浜松の本当に美味しいうなぎ屋おすすめ10選

静岡の浜松に行ったら一度はうなぎを食べておきたいですね。浜名湖でうなぎの養殖が盛んというだけでなく、浜松市は関東風と関西風のうなぎが混在していることから、様々な味を楽しめることが魅力です。今回は静岡生まれで小さい頃から本場のうなぎを食べてきたマニアが教える、おすすめのうなぎ屋10店とおすすめのメニューを紹介します。

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代表的なうなぎの種類

関東風と関西風のうなぎの違い

うなぎの焼き方が関東と関西で違うことをご存知でしょうか。関東と関西では文化や味の好みが違うため一口食べただけですぐわかるほど違いがあります。
関東では武士道が根付いていたため、「切腹」を連想させる腹開きではなく、背開きを採用します。背開きだと身が崩れにくく、腹の油をじっくり焼くことができます。身を開いたら頭を落とし、竹串を刺して、短時間焼き、その後長時間蒸すことでウナギを柔らかくします。
逆に関西では商人文化が根付いていたため、「腹を割って話そう」ということで、腹開きを採用し、頭をつけて金串に刺して長時間焼きます。関東風と違い蒸す工程がなく、焼き時間が長いのが特徴です。

食感ですが、関東風は表面から中身まですべて柔らかいのが特徴です。逆に関西風は表面がパリッとしています。関東風と関西風の境目は愛知県東部の豊橋市といわれるため、浜松では関東風の店が多数派となっています。

蒲焼と白焼きの違い

出典:item.rakuten.co.jp

うなぎの白焼き

ウナギといえばタレにつけた茶色い蒲焼を思い浮かべるのではないでしょうか。蒲焼きも美味しいですが、ウナギ本来の美味しさが味わえる白焼きを忘れてはいけません。白焼きの最大の特徴はタレを使わないことです。そのため、文字通り色が白く、シンプルにわさび醤油をつけて味わいます。

蒲焼きではタレの良しあしが人気を左右します。逆に言えばウナギの味をタレで誤魔化すことができるのです。白焼きはごまかしがきかないため、ウナギの美味しさに自信がないと提供できません。白焼きを提供しているかも、店選びの一つの基準になります。

浜松のうなぎは白焼き、蒲焼だけでなく、茶漬けにしたり、鍋にしたり、刺身にしたりと様々な調理方法があります。

1 あつみ

あつみは浜松駅から10分ほど歩いたところにある老舗の名店です。駅からまあまあ離れているのに行列が絶えません。蒸す工程が入る関東風の焼き方を採用しながらも、表面はパリパリ、中はジューシーで油がよく載っています。タレは甘味が少なく、ご飯ととても合います。白焼きも提供されており、ゆず胡椒との相性が抜群です。創業は明治40年現在5代目の老舗ということもあり接客がとても丁寧で好感が持てます。

上丼

2段丼とも呼ばれるあつみの看板メニューです、蓋をあけると大き目のウナギが2枚、そしてご飯の中に同様のウナギが2枚入っています。タレが白米全体に沁み渡り上質な味を醸し出します。

上丼(二段丼)4550円(肝吸 +50円)

住所 静岡県浜松市中区千歳町70
定休日 毎週水曜日

2 藤田

藤田は浜松駅の南口からすぐのところにあるうなぎの人気店です。明治25年から4代続く老舗で、浜名湖で取れた天然の活ウナギにこだわっています。お通しのウナギの骨せんべいはカリカリとした食感で、ウナギを食べる前に食欲を増進させます。駅ビルの2階ということもあり、とても混雑しますが回転率がよく、そこまで待つことはありません。こちらの白焼きもうなぎ本来の美味しさが感じられおすすめです。
カウンター席もあるので一人でも安心して入れる雰囲気です。

うな重  山

藤田では松竹梅のかわりい「山」「川」「花」という呼び方をします。「うな重 山」は松に相当する同店の看板メニューのうな重です。タレは少し甘めで、白米と良く合います。ごはんが少し固めなところは、食べやすいように計算されているのでしょう。浜松の関東風のうな重なら右に出る店は無いのではないでしょうか。浜松駅に行ったら是非立ち寄ってみましょう。

うな重 山 4104円

住所
静岡県浜松市中区砂山町322-7 ホテルソリッソ浜松 2F
浜松駅南口から徒歩1分セブンイレブン2階
浜松駅から138m
営業時間 11:00~14:0017:00~21:00
定休日 火曜日

3 八百徳(やおとく)

