ナイキエアマックスおすすめモデル徹底解説!人気カラーを詳しく紹介
今年誕生31周年を迎えたナイキの定番モデルエアマックス。1987年にティンカーハットフィールドの手によって制作されて以降、世界中で愛され続けているスニーカーにです。エアマックス1発売以降、毎年新しいモデルが販売されています。今回はランニングスニーカーに焦点を当て、人気モデルやカラーを紹介していきます。
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アイキャッチ画像出典:hynm-editor.blog.houyhnhnm.jp
ナイキの人気シリーズ【エアマックス】とは?
今や街を歩けば必ず目にすることになる【エアマックス(AIR MAX)】、代名詞でもあるナイキエアは地面への着地の衝撃を吸収し、さらに蹴りだすための反発力を生み出してくれます。1987年に発売されたエアマックス1はナイキエアのビジブル化に成功し、ナイキエアの履きやすさを履くだけでなく、見ても感じられるようにし、当時のスニーカー界に革命を起こしました。日本でも当時若者の間で爆発的な人気となり、一部ではエアマックスを履いている人を襲い、奪ってしまう【エアマックス狩り】という社会現象が起きました。
現在も過去のモデルが続々と復刻されており、人気モデルの場合、発売しても即完売という状態が続いています。
Air Max ヒストリー
Air Maxの歴史は初めてナイキエアを搭載したAir tailwindという一足のスニーカーから始まりました。従来のスニーカーはミッドソールがEVAやラバースポンジで作られていましたが、テイルウインドはポリウレタンフォームでソールを形成し、内部にはガスを封入したエアバックで作られていました。1980年代にナイキエアの開発は進んでいきましたが、しかし性能が向上してもセールスはまったく伸びませんでした。なぜなら実際に履いてみるまで、普通のソールを使っているスニーカーと、ナイキエアを使っているスニーカーの違いが上手くランナーに伝わりませんでした。そこでナイキは視覚的にナイキエアの効果を訴える方法を模索、フットウェアデザイナー、ティンカー・ハットフィールドがパリのポンピドゥセンターの内部むき出し建築にインスピレーションを抱き、そこからミッドソールの一部を切り取り外からエアバックを覗かせれば誰しもがエアバックの効果に気づくのではないかと考えました。
NIKE史上初めてナイキエアが搭載されたスニーカーAir tailwind
現在市販されているAir Maxとは異なり、ナイキエアが搭載されているにも関わらず、ビジブルウィンドウが無いため性能が理解されず、売り上げが伸びなかった。
1987年3月26日ついにティンカー・ハットフィールドの考えが実際に反映され初代エアマックス1が発売されました。今では当たり前のように目にするビジブルエアですが、当時では画期的なデザインでした。
若者から大人まで誰しもが履いているエアマックスですが、発売当初は賛否両論の嵐となりました。しかしそれはテインカー・ハットフィールドのデザインがそれほど革新的でインパクトのあるものだったものだからです。
エアマックスの生みの親ティンカー・ハットフィールド。ナイキの副社長である彼はエアマックスだけでなく、契約打ち切りになりそうなエアジョーダンを救った人物としても有名です
ナイキエアを語るうえでもう一人欠かせない人物なのが、1985年よりナイキクッショニングイノベーションディレクターを務める、デイビット・フォーランドです。世界でたった一人のビジブルエアーの専門家で30年にわたりビジブルエアーの研究をしてきました。ナイキエアの可視化は当時の技術では難しく難航を極めましたが、デイビット・フォーランドのユニークな発想に加え、何度も重ねた試行錯誤によりついに実現へとつながりました。エアマックスは大容量のエアバックを搭載し、当時では極めて高い衝撃吸収性と反発性を実現していましたが、エアバックを視覚化することで初めて消費者の間に反響が広まり、今ではナイキエアといえばビジブルエアという認識が世間に定着しました。
ビジブルエアの生みの親であるデイビット・フォーランド。今もなおナイキエアの開発に参加しており、次々と世間を驚かすようなスニーカーを作っています。
またエアマックス1がリリースされた1987年はナイキの業績が落ち込み、経営不振にあえいでいましたが、同時期に発売されたエアトレーナーと共にエアマックス1は良好なセールスを記録し、一時的に失っていた全米スポーツシューズナンバー1の称号を奪還することに成功しました。
