オーストラリアの観光スポットおすすめ15選【人気・定番コースから穴場まで】

カンガルーやコアラの国オーストラリアってどんなところ？

日本からも比較的近いオーストラリアは、都会とリゾート地の両方が楽しめる国として日本からの旅行者も多いです。

オーストラリアは、日本と季節が真反対です。オーストラリアの気候は地域によって4つの気候に分別されます。ケアンズは1年を通して安定した温暖な気候の熱帯性気候で冬でも最低15度程度あります。ゴールドコーストやブリズベンは亜熱帯性気候で雨季があるケアンズに比べて1年を通して降水量が少ないことが主な違いです。エアーズロック近辺では砂漠性気候で、前述の二つに比べて夏と冬の気温変化がはっきりあり、冬の朝や夜は気温が1桁に落ちることもあります。シドニーやメルボルンでは、四季はしっかりありますが1年を通して過ごしやすい温帯性気候で真冬でも10度を下回ることはほとんどありません。

日本の約21倍の国土を有するオーストラリアは世界でも6位の広さですが、人口は日本の5分の1ほどです。

様々な民族が暮らしているオーストラリアでは、オーストラリア英語が事実上主流な言語であるものの正式に公用語は指定されていません。約20%の人々が家庭で異なる言語を話しているそうです。オーストラリア英語は日本人が学んでいるアメリカ英語とは発音が大きく異なり、違う単語もあるので日本人には理解が難しいことも多いです。

成田空港からシドニーまでは直行便で約9時間30分、ケアンズまでは約7時間30分、ゴールドコーストまでは約9時間かかります。また、シドニーまでは羽田空港からも直行便が運行しています。

【1】Ayers Rock(エアーズロック)/ウルル

世界最大級の岩エアーズロックは、オーストラリア屈指の絶景スポットです。オーストラリアの中心部に位置するため「地球・大地のへそ」「世界の中心」とも呼ばれています。

ウルル・カタジュタ国立公園の広大な砂漠の中に佇んでいて、日の入り時刻にはエアーズロックが徐々に赤く染められていく美しい光景を見ることができます。ツアーに参加してエアーズロックに登ることもできますよ。

【詳細情報】
Ayers Rock(エアーズロック)
アクセス：アリススプリングスから約45分

【2】Great Barrier Reef(グレートバリアリーフ)/ケアンズ

世界遺産グレート・バリア・リーフは、世界最大の珊瑚礁エリアです。オーストラリアのシンボルで、世界中からダイバーたちが集まります。クジラ、ウミガメ、イルカ、そして多くの熱帯魚がカラフルな珊瑚礁を泳いでいます。

ダイビングでなくてもシュノーケリングやヘルメットをつけての海底散歩でも十分楽しめますよ。また、ハート型のサンゴ礁「ハートリーフ」にはカップルで見ると幸せになれるという言い伝えがあります。

【詳細情報】
Great Barrier Reef(グレートバリアリーフ)
アクセス：ケアンズから飛行機・船等でグレートバリアリーフの島々へ

【3】Whitehaven Beach(ホワイトヘブンビーチ)/ケアンズ

オーストランドの無人島にあるのが、純白のパウダーサンドで有名なホワイトヘブンビーチです。ここの砂浜は、シリカサンドと呼ばれるパウダーのようにやわらかく白い砂だそうです。

白い砂浜から青い海水へのグラデーションと、打ちひしがれる波が砂浜に描くマーブル模様は圧巻の風景です。

【詳細情報】
Whitehaven Beach(ホワイトヘブンビーチ)
アクセス：ケアンズからハミルトン島へ国内線で約1時間30分

【4】Tjapukai Aboriginal Cultural Park(ジャプカイ・アボリジニ文化パーク)/ケアンズ

オーストラリアの先住民といえば、アボリジニーの方々です。このテーマパークでは、アボリジニーの文化を楽しみながら学ぶことができます。

昼間にはフェイスペインティングやブーメラン投げなどの文化体験ができ、夜間には食事を楽しみながらアボリジニーのダンスショーを鑑賞することができます。

【詳細情報】
Tjapukai Aboriginal Cultural Park(ジャプカイ・アボリジニ文化パーク)
住所：4 Skyrail Drive, Smithfield QLD 4878
TEL：+61 7 4042 9999
アクセス：「Smithfield」駅下車すぐ

Explore the rich history of the world’s oldest living culture, dating back over 40,000 years at Tjapuka. A not-to-be-missed Cairns tourist attraction.

