東京都内の本当に美味しいおだんごの名店おすすめ11選
お花見のお供といえばお団子ですよね。春に限らず1年中お茶受けとして愛されている定番の和菓子。都内にはボリューム満点で大きいと評判の団子や、自分で焼くできたての団子、安いと噂の団子など様々な逸品が揃っています。新宿、浅草、スカイツリーなど観光地の近くは美味しい団子が目白押し。インスタ映えが狙える可愛い一品にも注目です。
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アイキャッチ画像出典:erecipe.woman.excite.co.jp
だんごの歴史はとっても長い
日本人が団子を食べ始めたのはなんと縄文時代まで遡ります。身近にあったどんぐりの実を食べる際、アクが強いため、実を粉状にし、水にさらしアクを抜き、団子にして食べていたそうなんです。室町時代には遣唐使が中国の供物菓子「団喜」を持ち帰りました。この「団喜」を元に串刺しの団子を作り、江戸時代には「花より団子」という言葉も誕生したと言われています。
こんなに昔から生まれていたお団子ですから、今でも日本人に親しまれているのも頷けますよね。急な来客の際にも、お団子があればおもてなしもバッチリ。こだわりのお団子を食べれば、なんでもない日もちょっと特別な1日になることでしょう。
追分だんご本舗【新宿】
出典:icotto.jp
新宿三丁目駅から徒歩3分。新宿通り沿いに店を構える老舗の和菓子やさんです。大通りに面しているということもあり、ショッピング帰りの方や、新宿御苑を散策する方など様々な客層の方々が足を止めています。お店のルーツは室町時代の中期にまで遡るということで、かなり歴史のあるお店と言えます。店内に色々な種類のお団子が並んでおり、心地よい香りで満たされています。30席ほどを備える喫茶スペースもあり、一人でも気兼ねなくお食事や軽食をいただくことができます。純和風の設えがほっと落ち着ける空間なんです。
定番の「みたらし」やよもぎ団子の「草串」に加え、季節ごとに旬のお団子が登場します。こしあん団子にイチゴが乗ったものや、菜の花を醤油団子と一緒に海苔で巻いたものなど、ユニークなお団子でも老舗ならではの安定感があります。
住所:東京都新宿区新宿3-1-22
TEL:03-3351-0101
営業時間:10:00~20:30
【喫茶】
平 日 11:00~19:00(LO 18:30)
土日祝 11:00~20:00(LO 19:30)
楚々【代官山】
代官山にあるスタイリッシュな創作料理店です。「日本の四季を五感で感じる」をコンセプトにした、昔ながらの懐かしい和菓子や、日本人に親しみ深い和食をいただくことができます。こちらで提供されるお菓子やお料理は、どれもファッションのような彩りを楽しむ盛り付けで、舌でも目でも楽しめるんです。
中でも、自分で焼いていただく「炙り団子ぜんざい」はその珍しさから、たくさんの人からオーダーされる一品。自家製のお団子を自分好みに炙り、ふっくら炊いた小豆の残る濃厚な小豆汁の中へ入れていただきます。炙りたてのお団子が香ばしく小豆とマッチして、できたての美味しさを堪能することができますよ。
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-34-28代官山ファーストビル1F
TEL:03-6416-9827
営業時間:
Lunch 11:30~14:30 Cafe 14:30~17:00 Dinner 18:00~23:30
22:30 フードラストオーダー
定休日:火曜
群林堂【護国寺】
護国寺駅5番出口を出てすぐ左手に店を構える和菓子やさんです。ここは東京三大豆大福の一つに数えられているということもあり、連日多くのお客さんが列を成しているんです。お店の近くを通ると小豆を炊くいい匂いが漂ってきます。お豆がゴロゴロと入った豆大福は、お餅の柔らかさといいお豆のふっくら加減といい、餡の甘さといい全てがとってもバランス良く整っているんです。
こちらでは「串団子」(150円)もおすすめです。四角くまとめられたお餅が4つ刺さった、食べ応えのあるみたらし団子となっています。お餅も歯ごたえがしっかりあり、でも柔らかいという絶妙な硬さに仕上げられているんです。ここの和菓子は全制覇したくなる、そんな魅力が詰まっていますよ。
住所:東京都文京区音羽2-1-2
TEL:03-3941-8281
営業時間:9:30~17:00
定休日:日曜・月曜 (他に臨時休業あり)
護国寺5番出口をでてすぐ左にある「群林堂」の大福は、東京三大大福のひとつと言われている。豆大福は、豆がゴロゴロ入っててボリュームあり、美味しすぎて、ほっぺた落ちそうだ。その日の材料がなくなれば閉店するため、来店はお早めに。
