東京都内の本当に美味しい絶品あんまんの名店おすすめ14選

ふわふわ生地に甘い餡。あんまんは万人に愛される中華まんの1つですよね。今回は東京都内で食べられる本当に美味しいあんまんの名店14店をご紹介します。新宿中村屋のようなかなり知られているお店から、中華まん好きなら知っているお店まで幅広くご紹介します。ほかほかのあんまんで幸せ気分に浸りましょう。

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アイキャッチ画像出典:www.pinterest.jp

あまくて、あたたかい。ほっこりあんまん。

出典:nakamuraya.jp

つるつるした肌、ふわふわの生地、真ん中で割れば湯気とともに出てくるぎゅっと詰まった甘い餡。あたたかく、あまいあんまんは身も心もほっこりとさせてくれますよね。
すぐに食べたいならコンビニへ行くことが多いですが、東日本では胡麻あん入りのこしあん、西日本ではつぶあんとなっていることが多いそうです。確かに、関東圏のコンビニで見かけるあんまんはこしあんが多いような気がしますね。
そして、美味しい本場のあんまんを食べたいなら横浜中華街へ行きますが、横浜まで行くのはちょっと。そんな方に朗報です!東京都内でも美味しいあんまんを食べられますよ。
東京にいながらにして、ふわふわの生地の中に入ったあまい餡で癒しのひと時を過ごしませんか。

新宿中村屋【新宿】

出典:www.nakamuraya.co.jp

あんまんといえばで新宿中村屋の天成餡饅を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。天成餡饅が中村屋で発売されたのは昭和2年。発売から90周年を迎えました。
中村屋の天成餡饅のこだわりは主に3つ。1つ目は餡に使われる小豆が北海道十勝の契約農場で栽培されたものであるということです。寒暖の差が激しい十勝は小豆の生産に適しています。そもそも小豆には種類があり、大納言小豆、丹波種黒豆、黒豆、白小豆、白手亡豆、えりも種、天津小豆、えんどう豆、虎豆、大正金時豆など。中村屋で使われているのはコクと風味が豊かなえりも種です。えりも種はあんこの定番でありますが、上品な味わいを楽しむことができます。

出典:www.nakamuraya.co.jp

2つ目が中華こし餡であることです。餡に黒ごまペーストを加え、釜で煉り上げます。こうすることで餡饅を割った瞬間、そして口に入れた瞬間とろっとしたなめらかな舌触りになるのです。
そして3つ目が餡を包む生地です。自家製酵母を使用しており、長時間発酵させた生地で包まれています。中華まんは生地が美味しいと言われるくらい生地にも重点を置くものです。餡がとろっとしてればよいのではなく、餡がとろっとしているならばそれに見合う生地を作らねばならない。そうして生まれたのが、程よく弾力性のあるふわふわの生地です。
こだわり3つのポイントをわかった上で中村屋のあんぱんを味わうとまた新たな美味しさが味わえますよ。


■新宿中村屋 新宿地下鉄売店
住所:東京都新宿区西新宿1-1-2 新宿メトロ食堂街 B2F
TEL:03-3343-0628
営業時間:8:00~21:00
定休日:無休

新宿中村屋

1901年創業の老舗、新宿中村屋のWebサイトです。菓子、中華まん、カリーなどの商品情報や、レストラン、キャンペーン情報などをご紹介します。

鹿港(Lu-Gang)【上町】

出典:www.lu-gang.net

中華まんの専門店で有名なのが鹿港です。中華まん好きなら、あるいは肉まんで美味しい店がないかなと探すとまず最初に出てくるお店でもありますよね。鹿港は実際にある台湾の地名で、台湾中部の都市「台中」から少し離れたところにあります。鹿港は古いお寺や街並みが残る観光地として有名です。そして、鹿港には大人気の肉包の老舗「振味珍」があります。「振味珍」の味はとても美味しいのですが、その味は門外不出で、海外出店などもってのほかだそう。しかし、鹿港の代表小林貞郎氏は何度も「振味珍」に通い、修行の許しを得て、日本に出店することを許されたのでした。

