスなテイストが楽しめます。ウエストを絞ったスタイルは今っぽいだけでなくスタイルをよく見せてくれるのでメリハリをつけていきましょう。抜け感はポップなバッグとクリアサンダルでキュートに仕上げれば完成です。
コットンワンピース×スリット入りレギンス×ぺたんこパンプス
上品でありながらきちんとしすぎてもいない、程よい素材感はコットンの強みです。胸元がV字に開いたワンピースは女性らしさをアピールできる上にシャープでキレのあるスタイリングができるので、甘さ控えめのフェミニンコーデにはおすすめです。靴はヒールありのパンプスだと綺麗めに、ヒールなしだとよりカジュアルに仕上がります。その場の雰囲気に合うような靴を選んでください。
ネイビーオールインワン×ビーズバッグ×厚底サンダル
大人っぽさ満点のネイビーオールインワンはクールに振り切ってスタイリングしたいものです。襟付きのトップや縦線の際立ったパンツデザインから綺麗さは十分なので、残りの小物で遊んでみても面白いでしょう。
バッグにはトレンドのビーズバッグで抜け感を出しながら足元もラフなサンダルで仕上げてみてください。フォーマルな場でもカジュアルな遊び心を効かせてカジュアルドレスコードを楽しめたら、慣れたものでしょう。
白ワンピース×ショルダーバッグ×スクエアトゥパンプス
正統派な白ワンピースは天然素材のコットンで取り入れることでカジュアルなテイストに仕上がります。また、センターで連なるボタンは自然なカジュアルダウンに効果的なので頭に入れて置きましょう。全体的にオフホワイトからベージュまでのベーシックカラーによるスタイリングは清潔感があり清楚なコーデになるので夏のカジュアルドレスコードにもってこいです。
8分丈ブラウス×フレアスカート×ハンドバッグ×パンプス
愛らしいピンクのフレアスカートにはネイビーのブラウスを合わせるとコーデが落ち着きます。また、寒色と暖色をトップとボトムで組み合わせると異なる雰囲気を一気に楽しめるのでクールなテイストもキュートなテイストも味わいたいという人にぴったりです。小物も全体的にピンクからネイビーのカラーでまとめて統一感を意識してみてください。
まとまりのある小綺麗な印象に仕上げるには、ゆとりのあるブラウスのトップスインはマストです。ウエスト周りをすっきりさせると印象もすっきりするのでフォーマルな場面ではお忘れなく。
綺麗めカットソー×スリット入りタイトスカート×ヒールサンダル
こちらはデイリーユース可能な綺麗めトップスをカジュアルドレスコードにも合うように昇華させたコーディネートです。一つの服を幅の広いシチュエーションで活用できると少ない服でも多くのコーデを味わえるので、TPOに合わせて色々に着こなす術を磨いていきましょう。
明るいトーンの無地トップスには同じく無地の白タイトスカートを合わせてシンプルにまとめるのがコツです。着飾りすぎない余裕感は大人らしい魅力にもつながってきます。トレンド感も押さえたい方は足元で今っぽいアイテムを取り入れるといいでしょう。
ツイードセットアップ×ボウタイシャツ×ストラップパンプス×ハンドバッグ
トラッドなツイードセットアップを普段から着こなすにはテクニックが必要ですが、きちんとした場であればちょうどいいでしょう。特に、こちらのセットアップは全体的にカラーが淡いので程よくカジュアルダウンできているので比較的着こなしやすいと思います。トレンドのボウタイシャツをリボンむすびにして表に出すことで女らしさもあるセットアップコーデが出来上がります。もともとマニッシュなテイストが強いセットアップに合わせる靴は華奢なストラップパンプスで決まりです。
柄ブラウス×フレアスカート×レザーバッグ
カラーコーデがお好きな方もいるかと思いますが、カジュアルドレスコードでは統一感のあるレディな着こなしがおすすめです。全体的にワインレッドで統一することでまとまりが生まれるので、多少の色の違いや柄物もうまく溶け込みます。柔らか素材の上下は女性らしく仕上がりますが、そこに強めのレザーバッグを合わせることでエッジの効いた着こなしが出来上がります。
8分丈セットアップ×カットソー×ピンヒールパンプス×ショルダーバッグ
マニッシュなセットアップでもミニマムなシルエットと露出部分のある8分丈セットアップであれば、限りなく甘さ控えめでも要所の女らしさで究極の女性らしいセットアップコーデになります。トレンドにとらわれないトラッドなデザインにはカラーで今っぽさをプラスするのがおしゃれなテクニックです。トーン明るめのブラウンは落ち着いている一方で華やかな印象に仕上がるので大人の女性におすすめのカラーです。
プリーツワンピース×ピンヒールパンプス×クロコレザーバッグ×ピンヒールパンプス
細かいプリーツワンピースはフェミニン度MAXで男女ともにウケが非常にいいです。特にドレスコードがあるような場ではよく目にするディテールと言えます。動くとゆらゆら揺れるプリーツスカートですが、基本的にはすっきりとまとまっているのでトップスはゆとりのあるものがバランスがとりやすいでしょう。バッグは強めなクロコレザーを用い、足元は高めのピンヒールで強弱のあるスタイリングが一味効いてておしゃれです。
セットアップ×ハイネックセーター×ワンハンドルバッグ
ハイセンスなセットアップはドレスコードのある場で活用していきましょう。カチッと肩まで張ったたくましいテーラードジャケットにハイウエストのスラックスを合わせるのが今っぽいので今からセットアップを検討する人は参考にしてみてください。
渋めカラーのセットアップには顔を明るく見せてくれる白をインナーに挿すのがおすすめです。さらにおしゃれ上級者の方は、ビビッドなブルーのバッグを提げてアクセントをプラスしてみましょう。
カーディガン×フレアワンピース×ハンドバッグ×ヒールなしパンプス
定番の二次会ドレスであるフレアワンピースも、パリッとしたコットンワンピであればカジュアルドレスコードに合わせやすいでしょう。ピンク一色のカラーやウエストのリボンで非常に可愛らしい印象ですが、上から被さるネイビーのカーディガンはコーデを大人っぽく引き締めてくれます。また、ドレスに使うようなアイテムは薄手のものが多く、秋から冬にかけては上から羽織れるアイテムが必須になってくるので、このようなカジュアルなカーディガンは一役買ってくれるはずです。
黒ワンピース×ジャケット×レザーブーツ
トレンドのシースルー素材はフレアスカートに取り入れると露出度控えめで上品にまとまるのでカジュアルドレスコードにはおすすめです。上下共に黒でシックに合わせたら上から優しめのブラウンジャケットを被せてバランスを整えましょう。可愛らしさがありながらくどくない甘さのあるコーデは好印象を与えます。
ミディ丈のレザーブーツは長めのスカートにかぶせることで縦ラインを強調できます。これは綺麗なシルエット作りに効果的なのでぜひ取り入れて見てください。
カジュアルドレスコードはこれでバッチリ
この記事ではカジュアルドレスコードを解説してきましたが、なんとなくで理解していたカジュアルドレスコードのモヤモヤは晴れましたでしょうか。突然のお呼ばれでも焦らないように、大人の基本をしっかり押さえておきましょう。
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この記事のライター
ファッション大好きエドナです。