一幸庵【茗荷谷】
出典:yumix.co.jp
茗荷谷駅から徒歩4分。グルメサイトで百名店に3年連続選出されている、かなり評価の高い名店なんです。落ち着いた雰囲気の正統派の和菓子やさんとなっており、店内には季節感を味わえる繊細な和菓子が揃っています。こちらの名物とも言えるのが「わらび餅」です。今まで食べたわらび餅の中で一番美味しいという人もいるほどで、そのぷるんとした食感と絶妙な優しい甘さの餡子のバランスがたまりません。つるんとしているので暑い夏にもぴったりなんです。
並んで人気となっているのが小さなお団子が7つも刺さった可愛らしいみたらし団子です。一口でパクッと食べられるお団子なので、女性やお子さんでも食べやすいですよ。程よい弾力があって甘辛いみたらし餡ともよく絡むお餅は、さすがの一言です。
住所:東京都文京区小石川5-3-15
TEL:03-5684-6591
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜日、月曜日、祝日
つる瀬【湯島】
出典:icotto.jp
昭和5年に創業した老舗の和菓子やさんです。こちらのお菓子には防腐剤は一切使用せず、餅米・小豆・塩・水・ざらめ・黒糖といった、本当にシンプルな配合だからこそ、十分に吟味した素材だけを贅沢に使用しているのだそう。お店の看板メニューとも言えるのが「豆餅」「豆大福」です。「豆大福」に使用している餡は大粒で皮が薄く、香りが高いことが特徴の北海道十勝産の手より豊祝小豆。その日の気温や湿度などに考慮して、職人さんの加減で茹で上げていきます。柔らかすぎず固すぎず、絶妙な餡の柔らかさを作り出しているんですよ。
喫茶室でもいただける「みたらし」(180円)はコクのあるみたらし餡と、香ばしく焼き上げられたお餅のバランスがちょうどいいんです。お茶と合わせて、ゆっくりといただきたいですね。
住所:東京都文京区湯島3-35-8 コア湯島 1F
TEL:03-3833-8516
営業時間:
平日9:30~19:00(日曜祝日は18時閉店)
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合、火曜日に振替)
茂助だんご【豊洲】
明治31年創業の超老舗のお団子屋さんです。初代・福田茂助(ふくだもすけ)の手によって誕生し、やがて魚河岸名物として人気を博すようになり、魚河岸の旦那衆の粋な手土産として好まれたのだそう。築地で長く愛されてきましたが、市場の移転によって2018年より豊洲で新しく店をオープンさせています。昔ながらの味はそのままに、さらなる進化を遂げている人気店です。
「茂助だんご」は、選ばれた素材と熟練した技術が生み出す餡と上新粉が特徴です。素材の良さを最大限に引き出し、甘すぎず、小豆の香る深い味わいを作り出しているのだとか。小ぶりで食べやすいのも人気の秘密です。醤油は一本170円、こし餡・粒餡は190円となっていますよ。差し入れにする方も多く、デパ地下で販売されている場合もあるので、チェックしてみてくださいね。
住所:東京都江東区豊洲6-6-1
管理施設棟302(7街区)
TEL:03-6633-0873
営業時間:5:00〜15:00
東京・築地から豊洲へ本店を構える。120年にわたり多くの人に愛され続ける「茂助だんご」と和菓子のページです。
深川 伊勢屋【門前仲町】
創業明治40年という下町深川の老舗の和菓子やさんです。だんご、大福、のり巻、いなりなどを中心に、気軽に楽しめる上質なお菓子を提供しています。
看板商品である「だんご」「大福」は、 国産もち米や上新粉にこだわり、あんは北海道小豆のみ、砂糖はザラメを使用しすっきりとした甘さに仕上げているのだそう。昔ながらの味を守るため、当日製造、当日販売、消費期限も当日限りとなっているので、その日のうちに美味しく召し上がるのがおすすめです。また、現代風のユニークな和菓子を取り揃えているのもこのお店の特徴です。「深川ちよこ」は、生チョコを柔らかい求肥で包んだという斬新な一品。意外な組み合わせですが、食べてみると面白いことに相性がいいんです。贈答用にされるお客さんも多いということで、この界隈では長く親しまれている人気店です。
住所:東京都江東区富岡1丁目8番12号
TEL:03-3641-0695
営業時間:8:00~20:30
志”満ん草餅【東向島】