【5】Sydney Opera House(シドニーオペラハウス)/シドニー

独特な白いシェル型のオペラハウスは、2007年に世界文化遺産にも登録されたシドニーのシンボルです。オペラハウスには、5つの劇場があるのでそちらでコンサートを楽しむのもおすすめです。

また、カフェやギャラリーなどの施設もあるので中に入るだけでも楽しめます。内部ツアーに参加すれば、オペラハウスの歴史を学んだり、コンサートを見ずに劇場を見学することができますよ。

【詳細情報】
Opera House(オペラハウス)
住所：Bennelong Point, Sydney NSW 2000
TEL：+61 2 9250 7111
アクセス：シティーレール「Circular Quay」駅から徒歩10分

【6】Sydney Harbour Bridge(シドニー・ハーバー・ブリッジ)/シドニー

1932年に開通したシドニー・ハーバー・ブリッジは、長さ約1,150mの世界で2番目に長い橋とされています。また、歩道、車道、鉄道を合わせて8車線と、世界一車線数が多い橋と言われています。

オペラハウスと合わせて、シドニーのシンボルにもなっています。ツアーに参加すると、橋の上に登ることもできますよ。

【詳細情報】
Sydney Harbour Bridge(シドニー・ハーバー・ブリッジ)
アクセス：シティ・レール「Circular Quay」駅から徒歩約10分

【7】The Sydney Tower Eye(シドニー・タワー・アイ)/シドニー

地上305mのシドニータワー・アイは南半球でスカイタワーの次に高いタワーです。回転式の展望台からは、シドニー市内を見渡すことができます。

地上268m地点で野外通路を一周するというスリル満点のアトラクション「シドニー・タワー・スカイウォーク」も人気の理由の一つです。

【詳細情報】
The Sydney Tower Eye(シドニー・タワー・アイ)
住所：100 Market St, Sydney NSW 2000
TEL：+61 1800 258 693
アクセス：「St. James」駅から徒歩約5分

Official Sydney Tower website. Sydney Tower Eye is the tallest building in Sydney. Buy Sydney Tower Eye tickets online here for a low price guarantee.

【8】Melbourne Museum(メルボルン博物館)/メルボルン

メルボルン博物館は、7つのメインギャラリー、子供ギャラリー、特別展示ギャラリーを有する南半球最大の博物館です。

剥製や宝石の原石などの展示物の他、中庭には滝が流れるのなど近代的でおしゃれな博物館です。大人から子供まで一日中遊べる観光スポットです。

【詳細情報】
Melbourne Museum(メルボルン博物館)
住所：11 Nicholson St, Carlton VIC 3053
TEL：+61 3 8341 7777
アクセス：「Parliament」駅から徒歩約10分。

Explore history, culture, science and nature at Melbourne Museum.

【9】St.Patrick's Cathedral(セント・パトリック大聖堂)/メルボルン

セント・パトリック大聖堂は、80年もの月日をかけて1939年に完成したオーストラリア最大のゴシック様式です。

広々とした内部は、聖人の像やステンドグラス、モザイクの床で飾られています。夜にはライトアップに照らされた美しい姿が眺められます。聖堂内には、お土産ショップもありますよ。

【詳細情報】
St.Patrick's Cathedral(セント・パトリック大聖堂)
住所：1 Cathedral Pl, East Melbourne VIC 3002
TEL：+61 3 9662 2233
アクセス：「Parliament」駅から徒歩約5分

【10】Great Ocean Road(グレート・オーシャン・ロード)/メルボルン

「世界で一番美しい道」とも称されるグレート・オーシャン・ロードは、ジーロングからウォーナンブールのまで約200㎞続く海沿いの道です。

美しい海と緑の森を眺めながらドライブしていくと、「十二使徒」と呼ばれる12個のユニークな形をした岩が見られるスポットにもたどり着きますよ。

【詳細情報】
Great Ocean Road(グレート・オーシャン・ロード)
アクセス：メルボルンからプリンセスハイウェイを利用して車でグレートオーシャンロードのスタート地点「トーキー」まで約1時間半。「12人の使徒」のある街「ポートキャンベル」まで約3時間。

