日本初!ありそうでなかった便利な新マシンを共同開発

コーヒーマシン「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」を提供するネスレ日本とウォーターサーバー「AQUA WITH」を提供するアクアクララが共同記者発表会を実施した。日本初となる新製品を共同開発し、一足先にメディア向けにお披露目されるとのことで取材に伺ってきました。

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日本初!ネスレ日本とアクアクララが共同開発。便利な一体型マシン

日本で一番売れている『コーヒーマシン』をご存知でしょうか。それは、ネスレ日本株式会社が販売する「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」(ネスレ調べ)と、2018年9月現在で世界累計販売台数4,500万台を突破している「ネスカフェ ドルチェ グスト」になります。
 この家庭やオフィスで大人気となっているコーヒーマシンを販売するネスレが、家庭用ウォーターサーバー利用者実績数No.1(2018年7月 マイボイスコム調べ)であるアクアクララ株式会社と業務提携し、家庭用では日本初となる製品を共同開発しました。

『AQUA WITH / ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ 50[Fifty]』『AQUA WITH / ネスカフェ ドルチェ グスト ジェニオ2 プレミアム』という新製品は、ネスレの「ゴールドブレンド バリスタ 50[Fifty]」及び「ドルチェ グスト ジェニオ2 プレミアム」とウォーターサーバーの一体型マシンで、12リットルのウォーターボトルによって水の補充頻度が大幅に軽減されています。ゴールドブレンド バリスタ 50[Fifty]の場合、1度の補充で約85杯分のコーヒーが抽出できるとのことです。
 また、ウォーターサーバーの機能により、夏は冷たい水、冬場は温かい飲み物を楽しむことができ、アクアクララのまろやかで舌ざわりの良い軟水を使用するため、コーヒー本来の味を引き出すことができます。
 12リットルのウォーターボトルはサーバーの下部に設置するように設計されていますが、この点においては実に画期的であると評価されています。そのため、スリムなサイズでスペースを取らないスタイリッシュなデザインが実現され、オフィスやリビングに置いてみたい、そんなデザインに仕上がっています。

両社の戦略「家庭の外の需要伸長」

さて、ネスレは家庭向けのコーヒーマシン、また「ネスカフェ アンバサダー」やカフェ イン ショップへの貸し出しなど、家庭内外での需要に応えるための戦略を練ってきた企業です。ところが近年は、共働き世帯の増加や価値観の変化などにより、家庭内で過ごす時間が減少しており、つまり家庭内での飲食の需要が確実に減ってきていると言います。つまり、現代において飲食のニーズは「家庭外」にシフトしつつある。ということにネスレはそこに着目し、ています。そしてその家庭外へさらに仕掛ける動きの象徴がこの一体型だと言います。

「私もアクアクララさんのサーバーを使わせて頂いていますが、飲みたい時に冷たい水が飲める、カップラーメンを食べたい時にお湯が出る、とても便利なものです」

ネスレ日本株式会社代表取締役社長兼CEOの高岡浩三氏は個人的な体験を織り交ぜながら、これまでの課題を説明します。

「私どもの『カフェ イン ショップ』やレストラン、オフィスのように多くの人が集まる場所で手軽に美味しいコーヒーが楽しんで頂ける。しかし、人数が多いと水の補充が大変だったりしますね。
 一方でアクアクララさんは現在主に販売先が家庭が中心であったりします。今回、開発のマシンを私どもの提携先に置いて頂くことで新たな顧客先となる。
 お互いの顧客に対する課題を抱えていたからこそ、非常に意味のある提携に至ったかと言えると思います」

これまでの課題として、コーヒーマシンは水の補充の手間がありました。また、ウォーターサーバーは冬場に消費量が減るという課題があったと言います。そこで双方の課題を解決する一体型を実現。これにより、両社の販売網やさらにこれからニーズが増える家庭外、例えば薬局やスーパーなど、導入に至らなかった場へ打って出ると言います。

2019年までに5万台を目標。今後の展開について

「2019年までに5万ヶ所への設置を目標としています」

 高岡社長はこれは必達の目標であると語ります。ネスレ側としては、この数字は超えていくはずだと睨んでいるようです。
 1台で複数の役割をこなしてくれる新型マシンは目標をクリアすることができるのでしょうか。

「15年ほど宅配水の商売をやらせて頂いていますが、2011年の東日本大震災のあたりから、その重要性に着目して頂いたようです」

アクアクララ株式会社代表取締役社長の赤津裕次郎氏は水の「ローリングストック」の重要性を指摘します。

「日本は震災の多い国ですから、ご苦労されている方がたくさんいらっしゃると思います。その時にお客様に『水だけはあって良かったな』と言われることがあります。私たちはその使命を持って『ローリングストック』、常に補充されているということをご提案させて頂いています。
 是非、このウォーターサーバーを1度だけでも使ってみて頂きたい。そういう願いもあって、今回の提携にも意義を感じております」

アクアクララのようなウォーターサーバーが自宅にあれば、つねに新鮮な水が家庭内に補充されているわけで、これは「精神的な安心」にも繋がると赤津社長は言います。確かに、震災時に政府が助けてくれるまでの時間を、いかに過ごすかということは重要であると言えます。

また、赤津社長はオフィスでネスレ製品を使用するにあたって、「必要な分だけ水をその都度入れなければいけない」という指摘を受け、それならばウォーターサーバーの必要性があるのではないかと気付かされたと語ります。

「新製品を開発させて頂くにあたり、コーヒーマシンで手軽に飲んでいただくにはウォーターボトルを下に取り付けなければならない。それには騒音問題や雑菌がわかないようにする衛生面などの品質管理をクリアしなければならず、大変に苦労しました」

さらには、インテリア面も考慮し、自宅やオフィスにおいてもゴツゴツしすぎないようなデザインを考案。スリムな形状はどこにでも置きやすくなっているとアクアクララは自信を持っています。

・1台で「冷水」「温水」だけでなく、コーヒーマシンによるメニューが手軽に楽しめる

・ウォーターサーバーと一体型のため、水の補充頻度が大幅に減った

・スリムなサイズで設置スペースを取らない、起きやすいスタイリッシュなデザイン

・震災時にも大量の水がストックできるため、家族や社員の安心に繋がる

製品について

 利用開始日は2018年11月1日より(先行予約は10月17日より開始)で、月額利用料金は自宅での利用者やネスカフェ アンバサダー サービス利用者ともに、1,500円(税別)となります(自宅での利用の際は、2年間一体型マシンを継続使用していただく、AQUA WITH 2年割適用の場合)。

 11月から12月26日までは、仕事・家事・子育てで多忙な共働き世代を応援するため「ネスレとアクアクララと家事代行サービス・ベアーズ」3社によるキャンペーンを実施。ウォーターボトルと交換できる無料チケットをプレゼントしたり、11,592円相当の家事代行サービスなどが受けられます。URLは、https://www.happy-bears.com/lp/aquawith/

 AQUA WITHの申し込み方法や利用条件については、ネスレ、アクアクララいずれかのオンラインショップでご覧いただけます。
https://shop.nestle.jp/front/contents/aquaclara/
https://www.aquaclara.co.jp/with/

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斉藤情報事務

信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。

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