ビジネスマンにおすすめの人気手帳ブランド15選
大人な男性ビジネスマンにおすすめの手帳ブランドを紹介します。今回は、ビジネスマンの必需品でもある手帳を社会人として恥ずかしくない定番ブランドから、ビジネスシーンに非常に使い勝手のよいブランドまで徹底紹介します。手帳の購入をお考えの方、新社会人で手帳をお探しの方は是非参考にしてください。
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いつの時代も手帳はビジネスマンにとって最も重要なツール
出典:pixabay.com
スマートフォンが普及してスケジュール管理や住所録がデジタル化されてもほとんどのビジネスマンは手帳を使っています。単に予定の確認だけでなく綺麗に色分けしたわかりやすくしたり、打合せやアイデアをメモしたり、ビジネスマンには欠かせないアイテムです。それだけに手帳にはこだわりの強い人も多く、またよりよい手帳を探して試行錯誤しているビジネスマンも多いでしょう。年末や期末には書店や文具店には毎年のように新しいアイデアを盛り込んだ手帳がならび、どの手帳にしようかと迷ってしまいます。ここではそんなビジネスマンのために15の手帳ブランドをとりあげ、その特徴をご紹介します。
「7つの習慣」から生まれたフランクリン・プランナー
スティーブン・R・コヴィー博士の著書「7つの習慣」のタイム・マネジメントを実践するためのツールという位置づけの手帳が「フランクリン・プランナー」です。スケジュール管理というよりも、毎日の目標設定や時間管理を行う事に重点を置いてつくられています。基本は1日あたり見開き2ページのバインダー形式の手帳ですが、綴じ手帳タイプのオーガナイザーもラインナップされています。
バインダーとリフィル、そして簡単なガイドをセットにした「スターターキット」があるので最初はこれを購入してはじめるのが良いでしょう。「ポケット」「コンパクト」「クラシック」という3つのサイズが用意されています。リフィルのデザインが豊富で、バインダーもナイロンから本革まで豊富なデザインがあるので、若い人や女性からエグゼクティブまで幅広い層で使うことができます。
多くの芸術家に愛されたイタリア生まれの手帳「MOLESKINE」
ピカソやヘミングウェイそしてブルースチャトウィンといった多くの芸術家が愛用したとされる伝説のノートを現代に復活させた手帳が「MOLESKINE」です。シンプルなノートブックですが、使いやすくする工夫が凝らされていて愛用者が多いのもうなずけます。縦とじと横とじがあり、カバーもハードカバーとソフトカバーが用意されています。特にハードカバーは立ったままで書くときに下敷きがいらないので、メモをとるのに便利です。
角が丸くゴムバンドが付属しているので、ポケットや鞄に無造作に突っ込んでも取り出しやすくばらけないのもうれしい工夫です。レイアウトは無地、横罫、方眼、ドット方眼の4種類があるので、用途に応じて複数のノートを持ち歩くヘビーユーザーもいます。裏表紙にはポケットがあり、名刺やチケットなどを保管するのに便利です。
モレスキンの最新ニュース、オンラインストア、店舗検索、MOLESKINEアトリエ情報など。ノートブックにはじまり、デジタルの世界にも拡がる、モレスキンの物語がここに。
ダ・ヴィンチの手帳を元にした機能性「Davinci」
レオナルド・ダ・ヴィンチが残したメモを元に「レイメイ藤井」が開発したシステム手帳です。上質な革製のバインダーと「トモエリバー」というリフィル専用紙を使った高級感あふれるシステム手帳です。リフィルサイズはA5、バイブル、ポケットの3サイズで一般的なシステム手帳のリフィルサイズが用意されています。
バインダーの種類が豊富で、A5には「スリムサイズ」が、そしてバイブルやポケットには「ジャストリフィルサイズ」というスリムな形のバインダーがあり、使いやすいと人気を集めています。特に「ジャストリフィルサイズポケットシステム手帳」は、幅86mm、厚さ15mmなので、システム手帳でありながら背広のポケットに入れることができ、携帯性に優れています。
おしゃれな表紙でセンスを主張する手帳「HIGHTIDE」
