日帰りに最適!思い立ったらすぐに行ける東京都内のおすすめ水族館

その人気ぶりはとどまることを知らない「水族館」、幅広い世代に支持されその理由もさまざま。今回は休日にはもちろん、仕事帰りにふらっと立ち寄ることもできるような都内の水族館をご紹介します!1日いられなくても充分楽しめる場所ばかりですので、ぜひ一度ご覧になって遊びに行ってみてください!

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あなたはどんな「目的」で、水族館へ行きますか?

癒されに行くもよし、気分転換に行くもよし、ペンギンをメインに見るもよし、お魚をメインに見るもよし、アシカやイルカのショーをメインに見るもよし。人によって、日によってその目的は変わるものかもしれません。どんな時も変わらない空間と変わりゆく命がそこにはあります。今回は気軽に行ける都内の水族館ということで、休日や仕事が早く終わった日のご褒美として行けるような水族館をご紹介します。

1. アクアパーク品川(品川駅)

出典:mwwlog.com

会社帰りにも立ち寄れて、休日に行ってももちろん楽しめる。まず初めにこの「アクアパーク品川」を紹介します。品川というオフィス街にありながら、一歩中に入ればそこが大都会の中だとは感じさせないような空間になっています。限られた空間ならではの展示の工夫は大きな魅力の一つです。
こちらに来たらまず見てほしいのが「クラゲ」の展示です。アクアパーク品川のメイン展示の一つで、一風変わった形のいくつもの水槽の中に様々な種類のクラゲが泳いでいます。照明は落とされていて真っ暗な空間に、ライトアップされたクラゲの水槽。非常に幻想的な世界が広がっています。そしてそのクラゲの展示に負けず劣らずおすすめなのが、やはりイルカのショーです。季節ごとにショーの内容が違うのはもちろん、昼と夜のショーの内容も変わるので1日いれば2度おいしい、仕事終わりに来ても洗練された少し大人な雰囲気のイルカのショーを見ることができます。また、イルカのダイナミックなジャンプに合わせて上から落ちてくるスコールに映し出されるプロジェクションマッピングも見どころの一つです。完璧にマッチしたイルカの動きと映像をぜひご覧になってください。

きれいなクラゲの展示は注目です!

様々な形の水槽が点在し、その中にクラゲがゆらゆらと泳いでいます。天井は鏡のようになっているので、ライトアップされた水槽やクラゲが反射して幻想的な空間を演出しています。

楽しみは水族館の周りにも?

アクアパーク品川の周辺には、オフィス街だけでなく商業ビルやおしゃれなバーなどが数多く存在します。お腹がすいてきたりおいしいお酒が飲みたいと思ったら、再入場できるメリットを利用して一回周辺を散策してみるのもおすすめです。
また、アクアパーク品川と同じ建物内にはボウリングセンターが併設されていて、水族館のチケットを受付で提示すると割引が適用され、お得にボウリングを楽しむことができます。さらに、映画館も併設されているので水族館の合間や満喫した後に映画を楽しむのもいいですね。映画も水族館のチケットがあれば少しお得になるサービスがあるので、ぜひ活用してみてください。

詳細情報

営業時間
・9月1日~12月31日 10:00~22:00(最終入場は21:00)
※定休日なし。ただし、急遽営業時間が変更になる場合もあるので最新の情報を確認すること。
入場料金
おとな(高校生以上):2200円 小中学生:1200円 幼児(4歳以上):700円
※当日中であれば何度でも再入場可能
アクセス
最寄駅:「品川駅」(JR線・京急線・新幹線)より徒歩5分
住所:〒108-8611 東京都港区高輪4-10-30(品川プリンスホテル内)

2. しながわ水族館(大森海岸駅)

