ランニングシューズとしても優秀?今話題のサッカニー・ペレグリン6を徹底レビュー
今話題のスニーカーブランド「サッカニー」のランニングシューズ、「ペレグリン6」をご紹介します。
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次世代のカジュアルスニーカーとして話題の”ペレグリン”はランニングシューズも熱い!
スニーカーといえばニューバランスやナイキ、コンバースなどが代名詞。カジュアルなファッションをする上でははずせないアイテムですね。スニーカーは消耗品なのでつねに買い換えられる存在。次に買うスニーカーを悩んでいませんか?ファッションようはともかく、とくにランニングシューズは機能性が重要。トレーニングの効果に大きな影響を与えるため、しっかりと考えて購入しなければなりません。これからそのあなたが選べるランニングシューズの候補になる「サッカニー・ペレグリン6」を紹介します。
サッカニー・ペレグリン6とは?
アメリカのランニングシューズメーカー「サッカニー」のランニングシューズ。正確に分類したらトレイルシューズです。ペレグリンはシリーズ名のこと、世界中で人気があります。柔らかくて曲がりやすいミッドソールと前に傾いたインソールが特徴。角度のついたソールは走る動作を適切にサポートします。アウトソール(靴底)はアウトドアでこまらずに走れるように、グリップが効くソリッドゴムを使ってあります。全体のイメージを伝えたので、まずはアウトソールから詳しく見ていきましょう。
アウトソールをレビュー
まず注目したいのはソールが柔らかいために地面になでるように走れること。サッカニー特性のPWRTRACというラバーを使っているためです。素材的に滑りにくくグリップが効くためさまざまな(濡れた路面や状態の悪いすべりやすい土などで)安全に走れます。ソールの出っ張りは全部で86個。これらの出っ張りたちは全て柔らかく動くように繋げてあるのでどんな形の地面でもなでるように走れます。
海外のレビューによると雪の上でもあまり滑らずに活動できることもあるなんて声も。グリップ力は強力ですね、トレイルでも通常のランニングでも活躍することでしょう。
ただソールがでかいので走っている最中にくるぶしにあたることがあるようです。完璧過ぎなくてこれは逆にいいデメリットだと筆者は思います。これはくるぶしにサポーターなどをつけるようにして対処するといいです。
高性能なグリップですがそのぶん、耐久性は低く60kmくらいはしるとソールが剥れます。ここはVOKKA読者の懐の見せ所。替えのシューズをノースフェイスのバックパックにつめて走りましょう。それで万事解決です。
ミッドソールのつくり
かかとにはサッカニー・キンバラ7と同じTPU foam EVERUNという素材が使われています。そして配置や組み込み方がほとんどおなじです。十分なクッション性をもたらしてくれるでしょう。残りのミッドソールはSSL EVAというしっかりと足を支えてくれる素材を使っています。
また前と後ろのミッドソールより外側のソールはEBO rock plateを使っておりサッカニー・ペレグリンの大きな特徴である”傾き”を前作の”5”から4mm増やしさらに履き心地をよくしました。
フィット感は?
フィット感は良好です。履いたことのある、ほかのサッカニーのシューズを参考にするとうまくいきます。ジャストサイズでも少し余裕があり、靴がボロボロになってゆるむまえから中足や足先を動かすことができるつくりです。窮屈な感じはなく、固定する場所でしっかり固定される(Topo Athleticの靴のように)ので履き心地はかなり高いレベルにあると言えます。
全体的にみて
前作のペレグリン6から明らかに進化が感じられるつくりです。新品定価価格120$(国内では少々値段が上がります)を出す価値は十分にあります。ランニングシューズに迷ったらこれで問題ありません。海外のレビュアーを見ると何足かまとめ買いしている人もいるのでいいランニングシューズといえます。
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この記事のライター
神奈川県在住のフリーライターです。中学生にころにファッションに熱中したものの、親のPC好きの影響を受けIT系に就職。もともとレザークラフトや3D系のアートが趣味でそれらの創造性に比例して書くことも得意でした。それが、在職中に副業で始めたライター業を本業に変えた理由です。ファッションは元々好きでトレンドに敏感だったので得意なジャンルにしています。ITは専門分野がネットワークだったので書く機会に恵まれないといったところです。技術に関してはL2スイッチやL3スイッチの設定や構築ができます。