2泊3日で楽しめる!弾丸海外旅行におすすめの国10選

「海外旅行に行きたいけど、時間がない!」そんな方も多いのではないでしょうか?社会人になってお金に余裕ができたものの、学生時代のように長期休みを取るのはなかなか難しいですよね。しかし、海外旅行に行くのに長期休みは必須ではありません。今回は、週末だけでも十分楽しめるおすすめの国を10選ご紹介します。

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【1】台湾

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日本から比較的近い台湾は、親日の人が多く、ご飯も美味しい、さらに治安も良いことから人気の観光地です。ひとり旅初心者にはぴったりの国ですね。レトロな街並みが可愛い九份は、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルとして有名ですね。首都の台北では、夜市の食べ歩きやパワースポット巡りがおすすめです。また、最近では南部にある高雄もレトロでおしゃれな街並みで人気が高まっています。

台湾には日本のような四季はなく、年間を通じて温暖な気候です。真冬でも日本の春程度で、寒波に見舞われるとセーターが必要なぐらいです。夏は湿気も多く、日本以上の暑さを覚悟しておいた方がいいでしょう。ただし、室内は冷房がきつく、寒いぐらいだそうです。台湾で最も一般的に話されているのは北京語です。教育が北京語であることもあって、公共の場では北京語が使用されています。しかし、中国の北京語とは少し異なるようで、台湾の北京語は台湾華語と呼ばれて区別されています。また、北京語とは全く異なる台湾語も存在し、家庭や南部地方、親しい間柄では台湾語が使われることも多いそうです。二つとも話せる方も多いですが、北京語が話せないお年寄りや、台湾語が話せない若者もいるようです。日本から台湾までは、成田空港から直行便で4時間ほどで到着します。

【2】シンガポール

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街が清潔で治安もよく住みやすい国として注目を集めている多民族国家シンガポールは海外への修学旅行先としても定番です。アジアの中でも日本の次か同等ぐらいに治安が良好だと言われています。高層ビルが立ち並び、アジアの勢いを感じられる国です。琵琶湖と同じぐらいの大きさの小さな国なので、見所がコンパクトにまとまっていて観光しやすいのも魅力の一つです。マーライオンなどの建築物やナイトサファリなどが観光スポットです。

赤道近くに位置するシンガポールは年間を通して気温・湿度共に東京の8月と同じぐらいと蒸し暑い気候です。ただし、11月~2月には雨季が訪れるので注意が必要です。シンガポールは東京23区と同じぐらいの国土に、東京都の人口の4割、兵庫県と同じぐらいの人口が暮らしています。人口のうち、38%が永住者を含む外国籍の人であることが特徴的です。多国籍国家であるシンガポールでは、マレー語、中国語、タミル語、英語の4つが公用語になっています。しかし、英語が共通言語となっているためシンガポール旅行には英語だけで十分問題ありません。ただし、シンガポール独特の英語表現も存在します。日本からシンガポールへは、直行便で6時間30分~7時間ほどで到着します。

【3】香港

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香港といえば、飲茶などのグルメやマッサージが有名なのではないでしょうか?過去にイギリスの領土であったことから、本格的なアフタヌーンティーも楽しめます。フェリーで約30分離れたところには、カジノの聖地・マカオもあります。香港観光のついでに訪れてみてはいかがでしょうか。独特のゴージャスな世界を垣間見ることができます。

香港は亜熱帯に属し、穏やかながらも四季があります。5月後半~9月中旬に訪れる夏の平均気温27~29度で、12~2月に訪れる冬の平均気温16~18度です。ただし、旧正月前後は10度を切る寒い日もあります。公用語は、英語と中国語です。規定には単に「中文」と記載されていますが、実際の共通語は広東語です。日本の主要空港から香港までは直行便で4~5時間程度かかります。

【4】中国

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国土の広い中国では、内陸部に行くことは厳しいものの、上海なら簡単にアクセスできます。成長著しい大都市なので、最先端を走るモダンな観光スポットから昔ながらの歴史を感じられる観光スポットまで中国の様々な顔を見ることができます。外灘(ワイタン)では、ヨーロッパの雰囲気を味わうこともできます。

