世界のエグゼクティブはなぜ歯並びを綺麗にするのか
昔、「芸能人は歯が命」というCMがありましたね。しかし、歯が命なのは芸能人だけではありません。ビジネスシーンでも歯が綺麗な方が相手に好印象を与えられる上に、世界で活躍するエクゼクティブにとって綺麗な歯はエチケットになっています。
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アメリカを始めとした西洋文化圏では歯を綺麗にしておくこと、歯並びを綺麗にすることに国民全体が高い意識を持っています。そして、それはビジネスシーンでも同じように重要視されています。
歯並びを重要視するようになった文化的背景
健康面や衛生面を考慮して歯列矯正や定期検診を大切にしているのはもちろんですが、西洋文化圏で歯に対する意識が高くなった理由として、他にも2つ、コミュニケーション面での文化的背景が影響しています。
笑顔
これは特にアメリカで言えることですが、多人種国家であるアメリカでは、人と出会った時や、コミュニケーションを始める時に笑顔であることで自分は敵意がないことをアピールします。意識的にではなく、自然に皆が行っていることですが、ビジネスシーンでも握手とともに笑顔で挨拶するのが礼儀になっています。
このように歯を相手に見せる機会が多いため、歯を綺麗にしておくことが重要視されるのです。
キス
西洋文化圏では挨拶の際にほほにキスをします。またカップル間でもオープンにキスをして愛情を表現します。そのため、歯の綺麗さや口臭にはかなりセンシティブで、コンビニや売店には多くの口臭ケア商品が売られていますし、薬局でも口内ケア商品の数は日本より豊富です。
そういう文化であるため、相手の口に対する意識が高いので、こちらも同様に注意しておくべきでしょう。
世界のエグゼクティブにとって歯並びの良さはエチケット
アメリカでは歯並びが悪い人はなかなか見かけません。乳歯が生え変わった後の子供の歯並び悪いと、矯正をさせていない親は親としての責任を果たしていないと見られてしまうので、大半の親が矯正させます。歯並びが悪い人は貧困層の人に多く、育ちが悪い、学がないように見られてしまうのです。
そんな文化の国ですから、その国のエグゼクティブ達は当然綺麗な歯をしています。
安心感、清潔感、信頼感など様々なものが歯が綺麗だと得られるというより、歯が綺麗でないと失われてしまうということです。
アップル設立者のスティーブ・ジョブズ、ペイパル創業者であり投資家のピーター・ティール、そしてアメリカ大統領のバラック・オバマなどを見ても、やはり当然のように綺麗な歯をしています。
グローバルなビジネスシーンで歯並びを如何に重要視しているか、ご理解いただけたでしょうか。
目立たなくなった歯科矯正
今から歯科矯正となると、鉄製のワイヤーをゴテゴテに歯につけて、ある程度の歳月をすごさないといけないのかと思い、二の足を踏んでしまうこともあるでしょう。
しかし、今は全く目立たないような歯科矯正もあります。
歯列矯正には、大きく分けて「ワイヤー矯正」、「裏側矯正」、「マウスピース矯正」の3つの治療法があります。「裏側矯正」、「マウスピース矯正」であれば、矯正していることがほとんど人に気づかれません。
ただ、どれが適正かは、あなたの症状によっても変わりますので、まずは医師に相談してみてください。
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