出典:www.lu-gang.net

そんな奇跡のお店鹿港で食べることのできる餡饅(130円)は十勝産小豆を使用し、黒ゴマの入ったこしあんの餡饅です。実は肉まん(160円)は「振味珍」のメニューにあるのですが、餡饅は鹿港独自のものだそう。修行した人が新たに生み出すものは伝統があるだけではなく、新鮮さというのが加わります。餡は滑らかな舌触りで、甘さ控えめになっています。生地は肉まんと同様の生地のため「振味珍」から受け継いだものというわけですね。餡が良質なふわふわして甘みのある生地で包まれているからこその美味しさといっても過言ではなさそうです。
本場台湾の味と、台湾と日本の融合の味をぜひ鹿港でお試しください。


■鹿港
住所:東京都世田谷区世田谷3-1-12 1F
TEL:03-5799-3031
営業時間:10:00~(売切れ次第終了)
定休日:木曜日、第2・第4水曜日、夏期は不定休

鹿港(Lu-Gang)【上町】

フルオンザヒル(FULL ON THE HILL)【牛込神楽坂】

ビートルズのフールオンザヒルという曲はご存知ですか。このお店はそのフールオンザヒルから撮ってきた名前で、神楽坂を上った坂の上にある小さなお店です。住宅街にあるため、また、神楽坂から2回ほど坂を登らなくてはならないため、わざわざ足を運んで来て下さる方々に美味しいものだけ販売したい。その一心で、神楽坂育ちの店主が丁寧につくっているそうです。店主が目黒五十番で25年も修行して作られたお店であるため、目黒五十番の姉妹店となっています。

出典:www.foth.tokyo

プチ餡饅(248円)は大粒のあんこを薄い皮の中にたっぷり詰めてあります。プチとはいえど具が豊富に入っているため食べ応えがある一品です。皮が薄いため、他の具のものと比べると味の違いが一目瞭然。しっかりとした味があることで、それぞれの品が愛されやすくなりますよね。餡饅を口に入れる際一番最初に触れるのが生地の部分ですが、皮が薄いながらにももちもちとした食感は残っているので、絶妙なバランスをついてきたといえますね。
full on the hill という歌詞にはthe full on the hill sees the sun going down and the eyes in his head see the world spinning around the worldという部分があります。変人と言われたガリレオが丘の上にたち、太陽が沈むのを眺め、真実を見る目で地球が回っているのがみえる、といった内容です。もしかしたら、フルオンザヒルも本当に美味しい餡饅を知っていて、丘の上で販売しているのかもしれませんね。


■フルオンザヒル
住所:東京都新宿区中町37
TEL:03-3260-6996
営業時間:11:30~19:00
定休日:不定休

フルオンザヒル 肉まん専門店 神楽坂

手作り点心 また明日【中野】

「手作り点心 また明日」挨拶のように語りかけてくるこのお店は店名通り、きてくれた方がまた明日も来てくれますようにという願いの込められたお店です。また、おいしかったからまたという意味だけでなく、今日食べられなかった分は明日食べに来ようという意味でもあるようです。
お店の名前と店員の接客態度の良さ、そして次回用のクーポンをくれたりする場合もあるそうで、サービス面でもまた明日も来たいと思わせてくれますね。

そんな手作り点心 また明日でいただける餡饅(198円)は餡はなめらかな舌触りでしっとり甘いこしあんと厚みのある皮がマッチしています。皮が厚いため中身の餡がぎっしりとは詰まってないのではないかという意見も多いのですが、割ってみると予想以上にたっぷり入っていることがわかります。生地が厚いのに、餡が少ないと餡の甘みが生地により消されてしまいますが、消されない程度の絶妙なバランスはまた明日も来たいとおもってしまう癒しの味です。


■手作り点心 また明日
住所:東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ B1F
TEL:03-3389-6502
営業時間:11:00~19:00(なくなり次第終了)
定休日:日曜日