中国は国土が広いので、場所によって気温が大きく異なります。上海は、年間を通して東京とほぼ同じ気候です。6月中旬には梅雨、9〜10月には台風シーズンも訪れます。夏の蒸し暑さも東京と同様です。一方で、北京は、夏は猛暑、冬は極寒という気候です。ただし、年間を通じて湿度が低いため、夏には30度以上の気温が続きますが、カラッとした空気です。一方で、冬は0度を下回る乾燥した厳しい寒さが続きます。中国では標準語は北京語ですが、他にも広東語や上海語を筆頭に様々な方言があります。英語は都心の観光地でしか通じないことが多いでしょう。日本から上海までは約2時間半、北京へは直行便で3時間半から4時間程度かかります。

【5】韓国

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K-POPブームや韓流ブームに伴って若者から年配の方まで幅広い年代の女性がこぞってソウルに訪れています。安いコスメを買いにショッピングがてら週末に韓国へ行く人も多いですよね。また、本場の韓国グルメも外せません。ソウルには、曹渓寺(チョゲサ)や景福宮(キョンボックン)などの歴史的建造物も豊富なので文化遺産が見たい方も楽しめます。

縦長の韓国の気候は日本と同様に北と南で気温が大きく、基本的には本州北部から中部と同じぐらいの気候です。大抵日本と同じ服装で大丈夫ですが、ソウルでは冬の寒さが厳しいので防寒をしっかりするようにしてください。韓国に国土は日本の約4分の1程度で、人口は約3分の1程度です。公用語は韓国語で、日本人には比較的習いやすい言語です。ソウルでは英語が通じることも多いそうで、日本でいう東京程度は通じるようです。ただし、日本と文化交流が盛んなため日本語が話せる人も多いそうです。韓国へは飛行機の直行便で2時間〜2時間半程度で到着します。

【6】ロシア

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ヨーロッパに憧れる日本人は多いですが、日本から遠いヨーロッパに弾丸旅行で行くのには無理があります。でも安心してください、実は近場にもヨーロッパの国があるんですよ。それが、ロシアです。ウォッカやマトリョーシカなどが有名なロシアは日本とも地理的・政治的に密接な関係にあり日本でも話題に上がることが多い国の一つです。モスクワとなると遠いですが、ウラジオストクやハバロフスクは日本からも手軽に行ける美しいヨーロッパの都市です。

ロシアは国土の大部分が寒冷な気候で、短く涼しい夏と長く厳しい冬が特徴です。ヨーロッパに近いところでは、1月〜2月の平均気温はー10度前後ですが、シベリアではー20〜30度、内陸部ではー50度を下回ることもあります。モスクワでも、夏の最高気温で20度前後しかなく、冬は寒い時はー10度を下回ります。ロシアではロシア語が公用語であり、英語を話せる人はかなり少ないのが現状です。とはいえ、近年若い人が英語に力を入れていることから英語が話せる人は以前に比べて随分増えています。首都のモスクワではホテルではもちろん観光地では英語が話せる人も多いそうです。ウラジオストクまでは直行便で約2時間半、ハバロフスクまでは3時間弱で到着します。

【7】グアム(アメリカ)

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グアムは日本人にとって最も身近なビーチリゾートの一つです。シュノーケリングやバナナボートなどのマリンスポーツが楽しめるだけでなく、恋人岬やハガニア大聖堂などの観光スポットも豊富です。また、チャモロ文化を体験するのもおすすめです。

グアムは、年間を通して平均気温が約26~7度です。温度・湿度共に変化が少なく、6~11月が雨季とされていますが、1日に数回スコールが降る程度で大きな心配はいりません。乾季でも頻度は少ないですが、スコールは発生します。アメリカの領地であるグアムの公用語は英語とチャモロ語です。日本人観光客も多いので、ホテルや繁華街では日本語が通じることも多いです。日本の主要空港から直行便で3時間半で到着します。

【8】パラオ

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海の美しさは世界でも有数だと称されるパラオは、実は日本からさほど遠くないところにある楽園です。戦中は日本の統治下にあったためか、とても親日な国です。クラゲだらけの湖「ジェリーフィッシュ・レイク」や、美肌効果の高い石灰の泥が沈む「ミルキーウェイ」など、パラオならではのスポットが満載です。グアムやサイパンに比べて、人混みがマシなのも魅力の一つです。