【11】Surfers Paradise(サーファーズ・パラダイス)/ゴールドコースト

ゴールドコーストの中心地はサーファーズパラダイス地区です。ここで有名なのが、世界各地からサーファーが集まるビーチです。

サーフィンを本格的に習ってみたいなら、サーフィンのレッスンを受けることもできますよ。また、ボディーボードという、寝た状態で波に乗るアクティビティも楽しめます。

【詳細情報】
Surfers Paradise(サーファーズ・パラダイス)
アクセス：777番バスで「Broadbeach South」駅下車すぐ

【12】Currumbin Wildlife Sanctuary(カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリ)/ゴールドコースト

カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリーでは、コアラやカンガルーなどオーストラリアの大自然で暮らす動物たちが自然に近い状態で飼育されています。

カンガルーたちに餌をあげたり、コアラと一緒に写真を撮ったりできますよ。ワニの赤ちゃんを抱っこするのもとてもユニークな体験です。他にも様々なプログラムがあるので一日中遊ぶことができます。

【詳細情報】
Currumbin Wildlife Sanctuary(カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリ)
住所：28 Tomewin St, Currumbin QLD 4223
TEL：+61 7 5534 1266
アクセス：サーファーズ・パラダイス市内から車で約25分

Currumbin Wildlife Sanctuary is the ultimate holiday adventure for the entire family. The Gold Coast's most popular tourist destination.

【13】Dreamworld(ドリームワールド)/ゴールドコースト

遊園地と動物園の複合型施設であるドリームワールドは、オーストラリア最大のテーマパークです。ゴールドコーストにたくさんあるテーマパークの中でも人気の一つです。

「The Big 6 Thrill Rides」と呼ばれる6つの絶叫マシンが大人気です。ちなみに、ホワイトウォーターワールドも隣接されているので、そちらにも訪れてみてくださいね。

【詳細情報】
Dreamworld(ドリームワールド)
住所：Dreamworld Pkwy, Coomera QLD 4209
TEL：+61 7 5588 1111
アクセス：バスTX3「Dreamworld」駅下車すぐ

【14】Port Arthur Historic Site(ポート・アーサー流刑場跡)/タスマニア

ポート・アーサー流刑場跡は、オーストラリアの南端に浮かぶタスマニア島にある流刑場跡です。1830年～1877年に使用されていた監獄や官舎、囚人が自分たちで建てた教会などが見学できます。

流刑場跡を巡るツアーに参加するのもいいですが、夜間に開催されているヒストリック・ゴーストツアーもおすすめです。怖い話を聴きながらの見学は肝試しのようにぞくっとしますよ。

【詳細情報】
Port Arthur Historic Site(ポート・アーサー流刑場跡)
住所：Arthur Hwy, Port Arthur TAS 7182
TEL：+61 3 6251 2310
アクセス：ホバートから車で約1時間半

World Heritage listed Port Arthur Historic Site is the best preserved convict site in Australia, and among the most significant convict era sites worldwide.

【15】Kuranda Koala Gardens(キュランダ・コアラ・ガーデンズ)/キュランダ

キュランダ・コアラ・ガーデンズは、コアラやカンガルー、爬虫類などが飼育されている小さな動物園です。ワラビーやカンガルーとまじかに触れ合える、放し飼いコーナーもあります。

別料金になりますが、コアラを抱っこして記念撮影もできますよ。また、ワラビーやウォンバットは餌付けができるそうです。ただし、たくさんの観光客に餌付けされているからかあまり食べてくれないとか。

【詳細情報】
Kuranda Koala Gardens(キュランダ・コアラ・ガーデンズ)
住所：2-4 Rob Veivers Dr, Kuranda QLD 4881
TEL：+61 7 4093 9953
アクセス：観光案内所すぐ

おわりに

オーストラリアでは、絶景巡りやマリンスポーツ、テーマパークなど大人から子供まで楽しめるようなアクティビティ・スポットが満載です。家族連れでも友達同士、カップル、老若男女に関わらずそれぞれにぴったりの楽しみを提供してくれるのがオーストラリアです。ただし、雄大な自然が美しい反面、危険な生き物も多いので注意してくださいね。