手作り点心 また明日【中野】

ハイ!ママヨシ【明大前】

手ごね肉まん ハイ!ママヨシは店主の土田氏が機械が進んでいる今もなお手ごねで生地を作っているお店です。お店を大きくして、たくさんの商品をつくるには機械を使うのが効率がよいかもしれませんが、このお店のように、店構自体は小さくとも、ひとつひとつを手作りで作ることで、心の込められた美味しいものになるだけでなく、実際にグルテンがきちんと生地全体にゆきわたりもちもち感が増します。手作りのよさは心がこもっているだけじゃない、生地自体の栄養の行き渡り方が異なるんだということがわかります。

このお店の餡饅(100円)は桜色をした生地で、もちもちと食パンのような柔らかさです。中に入っている小豆は北海道の月形刑務所でつくられたものを使用しており、小豆から1日かけて餡を作っています。餡は粒餡で甘さ控えめの小豆本来の味が強い餡です。そのため、大きさ自体は肉まんの方が大きいですが、満足感はあんまんの方が大きいかもしれません。
非常によく知られた店というわけではないですが、地元では大人気のお店だそうです。地元に愛されるお店というのは味だけでなく、地元とのコミュニケーションも必要となってきます。つまり、このお店は質の面だけでなく、サービス面でもいいお店ということなんです。


■ハイ!ママヨシ
住所:東京都杉並区和泉2-8-1 佐々木ビル1F
TEL:03-3327-1171
営業時間:10:00~19:00頃(売り切れの場合は終了)
定休日:火曜日

目黒五十番【目黒】

出典:www.meguro50ban.com

目黒五十番と言えば大きい肉まんで有名のお店ですが、目黒五十番の餡饅も肉まん同様美味しいと人気です。多くのメディアで紹介されていることもあり、耳にしたことのある人も多いかと思います。そしてもう1つ気になるのが、目黒五十番と似た名前の神楽坂五十番。間違われる方も多いですが、この2つは別のお店ですので間違えないよう注意してください。
そんな目黒五十番でいただける餡饅は2種類の味があります。1つ目はいわゆる粒餡が生地の中にぎっしりとつまった餡饅。2つ目が餡だけでなく、栗も入っている栗餡饅です。

出典:www.meguro50ban.com

餡饅(411円)と他のお店に比べたら少しだけ高い気がしますが、この餡饅の売り文句は「満足度120%」です。一口食べれば口の中いっぱいに広がる餡の程よい甘さ、粒餡のため小豆の食感も楽しめる、生地はもちもちとしている。これらがすべて合わさることで満足度120%なんですね。
そしてもう1つの餡饅、栗餡饅(515円)。先程よりまた値段はあがりましたが、それもそのはず、厳選された大きな栗が餡の中に埋まっています。切ると写真のように断面美もきれいですが、味も劣っていません。食感の違いが栗の存在により豊かになり、栗があることで餡の甘さの感じ方も変わります。ぜひ、餡饅と食べ比べてみたいものですね。

全国への宅配便の配送も行っているそうなので遠くに住んでいる方にお届けしてみるのもいいかもしれません。


■目黒五十番
住所:東京都目黒区目黒4-13-5
TEL:03-3794-0050
営業時間:11:00~21:00
定休日:無休

目黒五十番【目黒】

神楽坂五十番【東京・銀座】

出典:www.50ban.jp

目黒五十番とくれば、神楽坂五十番。神楽坂五十番は中華料理店で初めて中華まんのお持ち帰り販売を始めたお店です。創業当時多数の調理人を抱えていたがために、中華料理店での経営が難しくなった際に発案された販売方法です。もちろん始めはなかなか売れませんでしたが、塵も積もれば山となる、昭和45年頃メディアで取り上げられて以来人気のお店となりました。
神楽坂五十番の餡饅(393円)は神楽坂五十番の工場で炊き上げた北海道の小豆を使った粒餡です。特徴は中の餡が弧を描くように入っていること。餡饅の形にそってたくさんの粒餡が入っているのでどの角度からかぶりついても餡がぎっしりです。
値段も目黒五十番より安いのでお手頃だと思います。


