ノルウェーでおすすめのお土産15選
ノルウェーといえば、オーロラやフィヨルドなどの大自然がイメージされますがお土産と言われてもなかなか有名なものは頭に浮かびませんよね。今回は、お土産定番のチョコレートから、寒い国ならではのウール製品までノルウェーでおすすめのお土産を15選ご紹介します。
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アイキャッチ画像出典:www.norwayshop.com
「アナと雪の女王」の舞台ノルウェーってどんなところ?
「アナと雪の女王」舞台として一躍有名になり、フィヨルドやオーロラが有名な神秘的な国として人気があるのが北欧の一国ノルウェーです。
ノルウェーは、暖流のおかげで同緯度の他の地域と比べると気温は穏やかなほうですが、それでも長い冬は平均-3度程度と、日本と比べると厳しい寒さです。春と秋は非常に短く、オスロでも0〜10度程度と寒いです。夏は平均15度と、過ごしやすい気温です。ただし、ノルウェーの北の端にあるキルケネスではオスロと比べて平均気温が5~10℃くらい低くなります。6月~7月には白夜、12月〜1月には極夜が訪れます。
ノルウェーの国土は日本の国土とほぼ同じぐらいですが、人口がかなり少なく、日本の人口のわずか3.6%です。ノルウェーではノルウェー語が公用語ですが、ノルウェー人は英語が達者なので英語だけでも不自由はしません。
ノルウェーへの直行便はないため、コペンハーゲンやヘルシンキ、アムステルダムなどのヨーロッパ都市で乗り換えて行く必要があります。乗り継ぎ時間を含め、約12.5~15時間くらいで到着します。
【1】「Freia」のチョコレート
出典:www.freia.no
ノルウェーでチョコレートといえば、赤いロゴマークが目印の「Freia」です。ミルクチョコレートの
「Melkesjokolade(メルク・チョコレール)」や「手早いお昼ご飯」という意味の「Kvikk Lunsj(クヴィック・ランチ)」が定番です。
「Freia」のチョコレートはコンビニやスーパーなどどこでも購入できますが、オスロにある専門店に行けばちょっとレアなシリーズを手に入れることができますよ。
【詳細情報】
Freiabutikken(フレイア・ブティックン)
住所:Karl Johans gate 31, 0159 Oslo
TEL: +47 22 42 74 66
アクセス:オスロ中央駅から徒歩10分
【2】ノーベル賞メダルチョコレート
ノーベル賞の創案者アルフレッド・ノーベルは、スウェーデンとノルウェーの和解と平和を願って「平和賞」の授与はノルウェーで行うように遺言を残しました。そのため、他の5部門がスウェーデンのストックホルムで授賞式を行うのに対し、平和賞の授与はノルウェーのオスロで行われています。
授賞式が行われるオスロ市庁舎の前にあるノーベル平和センターの館内ショップで販売されている、ノーベル賞のメダルをモチーフにしたチョコレートはお土産におすすめです。入場チケットなしで、ショップだけ訪れることもできますよ。
【詳細情報】
Nobels Fredssenter(ノーベル平和センター)
住所:Brynjulf Bulls Plass 1, 0250 Oslo
TEL:48 30 10 00
アクセス:オスロ中央駅から徒歩18分
Nobels Fredssenter er muséet om Nobels fredspris og ligger på Rådhusplassen ved Aker Brygge i Oslo. Gratis for barn. Familieaktiviteter. Butikk. Kafé.
【3】Troika(トロイカ)
出典:www.nidar.no
Nidar社が発売しているチョコレートバーで、チョコートトリュフ、マジパン、ラズベリージャムの3層をダークチョコレートでコーティングしたものです。マジパンとは、砂糖とアーモンドを練ったものです。
他の海外のチョコレート菓子に比べると甘ったるさが軽減されているので、海外の甘すぎるお菓子が苦手な人におすすめです。スーパーで簡単に購入できるお手軽さも魅力的です。
【4】Gjende(イェンデ)
ノルウェーで定番のお菓子の一つが「イェンデ」というクッキーです。一枚一枚にトナカイの絵が彫られているのもノルウェーらしくていいですね!