出典:park.tachikawaonline.jp

アクアパーク品川以外にも、品川にはもう一つ水族館があることを皆さんご存知でしょうか?それが今回紹介する「しながわ水族館」です。アクアパーク品川が近代的な展示をしているのに対し、しながわ水族館はいきものたちのありのままの姿を大切にし展示を工夫している水族館と言えるでしょう。海面フロアと海底フロアの2つに大きく分かれていて、1階の海面フロアではアクアパーク品川に負けず劣らずのイルカのショーを見ることができます。東京湾に住む魚たちの展示から、寒い海に生息するアザラシやオタリアなどの展示まで、たくさんの種類のいきものたちが「しながわ水族館」で待っています。夜遅くまでは空いていないので仕事帰りに立ち寄ることはできないかもしれませんが、ありのままに生きる動物たちをぜひ一度見に行ってみてください。

迫力満点の「シロワニ」を間近で見られる!

出典:www.web-aquarium.net

シロワニ、「ワニ」とは名ばかりで、このいかにも獰猛そうなサメのこと。しながわ水族館ではこの大きな大きなシロワニを間近で見ることができます。鋭い歯を持つサメが悠々と泳いでいる姿は迫力満点です。

まさに「陸・海・空」?

しながわ水族館の周辺には「大井ふ頭中央海浜公園なぎさの森」という大きな公園があります。京浜運河に面していて釣りを楽しむことができるほか、森や干潟もあるので多くの野鳥が飛来する地でもあります。観察小屋や観察壁もあるので、珍しい野鳥を見ることができるかもしれません。そしてもう一つ、周辺で紹介したいのが「大井競馬場」です。しながわ水族館のすぐそばに位置し、東京シティ競馬という夜に行われる競馬の開催地でもあります。平日夜にもレースがあるので、水族館帰りに迫力満点の競馬を見に行くのも少し大人な楽しみ方ですね。
また、羽田空港が比較的近くにあるので飛行機の離着陸を見ることができるかも。まさに陸も海も空も楽しむことができる魅力たっぷりのスポットです。

詳細情報

営業時間
・10:00~17:00(最終入館16:30)
※毎週火曜定休。ただし10月10日、11月14日、12月26日は開館。
入館料金
大人(高校生以上):1350円 小中学生:600円 幼児(4歳以上):300円 65歳以上:1200円
アクセス
最寄り駅:「大森海岸駅」(京浜急行)より徒歩8分
そのほかJR京浜東北線「大森駅」北口改札より徒歩15分、同線「大井町駅」中央改札より無料送迎バス運行中
住所:東京都品川区勝島3-2-1

アクセス|ご案内|しながわ水族館

各種交通機関での来館方法や、無料送迎バスの運行時間など掲載。ご活用ください。

3. 葛西臨海水族園(葛西臨海公園駅)

出典:www.city.edogawa.tokyo.jp

つづいては臨海部エリアの「葛西臨海水族園」のご紹介です。葛西臨海公園の海沿いに浮かぶ大きなガラスドームが目印の水族園は、都会にある水族館とは違って敷地が広いので、解放感抜群の水族館と言えるでしょう。仕事帰りに、というよりもむしろ休日に1日かけてリフレッシュされに行くのがおすすめです。こちらでは国内最大級のペンギンの展示はもちろん、マグロの群泳や約600種ものいきものたちを見ることができるので、癒しの時間になること間違いなしです。もし水族園だけでは物足りない!という人は公園内の大観覧車にも乗ってみてください。頂上から見る景色はまさに絶景で、特に夜になると高速道路の明かりや遠くにはスカイツリーなども見えて、日ごろの悩みなどはどこかに行ってしまうような感覚になります。水族園も公園も楽しめる臨海エリア。そこに行けば誰もが満足できる時間を過ごすことができるでしょう。

貴重なマグロの群泳をぜひご覧あれ!