■神楽坂五十番 東京店
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店 ほっぺタウン B1F
TEL:03-3212-8011
営業時間:【月~金】10:00~21:00
【土・日・祝日】10:00~20:00
定休日:元旦

■神楽坂五十番 銀座店
住所:東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座 B1F
TEL:03-3535-5450
営業時間:10:00〜20:00
定休日:元旦

神楽坂五十番

ギンザマン【新橋】

スナックが多く立ち並ぶ銀座8丁目、外堀通りを一本入った路地にあるのが中華まんのテイクアウト専門店ギンザマンです。
ギンザマンはメディアで取り上げられることも多いお店で、一番有名なおすすめ商品は五目飯が入った五目まん(490円)と韓国料理のチャプチェが入ったあんかけまん(450円)なのですが、ほかの中華まんも負けていません。
こちらの店には塩餡饅とリボン餡饅の2種類の餡饅があります。リボン餡饅(390円)は普通の餡饅なのですが、ふわふわの生地と餡の絶妙なバランスが計算されており、とてもボリューミィです。

出典:ginzaman.jp

こちらのお店の餡饅は塩餡饅(110円)。同店の他の中華まんに比べて値段が安くついでに買って行きたくなる商品ですね。テイクアウト専門店ですので、それを狙ってお手頃価格にしているのかもしれませんね。塩餡饅という名の通り中の餡に塩入り小倉餡を使用しています。そのため、後味が非常にさっぱりしています。また、後味のみならず、全体的に甘さが控えめになっているのですっきりとオトナの餡饅の味になっています。
他の商品を買うついでにでも一個追加でいかがですか。甘さ控えめなので他の中華まんと食べても浮いた味になりませんよ。


■ギンザマン
住所:東京都中央区銀座8-5-24 ラペ3ビル1階
TEL:03-6218-0345
営業時間:【月~金】16:30~27:00
【土】16:30~21:00
定休日:日曜日・祝日

ギンザマン

セキネ【浅草・赤羽】

創業80年、地元の人たちに愛され、ビートたけしの『浅草キッド』の「第1章 昭和47年夏、浅草フランス座へ入門した」にもでてきたセキネ。セキネは昭和29年に大衆食堂として始まりました。今もなお、浅草仲見世通りには食堂として登録されているそうですが、お店自体はシュウマイ、肉まんのテイクアウト専門店となっています。
ビートたけしも本の中で記述するようにシュウマイの香りの他にも、おせんべい屋さんの香ばしい匂いやどこからか香るもつ煮込みの匂いなどが描かれています。いろんな美味しい匂いが混じる中、セキネは優しくあたたかい香りで全体を包んでいます。

セキネの餡饅(240円)は少しかための餡で、こし餡と粒餡の中間のような感じです。セキネの売りは肉まんなので、これといって何かすごいこだわりがあるというわけではないと思いますが、どこか懐かしい味のする餡饅です。また、大きさが結構大きいので1つ食べただけでも満腹になります。セキネは肉まんも餡饅も熱々の状態で提供してくれるので、セキネのあんまんを食べたい方はぜひ、その場で食べてくださいね。


■セキネ 浅草店
住所:東京都台東区浅草1-23-6
TEL:03-3841-5230
営業時間:11:00〜20:00
定休日:無休

■セキネ 赤羽店
住所:東京都北区赤羽1-11-1
TEL:03-3902-0011
営業時間:10:30~20:00
定休日:無休(年3日休みあり)

じゅわり【押上】

出典:r.gnavi.co.jp

中国には肉まんを作る職人がいることをご存知でしょうか。じゅわりは職人の誇りをかけて手作りの技術を使って中華まんをつくっています。
じゅわりがこだわることは3つ。1つは手作りの本物の技術を使って中華まんをつくっていること。2つ目は本物の食材を使うこと、じゅわりでは肉まんは豚肉の赤身と脂身を選別し、お店でミンチ加工しています。生地に使われる小麦粉は気候に合わせて分量を細かく調整して作られています。3つ目は本物の味に仕上げること。じゅわりはお客さんがまた食べたいと思うような中華まんにすべく無駄な調味料や添加物を一切使用していないそうです。

