「エナジードリンク」ってホントに身体にいいの!?
話題沸騰し、今ではコンビ二などでもよく見かけるようになった「エナジードリンク」。
このエナジードリンクの特徴について詳しくご紹介していきます。
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人気だけど身体に本当にいいの?
「レッドブル」が先陣を切り、今では忙しいビジネスマンや学生のお供として欠かせない存在となっている「エナジードリンク」。
さてこのエナジードリンクのことを皆さんどこまでご存知でしょうか。
エナジードリンクとはなんなのか、ホントのところ身体にいいのか、エナジードリンクについて詳しく紹介していきます。
エナジードリンクって?
出典:coco11.jp
エナジードリンクはナイアシン・ビタミン・カフェインなど身体を活性化させる栄養素が多く含まれている"清涼飲料水"になります。
したがって、コーラやポカリスエットなど一般的な炭酸飲料やスポーツドリンクよりは栄養価の高い清涼飲料水となります。例えれば「オロナミンC」の進化版といった位置付けのドリンクです。
ただしエナジードリンクは「リポビタンD」、「アリナミンV」等に代表される「栄養ドリンク(医薬部外品)」ではありません。栄養ドリンクと比べると含まれる栄養素は少なくなってきます。
エナジードリンクの栄養価は、一般的な清涼飲料水よりはやや上、栄養ドリンクよりはやや下と覚えておくと分かり易いかと思います。
エナジードリンクに含まれる栄養素は?
エナジードリンクに含まれるメジャーな栄養素をご紹介します。
※含まれる栄養素は各メーカーにより違いはあります。また、摂りすぎは逆効果となる事もあるので注意してください。
ナイアシン
糖分や脂質の燃焼を促し新陳代謝を良くする
皮膚や粘膜を健全に保つ
アルコールの分解を促進する
アルギニン
新陳代謝を良くし、疲労回復の効果もある
コラーゲンを生成するのに役立つので美容効果がある
肥満や動脈硬化、心臓病等の予防効果もあり
ビタミンB群
細胞を活性化し新陳代謝を良くする
健康維持には必須の栄養素
美容効果もあり
カフェイン
刺激作用があるので集中力の倍増や眠気覚ましになる
新陳代謝を良くする
ダイエットや動脈硬化の効果もあり
エナジードリンクは身体にいいのか?
エナジードリンクは上述のような身体を健康に保つ栄養素が含まれているので、少なくとも一般的な清涼飲料水よりは身体に良いです。
また味に癖がなく美味しいですし、栄養ドリンクの様に量が少なく1日の回数制限がある飲み物ではないので、ジュース感覚で手軽に飲めるのも良いところです。
※但し1日に何本も飲んで病院に運ばれた事例もあるので、ある程度量には配慮する必要があります。
エナジードリンクのデメリット
栄養ドリンクでは「タウリン1000mg配合」などと看板栄養素ともなる「タウリン」がエナジードリンクには含まれていません。
タウリンは身体全体の活性化、脂肪吸引の効果もある非常に有益な栄養素で、これが含まれていないことは一つ大きなデメリットとなります。
また価格がやや高いこと。栄養ドリンクよりは安いものの、一般的な清涼飲料水よりはやや高めの価格になってくるののでやや使い勝手が悪いです。
エナジードリンク紹介
人気のエナジードリンクをいくつか紹介します。
※なお同じ名称の商品であってもいくつかバリエーションがあり、バリエーションにより成分や価格などは若干変わってきます。
Red Bull(レッドブル)
お馴染みの大人気エナジードリンク。癖がなく飲み易く、栄養素もバランスよく含まれているのが特徴的です。
エネルギー60kcal
タンパク質0g
脂質0g
炭水化物15g
ナトリウム14mg
アルギニン125mg
バリン1mg
イソロイシン1mg
ロイシン0.5mg
D-リボース5mg
カフェイン32mg
※100ml当たり
価格270円前後
MONSTER ENERGY(モンスターエナジー)
最近人気上昇中のエナジードリンクで、ビタミンB系の栄養素が豊富に含まれているのが特徴的です。
1本355mlと量も多いのも魅力的。
味はオレンジ系でやや個性の強い味。最近はコンビニエンスストアなどでも良く見かける様になりました。
エネルギー…50kcal
タンパク質0g
脂質0g
炭水化物12.6g
ナトリウム78mg
ビタミンB6…0.8mg
ビタミンB2…0.7mg
ビタミンB1…0.1mg
ビタミンB12…1‐6ug
ナイアシン 30mg
アルギニン444mg
カフェイン142mg
※100ml当たり
価格190円前後
burn (バーン)
こちらも最近人気になってきているエナジードリンク。成分はレッドブルと似ていますが価格が安いのが魅力的。
味はカシスソーダ系の風味となります。
エネルギー60kcal
タンパク質0g
脂質0g
炭水化物15g
ナトリウム14mg
アルギニン125mg
バリン1mg
イソロイシン1mg
ロイシン0.5mg
D-リボース5mg
カフェイン32mg
※100ml当たり
価格190円前後
海外と日本の違い
現在日本で市販されているエナジードリンクの多くは日本版であり、日本向けに成分を控えめに設定してあります。
アメリカなど海外で市販されているエナジードリンクは、同じ名称の商品であっても更に栄養価が高く(タウリンなども多量に含まれます)、刺激的なドリンクとなっています。
海外のエナジードリンクは栄養価が高いのが魅力ですが、その分飲みすぎは危険になってきますので注意しましょう。
ちょっとしたエネルギー補充におすすめ
デメリットも挙げさせて頂きましたが、成分的にはエナジードリンクは身体に良い飲み物です。
「ちょっとエネルギーチャージしたいけれど栄養ドリンクまでは」といった方には特におすすめの飲み物と言えるでしょう。
味が美味しいエナジードリンクも多いですので、飲んだ事のない方は一度試しに味見してみてはいかがでしょうか。
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この記事のライター
ITコンサルティング会社出身。 ライティングは主に「クルマ」や「株式投資」分野が中心です。 どちらも10代の頃から長く関心を持っている分野で、ライティングを通して多くの方に魅力を伝えられたらなと思っております。