1869年の創業以来百十数年もの間、愛され続ける草餅の名店です。香り高いよもぎのみを使用して作られる「草餅」は、口に入れた瞬間からふわっと香るよもぎの香りがたまりません。お餅も柔らかく、心地よい歯ごたえとなっておりシンプルながらも奥深いこだわりが感じられます。十勝産小豆を使った餡入りと、餡なしの2種類を取り扱っており、お好みできな粉をかけて食べるのがおすすめです。
さらに「焼きだんご」も香ばしいと人気の一品です。国産の上新粉は独自の配合にこだわり、なめらかでこしのある、丸く大きなおだんごは食べ応えもあります。下町の粋な味わいが感じられ、懐かしさと素朴さも併せ持っています。1本125円というお手頃な価格もこの土地ならではかもしれませんね。
住所:東京都墨田区堤通1-5-9
TEL:03-3611-6831
営業時間:9:00~17:00
定休日:水
言問団子【浅草】
浅草駅から徒歩15分。江戸末期に創業した歴史のあるお団子屋さんです。在原業平が東国を旅した時に読んだ和歌より言問団子と名付けたお団子は、メディアでも数多く取り上げられる人気商品です。あっさりとした甘味と串にささないというお団子の原点を守り、創業以来の造りを続けています。ころんとした可愛らしい見た目が女性からの評判も高く、お土産にも喜ばれていますよ。
お米の粉を餅状にし、「小豆餡」と「白餡」で包んだお団子と、白玉粉を餅状にしたものをクチナシよりとった色粉で青黄色にし、中に「みそ餡」を入れたものの3種類を取り扱っています。どのお団子もそれぞれ個性があり、いくつ食べても飽きないほど。12個入りの詰め合わせは、ご家族へのおもたせにも重宝されそうですね。
住所:東京都墨田区向島5-5-22
TEL:03-3622-0081
営業時間:9:00〜18:00
定休日:火
浅草きびだんご あづま【浅草】
浅草寺の仲見世通りに店を構えるお団子屋さんです。江戸時代に仲見世に実在した門前のきびだんごを再現し、実演販売をしています。お店の周りはいつも活気があり、多くの観光客で賑わっていますよ。
できたて「きびだんご」は5本で330円。その場でいただくできたては、ほんのり温かくてお餅も柔らかいんです。たっぷりとまぶされたきな粉の香ばしさもまた魅力的。小ぶりなサイズなので、他のものもたくさん食べ歩きたいというときでも気兼ねなく立ち寄れますよね。また、嬉しいのがお土産タイプがあること。熱湯でゆでてお家でできたての味が再現できます。10本600円というお手頃な値段なので、ご自宅用だけでなくお友達やご家族の分まで購入するお客さんも多いんだとか。可愛らしいうさぎのパッケージも人気です。
住所:東京都台東区浅草1の18の1
TEL:03-3843-0190
営業時間:9:00〜19:00
羽二重団子 本店【日暮里】
出典:habutae.jp
創業はなんと文政二年。初代庄五郎が、音無川のほとり芋坂の現在地に「藤の木茶屋」を開業し、通り行く人々にお団子を提供していました。このお団子が、きめ細かく羽二重のようだと賞され、それがそのままお菓子の名前となって、いつしかお店の名前も「羽二重団子」となったのだそう。
この歴史のあるお団子は餡団子(こし餡)・焼団子(生醤油)共に1本302円となっています。最近リニューアルしたばかりの本店では、これらを喫茶室でもいただくことができますよ。見た目もしっかりとボリュームがあり、噛んでみると十分すぎるほど噛みごたえを感じられます。夏目漱石や正岡子規など、著名人からも愛される銘品です。
住所:東京都荒川区東日暮里5-54-3
TEL:03-3891-2924
営業時間:9:00〜17:00
羽二重団子より最新のお知らせ 遂に本店がリニューアルOPENします 投稿: 2019年5月16日 お待たせ致しました!2019年5月18日(土) 9時に!! 遂に本店がリニューアルOPENします… コメントなし
東京で美味しいお団子を
出典:ws-plan.com
これまで東京都内で美味しいと評判のお団子の名店をご紹介しました。老舗の名店であったらり、おしゃれなカフェであったりと、一度は足を運びたくなってしまうような魅力のあるお店ばかりです。観光地にあるお店なら、散策ついでに立ち寄るのも楽しいですよね。また、繁華街の中にあるお店ならお買い物の途中でお土産を選ぶのもおすすめです。シンプルなお団子もあればユニークな限定品もあり、ますますお団子の魅力の虜になりそうですね。ぜひ自分用にもおもたせ用にも、美味しいお団子を選びに行ってみてくださいね。
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この記事のライター
都内在住。コーヒーとサンドイッチが大好きで1日1カフェ生活を送っている。夏の定番はレモネード、冬の定番はホットチョコレート。オシャレやヘルシーという言葉に敏感なミーハー系女子。