バックパッカーの必需品15選【これだけはまず準備!】
バックパッカーにとって最も大変なのが荷造りです。特に長期間の旅行となると、なるべく軽くしたいにも関わらず必要なものが増えていきます。今回は、バックパッキングを始める際に忘れてはならない必需品を15選ご紹介します。まずは最低限必要なものをこの記事でチェックして、準備をすすめてみてください。
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アイキャッチ画像出典:www.flickr.com
【1】貴重品
パスポートや現金、クレジットカード、ビザは、バックパッカーだけでなく全ての海外旅行に必須のものです。クレジットカードは海外保険や身分証明としても使えるので持っていて損はありません。
ビザに関しては、日本の申請して取得しなければならない国もあるので事前確認が必要です。また、欧米諸国であればクレジットカードだけでも大丈夫な場合もありますが、国によっては電子マネーがそれほど普及していないところもありますし、非常用に備えて現金を何箇所かに分けて所有しておくのがいいでしょう。
【2】バックパック
バックパックは言わずもがな、バックパッカーの必需品です。両手を使うことができ、地面が平らでないところでも行動しやすいことが特徴です。バックパックのサイズは幅広いので、旅行期間や自分の体力を考慮して選びましょう。
最近では、バックパックにもスーツケースにもなるバックの人気が高まっています。バックパックの難点として、背負うのが重いというのがありますが、このバックだと地面が平らなところではスーツケースとして転がすことができるので難点も解決です。
【3】サブバック
バックパックには旅行中に必要な荷物を全て詰めることになるので、それを持ち歩きながら観光することはできません。そこで、バックパックと共にサブバックが必要になってきます。
大事なものを入れるなら安全性の高いものを選びましょう。ウエストポーチを持っていき、財布などの貴重品を肌身離さず持っておき、サブバックにガイドブックなど取られてもいいものを入れるのもおすすめです。その場合は、エコバックで代用してもいいでしょう。
【4】緊急連絡先の控え
パスポートの紛失など、旅には多少のトラブルがつきものです。そのため、トラブルに見舞われた時の対策を事前に立てておくことが必要です。各国の大使館への連絡先をメモして何箇所かに入れておきましょう。
また、クレジットカード会社と海外保険のカスタマーサポートの番号も必須です。
【5】イエローカード・予防接種証明書
イエローカードとは、黄熱病の国際予防接種証明書です。予防接種証明書も英語で書かれているものを用意しましょう。これらの需要は行く国によって変わるので、事前に予防接種を確認して出発しましょう。
予防接種は複数回打たなければならないものもあり、1回目から2回目の期間を空けなければならないこともあるので遅くとも半年前には準備を始めましょう。
【6】常備薬
風邪薬や解熱剤、鎮痛剤、胃薬、下痢止めといった常備薬は用意しておくのが賢明です。もちろんどの国にも市販の薬はありますが、飲み慣れているものが好ましいです。
ただし、現地特有の病気にかかる場合もあるので、事前に病気の危険性を調べておき症状などを覚えておきましょう。異変を感じたら、病院を受診してください。治療費は高額ですが、これは海外保険に加入しておけばカバーできます。また、持病がある人は、多めに薬をもらっておいたり、英語の診断書を描いてもらうなどの準備が必要です。
【7】衣類
衣類は期間や行き先によって大きく変わってきます。ビーチに行く予定がある人は水着が必要になりますし、寒い地域に行く場合は厚手のアウターが必要です。
衣類をどこまで減らせるかで、持ち物の重さが大きく変わってきます。現地で服を買うことなども考慮し、必要最低限の量を詰めましょう。
【8】筆記用具
忘れがちの筆記用具ですが、入国カードに記入したり、トラベラーズノートを作ったり、メモを作ったりなど用途はたくさんあります。言葉が通じない場所では、値段交渉や筆談にも使用できますよ。荷物の中で行方がわからなくなることが多いので、カラフルで目立つペンケースなどに入れておくとよいでしょう。
【9】洗面類
歯ブラシセットやカミソリの他に、女子であればスキンケアセットや化粧品などが必要になります。男性は髭剃りが必要ですね。また、ホテルよりゲストハウスなどに泊まることの多いバックパッカーには、洗顔フォームやシャンプーとリンス、ボディーソープも必要になってきます。ポーチに入れて持参しましょう。
【10】タオル
暑い地域に行く場合、スポーツタオルはとても役にたちます。汗拭きにも使えますし、ビーチに行った際水気を落とすのにもぴったりです。また、大きめのタオルはビーチで敷物としても使えますね。
ゲストハウスではバスタオルがないことも多いので、バスタオルとして使えるものを持って行く必要もあります。スポーツタオルを数枚用意してもいいですし、それに一枚バスタオルを持って行ってもいいでしょう。速乾のものがおすすめです。
【11】電子機器
スマホは誰でも持って行くと思いますが、カメラを用意するのもおすすめです。最近はスマホでも綺麗な写真が撮影できますが、やはりカメラでの撮影が画質が違います。小さめでもできれば一眼レフがいいですね。
ノートパソコンも、ブログや調べ物、写真の保存に必要になります。短期旅行ならいいですが、長期の場合は必要になるでしょう。また、それらと一緒に充電機器も必要です。充電が切れると困る、スマホ用のモバイルバッテリーも持参しましょう。
【12】南京錠
スリの多い地域に行く場合、南京錠はバックパックのチャックを閉めるのに有効です。また、ゲストハウスやホステルでは、自分で南京錠を持参してロッカーを締めなければいけない場合もあります。
よりセキュリティーを強化するには、柱とバックパックをくくりつけておけるワイヤーロックや、バックパックを包むパックセーフやレインカバーなどもおすすめです。ちなみに、レインカバーはバックパックの雨よけにもなります。
【13】S字フック
訪れる国にもよりますが、S字フックは様々な場面で活躍します。トイレでカバンをかける場所がないところも多いですし、シャワーを浴びるときにスキンケアセットやタオルを置く場所に困ることもあります。持っておくと何かと便利ですので、是非準備しておきましょう。
【14】かっぱ
折り畳み傘でもいいですが、大きな荷物を持っての移動もあるバックパッキングではかっぱを一つ持参して置くのがおすすめです。折り畳み傘だと片手がふさがってしまいますが、かっぱは両手が塞がらず便利です。数週間、降水確率の少ない場所にいるのであれば必要もないかもしれませんが、長期となれば持って行くのが無難です。
【15】ティッシュ類
ティッシュ類は、特に途上国を訪れる方に必須になります。ウエットティッシュは清潔好きな方におすすめですし、そもそもトイレにティッシュがない場所もあるので、そのような場所ではティッシュを持ち歩く必要があります。
芯のないトイレットペーパーを持って行く人も多いようです。長期間の旅行ですと、途中で補充が必要になりますが、いくつかは初めから持って行くといいでしょう。
おわりに
バックパッキングに必要なものは性別や個人の性格、行き先、機関などによって大きく左右されます。今回は、どのパターンにも当てはまるようなものをご紹介しました。上記を参考にしながら、荷造りをしてみてください。
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この記事のライター
デンマークのオーフス大学で修士課程に所属しています。旅行が大好きで、卒業後には世界一周をする予定です。旅のテーマは、海・グルメ・文化!今まで訪れた国は、ヨーロッパと、アジアやオセアニアの海が綺麗な国が中心です。世界中の美味しいものを食べつくし、綺麗な海で遊んで、各地の面白い文化に浸る。そんな旅がしたいです。