素朴な味が世代を問わず人気です。スーパーに行けば、シンプルなクッキー「ORIGINAL」と裏側をチョコレートでコーティングした「SJOKOLADE」の2種類がありますよ。
【5】Rosette(ロゼッタ)
ロゼッタとは、スウェーデンとノルウェーで親しまれているクリスマスのクッキーです。黄金色と複雑なデザインが特徴的です。
ロゼッタのサクッとした食感は、油で軽く上げることで実現しています。粉砂糖をかけたり、フロスティングにつけたりして食べるのが定番です。スーパーで見つけることができます。
【6】スプレッド
ノルウェーは朝食は基本パンなので、パンに塗るスプレッドがとても充実しています。イチゴ味やチーズ味などその種類は豊富です。
中でも定番は、はちみつ味の「Sunda(スンダ)」やバナナ味の「Banos(バノス)」です。プロテインや炭水化物などの栄養素が豊富に含まれているので、栄養面でも安心です。
【7】ブラウンチーズ
ブラウンチーズとは、独特の甘さとねっとりとした柔らかい食感が特徴的な山羊のチーズです。驚くことに塩キャラメルのような味で、日本人にも人気があるそうです。
山羊乳のみを使った「Ekte Geitost」や牛乳と山羊乳を半分づつ使った「Gudbrandsdalsost」など様々な種類があるので複数買って味見するのがおすすめです。サワークリームを塗ったワッフルやクラッカーに載せたり、ジャムと組み合わせたり食べ方も色々と楽しめます。ついでに、専用のチーズカッターもゲットしてくださいね。
【8】スモークサーモン
ノルウェーといえばサーモン!美味しいサーモンを食べにノルウェーにいきたいと思う人もいるのではないでしょうか?しかし、飛行機でナマモノを持ち帰るわけにはいきません。
そんな時におすすめなのがスモークサーモンです。傷みにくく日持ちもするのでお土産に最適です。シンプルなものだけではなく、ハーブなどで味付けされているものもおすすめです。
【9】オイルサーディンの缶詰
オイルサーディン(イワシのオイル漬け)は日本でも購入できますが、ノルウェーで買う方が値段がとても安いのでまとめ買いがおすすめです。
ノルウェーでは、オイルサーディンだけでなく鯖のトマト煮など様々な缶詰が販売されているのでばらまき用のお土産に数種類買って帰ってもいいですね。
【10】Linie Aquavit(リニエ・アクアヴィット)
お酒好きにおすすめなのが、ノルウェーで親しまれているこちらのアクアヴィットです。アクアヴィットとは、デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・ドイツで製造されているジャガイモを主原料とした蒸留酒に様々なスパイスを効かせたものです。
40%を超えるアルコール度数があるのでとても癖が強く日本人の口には合わないかもしれませんが、みんなで飲んだら盛り上がること間違いなしです。普通は透明の液体ですが、こちらのリニエ・アクアヴィットは茶色がかっているのが特徴です。
LINIE Aquavit is a Norwegian liquor with a secret spice recipe and distinct flavour. The Nordic spirit is matured in Oloroso sherry casks, sent on a sea journey, twice across the equator to develop a smooth and well-balanced taste.
【11】Rosemaling Design(ローズマリング・デザイン)
ローズマリングはノルウェーの伝統工芸で、木製のお皿や陶器などに花や草木のモチーフを描くペインティングアートです。もともと、ノルウェーに住む農家や商家の人たちから始まったとされていて、今でもノルウェーの生活に根付いています。
ちなみに、ローズマリングは「アナと雪の女王」の中でキャラクターの衣装や建物のデザインにも用いられたそうです。
【12】タイン
出典:www.etsy.com
「タイン」とは、ノルウェーの伝統的な木製ボックスで様々なデザインやサイズがあります。素材はほとんどが樺の木で、多くの場合、ジュエリーボックスや思い出ボックスなどとして使われています。
よっぽど元々の素材が美しいものでない限りは彫刻やローズマリングで装飾が施されています。さらに、バイキングの船の形をしたものが多いので、「タイン」はノルウェーらしいお土産の代表ともいえます。
【13】画家エドヴァルド・ムンクのグッズ
オスロには「ムンクの叫び」で有名な画家エドヴァルド・ムンクの美術館があります。そして、その美術館に併設されているショップにはムンクの作品をモチーフにしたグッズがたくさん販売されています。
ノルウェーの有名な画家であるムンクのグッズは、特にムンクファンでなくてもノルウェーのいい思い出になります。スケッチブックやアドレス帳など便利な文房具がおすすめです。
【詳細情報】
Munchmuseet(ムンク美術館)
住所:Tøyengata 53, 0578 Oslo
TEL:+47 23 49 35 00
アクセス:「Tøyen」駅から徒歩3分
Munchmuseet
【14】トロールグッズ
いたずらが大好きな妖精トロールは、ノルウェーで広く愛されているキャラクターです。街中や道路などでトロールの像を見かけるのが人気の証拠です。
そのため、トロールをモチーフにしたグッズがたくさん販売されていて、お土産にもおすすめです。マグカップやTシャツなど様々なものがありますが、木製や石製の置物が雰囲気があっておすすめです。容姿や表情、服装にはたくさんのバラエティーがあるので好きなものを見つけてくださいね。
【15】ノルディックセーター
出典:www.ull.no
ノルディックセーターとは、ノルウェーの伝統的なウールのセーターで、ノルウェーの伝統的な模様と二重に編まれた厚手の生地が特徴です。模様は様々ですが雪の結晶やハートなどが定番で、必ず点描柄がデザインされており、中でも水玉風に散らした点描柄は「ルース・コスタ」と呼ばれています。
北欧らしいレトロでほっこりするデザインは男女ともに喜ばれますよ。ノルディックセーターは機械編みか手編みかで大きく値段に差が出ます。機械編みだと約14,000円~、手編みだと約40,000円~にもなりますので予算に応じて選んでみてください。
おわりに
ノルウェーには美味しいお菓子や可愛い雑貨といったイメージがあまりありません。実際、スイーツや可愛いものがよりどりみどりと言うわけではありませんが、それでもお土産にできるものがないわけではありませんので安心してくださいね。
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この記事のライター
デンマークのオーフス大学で修士課程に所属しています。旅行が大好きで、卒業後には世界一周をする予定です。旅のテーマは、海・グルメ・文化!今まで訪れた国は、ヨーロッパと、アジアやオセアニアの海が綺麗な国が中心です。世界中の美味しいものを食べつくし、綺麗な海で遊んで、各地の面白い文化に浸る。そんな旅がしたいです。