エアマックス1が発売されてから31年間、止まることなくナイキエアの開発は進み、これまでにたくさんのエアマックスが製造されてきました。年を追うごとに履き心地が増していき、現在ではすべてのモデルに最新テクノロジーが搭載されています。
日本では2015年より、3月26日にエアマックスの誕生日を祝うAir MAX conが開催されており、過去に発売されたエアマックスシリーズの展示やワークショップなどのコンテンツを通して、エアマックスのすべてを体感できるイベントとなっています。
エアマックスシリーズで人気になるモデル
エアマックスなどのナイキから販売されているスニーカーには、現在の普通に販売されているモデル、デザイナーやブランドなどとコラボしたモデル、そして発売当初のカラーリングやデザインをそのまま復刻させたOG【オリジナル】モデルの三種類が存在します。中でも人気が出るモデルは、コラボモデルとOGモデルです。OGモデルは定期的に復刻を果たすのですが、なかなか購入することが難しく、ファンの間で争奪戦が起こるほど人気です。スニーカーほしいけど買い方がわからないという人のために、簡単に人気スニーカーを購入する方法を教えていきます。
人気スニーカーを購入する方法
これまでオリジナルカラーの復刻や、他のブランドとのコラボレーションでたくさんの話題を呼んできたエアマックス。人気モデルになると発売後、即完売となってしまいます。そこで、これからの再版やコラボレーションに備えて簡単に人気スニーカーの購入方法を紹介します。
1 【発売情報をSNSを通して事前に知っておく】
スニーカーはあまり雑誌やテレビなどで広告を打たずにほとんどSNSで情報を流しているので、見逃さないようにしっかりと公式アカウントなどをフォローしておくことが必要です。
2 【事前抽選にはしっかり応募する】
最近は転売や混雑対策に店舗での発売前に、事前にネットで抽選を行い、当選した人のみがスニーカーを購入できるという仕組みがとられていることが多いです。事前抽選の情報もSNSを通じて流されるので、こまめにチェックをしておきましょう。
3 【実際に発売日に店舗に並ぶ】
人気スニーカーは間違いなく初日に売り切れてしまうので、確実に店に行って並びに参加しましょう。
以上が人気スニーカーを購入するための方法です。しかしどれだけ準備をしても結局は抽選などの運に大きく左右されてしまいますので、外れても気を落とさず次の機会を待ちましょう。
歴代エアマックスおすすめモデル紹介
これまで31年間発売されてきたエアマックスシリーズの中から特にファンの間で人気のモデルやカラーを厳選して紹介していきます。
Air Max1【1987】
ティンカー・ハットフィールドがパリのポンピドゥセンターにインスパイアされ誕生した初代エアマックス。ミッドソールに搭載したビジブルエアは他のスニーカーには見られない大胆なデザインで、ナイキファンだけでなく、世界中のスニーカーマニアをとりこにしました。カジュアルなスタイルやストリートスタイル、様々なスタイルにマッチするエアマックス1。何年たっても決して色あせることのない普遍的なデザインは100年たっても街にはエアマックス1を履いている人がいると思わせてくれます。
Air Max 1 SAFARI【2002】
2002年発売され、即完売した一足。アッパーにはアースカラーのコンビネーションをベースに、反転模様が施されています。2016年には質感の異なる素材を使用し、現代版にアップデートされた一足が発売されたことでも有名です。
atmos×Air Max 1 Animal pack【2018】
人気スニーカーショップatmosとNikeがコラボして誕生した一足。これまでにもエレファント、レオパード、タイガー、ゼブラ柄のエアマックス1が発売されてきました。今年のエアマックスコンで発売されたこのスニーカーは、これまでの柄をミックスした柄となっています。またブラック、ホワイト、グリーン、レッド四色のシューレースがついてくるので、自分だけの一足にアレンジすることもできます。
Air Max 90【1990】
