最高にかっこいい王道「エア・ジョーダン」おすすめモデル
ナイキが誇る名作シリーズ、エア・ジョーダンのおすすめモデルを紹介します。バスケットの神様として80年代、90年代にNBAで大活躍したマイケルジョーダンのシグネチャーモデル、エア・ジョーダン。現役引退した今でも新色モデルがリリースされるなどその人気にかげりは見えません。おすすめモデルをわかりやすく紹介していきます。
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アイキャッチ画像出典:hypecrew.jp
バスケットの神様とNikeが生み出した名作Air Jordan【エア・ジョーダン】
出典:bfij.net
2003年にアメリカのプロバスケットボールリーグであるNBAを引退してもなお、人々の間でバスケットの神様と称されるマイケル・ジョーダン。15年の現役生活の中で得点王10回、5度のシーズンMVPを獲得するなど本業であるバスケットボール界では言わずと知れたレジェンドプレイヤーである彼ですが、ビジネス面においても優れた業績を残しています。ジョーダンは数々の企業とスポンサー契約を結び、これまでにたくさんの業績を残してきましたが、その中でも最も偉大な功績といえることがスポーツブランドであるNikeとタッグを組み生み出したシグネチャーモデル、エアジョーダンです。1984年発売以降、シリーズ化され発売されたエアジョーダンは約30年以上にわたり販売が行われており、今でも当時の人気カラーの復刻や新色モデルが発売されるたび店に長蛇の列ができるなどその人気の高さはとどまることがありません。
キング・オブ・スニーカーと称されるエア・ジョーダンの魅力
スニーカー界においてキング・オブ・スニーカーと称され根強い人気を誇るエア・ジョーダン。そんなエア・ジョーダンの魅力を余すところなく紹介していきます。
それぞれ違った表情を見せる多彩なモデルの数々
エアジョーダンの数ある魅力の中でもっとも惹かれるポイントは多彩なモデル数です。現在、エア・ジョーダンのモデル数は20種類を超えており、クラシックなローテクモデルから現代的なハイテクモデルまで様々な種類があります。時代のトレンドを上手くくみ取りバージョンアップを重ねたエア・ジョーダンは発売から20年経っていますが、古臭く感じることはまったくなく、おしゃれに履きこなすことができます。
コーディネートの主役からアクセントまで幅広く履きこなせる豊富なカラーリング
多彩なモデル数を誇るエアジョーダンですが、各モデルにはそれぞれ豊富なカラーバリエーションがあり、選ぶのに困ってしまうほどです。中でも人気モデルであるエア・ジョーダン1はこれまでに30種類以上のカラーリングのアイテムを発売しており、発売から20年以上たった今でも定期的に新色が発売されています。ビビットなカラーのアイテムからシックで落ち着いたカラーのアイテムまで幅広く展開されているので、自分に合ったカラーリングのアイテムを見つけてみてください。
名作バスケットボール漫画と切っても切り離せない関係性
エア・ジョーダンの魅力を語るうえで外すことができないのは名作バスケットボール漫画「SLAM DUNK」との関係性です。物語の主人公である桜木花道は作中でエア・ジョーダン1、エア・ジョーダン6を着用しており、桜木花道のライバルである流川楓はエア・ジョーダン5を着用するなど作中に何度もエア・ジョーダンが登場します。2014年にはエア・ジョーダンとスラムダンクのコラボモデルが発売されるなど両者の関係は深く、今でも作中に登場するモデルはマニアの間で争奪戦となっています。
当時の雰囲気をそのまま感じることのできるオリジナルモデルの復刻
エア・ジョーダンシリーズは過去の名作モデルたちを復刻という形でたびたびリリースしています。ファーストモデルであるエア・ジョーダン1は1994年と2001年に復刻され、その後後を追うように他のモデルも復刻されるようになりました。通常復刻したモデルたちはRetroというモデル名でレプリカという形で販売されており、Retroの中でも最も人気が高いアイテムがOGと呼ばれる販売当時のディティールやシルエットをそのまま復刻させたモデルです。Retroモデルは復刻のたびに細かなディティールをマイナーチェンジして発売することが多く、マニアの間では当時と変わらぬディティールを楽しむことができるOGモデルが特に人気です。