1994年に設立された「HIGHTIDE」の手帳はサイズとフォーマットによって12種類のシリーズが用意されていて、豊富なカバーデザインで幅広いユーザーに支持されています。カバーやスピンのデザインは色と柄を合わせて291種類が用意されています。かわいいものやポップなデザインも多いので若い人の支持をあつめています。
角を丸くしたものやゴムバンドが付属したものもあるので、使い方に合わせて好みのデザインのものを選ぶことができます。カバーの材質やデザインもおしゃれで、差し込み式になっているものでは、手帳を使い終わったらブックカバーやバッグインバッグとして使えます。毎年違うデザインのカバーにするのも気持ちが新たになってよいでしょう。
手帳をはじめとした文具・雑貨メーカー「株式会社ハイタイド」のオフィシャルサイト。九州の福岡を拠点に、機能性やデザイン・素材にこだわったオリジナル商品を発信している。商品企画・卸の他、店舗運営や通信販売もおこなう。各種お取引・取扱店舗ご案内、新商品情報など新着ニュースをご覧いただけます。
パリでも人気の日本製手帳「DELFONICS」
東京、大阪そしてパリで文具の直営店を展開する日本の文具ブランド「DELFONICS」の手帳は、デザインとサイズの豊富なバリエーションが特徴です。特に「Rollbahn」シリーズはシンプルで飽きのこないデザインと使いやすい工夫が随所にこめられていて、学生からビジネスマンまで幅広い層で愛用されています。
定番のリング綴じのハードカバータイプは立ったままでも書き易く、ゴムバンドでばらけるのを防止できます。ダイアリーはシンプルなデザインながら8色がラインナップされ、表紙にはフィルム加工で耐久性を高めてあります。クリアポケットが付属しているので書類やメモを収納可能で、5mm方眼のメモページはミシン目付きで切り離しが容易です。学生からビジネスマンまで幅広い層に支持され続けている「Rollbahn」は、デザインの本場パリでも人気です。
カバーデザインの豊富さと24時間対応で人気「MARK’S」
「MARK’S」の手帳の特徴はなんといってもカバーデザインの豊富さです。スケジュール帳と手帳のアイテム数は200以上。かわいいポップなデザインからシックなものまで用途や好みに合わせて選ぶことができます。
中でもビジネスマンに人気があるのが「EDiT」手帳です。滑らかなかき心地と薄さにこだわりながら、染み通しや透き通しを抑えた新開発の手帳用紙を使用して、ユーザーの使いやすさ書きやすさを追求しています。全464ページの「1日1ページ」を中心に3つのサイズで4種類のレイアウトが用意されています。このレイアウトとコンセプトが評価されて2012年には日本文具大賞グランプリとグッドデザイン賞を受賞しました。
株式会社マークスの手帳・ノートブランド EDiT(エディット)のサイトです。2017年版3月・4月始まり手帳のラインアップをご紹介。ライフログにおすすめ1日1ページ手帳、たっぷりノート付きの週間ノート手帳、月間ノート手帳。アイデア用や本と旅のログノートも。
きっと自分にピッタリの1冊が見つかる「NOLTY」
ビジネスマン向けの手帳として親しまれてきた「能率手帳」の新しいブランドが「NOLTY」。学生からビジネスエリートまであらゆる階層に向けて豊富なラインナップが用意されています。経験に裏打ちされた「能率手帳&能率手帳ゴールド」シリーズや、フレキシブルなデザインでカラーバリエーションが豊富な「ユー」シリーズなど8つの基本シリーズが用意されています。
サイズもコンパクトタイプから大型タイプまで12種類。レイアウトもマンスリータイプからデイリータイプまで10種類と迷ってしまうほどです。表紙はどれもシンプルな飽きのこないデザインで、シリーズによっては8つのカラーバリエーションがあります。これだけのラインナップがあれば、職業やライフスタイルに合った自分にぴったりの1冊がみつかりそうです。
いい時間は、いい手帳から。NOLTY The brand new 能率手帳
紙とつくりにこだわった「ミドリMDノートダイアリー」
ページ毎に絵柄が変わる手帳など、アイデアあふれる手帳が人気の文具メーカー「ミドリ」が書くことにこだわって開発したのが「MDノートダイアリー」です。自社開発の筆記用紙「MD用紙」を使い、余計なものを究極までそぎ落としたシンプルなデザインが特徴です。