八百徳は浜松駅から北に4分ほど歩いたところにある関東風うなぎの名店です。こちらのうなぎは特に柔らかく、身がほろほろとしているのが最大の魅力です。タレは甘すぎず辛すぎず、とても濃いのが特徴です。ここまでタレを前面に出すところは珍しいですが、濃い味が好きな人にはたまらないでしょう。客席からは厨房が見えますが、非常にきれいで信頼感が増します。浜松駅から4分ほど南に歩いたところにも「駅南店」を出店しています。


お櫃(ひつ)うなぎ茶漬 

うな重もおいしいですが、八百徳で一番のおすすめはお櫃うなぎ茶漬けです。ひつまぶしのように細かく分けられた白焼きのうなぎを茶づけにして食べます。薬味とうなぎとごはんが絶妙に合い、シンプルながらも印象に残る味です。前半は薬味だけで食べ、後半に出汁をかけるのが、おすすめの食べ方です。

お櫃(ひつ)うなぎ茶漬 3294円 税込

053-452-5687
静岡県浜松市中区板屋町655
遠州鉄道鉄道線「第一通り」駅より徒歩3分
JR東海道本線「浜松」駅北口より徒歩4分
第一通り駅から175m
営業時間 11:00~20:15(L.O)
定休日  月曜日、第一火曜

4 うな吉

うな吉は浜松市の北区にある関西風のうなぎの専門店です。ウナギは外はパリッと中はジューシーの正統派の関西風を貫いています。他の関西風のウナギやよりも油の乗り具合が群を抜いています。店内には炭の香りがほのかに漂い、町の定食屋のような穏やかな雰囲気です。電車で行くのは大変なのでドライブの際にはいかがでしょうか。場所の関係であまり待たされることなく入れます。


うな重 松

うな吉に行ったらうな重を食べずには帰れません。関東風のうな重とは一味違った食感が味わえます。うな重の等級の違いはうなぎの大きさで決まるので、安めのものを選んでも十分美味しいものを味わえます。

うな重 松 3800円

050-5868-7845
静岡県浜松市北区三方原町2142-9
お車―東名高速 浜松西ICから車で約10分、浜松ICから車で約30分 国道257号(金指街道)沿い
営業時間
11:00~14:00
17:00~20:00 (19:45ラストオーダー)
定休日 月曜日

5 さくめ

さくめは浜名湖佐久米駅からすぐの場所にある名店です。4月から11月は天然のウナギを提供しており、天然と養殖のうな重から選ぶことができます。カウンター席からはウナギを捌く様子が近くから眺められ、常連には人気の席です。駐車場があまり大きくなく、駅からも近いので浜松市内を電車で回る人には是非とも寄ってほしいお店です。浜名湖のすぐ北にありますが、店内からは見えません。駅の周辺を散歩して雄大な浜名湖を見に行きましょう。

うな重 大

天然のうな重と養殖のうな重があります。タレは甘目で、ウナギは厚めでボリュームがあります。うなぎが苦手な人だと後半に飽きてしまうことはよくありますが、ここのうな重はどんどん箸が進みます。天然のほうがやや高く、しっかり身がしまって噛みごたえがあります。

養殖 3300円
天然 4000円

お問い合わせ 053-526-1758
予約不可
静岡県浜松市北区三ケ日町佐久米724-1
天竜浜名湖鉄道 浜名湖佐久米駅 徒歩1分
浜名湖佐久米駅から45m
営業時間  11:00~14:00 16:30~19:00

6 かんたろう

かんたろうは浜松で40年うなぎを提供し続けてきた名店です。創業当時からあるという、鰻と書かれた緑ののれんがトレードマークです。駅から遠く車でのアクセスが中心なのに平日から行列の絶えない地元民に愛されてた人気店です。外はパリパリ、中はフワフワの関西風の鰻をウリにしており、タレに頼らない白焼きが看板商品です。

白焼き

白焼きはとても香ばしい香りがして、塩と合わせてもよし、わさび醤油をつけてもよし。白焼きは蒲焼以上にご飯との相性がよく、箸が進みます。米はアキタコマチ、肝吸いは電解水の軟水を使うなど細かいところまでこだわりを忘れません。うなぎが高騰している現在では非常にコスパのいい白焼きです。

白焼きハーフ 1180円

053-464-6323
予約可
静岡県浜松市南区飯田町616-2
・JR浜松駅から遠鉄バス(鶴見行)で13分「飯田」下車、徒歩1分
・東名高速道路「浜松IC」から車で約10分

営業時間 11:00~14:00  17:00~20:00
定休日   月曜日、その他不定期休

7 なかや

なかやは浜松市中区にある小さいながらも隠れた名店です。カウンターが9席とテーブルが一つだけのこじんまりとしています。カウンター席ではなんと目の前でウナギを捌く様子が見られます。調理場の奥側には焼き台、その横には蒸し器があり、鰻の調理の全工程を間近で見ることができます。関東風のうなぎはこうやって作るんだ、と新たな発見があるかもしれません。店が小さいこともあり、待ち時間もそこまでありません。