海洋性熱帯気候で、年間平均気温は27.7度です。年間を通して気温の変化は少ないですが、 冬・春は乾季で夏は雨季となります。パラオの公用語はパラオ語と英語で、約65%の人がパラオ語を話しています。フィリピンからの移民が多く、パラオ語の次によく話されているのはフィリピン語です。公用語の一つである英語を日常的に話しているのはわずか約9%です。日本からパラオへの直行便が今のところ運行しておらず、グアムを経由する必要があります。ただし、期間限定で直行便が運行しているときもあり、今後直行便が再開される可能性も十分にあります。成田空港からグアムまでは約3時間40分、グアムからパラオまでは約2時間15分かかります。

【9】フィリピン

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セブ島をはじめ、7000以上もの島から構成されているフィリピンはビーチリゾートとして有名な観光地です。美しいビーチだけでなく、歴史を感じられる文化遺産もたくさんありますよ。セブ島や首都マニラはもちろん、ボラカイ島やボホール島、パワラン島もおすすめの観光地です。

フィリピンは高温多湿の熱帯性気候なので、一年を通じて常夏で年間平均気温は26.5度です。110以上もの言葉が存在するフィリピンでは、タガログ語を母国語とする人口が人口の約1/4と最も多いのですが、実際公用語として認定されているのはフィリピノ語と英語です。フィリピノ語は、タガログ語以外を母国語とする人たちに配慮するため、タガログ語をベースにつくられた言葉なので、そこまで違いは大きくありません。国民の約90%がフィリピノ語を理解できます。また、英語はアメリカ統治時代の影響から、現在でも大学教育や官公庁、ビジネスの世界で重視されています。フィリピンへは日本の主要空港からマニラまで直行便で約4時間20分、成田空港からセブ島まで約5時間です。

【10】ベトナム

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物価が安く治安も比較的良好で、日本からのアクセスがいいため、ベトナムは多くの日本人バックパッカーに人気の国です。特に、ホーチミンはスパやおしゃれな雑貨屋さんが充実していると、女性に人気です。また、フォーや春巻きなどのベトナムグルメも、日本の半額ほどで楽しむことができます。ビーチリゾートから文化遺産まで多様な観光スポットがあるので、どなたでも退屈しないでしょう。ベトナムでひとり旅をする女性が増えているので、現地で日本人の友達を作るのも楽しみの一つです。

ベトナムは地域により若干気候が異なり、南部の方が北部より比較的気温が高くなっていますが、全体的に年間を通して日本の春から夏ぐらいの暑さです。南部に位置するホーチミンは最高気温が年間を通して30度を超えており、最低気温も20度を超えています。雨季前の4月〜5月が一番暑く、乾季となる11~4月が最も過ごしやすい時期です。北部に位置するハノイは、冬は20度前後ぐらいで過ごしやすく、夏は30度を超える暑さになります。ベトナムの公用語はベトナム語で、現地の方は英語を話せないことも多いでしょう。ただし、ホテルや公共施設など観光客の多い場所では英語が通じます。ベトナムまでは、直行便で成田国際空港と羽田空港から約5時間30分、関西国際空港からは約4時間35分かかります。また、ホーチミンまでは、直行便で成田国際空港と羽田空港から約6時間、関西国際空港からは約5時間30分かかります。

おわりに

ご紹介した以外にも、サイパンやタイ、インドネシア、マレーシアなど2泊3日で十分楽しめる国は意外とたくさんあります。忙しさを言い訳にせず、限りある時間でも思いっきり世界を楽しみましょう!

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この記事のライター

むる

デンマークのオーフス大学で修士課程に所属しています。旅行が大好きで、卒業後には世界一周をする予定です。旅のテーマは、海・グルメ・文化!今まで訪れた国は、ヨーロッパと、アジアやオセアニアの海が綺麗な国が中心です。世界中の美味しいものを食べつくし、綺麗な海で遊んで、各地の面白い文化に浸る。そんな旅がしたいです。

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旅行と食べること、ファッションが好き。インドア派でアウトドア派のフリーライターです。生まれは四国、大学で東京へ行き就職で大阪へ。転々とする放浪癖を生かして様々な地域の記事を書いています。

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