最高にかっこいいエア・ジョーダンのおすすめ名作モデル
最高にかっこいいエア・ジョーダンのおすすめモデルを紹介します。数あるモデルの中から今回は1、3、4、5、11に厳選して紹介します。モデルの特徴から人気のカラーリングまで幅広く紹介するので是非、参考にしてみてください。
Air Jordan Ⅰ【エア・ジョーダンワン】
カラーリング BRED
オリジナルモデル発売年 1984年
1984年に発売され、20年以上たった今でもシリーズの中でもっとも人気を集めるモデル、エア・ジョーダンⅠ。1984年にNCAA制覇とオリンピック金メダル獲得を果たし、鳴り物入りでシカゴ・ブルズに入団したマイケル・ジョーダンにNikeが当時では破格の年間50万ドルの契約を結び生み出したシグネチャーモデルです。しかしオリジナルカラーであるBredは当時、NBAが定めていた「白の面積が80%以上使用したシューズを使用する」という規則に違反しており、毎試合5,000ドルの罰金が科されていましたが、Nikeが肩代わりをし、マイケル・ジョーダンはエア・ジョーダンを履き続けました。その結果、マイケル・ジョーダンの人気と共にエア・ジョーダンの人気も増していき、当時、ライバル企業であったConverseの業績を抜き全米No.1のスポーツブランドへと登りつめました。そんなエア・ジョーダンシリーズの原点でもあるエア・ジョーダン1はこれまでに9ホールから8ホールへと変化したMidモデルやローカットモデル、素材違いの廉価版モデルKOなど様々な種類のエア・ジョーダン1が発売されています。
CHICAGO【シカゴ】
カラーリング CHICAGO
オリジナルモデル発売年 1985年
マイケル・ジョーダンがNBAのキャリアをスタートさせたチーム、シカゴ・ブルズのチームカラーからデザインされたカラーリング、シカゴ。1985年の発売以降、これまでに4回復刻販売されており、数あるエア・ジョーダン1の中でも、もっとも人気を誇るモデルです。Chicagoはオリジナルモデルの復刻だけでなく、ジョーダンブランドとアパレルブランドがコラボを行う際にデザインソースに用いられることも多く、最近でもヴァージル・アブローがNikeとタッグを組み展開したコレクション「The Ten」の中でもChicagoカラーのエア。ジョーダン1が発売されていました。
FRAGMENT DESIGN【フラグメントデザイン】
カラーリング White/SPORT ROYAL-BLACK
発売年 2014年
発売発表時に世界中のスニーカーマニアに衝撃を与えた、日本人デザイナー藤原ヒロシが手掛けるフラグメントデザインとジョーダンブランドのコラボレーション。高級感あふれるブラック、ホワイト、そしてロイヤルブルーのレザーをあしらった独特のカラーリングに加え、フラグメントデザインのアイコンでもるサンダーマークがヒール部に入れられているため他のモデルにはない特別感のある仕上がりとなっています。
Air Jordan Ⅲ【エア・ジョーダンスリー】
出典:snkrdunk.com
カラーリング Black Cement
オリジナルモデル発売年 1988年
Nikeが誇る名デザイナー、ティンカーハット・フィールドが生み出し、ジョーダンシリーズでは今では定番となっているジャンプマンロゴやセメント柄が搭載された、エア・ジョーダン3。エアマックスの生みの親であるティンカーハット・フィールドが手掛けたということもあり、エアマックス同様にソールの内部に搭載されたエアユニットがミッドソールから露出している点がポイントです。このモデルを機にエア・ジョーダンはローテクモデルからハイテクデザインへと変化していきます。
Tinker Hatfield【ティンカーハット・フィールド】
カラーリング White/Black Cement