出典:www.juwari.net

そんなこだわりのつまったじゅわりで作り上げられる黒ごまあんまん(5個入り 1,000円)は皮の甘さを控えて、黒ごま餡との相性を考えたものとなっています。そして、皮は甘さを控えるだけでなく、抹茶の風味を加えることで、黒ごま餡の甘さ、美味しさが引き立ちます。商品にするまで1か月かかったそうですが、そのせいもあってか、他の店にはない、和の上品な味わいになっています。あたたかいお抹茶や緑茶などとあわせて食べるのもいいかもしれないですね。

この店はオンライン配送もやっているので、またじゅわりの中華まんが食べたくなったけど、わざわざ買いに行くのは面倒という場合でも大丈夫ですよ。

■じゅわり
住所:東京都墨田区業平3-16-6 YMKビル1階
TEL:03-5610-7788
営業時間:11:00~22:00
定休日:水曜日

じゅわり 肉まん

四谷維新號【住吉】

創業明治32年、以来110余年の四谷維新號は伝統あるまさに名店というべき名店ですね。店名の維新號という漢字は難しそうな印象を与えると思いますが、維新は新しきもの、號は中国で雑貨店を意味する漢字です。つまりは新しい雑貨店。長年の伝統を持ちながらも、新しきものを求める姿勢は常にお客さんのニーズに合わせようという心が伺えますね。
このお店で作っている餡饅はあんまんとごままんの2つです。

出典:www.ishingo.jp

あんまん(520円)は北海道産の大納言小豆を使用した自家製餡で、優しく程よい甘みをもっています。大きさは他の肉まんなどと同じ大きさなので食べ応えがあると思います。備長炭で炊き上げているため、漆黒の餡で、餡の香りが強いです。そのため、割ると餡の香りが湯気とともにわき、その瞬間がなんとも言えない幸せ気分になります。
ごままん(300円)は甘みの個性が強くなったものです。そして変わっているのは材料で、オレンジやくるみが入っています。そのため、個性が強い甘みがでているというのもあると思います。大きさは他の中華まんの3分の2くらいの大きさです。食べ応えとしては普通のあんまんの方があると思いますが、普通の餡饅だけでなく、ちょっと変わった味の餡饅も食べてみたいなら迷わずこちらですね。

四谷維新號は肉まん(520円)と餡饅のみならず、たけのこの入ったピリッとした辛味が特徴のラーパオ(520円)や野沢菜や貝柱の入ったサイパオ(520円)などもあり、そちらも店がオススメしているものの1つなので、試してみてくださいね。


■四谷維新號
住所:東京都江東区猿江1-3-2
TEL:03-3635-7481
営業時間:10:00~17:00
     ※テイクアウトのみ
定休日:元旦

四谷維新號【住吉】

上海肉まん【西大島】

おいしい、そしてコスパが良いものをお求めなら上海肉まんです。上海肉まんがある砂町銀座はメディアの取材が入ることの多い名店が集まる場所です。その中でも上海肉まんは中華まんのために並ぶ行列ができてしまうほど、安くて超絶美味しい中華まんが食べられるお店です。1度に10〜20個買っていかれるお客さんもいるそうで、並んでいても次に蒸しあがるのを待たなくてはならないということも多々あるそうで。
そしてこの店は中華まんやしゅうまい、ちまきだけでなく、えびせんやザーサイなどのお惣菜も販売しています。

このお店で食べられるのはゴマ入りあんまん(130円)。中身の餡はこし餡でも粒餡でもなく、限りなくこし餡に近い粒餡です。餡は小豆の風味がしっかりと残っていて、黒ごまの香ばしさも引き立てています。甘さも甘すぎない程よい甘さです。値段が安いのに、とても美味しいのですが、食べ応えとしては他のものに比べ少し劣るかもしれません。そのため、定番商品の肉まん(130円)や海老チリまん(170円)などと一緒に買って一緒に食べることをオススメします。

