フランス生まれ。オシャレで丈夫なデュラレックスのガラスタンブラー
レストランやカフェでよく目にする「デュラレックス」のガラスタンブラー。今回は、丈夫で使いやすく見た目も素敵で長く愛用できる、フランス生まれのガラス製品ブランド、デュラレックスの魅力をご紹介しましょう。
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デュラレックス(Duralex)とは
デュラレックスは、1939年に初めて強化ガラスのゴブレットを製造し、1945年にブランドとして確立しました。70年もの間本国フランスや世界で愛されてきたデュラレックスは、ジャンヌ・ダルクでお馴染みのオルレアンに本拠を構え、メイドイン・フランスのガラス製品を製造しています。
「デュラレックス(Duralex)」という屋号の由来は、ラテン語の「Dura Lex, Sed Lex(厳しい法であるが、それでも法である)」に由来しています。同ブランドの製品の堅牢さを表している名前ですね。
デュラレックスのガラス製品は、すべてフランスで丁寧に作られています。デザイン性もさることながら、その丈夫さや使いやすさに定評があります。
全面強化ガラスなので、普通のガラスの2、3倍ほどの強度があり、多少の衝撃なら十分耐えてくれます。さらに温度の変化に強く130度まで大丈夫なので、電子レンジやフリーザー、食洗機もOKです。このように、デイリーユーズにぴったりのアイテムなのです。
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ピカルディ(Picardie)
フランス製グラスの傑作と称される「ピカルディー」。その特徴的なフォルムはシネアスト達にも愛され、数々のヌーヴェル・ヴァーグの作品をはじめ、2012年に公開されたジェームズ・ボンドの新作映画『スカイ・フォール』にも、この「ピカルディー」のグラスが登場しています。また、2012年にはグッドデザイン賞を受賞しました。柔らかな曲線とシャープな直線の組み合わせは、シンプルながらとってもクールで味があります。底から口にかけてだんだん広くなるフォルムは飲み物が飲みやすく、しかも洗いやすいので、日本をはじめ世界中の家庭や飲食店で使われています。
こちらの写真の、海のように美しいブルーの「マリン」や、深みのある琥珀のようなブラウンの「アンバー」をはじめ、レッド・イエロー・グリーン・パープルなどカラーバリエーションも豊富です。
プリズム(Prisme)
光が当たるとプリズムが生まれる、アートのように非常に美しいアイテムです。こっくり深みのあるウイスキーやブランデーを飲むときにもおすすめ。日向の窓辺やベランダなどで使えば、陽光が当たってとても綺麗です。
ジゴン(Gigogne)
1946年に発売されたジゴンのタンブラーは、パリの工芸美術館のレストランで採用されたり、ニューヨーク近代美術館(MOMA)のミュージアムショップで販売されるなど、そのデザイン性が買われアート界を中心に大変高評価を得ています。くるっと入ったラインが、さりげないアクセントになっている一品です。
ユニバーサル(Universal)
柔らかなカーブが優しげな印象の「ユニバーサル」は、デュラレックスの人気アイテムの一つ。口の部分が広がっているから、使いやすさもばっちりです。アルコールにもソフトドリンクにも使える万能デザインです。一見とてもシンプルなデザインですが、使ってみると見栄えのする不思議なタンブラー。
プロヴァンス
少し「ピカルディ」と似ていますが、こちらはグラスカットがちょっと特徴的です。カット部分が、南フランスのプロヴァンスに咲くひまわりの花びらのような可愛らしい形をしています。ちょっと珍しいグラスなので、人と被らないオリジナリティにこだわりたい方にもおすすめです。
毎日使いたい「デュラレックス」のアイテム
いかがでしたか。「デュラレックス」のアイテムは、時間やシチュエーションを問わず活躍してくれます。丈夫だから、丁寧に使えば何十年も使えますよ。ぜひあなたも、お気に入りのデザインのアイテムを手に入れてみてくださいね。
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この記事のライター
フランス在住です。読書・アート・料理・食べ歩きが趣味。現地の情報や、自分の気になったものをお伝えします。