表紙をなくして通常は表紙の下にある寒冷紗がデザインアイコンになっています。表紙がないことによって抜群の開き具合になります。月間スケジュールも余白が大きく、文字だけでなくイラストなども自由にかき込めます。横罫のページも罫線が目立ちすぎない絶妙の細さと濃さになっています。表紙がないのでインデクスは付属しているものを背表紙に貼り付けて使います。書きやすさと読みやすさを追求した究極のシンプル手帳です。
ミドリ MDノートのオフィシャルサイト。MD PAPER PRODUCTS は、紙そのものの魅力を活かし、書くことにこだわった、日本製のシンプルなプロダクトです。
文具通チャンピオンが開発した手帳「コクヨジブン手帳」
「コクヨジブン手帳」は、TVチャンピオン第二回文具通選手権において準優勝に輝いた、クリエーターでもある佐久間英彰が開発したオリジナルの手帳です。「一年で終わりではなく一生使える」というコンセプトの下に、手帳に記録される情報を整理して再配置することによって実現した新発想のライフログ手帳です。
最大の特徴は3分冊スタイル。1年のスケジュール管理の「DIARY」と人生設計の記録「LIFE」そして書きやすいメモ帳の「IDEA」です。「DIARY」は24時間バーチカルスケジュールとマンスリーそしてプロジェクト管理のガントチャートを備えています。「LIFE」には人生設計の情報や大切にしたい情報を記録しておけます。そして「IDEA」はグリッド型のガイドで書きやすく、専用アプリを使うとデータ化できます。使いこなすためのガイドブックも用意されています。
50年変わらず愛されるフランス生まれのダイアリー「QUOVADIS」
1952年にマルセイユの医師Dr.ベルトラミによって誕生したのがクオバディスダイアリーです。見開きページに1週間をオーガナイズしたバーチカルタイプのフォーマットを世界で初めて開発しました。当初から完成度が高く50年以上ほぼ変わらず世界中で支持されています。
1週間のスケジュールが時間単位で見渡すことができ、さらに3ヶ月分のカレンダーも同じページで確認できます。左下のミシン目を切り取っておけば見たい週のページをすばやく開くことができます。クオバディス独特の正方形サイズのほかに6種類のポケットサイズ、9種類のデスクサイズが展開されていて、それぞれサイズに合ったフォーマットが用意されています。またフランスのデザインらしくカバーのデザインや色もオシャレなものばかりです。
クオバディスの公式サイトです。各ブランドの紹介、新商品情報、取扱店、メディア紹介の他、オンラインショップも運営しています。
ラインナップの豊富さと細部のこだわりが光る「高橋手帳」
「手帳は高橋」のキャッチフレーズでおなじみの高橋書店の手帳のコンセプトは「シンプルだけど凝っている」。用紙やインク、装丁などにこだわっているというだけあって用紙の色味がよく見やすいのが特徴です。とにかくラインナップが豊富で16のシリーズがあり、サイズは16種類、スケジュール欄のレイアウトも8種類が用意されています。
表紙のカラーバリエーションも単色だけでなく柄物も含めて10種類あるので、ビジネスバッグやスーツのポケットだけでなくハンドバッグにも似合います。耐久性の高いインデクスが2本ついていたり、ボールペンをつけても手帳にうまくおさまるようにボールペン止めがついていたりと、かゆいところに手が届く工夫が随所に凝らされています。
熱心なファンに支えられて改良を続ける「ほぼ日手帳」
糸井重里が主宰するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の企画から2001年に誕生したのが「ほぼ日手帳」です。文庫本サイズ、1日1ページで24時間の時間軸、フラットに開き、たくさんのポケットと2本のしおりがついたカバーといった特徴が評判をよび愛用者が増えています。毎年改良を続けていますが、オリジナルの特徴は受け継がれています。
ラインナップも増えて「オリジナル」のほかに週間手帳の「Weeks」、A5サイズの「カズン」そして英語版の「Planner」の4タイプが選べます。「オリジナル」のカバーはカワイイ柄物からシックな革製まで全部で38種類もあります。バタフライストッパーにペンを通せば手帳は開きません。カードポケットやチケットポケットそして外側のポケットなどとにかく収納が多いカバーです。
ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」が製作している「ほぼ日手帳」のページです。手帳や文具の販売のほか、読んでたのしいコンテンツも充実。ほぼ日手帳はLIFEのBOOK。あなたのLIFEを詰め込んでください。
一年を見ながら今を把握できる「モーメントプランナー」
グリーティングカードで人気の「グリーティングライフ」が新しいアイデアを盛り込んで開発した手帳が「モーメントプランナー」です。その斬新なアイデアが話題を呼び多くのメディアで取り上げられました。特徴は実用新案登録されたダイアリーの構造。1年のカレンダーとマンスリーの予定表、そしてウィークリーのページを同時に開いて見ることができます。
イヤリーとマンスリーが折り込み式になっているのがその秘密です。終わったウィークリーページを折り込みのマンスリーにはさむことで、常に最新のウィークリーを開くことができます。そして折り返したイヤリーを開くと1年のカレンダーとマンスリー、ウィークリーを同時に眺めることができます。開いたページは押さえなくても閉じないように製本されています。サイズはA5とB5の2種類。基本のA5サイズはウィークリーページがバーチカルとホリゾンタルの2つのタイプが用意されています。
英国王室御用達の高級ブランドノート「SMYTHSON」
出典:vulcanize.jp
1887年ロンドンのニューボンドストリートで創業した英国王室御用達の高級ブランドである「SMYTHSON」。ノートや手帳は世界の多くのセレブリティが愛用しています。使用しているブルーの紙は「ナイトブルー」と呼ばれるスマイソンのコーポレートカラーです。軽くて薄い「フェザー・ウェイト・ペーパー」と呼ばれる紙は羽のように軽い肌触りでありながら、万年筆で貫いてもs染みることがありません。1枚毎にブランド名の透かしが入っていて、たとえ切り離しても、ブランドの誇りを主張します。
カバーはラムレザーで柔らかくてハリがあり、使えば使うほど上品な質感がよくなります。店舗ではカバーに好きな文字やモチーフを刻印することができます。記念品として大切な方へのプレゼントとしても最適です。
世界で愛される最も歴史あるダイアリー「Letts」
創業200年、ダイアリーを世界で初めて製造、販売したのが英国「Letts」社です。「ダイアリー・オブ・ダイアリー」と言われ、世界のダイアリーの模範となっています。製造は全て英国の本社工場で、しかもその主要な工程は手作業で行われています。
代表的な製品シリーズである「Lexicon」はいかにも英国製品らしい、重厚さと品位を備えた堅牢な作りが世界で愛されています。少し厚めで柔らかい表紙にはステッチが入り、メタルコーナーと3方が金の小口になっていて手のひらにしっくりとなじみます。黒かバーガンディという表紙の色の選択もいかにも英国風です。シックなビジネススーツに似合う手帳を持ちたい人には最適な選択でしょう。
自分に合った手帳を見つけるのもビジネスマンのスキル
世界中のビジネスマンがよりよい手帳を求めていつも試行錯誤し、世界中のメーカーが常によりよい新しい手帳を考案しています。そしてできるビジネスマンは手帳をうまく使いこなしている人が多いようです。今持っている手帳を使いこなすことも大切ですが、自分が最も使いやすいと思える手帳を見つけることでビジネススキルの向上につながるはずです。
手帳のブランドには大別すると3つの方向性があるようです。1つは手帳の使い方を定義して、それに最適な手帳を用意するブランドです。もう1つはたくさんの選択肢を用意してその中から最適なものを見つけてもらおうとするブランドです。そして最後の1つは基本的な機能だけを用意してユーザーに自由に使ってもらおうとするブランドです。手帳のブランドを選択するときにはまずどの方向性で選択するかを決めると迷いが少なくなるでしょう。
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この記事のライター
半導体関係のエンジニア経験が長く、現在は日本企業の海外展開あるいは海外企業の日本進出を支援するコンサルを行っています。またスキルを活かしてiPhoneアプリの開発および開発者を養成するトレーニングを行っています。ライティングは、ITリテラシー、ビジネススキル、トラベル、テクノロジー、プレミアム商品の記事が得意です。