オックスフォードシャツおすすめ人気ブランドとおしゃれコーディネート徹底解説
スーツに合わせるのはもちろん、日常着としてカジュアルな場面でも使うことができるオックスフォードシャツ。一年を通して使えるアイテムである上に、様々なアイテム、スタイルとの相性が良くとても便利なトップスとなっています。この記事ではそんなオックスフォードシャツのおすすめブランド、そして参考にしたいコーディネートを紹介します。
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アイキャッチ画像出典:zozo.jp
オックスフォードシャツとは
オックスフォードシャツは、「オックスフォードクロス」という生地で出来たワイシャツのことを指します。ワイシャツなので、スーツに合わせるのはもちろん、日常着としてカジュアルな場面でも使うことができるアイテムとなっています。また生地が丈夫でしわになりにくいのも特徴です。オールシーズンで使えるアイテムでもあり、一つ持っておきたいトップスともいえるでしょう。
この記事ではそんなオックスフォードシャツのおすすめブランドとコーディネートを紹介、解説していきます。
おすすめのブランドを紹介
おすすめのオックスフォードシャツブランドを紹介します。オックスフォードシャツが気になっているけど、どのブランドのものが良いかわからない人はここで紹介するブランドのアイテムを見てみてください。
Brooks Brothers(ブルックスブラザーズ)
出典:zozo.jp
アメリカで創業された世界最古の紳士服ブランドであるBrooks Brothers(ブルックスブラザーズ)。アメリカントラッドの代名詞のようなこのブランドの古着は、クラシックな雰囲気のアイテムを楽しみたい人におすすめです。Brooks Brothers(ブルックスブラザーズ)のアイテムとして多いのは、ブレザーやセットアップなどドレッシーなもの。今の時代のトレンドにも合ったアイテムも多く、着やすいのが魅力的です。
Ralph Lauren(ラルフローレン)
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Ralph Lauren(ラルフローレン)はイギリスの伝統的なファッションをアメリカ流にアレンジした、アメリカントラッド、アイビーファッションの中心的なブランド。アメリカの上流階級のスタイルを理想のスタイルと考え、その豊かなスタイルを提案しています。高級スーツやシャツなどフォーマルなシーンから、ポロシャツなどのカジュアルなファッションまで網羅し、幅広い世代に人気のブランドです。
Tommy Hilfiger(トミーヒルフィガー)
出典:wear.jp
アメリカンクラシックに、クールなスタイルやユーモアを組み合わせたスタイルが特徴のファッションブランドトミーヒルフィガー。クラシカルなアメリカンファッションが現代的にアップデートされたようなデザインが特徴的なブランドとなっています。カジュアルなアイテムでも上品な印象のものが多く、日常着としての使用だけでなく、ビジネスのシーンでも活躍するような服がラインナップされています。
Thom Browne(トムブラウン)
アメリカントラディショナルなスタイルを現代的に、さらにより攻めた形で表現することが特徴のブランドトムブラウン。アメリカの黄金時代と呼ばれる50年代後半から60年代前半のスタイルからインスピレーションを受けたスタイルは、カジュアルではなくドレッシーなスーツスタイルとなっています。アメリカの腰部で培われていたアイビールックなどのアメリカの正統的なファッションに見られる特徴が色濃く反映されているブランドです。
Gucci(グッチ)
イタリアのラグジュアリーブランドグッチ。現在はアイコニックなデザインで幅広い層に人気を博しているブランドとなっていますが、その根本にはエレガントなデザインの精神が宿っています。創業者であるグッチオ・グッチはロンドンのホテルで勤務していたこともあり、ブランドのルーツは上品でフォーマルな要素もあるものとなっています。ストリートな要素も取り入れられていますが、やはりドレッシーなスタイルが得意なブランドです。
Burberry(バーバリー)
イギリスのラグジュアリーブランドバーバリー。ブランドの代名詞はトレンチコートです。農民が汚れを防ぐために服の上に着ていた上着をヒントに「ギャバジン」といわれる耐久性・防水性に優れた新素材を生み出し、現在も多くのアイテムにその素材を使用しています。1911年に人類で初めて南極点に到達したアムンゼンが防寒具として使用したり、第一次世界大戦時の1914年には英国陸海軍にトレンチコートが正式採用されるなど、歴史的にも有名なブランドです。
Maison Kitsune(メゾンキツネ)