発売年 2018年
エア・ジョーダン3誕生30周年を祝い、エアジョーダン3の生みの親であるティンカーハット・フィールドがデザインを構想するときに描いたスケッチを基に作成したスペシャルモデルです。従来のAJ3には見られないスウッシュマークがシューズ外側サイド部分に配されているなど、当時は実際に発売されたエア・ジョーダン3には見れらないディティールが盛り込まれるなど、エアマックスなどを手掛けたティンカーハット・フィールドがナイキとエア・ジョーダンをいかに切り離してデザインしたのかを感じることのできる一足です。
MOCHA【モカ】
カラーリング MOCHA
オリジナルモデル発売年 2001年
2001年に発売されたエア・ジョーダン3屈指の人気カラー、モカ。エア・ジョーダン3以降、エア・ジョーダンシリーズはデザインがどんどんハイテク化していきますが、モカはホワイトをベースにしたアッパーに、モデル名通りモカ色のエレファント柄が特徴でクラシックな良さを感じることができます。さらにモカはビビットなカラーリングのバスケットボールシューズが全盛の時代の中でも、シックなブラウンを使用しているため異色の存在でした。
Air Jordan Ⅳ【エア・ジョーダンフォー】
カラーリング BLACK/CEMENT GREY
オリジナルモデル発売年 1989年
メッシュパネル、プラスチック製のアイレット、ヒールプロテクターのパーツなど当時のバスケットシューズの常識を大きく変えた革新的なデザインが話題となったエア・ジョーダン4。デザイン担当は前作であるエア・ジョーダン3と同様にティンカーハット・フィールドであり、3のデザインを残しつつよりハイテク間の強いデザインとなっています。またエア・ジョーダン4は1989年に公開され映画「Do the Right Thing」の劇中にも登場し、映画を通して多くのファンを獲得したことでも有名です。
FIRE RED【レトロファイアーレッド】
カラーリング White/Black/Red
発売年 1989年
誕生から今年で30周年を迎え、オリジナルでの復刻が噂されているエア・ジョーダン4、FIRE RED。エア・ジョーダンシリーズはバスケットシューズとして人気が高かったですが、こちらのモデル発売以降、街履き用のスニーカーとして浸透していき、このシリーズを機にエア・ジョーダンの人気は加熱していきました。マイケル・ジョーダンが所属していたシカゴ・ブルズをモチーフとしたカラーリングで、初代エア・ジョーダン1と同じくらい人気のあるモデルといっても過言ではありません。
TRAVIS SCOTT【トラヴィス・スコット】
出典:monokabu.com
カラーリング CACTUS JACK
発売年 2018年
1992年生まれのアメリカ・テキサス州ヒューストン出身のラッパー、トラヴィス・スコットとジョーダンブランドがタッグを組み発売されたエア・ジョーダン4、通称CACTUS JACK。2015年に発売したデビューアルバムが全米チャートで1位を獲得するほど勢いに乗るラッパーとNikeのコラボレーションは衝撃であり発売前から大きな話題を集めました。特徴的なカラーリングはトラヴィス・スコットの出身地であるヒューストンに本拠地を置くNFLチームテネシー・タイタンズの前身、ヒューストン・オイラーズのチームカラーをモチーフにしたカラーを採用しています。
Air Jordan Ⅴ【エア・ジョーダンファイブ】
カラーリング White/Black/Red
オリジナルモデル発売年 1990年
戦闘機をデザインソースにティンカーハット・フィールドが手掛けたことでも有名なエア・ジョーダン6。これまでのシリーズ初のアウトソールにもジャンプマンロゴを配し、クリアソールを機能性だけでなくデザインの一部として採用したモデルです。ファーストモデルはマイケル・ジョーダンが所属していたシカゴ・ブルズをイメージしてカラーリングを決めており、現在もNBA選手がこぞって愛用するなど根強い人気を誇るモデルです。
Metallic【メタリック】
カラーリング Black Metallic