出典:upload.wikimedia.org

ここまで大規模なマグロの群泳が見ることができるのは、非常に貴重な体験と言えるでしょう。たくさんのマグロが止まることなく泳ぎ続けている姿は圧巻です。

都内とは思えない解放感を、

出典:cp.jorudan.co.jp

やはり海に面しているということもあり、解放感はほかの都内の水族館とは桁違いです。また、水族館をすべて見終えてしまっても広い公園内は散策するだけでリフレッシュになりますし、前述もしましたがあの大観覧車は一度乗る価値のあるものだと感じます。時間帯が重なれば、川を挟んでお隣の夢の国から打ちあがる花火を見ることもできるかも?観覧車は通常は10:00 ~ 20:00、土日祝日やGW、夏・冬休み間は10:00 ~ 21:00まで運転しています。水族園にきたらぜひ大観覧車にも乗ってみては?

詳細情報

営業時間
・9:30~17:00(最終入園16:00)
※毎週水曜定休。ただし水曜日が国民の休日や振り替え休日、都民の日の場合は翌日が休園。年末年始(12月29日~翌年1月1日)休園。
無料公開日あり。みどりの日(5月4日)/都民の日(10月1日)/開園記念日(10月10日)
入園料
高校生以上:700円 中学生:250円 65歳以上:350円
※小学生以下、都内在住・在学の中学生は入園無料。中学生は生徒手帳持参のこと。
アクセス
最寄り:「葛西臨海公園駅」(JR京葉線各駅停車)より徒歩5分
住所:〒134-8587 江戸川区臨海町6-2-3

葛西臨海水族園ホームページ 交通アクセス|東京ズーネット

4. すみだ水族館(とうきょうスカイツリー駅)

出典:pbs.twimg.com

東京の観光スポットとしてすっかり定着した「東京スカイツリー」、このスカイツリーのおひざ元のスカイツリータウン内にあるのが「すみだ水族館」です。スカイツリーの開業とともに作られ、以来日本人のみならず外国人観光客の中でも非常に人気のスポットです。こちらのメイン展示はズバリ「ペンギン」。室内で飼育・展示されるペンギンの数や施設の規模は国内最大級。水族館手前の売店では水族館内にいるペンギンの名前や見分け方が書かれたガイドブックまで販売しています。ペンギンの習性などについても詳しく解説していて、予習をしてから行くとペンギンの何気ない行動の意味を知ることができるので楽しさが倍増します。また、館内で注文できるフードドリンクも充実していて、アルコール類も飲むことができるので仕事で疲れた体と心に癒しと少しのアルコールはいかがでしょうか?

水族館の人気者、ペンギン

何やら3羽で話し合っていますが、ペンギンは基本的にパートナーが決まっていてそのパートナーと一生添い遂げる習性があるようです。夜になると自分たちの寝床に戻り2羽で寝る姿も見ることができますよ。

少し大人な水族館の楽しみ方!

出典:www.sumida-aquarium.com

画像の光る飲み物、決して怪しい代物ではないのでご安心ください。これは青く光るLEDのキューブが入った「ブルーナイトカクテル」というお酒です。柑橘系のリキュールで、飲みやすい味に仕上がっています。すみだ水族館ではペンギンの水槽の近くに「ペンギンカフェ」という売店があり、そこで飲み物や食べ物を購入してペンギンを目の前に飲食することができます。自由気ままに泳ぐペンギンたちを見ながら食べる軽食やお酒はまた格別なものでしょう。ぜひご賞味ください。

詳細情報

営業時間
・9:00~21:00(最終入場は閉館の1時間前)
※定休日なし。また、営業時間は季節によって変わるので最新情報はHPなどで要確認。
入館料金
大人:2050円 高校生:1500円 小中学生:1000円 幼児(3歳以上):600円
アクセス
最寄り:「とうきょうスカイツリー駅」(東武スカイツリーライン)、「押上駅」(東武スカイツリーライン・東京メトロ半蔵門線・京成押上線・都営地下鉄浅草線)より徒歩すぐ
住所:〒131-0045 東京都墨田区押上一丁目1番2号 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F

5. サンシャイン水族館(東池袋・池袋駅)