1990年代のスニーカーシーン屈指の名作Air Max90。3代目のエアマックスとして誕生した一足。初代エアマックス1のデザインを継承しつつも、アッパーデザインをアップデートしビジブルエアーがより目立つデザインとなっています。またこのシリーズからインフラレッドやレーザーブルーという斬新なカラーが使われ始めました。リリース当初は1,2に続いてエアマックス3と呼ばれていましたが、2000年の復刻以降、リリースした1990年に由来しエアマックス90と呼ばれ始めました。
エアマックス90は特にストリートファッションとの相性がよく、ランニングシューズとして開発されたエアマックスが今ではファッションアイテムとして認知されています。
Air MAX LUNAR90 SP MOON LANDING【2014】
1969年7月20にアポロ11号の船長であるニール・アームストロングが月面着陸したことを祝して発売された通称月面。アッパーに施された月面グラフィックはリフレクト素材を使用しており、暗闇で光を当てると本物月さながらの輝きを放ちます。またヒールにはアメリカ国旗のデザインが施されており、斬新なデザインは今もなお世界中のスニーカーヘッドが求める一足。
Air Max90×SACAI 【2015】
出典:ibought.jp
阿部千登勢が立ち上げ今や世界的に人気のブランドsacaiとAir Max 90がコラボした一足。
シュータンに伸縮性のある素材を用いることで、紐が無くても履けるスリッポン型に仕立て上げられたこの靴。エアマックス90の特徴であるパーツをすべて取り除き、Air Max 90のフォルムの美しさや阿部千登勢オリジナルカラーが一層生えるようにデザインされています。
Air Max 180【1991】
出典:stockx.com
1991年前期に発売されたエアマックス180。デイビット・フォーランドとティンカー・ハットフィールドはエアの容量を大きくするためにアウトソールとエアソールユニットの間にあるフォームを排除することでエアソールを大きくする余地を作ることができると考えました。そこで初めてエアソールをサイドだけでなくアウトソールからも見ることができるエア180が誕生しました。発売時に一流の映像アーティストを用いて大々的にCMを打ちましたが、セールスが伸びず結局一年ほどで流通はストップしてしまいました。しかし当時の最新技術を駆使して作られたこの一足、のちに大ヒットしたエアマックス93の開発はエアマックス180が無ければできなかったともいわれているので、エアマックスの歴史の中で外すことのできないシリーズとなっています。
実際にエアマックス180が発売された時期に放送されていたテレビコマーシャル
COMME des Garcons x Nike Air Max 180 【2018】
派手なピンク色に誰もが目が引かれるスニーカーがコムデギャルソンの2018春夏コレクションで発表されました。世界的に有名な日本人デザイナー川久保玲がエアマックスシリーズの中でも異彩なデザインをしているエアマックス180を、より奇抜なデザインへと変貌させました。異なるトーンのピンク色で構成されたこちらの三足、ピンク×ブラック ピンク×ホワイト ピンク×ピンクの3色展となっています。
Air Max BW【1991】
1991年後期にエアマックス4として発売されたAir Max BW。「More is better」アメリカの哲学を地で行くように、前作であるエアマックス90にさらなるアップデートを加え、ビジブルエアの面積がより広くなったエアマックス4はファンの間でBW【ビックウィンドウ】と呼ばれるようになりました。今ではBWという呼び名が公式採用され、2016年にはAIR MAX BW PREMIUMとして2モデル発売されました。エアマックスBWはアスリート好みのカラーコンセプトが少なく、多様なカラー展開が若者に共感され、ストリートで初めて履かれるようになったエアマックスとも言われています。
Air Classic BW ST【2003】
2003年にナイキのチャリティープログラム中で発売された一足。1000足限定での発売となっており、シュータンの裏にはシリアルナンバーが刻まれた特別モデル。異なる素材で青色のカラーバリエーションを豊かに表現しており、流通数の少なさも相まって目にすること自体がレアなスニーカーです。
MARK PARKER × NIKE AIR MAX ULTRA M DEEP ROYAL BLUE【2016】