上うな重

箸がスッと入るとても柔らかいふっくらとしたウナギとやや薄目のタレの相性は抜群です。蒲焼の割にはウナギ本来の味が味わえるということで、鰻好きから一定の評価を受けています。鰻独特の魚臭さや苦みがなく、箸が進みます。うなぎも天然のものを使っているようで、大きさが少しまちまちです。


上うな重 3000円

053-437-3268
静岡県浜松市中区小豆餅2-29-33
上島駅から2,275m
営業時間  11:30~14:00 17:00~19:30
定休日  木曜日 及び 第一と第三の水曜日

8 うなぎの村こし

うなぎの村越は創業100年を超える老舗の名店「中川屋」の姉妹店です。伝統の味や製法受け継ぎつつもオリジナル商品の「うなぎしゃきしゃき丼」やうなぎとろろ漬けはあっさりしていて、女性を中心に人気があります。しゃきしゃきの招待は長芋で、うなぎと以外にも合います。これ以外にも様々な丼を提供しているので興味があれば手を出してみましょう。デザートにヨーグルトや杏仁豆腐が出てくる点も非常にユニークです。

うなぎとろろ茶漬け 

村こしにはユニークなメニューが数ありますが一番のおすすめはこのとろろ茶漬けです。その名の通りとろろが添えられています。ひつまぶしと同様に、味を変えながら楽しめるのが魅力です。一杯目はそのままで、2杯目は出汁をかけてお茶漬けにし、3杯目でとろろをかけて召し上がるのがおすすめです。とろろをかけるとふわふわとした不思議な食感が楽しめます。

うなぎとろろ茶漬け 3780円 
053-456-5454
静岡県浜松市中区中央1-10-1
遠州鉄道線 遠州病院駅下車
徒歩6分
遠州病院駅から321m
営業時間 11:00~14:00  17:00~20:00
定休日 水曜日

9 うな炭亭

うな炭亭は浜松駅から南に5分という好立地の場所にある、創業から60年以上浜松市民に愛されてきた老舗の名店です。一年間かけて煮込んだこだわりのタレを継ぎ足し継ぎ足し使っています。備長炭で焼くことでウナギの旨味が凝縮されています。メニューにはひつまぶしもありますが、これほどのウナギを薬味を付けて頂くのはもったいない感じがします。備長炭で焼いたうなぎの美味しさをそのまま味わえる名店です。


うな重 上

外はパリッと中はふんわりとしていて、旨味が凝縮されたウナギを直に味わえます。固めに炊き上げた新潟県産のコシヒカリと甘辛のタレは、うなぎなしでも十分に満足できる味です。甘辛なたれは山椒とも相性がよく、おすすめです。肝吸いの味も普通より少し濃く、キウイフルーツがついてくるなど、鰻以外にもしっかり手をかけていることがわかります。

うな重 上 2800円

050-5868-0801
静岡県浜松市中区砂山町354
浜松駅南口から徒歩5分
営業時間 11:00~14:30(14:00LO) 16:30~20:00(19:30LO)
定休日 木曜日

10 魚魚一(とといち)

魚魚一(とといち)はJR浜松駅から徒歩8分、肴町通りの中にある魚料理専門店です。ここのお店はうなぎ専門ではなく様々な料理を扱っています。浜名湖うなぎ特選コースは、うなぎの刺身をメインとした10品のコース料理で、バラエティ豊かな料理が味わえます。

うなぎの血液にはイクシオトキシンと呼ばれる毒が入っているため、刺身で出されることはあまりありません。専門の料理人が血抜きを行うことで刺身を可能にしています。鰻の刺身は臭みがなく、コリコリとしていて食感はフグに少し似ています。うなぎの刺身だけでなく、うなぎの白焼き、うなぎの卵とじ鍋、うなぎの酢のもの、うなぎの茶漬けもコースに含まれ、あらゆる角度からうなぎを楽しむことができます。客席は30席で隠れ家的レストランに近く、より高級感を味わいたい人におすすめです。

053-458-6343
静岡県浜松市中区肴町318-28 ペッシェビル 3F
JR浜松駅より徒歩8分。
営業時間   17:00~23:00(L.O.22:00)
年中無休

浜松に行ったらうなぎを食べよう

いかがでしょうか。浜松のうなぎといっても調理方法や味は店によって異なるのでそれぞれの店の個性がはっきり出ています。最近は安い店も増えていますが、せっかくの機会なら少し高めの店を選んだほうが後悔は減るはずです。浜松に寄った際は上で挙げたおすすめの店を参考にしつつ、お気に入りの店を探してみましょう。

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