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フランスを拠点に音楽レーベル、アートなど様々な活動を行う KITSUÉ(キツネ)が展開するファッションブランドMAISON KITSUNE(メゾンキツネ)。ニュークラシックをテーマに掲げ、高品質なイタリア、フランス日本の素材をアイテムにより使い分け、コレクションに落としてきます。スタイルの質とでティールにこだわり、そのデザインはユニークな見解を取り入れつつ、実用的で自然になじむものとなっています。
APC(アーペーセー)
フレンチベースで機能的なファッションを意識してアイテムをデザインするA.P.C.(アーペーセー)。ブランド名は「生産と創造の工房(Atelier de Production et de Creation)」の略から取っています。天然の繊維を多用し、ブランドの名前にあるように、ある意味脱個性的で、着る人を選ばないデザインですが、だからこそ着る人の個性を最大限引き出すような魅力的なアイテムが揃い、キレイめに着こなせるのはもちろん、ストリートでも映えるようなファッションが楽しめます。
Barbour(バブアー)
Barbour(バブアー)は1894年に創業したイギリスのアウトドア・ライフスタイルブランドです。労働者用のオイルドクロス(生地の表面に油を染み込ませた素材)を使用した防水機能のあるジャケットで有名になり、2度の世界大戦ではイギリス軍に防水服を供給したという実績もあります。現在ではアウトドアウェアだけでなく、日常的なワードローブも製作し、性別・年齢問わず幅広い人気を誇っています。
Scye Basics(サイ ベーシックス)
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デザイナーの日高久代氏とパターンカッターの宮原秀晃氏が手がけるブランド。ブランド名の「サイ(Scye)」は、テーラー用語で、袖ぐりや鎌を意味する言葉です。19世紀のエドワーディアンスタイルにみられる、英国式のテーラリングをベースに、クラシックとモダンが融合した新しいスタイルを提案していることらのブランドは、カッティングや内部構造にまで配慮した、アナトミカル(解剖的な)な服作りが特徴。
コーディネート解説
ここからはオックスフォードシャツを使ったコーディネートのポイントを解説していきます。
ジャストなサイズ感で
オックスフォードシャツをオシャレに切るのにおすすめのサイズ感は「ジャストサイズ」です。オックスフォードシャツはジャストサイズに着ることでスッキリとした上半身のシルエットを作ることができます。スリムなトップスは同じく細身のパンツとの相性も、逆にワイドな幅のパンツとの相性も良いため、ジャストサイズに着ることで、コーディネートの幅も広がります。
レイヤード(重ね着)でオシャレ度アップ
一枚で着ても違和感がないオックスフォードシャツですが、上にアウターを羽織ったり、下からインナーの裾を出したりするとより「オシャレ」を意識したコーディネートとなります。フォーマルなコーディネートの場合は、テーラードジャケットが定番ですが、カジュアルな場面ではデニムジャケットなど着丈が短めのものがおすすめです。インナーをレイヤードする場合は、オックスフォードシャツより着丈の長いものを使ってみたください。
清潔感+着回し抜群なカラー
オックスフォードシャツは生地に特徴のあるシャツであるため、色や柄に縛りがありません。そのため、どのような色柄のアイテムを選べば良いか迷ってしまうことも起こり得ます。そこで、おすすめの色は「白」「ブルー系」です。これらのカラーは、清潔感のあるコーディネートに仕上がり、さらに様々なアイテムとの相性が良いため、着回しができます。無地のアイテムが合わせやすいですが、ワンポイントの柄など入っているものも同様に使うことができます。
おすすめのコーディネートを紹介
じっさいのコーディネート例を用いてオックスフォードシャツを使ったコーディネートの解説をしていきます。
オックスフォードシャツ×スリムシルエットパンツ×革靴
白のオックスフォードシャツとグレーのパンツを合わせたコーディネート。体のラインにあった身幅のオックスフォードシャツと、スリムなパンツを合わせ、縦長のシルエットを作っています。そのシルエットと使っているアイテムのテイストによって、フォーマルな印象の強めなコーディネートとなっていますが、シャツの生地感や革靴のヒールの高さなど、少し変化が付けられていることにより、ただフォーマルなだけでないオシャレなコーディネートとなっています。
オックスフォードシャツ×テーパードパンツ×スニーカー
ネイビーのオックスフォードシャツとベージュのテーパードパンツを合わせたコーディネート。上下で使っているアイテムの色の相性が良いのが特徴的です。ベージュのパンツはオックスフォードシャツによく見られるカラーとの相性が良いので、一本持っておくとコーディネートを組みやすくなります。裾にかけて幅が細くなっていくテーパードシルエットもスタイルがよく見えるのでおすすめです。足元のスニーカーは、フォーマルな印象のコーディネートをカジュアルに仕上げるピースとなっており、固すぎないコーディネートに仕上げるのにおすすめです。