2016年にエアマックス29歳の誕生日を祝うために制作された一足。斬新な手法を用いることで有名なHTMの一人、ナイキ社長兼デザイナーのマーク・パーカーがデザインしました。マーク・パーカーはエアマックスBWを現代版にアップデートするために、ピクセルレベルで糸の色を変えることで、1991年では決して作ることのできないカラーバリエーションをもつスニーカーを作りました。さらに過去の名作への敬意を払い、ランニングシューズVシリーズであるVENGEANCE、VOLTEXなどからパーツを盛り込んでいます。
Air Max 93【1993】
前作であるエアマックスからエアの容量を35%増大し、270度のビジブルエアを採用したエアマックス93。1993年により高いクッション性と安定感を求めて開発され、従来の横からしかエアバックを見ることができないという概念を覆した一足。アウトソールにはフレックスグルーブを盛り込んだ独自のパターンを備え、さらにアッパーにはエアジョーダン7などにも取り入れられているハラチフィットシステムを採用することで靴下の様な履き心地を実現しました。
Air Max 93 OG HABANERO RED【2018】
発売当時はFRAME REDと名付けられていたオリジナルカラーをHABANERO REDと名称を変更して発売されたオリジナルモデル。2003年に引き続き15年ぶりの復刻となった一足。モデルの象徴である大きなエアバックにまでHABANERO REDが差し込まれており色彩の統一感あふれる一足となっています。ネットではサイズの欠けが多少ありますが、まだ購入できますので是非、探してみてください。
Sports Lab by atmos Exclusive Air Max 93【2015】
2015年渋谷ヒカリエ内にオープンしたSports Lab by atmosを記念するために発売されたエアマックス93。3色同時発売で、それぞれ単色でまとめられたシンプルな一足となっています。アトモス6店舗限定で発売され、シリーズの中でも比較的コアなモデルにも関わらず、販売と同時に即完売し、エアマックス93の名前を再び世間に広めたスニーカーとして知られています。
Air Max 95【1995】
ナイキACGのデザイナーであるセルジオ・ロザーノが作り出したエアマックス95、前作までのエアマックスから大きく変更したデザインは人体構造に基づいており、シューレースの構造はあばら骨からインスパアを受け、メッシュとスエードのアッパーは筋繊維をイメージ。前足部にも初めてビジブルエアを搭載し、大胆な配色により色彩豊かなグラデーションが生まれた。オリジナルカラーである通称イエローグラデは発売後まもなく、エアマックス狩りや高額転売などの社会現象を生み出し、スニーカー史に伝説を残す一足となりました。
Air Max 95 ブルーグラデ【1995】
伝説的ヒットを生み出したイエローグラデに続いてリリースされたエアマックス95ブルーグラデ。イエローグラデは黒をベースとした一足となっていましたが、こちらは対照的に白をベースとし、青色のグラデーションが綺麗に映えています。現在でも復刻するたびに即完売してしまうほど人気ぶり。
Air Max 95 DYN FW【2013】
社会ブームを引き起こしたエアマックス95イエローグラデを現代の技術を用いてアップデートさせた
Air Max 95 DYN FW。ソールにはエアマックス360で使用されているクッションを用いることでより安定した履き心地を実現。さらにナイキの最新テクノロジーであるダイナミックフライヤーを搭載しているので、ホールド感が増し、ファッションアイテムとしてのみならずランニングシューズとしても人気。
Air Max 96【1996】
エアマックス狩りなどの社会現象を引き起こしたエアマックス95の後継として誕生したエアマックス96。特徴的なディアドロップ柄は、メッシュの上にレザーを重ねることで形成されています。
マルチチャンバーシステムと呼ばれるソールを用いており、内側のエアと外側のエアの圧力を変えることでより安定した履き心地を生み出している。当時はカラーバリエーションが少なく、現在になってカラーバリエーションが増え,2016年には20周年記念として待望の復刻を果たしました。しかし流通数自体がとても少ないので街で見かけることが最も少ないシリーズです。
Air Max 96 XX【2016】
