日本初!Amazon Dash Buttonが進化した新サービス登場! Amazon Dash Replenishmentとは?
アマゾンジャパンは、12月5日より日本では初上陸となる新サービスを開始しました。自動再注文のクラウドサービス「Amazon Dash Replenishment」です。自動で再注文と聞くと不要な在庫が溜まってしまうのでは?と感じてしまいますが、FRECIOUSが開催した新製品発表会で真相を聞いてきました。
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Amazonの日本初の新サービス「自動再注文」対応、FRECIOUSが発表したIoTウォーターサーバー
各家庭に普及しつつあるウォーターサーバーはとても便利な家電としての地位を築き始めています。しかし、使用量によっては水が早めに在庫を切らしてしまったり、在庫が余ってしまったりして置き場所に困るというデメリットを感じている方も多いのではないでしょうか。
今回、宅配水サービス「FRECIOUS(フレシャス)」を提供する富士山の銘水株式会社が発表したのは、天然水の残量が少なくなると、自動で再注文される日本初のIoTウォーターサーバーです。
同社取締役業務本部長・小鹿大輔氏は以下のように新製品開発の理由を語ります。
「これまで水ボトルの軽量化や家庭に設置しても違和感のないサーバーのデザインなどに尽力してきましたが、より一層お客様のニーズに応えるため新製品の開発へと至りました。現在の事業では、お客様にサーバーをレンタルし、一定の解約金とかノルマですとかの制約条件下でお水をご購入いただいております。しかし当社としましては、ウォーターサーバー事業もひとつのインフラ産業であると考え、機器を購入して頂く時代に変革していく必要があると考えています」
日本は地震や台風などの災害の多い国です。家庭にウォーターサーバーがあることによって命を救われた人も多く、宅配水は利便性以上に「安心・安全」を提供する重要な事業となってきました。
同社では顧客にとって煩わしい制約を取り除き、在庫をコントロールしやすくするために約3年前からレンタルと併売してサーバーの販売も行っており、現在では50%近くが購入を選択しているそうです。
システムによる自動残量検知により煩わしさから解放
新製品はボトルを本体下部に設置できる『FRECIOUS Slat(フレシャス・スラット)』と、スリムなデザインで日本の住環境に合うように設計された『FRECIOUS dewo bottle(フレシャス・デュオボトル)』の二機種。どちらもプロダクトデザイナーの安積伸氏がデザインを担当しています。
FRECIOUS Slatには通常85度前後の温水を、93度前後にまで再過熱するリヒート機能や、赤ちゃんのミルクを作るときに重宝する70度を保つエコ機能、常温水機能が備わっています。
FRECIOUS dewo bottleは、横幅が26cmを実現。非常にスリムなウォーターサーバーです。UV-LED殺菌機能も搭載で衛生面も安心です。
それぞれにSIMが内蔵され、セルラー回線(3G)を通じて同社のデータセンターに残量が送信されるため、Wi-Fi環境は不要です。同社が回線契約をして顧客へ販売するので面倒な手続きなどはほとんどありません。ウォーターサーバー自体はメンテナンスがしやすく、長期的に衛生面を維持できる構造となっています。
Amazon Dash Replenishmentを利用して商品が注文されます。設定した残量に達すると自動で注文が入ります。そして安心できるポイントは確認通知が届く点です。自動注文とはいえ、勝手にどんどん送られてくるという心配はありません。残量をセンサーにより判断して注文するため、長期旅行などで自宅を留守にする場合には購入をキャンセルする必要もありません。また季節によっては増量したりと設定は自由に変更できるのも嬉しいポイントです。
日本初のセルラー回線を搭載したウォーターサーバーですが、今後はWi-Fiのアクセスポイントだったり、見守り機能などの製品の多角化も検討中とのことです。使用の幅が拡がっていきそうですね。
同社自慢は、富士山開発限界区域である標高1,000m地点の地下から採取したナチュラルミネラルウォーター。富士山の天然水が適量家に常備されている日常。時代の一歩先を行く快適な生活をしてみてはいかがでしょうか。
特設サイト
https://www.frecious.jp/iotserver/