東京・大井町へ「ネスカフェ 睡眠カフェ」を誘致!NPOまちづくり大井がネスレと協働し「コーヒーウエルネスプロジェクト」を始動
あのメディアでも度々取り上げられる「睡眠カフェ」の常設店がOPENしました。カフェインレスコーヒーを飲んだ後にぐっすり眠れるコースと、カフェインが入ったコーヒーを飲んで仮眠を取るコースの2種類を実施。提供しているのはネスカフェで有名なネスレ日本です。どのようなものか、お披露目会に参加してきました。
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昼寝には睡眠不足をカバーし、仕事などの作業効率をアップさせてくれる効果があるといわれています。昼間20分の仮眠で8時間分のスタミナを取り戻すことができるという学説が、アメリカの大学では発表されています。そもそも日本人は、ヨーロッパ各国の人に比べて、睡眠時間が少なく、慢性的な睡眠不足や疲れを感じている人も少なくありません。日本人の5人にひとりが十分に睡眠がとれていないと感じているとの研究結果もあります。
コーヒーの飲み分けを通じて新しい睡眠スタイルを提案する体験型カフェとして「睡眠カフェ」が原宿に期間限定でオープンしたのが2017年春。同年夏と翌年春には銀座でも「睡眠カフェ」が期間限定でオープンし、多くの人が利用し、大きな注目を集めました。
今年2019年3月6日、品川区大井町に「ネスカフェ 睡眠カフェ」がいよいよ常時営業でオープンしました!
都市型観光と健康をテーマにした「コーヒーウエルネスプロジェクト」は、大きな柱としてこの「ネスカフェ 睡眠カフェ」をオープンさせることから始動。このプロジェクトは、大井町周辺のまちづくりを担うNPOまちづくり大井によって企画が立てられました。
「大井町が人口が増えているし、数々のオフィスビルやマンションが完成したことで駅を利用する乗降客も増えています。どういうまちづくりが必要なのかを検討していくなかで、健康というテーマが出てきました。健康のまちづくりのひとつとしてネスレさんに提案させてもらいました」とNPOまちづくり大井理事長の神部三元さん。
「ネスカフェ 睡眠カフェ」では、30分のナップコースと60分から180分までの睡眠コースがあります。コーヒーを飲み分けることが重要なため、コースに応じて適したコーヒーが提供されます。
ナップコースでは、眠る前にカフェインを含む「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め ボトルコーヒー 無糖」を飲んでから眠ります。仮眠から目覚めた後のパフォーマンス維持のために入眠前にカフェイン入りのコーヒーを飲む「コーヒーナップ」が体験できます。
睡眠コースでは、睡眠前にカフェインをカットした「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め ボトルコーヒー カフェインレス 無糖」を飲んでから眠ります。カフェインレスにすることで、眠りの質を保つことが期待されるそうです。起床後には、カフェインを含む「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め ボトルコーヒー 無糖」を1杯。カフェインを含むコーヒーで寝起きの体をリフレッシュさせるという訳ですね!
コースに応じてレザーリクライニングチェアもしくはベッドが個室ブースに設置され、IoT照明やハイレゾ音源の快眠ミュージックなど整えられた眠りの環境下で、コーヒーの飲み分けを通じて日中の理想的な仮眠、あるいは良質な夜の睡眠を疑似体験できるユニークなカフェです。
「コーヒーウエルネスプロジェクト」では、マルシェなどを通して健康のまち=大井町をアピールしていく予定とのこと。「ネスカフェ 睡眠カフェ」から発信されていくひとりひとりの健康への思いが、健康のまちとしての大井町の未来にも繋がっていくのかもしれません。