オリジナルモデル発売年 1990年
エア・ジョーダンシリーズの中でもトップクラスの人気を誇るエア・ジョーダン5の中でも一人気が高いBlack Metallic。これまでにあまり復刻が行われていないこともありファンの間では復刻が今か今かと待たれているモデルで、誕生30周年を迎える2020年に復刻が噂されています。またこちらのカラーリングは細かなディティールがオリジナルと全く同じで販売されたことはまだなく、復刻されるたびに細かなバージョンアップを楽しむことができます。
SUPREME【シュプリーム】
カラーリング White/Red
発売年 2015年
ニューヨークでセレクトショップのオーナーだったジェームス・ジェビア氏によって1994年に設立されたスケーターブランド、SUPREMEとのコラボモデル。アッパーのサイド部分にデザインされたSupの文字、クリアソールのジャンプマンロゴの下にはSUPREMEのブランドロゴが、そして通常マイケル・ジョーダンの背番号であった23が刺繍されるサイドにはSUPREMEの創業年度である94の文字を刺繍するなど両者のいいところを凝縮させたようなモデルです。これまでに数多にわたりコラボを繰り返したNikeとSUPREMEですが、両コラボの中で最も人気の高い一足といっても過言ではありません。
Air Jordan Ⅺ【エア・ジョーダンイレブン】
カラーリング CONCORD
オリジナルモデル発売年 1995年
エア・ジョーダンシリーズ11作目となったエアジョーダン11。発売年は1995年で同時期に発売されたエアジョーダン95と共に日本で空前のスニーカーブームを引き起こしました。フォーマルシューズの様なバスケットシューズが欲しいというマイケル・ジョーダンからの願いを受け、従来のレザーではなく光沢感が美しいエナメルレザーをアッパーに使用している点が特徴です。アウトソールはクリアソールになっており、近未来的なデザインとなっています。
BRED【ブレッド】
カラーリング BRED
オリジナルモデル発売年 1995年
エア・ジョーダンシリーズの中でも根強い人気を誇り、多くのファンを獲得しているエア・ジョーダン11の中でもオリジナルカラーとして人気の高いBRED。BREDとはエア・ジョーダン1のオリジナルカラーにも使用されているカラーリングで、BlackとRedを組み合わせた造語です。基本的にBREDカラーのエア・ジョーダンはモデルを問わず高い人気を誇りますが、もともと人気の高いエア・ジョーダン11とBREDカラーの組み合わせることでシリーズ屈指の人気を誇るモデルです。
SPACE JAM【スペースジャム】
カラーリング Black/White
オリジナルモデル発売年 2000年
1995年公開、バックスバーニーというアメリカの人気アニメキャラクターとのファンタジーコメディ作品に登場したマイケル・ジョーダンが着用していたことで話題となったスペースジャム。黒ベースに青のアクセントが入ったエア・ジョーダンは発売が期待されましたが、公開後すぐに発売されることはなく5年後に発売されました。映画名をそのままとってスペースジャムとファンから呼ばれており、名作揃いのエア・ジョーダン11の中でも不動の人気を誇る一足です。
エア・ジョーダンを履きこなしておしゃれをもっと楽しもう!
ここまで記事を見ていただきありがとうございます。少しでも皆様の参考になれば幸いです。最高にかっこいいエア・ジョーダンの人気モデルの紹介はいかがだったでしょうか。エア・ジョーダンは発売から30年以上たっていますがその人気は落ちることなくむしろ年々加速しています。男であるならば一足は持っておきたいシリーズなのでぜひ、お気に入りのモデルを見つけてみてください。また、エア・ジョーダンのおしゃれな履きこなしは下記のリンクからチェックしてみてください。
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この記事のライター
都内在住の大学生です。ファッションが好きです。特にデニムが好きなので、毎日履いて洗濯してを繰り返し、自分だけの一本を制作中・・・