20年越しに復刻を果たした一足。こちらはセカンドカラーであるブラックシルバーを復刻させたものだが、ソールには最新テクノロジーであるエアマックス95ウルトラを組み合わせています。完全なオリジナルでの復刻モデルではありませんが、レトロな見た目に最新テクノロジーが組み合わされることでダッドスニーカーのような仕上がりとなりました。
Air Max 96 Black/White【2016】
復刻モデルに続き販売された新色ブラックホワイト。高品質のレザーを用いてアッパーを黒一色に染め上げた一足。ソールの白色とのコントラストが高級感を醸し出し、モード感あふれるモデルです。
Air Max 97【1997】
出典:stockx.com
デザイナー、クリスチャン・トレッサーによりデザインされたエアマックス97。エアマックス95のデザインを引き継ぎながらも、より流動的にアップデートしたデザイン。放射状にデザインされたアッパーは池に落ちる水のしずくからインスパイアされています。また、リフレクティブの素材や斬新なカラーバリエーションを用いることで近未来感あふれる一足です。さらにこのシリーズから初めてフルレングスビジブルエアクッショニングを搭載されることになりました。
UNDEFEATED Air Max 97【2017】
2002年にロサンゼルスで始まったスニーカーショップUNDEFEATED。これまでもDUNKを始めとした様々なナイキのモデルとコラボしてきました。2017に年エアマックス97が誕生20周年を迎えた際、同じくUNDEFEATEDも誕生15周年を迎えていたため、両者のアニバーサリーイヤーを記念するために生まれた一足です。発売前から話題をよび、発売日には世界各国で長蛇の列ができた人気モデルです。
Air Max 1/97 Sean Wotherspoon【2018】
未来のエアマックスを作るイベントAir Max Vote Forwardで全12種のモデルの中から1位に輝いたリサイクルショップオーナーのショーン・ウォーザースプーンがデザインした一足。取り外し可能なシュータンのマークやコーデュロイやレザーなど異なる素材を用いて構成されたアッパーなど遊び心あふれる一足です。また、ソールにはエアマックス1のソールを使用しており、新幹線をイメージして作られたエアマックス97のアッパーとうまく融合しています。
Air Max 98【1998】
昨年から復刻の噂が流れ始め、生誕20周年を迎える今年待望のオリジナルカラーでの復刻を果たしたエアマックス98。2016年には人気ストリートブランドSUPREMEとのコラボを果たし注目を集めたシリーズです。前作であるエアマックス97からフルレングスビジブルエアクッションを引き継ぎ、アッパーは通気性を求め、レザー、スエード、メッシュの3つの素材で構成しています。シリーズの中では比較的コアなモデルですが、今年に入って新作が続々リリースされるなど、今年一番ホットなシリーズです。
Air Max 98 GUNDAM
出典:hypebae.com
今年に入って待望の復刻を果たしたエアマックス98通称ガンダム。アッパーはブルー、ホワイト、ネイビーの三色のカラーリングで構成され、そしてビジブルエア、スウォッシュ、シューループが赤色で構成されており、機動戦士ガンダムのカラーリングに似ているためガンダムと名付けられました。
Air Max 98×SUPUREME
2016年に発売されたエアマックス98とシュプリームのコラボモデル。随所にちりばめられたSUPREMEの文字が特別感を醸し出しています。インソールのカラーはシュプリーム代名詞である赤色となっており、NIKE SUPREMEのコラボを示す刻印がされています。4色とも発売後すぐに即完売してしまうほどの人気ぶりでした。
Air Max 360【2006】
ミッドソールを従来のフォーム素材を一切使わずエアユニットのみで構成するというエアユニット開発時からのナイキの念願を実現したエアマックス360。初代エアマックス1と伝説のエアマックス95を融合させたデザインはエアマックスが歩んできた20年の集大成となる一足です。しかし開発者であるデイビット・フォーランドはエアマックス360には満足しておらず、さらなる進化を求めて開発を続けていくことになります。
Air Max 360 Black Polka Dot Anthracite
斬新な手法を用いることで有名なHTMの一人,藤原ヒロシの手によってデザインされた一足。全世界6店舗限定で発売されたことでも有名で、総生産数1500足ともいわれています。藤原ヒロシが好んで使用する柄ポルカレインボードットがデザインされており、モードな装いのアッパーと絶妙にマッチしています。