多いときは1時間並ぶこともあるそうなので、コスパだけを求めるならいいかもしれませんが、長い行列などに並ぶのが苦手な方は様子を見ていくことを勧めます。


■上海肉まん
住所:東京都江東区北砂4-9-8
TEL:03-6458-6762
営業時間:10:30~19:30
定休日:水曜日

PAOPAO【吉祥寺・新宿・武蔵小金井】

デパ地下や駅ナカで気軽に食べられる点心専門店といえばPAOPAOです。PAOPAOの味は本場中国の味と技を残しつつ、神戸南京町で修行をした職人から受け継いだ技で仕上げられています。気軽に食べられるとはいえきちんと手作りされているものです。そして、このPAOPAOは肉屋を本業とする創業50周年を迎えた明治屋産業株式会社が運営するお店です。そのため、肉まんに関してはお肉に非常にこだわっています。
また、この店は安全面ををよりお客さんに理解してもらうべく、目の前でパフォーマンスとして作ること、業務管理指導室衛生検査所にてチェックを受けることという2点を行っています。

PAOPAOで食べることのできるあんまん(168円)は自家製手作りの生地と中華餡を使ったあんまんで、生地の中にぎっしりと餡が入っています。生地も分厚く、少ししっかりしたもちもち感です。そしてその分厚い皮にも負けないこし餡です。大きさも結構大きいので食べ応えがあります。
写真上は著者が新宿駅内で購入してきたあんまんです。小腹が空いた時にぴったりの一品でした。また、店員の接客も心あたたまるものでした。
期間限定で、サツマイモの餡饅などが出ている時もあるので、近くの駅にでも寄った際にちょこちょこチェックしておきたいですね。
店舗によってはいつも列ができているところもあるようです。デパ地下や駅ナカに売っているため、立ち寄りやすく、夕飯の足しにと買っていかれる方が多いようです。


■PAOPAO 吉祥寺店
住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-24 アトレ吉祥寺 1F
TEL:0422-28-0075
営業時間:10:00~21:00
定休日:無休

■PAOPAO 新宿店
住所:東京都新宿区西新宿1-1-4 京王百貨店新宿店 中地下
TEL:03-3342-4015
営業時間:京王百貨店に準ずる
定休日:京王百貨店に準ずる

■PAOPAO 武蔵小金井店
住所:東京都小金井市本町6-14-29 nonowa武蔵小金井 1F
TEL:042-388-6670
営業時間:10:00~21:00
定休日:無休

PAOPAO|デリカ事業|事業展開|明治屋産業株式会社

まんQ【お花茶屋】

だいぶ名前にインパクトがあるこのお店、まんQ。このお店は知る人しか知らないような隠れた名店で、肉まん、あんまん、しゅうまい、おこわを販売しています。そして、面白いのがここの売りの肉まんで、台湾式と大連式を売っています。いつも私たちが食べている肉まんは実は台湾式のものの方が多いです。台湾式は味が濃く、大連式は野菜の甘みを感じる味です。
まんQで食べられる餡饅は黒ごま餡で甘すぎない甘さで、みっちりとつまっており、滑らかです。大きさは結構大きく、生地もほどよい固さで食べ応えがあります。牛乳との相性がいい餡饅なんだとか。

あまりネットで知られていないお店ではありますが、行ったことのある人は皆美味しいという名店ですので、ぜひ行ってみてくださいね。


■まんQ
住所:東京都葛飾区白鳥2-21-22
TEL:03-3690-5437
営業時間:11:30~17:00
定休日:日曜日

もっと美味しく!

いかがでしたか。店により、同じあんまんでも使っている餡の違いによりもっと楽しめますよね。
そして、最後にあんまんをもっと楽しむ方法を紹介しますよ。それは、バター焼きあんまんです。作り方はとても簡単で、バターを熱したフライパンであんまんを焼くだけ。一手間加えることで、表面がかりっとした皮になり、バターの塩っ気も楽しめるあんまんに大変身しますよ。有塩だと塩っぽさがでますが、無塩だとさらに甘さが増してコクを楽しむことができます。
自分にあったおいしさのあんまんを見つけてみてください。

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