出典:www.sunshinecity.co.jp

最後にご紹介するのが「サンシャイン水族館」です。サンシャイン60というランドマークの屋上にあり、「天空のオアシス」というコンセプトのもと様々ないきものたちが展示されています。
まず触れておきたいのが、2017年7月12日にリニューアルされたペンギンの展示です。全面ガラス張りの大きな水槽の後ろにはたくさんの高層ビルが立ち並び、ビルの間をペンギンたちが自由に飛び回っているように見せる展示方法はまさに画期的なものです。高いところにある水族館ならではの展示方法をぜひご覧ください。ほかにもアシカの展示やカワウソのグリーティングなど、狭い敷地ではありますが、パフォーマンスや展示方法を工夫することで私たちに「癒し」の空間を提供してくれます。ぜひ癒しの時間を体感してみてください。

いきものたちと触れ合える!ご飯タイムものぞき見できる!

出典:www.sunshinecity.co.jp

こんなにかわいいカワウソや、水族館には珍しいペリカン、ペンギン、お魚たち、アシカ、そして淡水魚として最大級のアロワナなどの食事風景まで見ることができます。一部の動物とは触れ合うこともでき、都会にいながら貴重な体験をすることができます。

水族館のあとには、

出典:tabizine.jp

水族館のあとにぜひおすすめしたいのが隣に併設されている「プラネタリウム」です。サンシャイン水族館のチケットとセットで入場券を購入すると少しお得にプラネタリウム鑑賞ができます。季節ごとや有名アーティストとコラボレーションしたバラエティに富んだプログラムが多く上映されています。都内で水族館とプラネタリウムを両方楽しめるのはすみだ水族館とサンシャイン水族館だけですので、こちらに来たらぜひ水族館とセットでプラネタリウムも楽しんでみてはいかがでしょうか?

プラネタリウム“満天”in 池袋サンシャインシティ | コニカミノルタ - プラネタリウム

プラネタリウム“満天”は光と音の演出により臨場感あふれる星空とCG映像をご覧いただけます。アロマ演出のヒーリングプログラムでは癒しのひとときをお楽しみください。東京池袋サンシャインでのデートスポットに最適です。

詳細情報

営業時間(最終入場は終了1時間前)
・9月1日~9月27日 10:00~21:00
・9月28日~10月31日 10:00~20:00
・11月1日~翌年3月31日 10:00~18:00
入場料金
高校生以上:2200円 小中学生:1200円 幼児(4歳以上):700円
アクセス
最寄り:「東池袋駅」(東京メトロ有楽町線)より徒歩3分
そのほか「池袋駅」(JR線・東京メトロ・西武線・東武線)より徒歩8分
住所:東京都豊島区東池袋3-1-1

癒しと安らぎのひと時をぜひ体感してください!

以上、都内の水族館のご紹介でした。仕事でなんだか疲れたときも、休日どこかにリフレッシュしに行きたいときも、どんな時でも楽しめて誰と行っても癒される。それが水族館の最大の魅力ではないでしょうか。水族館はそれぞれに持っているコンセプトや展示の工夫が違うので、どこに行ってもまったく同じ空間というのはまず存在しません。その場所で見ることのできる景色を目に焼き付けて、新しい発見に胸を躍らせて、忙しい毎日のどこかに忘れてきた童心を水族館で取り戻してみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター

MARINA.I

都内在住、スポーツと音楽と食べることが大好きな体育大学3年生。体育大生とはいえ本人はインドアも好んでいたり。休日は外でバリバリサッカーを教えていたり、友達とカフェ巡りやらショッピングをしたり、おでかけしたり、家にひきこもったり。大学で学んだ知識などを活かしてフィットネス系の記事を主に書いています。でんぱ組.incと水族館が大好きです。どうぞよろしくお願いします。

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旅行と食べること、ファッションが好き。インドア派でアウトドア派のフリーライターです。生まれは四国、大学で東京へ行き就職で大阪へ。転々とする放浪癖を生かして様々な地域の記事を書いています。

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