AIR VAPORMAX FLYKNIT 【2017】
空気の上を走るをコンセプトに開発されたVAPORMAX。これまでのエアマックスはミッドソールに空気を限界まで積むための設計がされていたのですが、ヴェイパーマックスはエアの量を減らしより効率的にランナーのスライドを支えることが重視された設計となりました。ナイキはランナーのプレッシャーポイントを研究することでより効率的なエアの配置を可能にしました。また、極限までシューズの軽さを求め、ボディにはナイキが4年の歳月をかけて開発したフライニットが使用されています。そのためシューズ全対の軽さをキープされています。計算されたソールにより歩くたびにエアを感じることができ、フライニットが足全体を包み込みこむことで、安定したホールド感を実現しています。
ヴェイパーマックスはコムデギャルソンやACRONYMなどのブランドとのコラボを果たしており、世界各国の有名デザイナーに注目されるシリーズです。
Vapormax EXPLORER【2017】
宇宙服をイメージとしてデザインされたこちらの一足。ホワイトとブルーのカラーがとても美しく、さわやかなイメージのヴェイパーマックスにぴったりのカラーリングです。スウォッシュのゴールドカラーは潜水用のヘルメットをイメージしています。
Nike x COMME des GARÇONS VaporMax【2017】
2016年パリのコレクションで発表されてから注目を集め続けた一足。エアユニットをはじめ、フライニットで構成されたアッパーまで黒に染め上げたオールブラックモデル。モードな雰囲気にもストリートなスタイルどちらにもマッチするため、国内外問わず多くのスニカーヘッズで争奪戦が繰り広げられた。
Air Max 270【2018】
出典:stockx.com
エアマックス180とエアマックス93という大型エアを搭載した二つのモデルを融合させたAir Max 270。エアマックス31周年を記念して行われたAir Max Conで初めて発売されました。ナイキのスニーカー全モデルの中で一番大きなヒールバックを兼ね備えた一足となっています。随所に施された特殊加工によりスポーティーな見た目となっています。今はネットやお店で販売されているので、気になる方は是非、ナイキの最新テクノロジーを実感してみてください。
Air Max 270 Triple Black【2018】
出典:stockx.com
記念すべき一足目のエアマックス270として発売された一足。過去の様々なモデルでも使用された人気カラートリプルブラックを使用しています。スポーティーな見た目ながらも、エアソールまでブラックに仕立て上げることで、モードな雰囲気を醸し出しています。
注意しておきたい加水分解
ここまで歴代のエアマックスを紹介してきましたが、実際にエアマックスを持っている人、またはこれから買おうとしている人に注意していただきたいことが加水分解と呼ばれる現象です。加水分解とはエアマックスなどのソールに使用されているポリウレタンという素材が、空気中の水分を吸収することで化学反応が発生しソールが分解してしまう現象のことです。
実際に加水分解をしてしまったエアマックス95。ナイキではエアと冠がつくスニーカーのほとんどにポリウレタンが使用されているので、注意する必要があります。
加水分解は現状、防ぐ術がありません。つまりどんなスニーカーも最終的には加水分解してしまい履けなくなります。しかし加水分解の進行を遅らせる保管方法はたくさんあります。その中の一つに、ジップロックにスニーカーを収納し、真空状態にして外気と触れさせないという方法があります。詳しく紹介している動画がありますので、是非参考にしてみてください。
自分だけのエアマックスを見つけよう
ここまで記事を見ていただきありがとうございます。お気に入りのエアマックスは見つかりましたでしょうか。エアマックスはここに紹介したカラーだけでなくまだまだたくさんのカラーリングが存在します。是非、お店やネットショップを色々見てお気に入りのエアマックスを見つけてみてください。
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この記事のライター
都内在住の大学生です。ファッションが好きです。特にデニムが好きなので、毎日履いて洗濯してを繰り返し、自分だけの一本を制作中・・・