オックスフォードシャツ×チノパン×サンダル
アイテムの組み合わせ方がポイントのコーディネート。オックスフォードシャツの下に白のTシャツをレイヤードすることにより、シンプルなコーディネートに幅が生まれます。パンツはオックスフォードシャツと相性の良いチノパンを。足元はソックスとサンダルを合わせ、変化をつけています。シンプルな合わせ方になりがちなオックスフォードシャツのコーディネートですが、アイテムの使い方を考えるとよりオシャレなコーディネートを作ることができます。
オックスフォードシャツ×デニムパンツ×スニーカー
白のオックスフォードシャツとデニムを合わせたコーディネート。全体的にカジュアルなテイストが強く現れています。白のオックスフォードシャツはデニムパンツとの相性が良く、シンプルでまとまったコーディネートができます。足元のスニーカーは少し主張を強めに。シンプルなコーディネートであるだけに、好きなアイテムを目立たせることができるのが利点となっています。
キャップ×オックスフォードシャツ×スニーカー
差し色が印象的なコーディネート。トップス(オックスフォードシャツ)とパンツは落ち着いた色合いのシンプルなものを使い、小物で変化をつけています。まずコーディネート全体を見たときに印象深いののは、頭にかぶった帽子。トップスやパンツのテイストとは大きく離れたアイテムを使うことによって、ハズしの効果があり、奥行きが生まれます。また、色もその他のアイテムとは対照的に明るいレッドを。差し色としてコーディネートが引き締まります。シューズもスポーツテイストの強いものを使っているので、普通のコーディネートと差別化されていると言えます。
オックスフォードシャツ×デニム×タッセルローファー
カジュアルな中に上品さのあるコーディネート。デニムとオックスフォードシャツを合わせる王道のスタイルですが、足元はタッセルローファーと少し変化をつけたアイテムを使用しています。シャツの袖まくりや、パンツのロールアップなど、やりすぎない丈感が上品さを演出。それぞれ特徴的なアイテムを使っているわけではありませんが、全体を通して見たときにオシャレに見えるコーディネートとなっています。
デニムジャケット×オックスフォードシャツ×チノパン
アウターにデニムジャケットを使ったオックスフォードシャツのコーディネート。オックスフォードシャツに合わせるアウターとしておすすめなのが、このようなデニムジャケットです。近年はオーバーサイズシルエットが流行のアイテムとなっているデニムジャケットですが、オックスフォードシャツと合わせる場合は、この画像のようにジャストサイズでの着用がおすすめ。パンツもデニムで合わせたセットアップスタイルや、チノパンなど様々なパンツとの相性も良いのでぜひ使ってみてください。
テーラードジャケット×オックスフォードシャツ×デニムパンツ
テーラードジャケットを使ったスタイル。フォーマルな印象の強いテーラードジャケットを、オックスフォードシャツの上に羽織ると、よりフォーマルな見た目になりますが、パンツに色落ちのあるデニムを使うことによりカジュアルとのバランスが取られたコーディネートとなっています。足元もスニーカーでカジュアル要素をプラス。フォーマル50%カジュアル50%に収まったコーディネートとなっています。
オックスフォードシャツ×チノパン×スニーカー
サイズ感、色の組み合わせ、アイテムのテイストが絶妙に噛み合ったコーディネート。ジャストサイズより少しだけゆとりをもたせたサイズ感のオックスフォードシャツに、裾をロールアップさせたチノパンを合わせ小慣れたコーディネートを演出しています。また、帽子やメガネなど小物もトップスやパンツの雰囲気に合わせたものを使っており、トータルコーディネートが意識されたすたいるとなっています。
デニムジャケット×オックスフォードシャツ×チノパン
デニムジャケットと白のオックスフォードシャツを合わせたコーディネート。オックスフォードシャツはデニムジャケットの裾から少し見えるくらいの着丈で、レイヤードの見え方が美しくなります。パンツはカーキのチノパンを使用。デニムの青、シャツの白と相性が良くそれぞれのアイテムがしっかりと際立っています。靴はシンプルな革靴を。ベーシックなアイテム同士をしっかりとしたサイズ感で合わせたお手本のようなコーディネートです。
オン・オフどちらもオックスフォード
オックスフォードシャツのおすすめブランドとコーディネートを紹介しました。ビジネスの場面でも普段着にも使えるオックスフォードシャツ。一年を通して幅広いコーディネートに対応するこのトップスを、ぜひコーディネートの一つのピースとして使ってみいてください。