【ロードバイク25選】人気メーカーの特徴とブランドイメージを徹底比較
ロードバイクを購入するときに悩むのがメーカー選び。本記事ではブランドイメージや性能、価格、人気など様々な基準で徹底比較しています。初心者〜上級者誰にとってもピッタリなアイテムがみつかります。安価なメーカーから憧れのブランドまで、しっかりチェックしてみてください。
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アイキャッチ画像出典:www.roadbk.com
ロードバイクメーカーのおすすめを徹底比較!25ブランドまとめてみた。
通勤通学や趣味のサイクリングなど、多様なシーンで活躍するロードバイク。滅多に乗らないという人でも安価なアイテムを持つ人が増えており、非常にポピュラーな存在になっています。
ロードバイクを購入するにあたって最大の関門といえばメーカー選びです。性能や価格、あとはブランドイメージなどなど、様々な基準がありますが、数が多すぎていったい何を選べばいいのかわかりませんよね。
本記事では人気のロードバイクメーカーの特徴やブランドイメージを徹底比較してみました。絶対にお気に入りのアイテムが見つかるので、最後までしっかり読み込んでみてください。
Bianchi(ビアンキ)
VIA NIRONE 7 PRO(¥12,3000)
Bianchiは、世界最古の自転車メーカーです。ブランドイメージを象徴する独特の青緑色「チェレステカラー」は、イタリア語で「青空」を意味しています。Bianchiのデザイナーは、毎年微妙にこの色合いを変えているそうで、新しいモデルが出るたびに注目を集めています。
「イタリア製のブランド」というイメージそのままに、ロードバイクメーカーの中でもとにかくオシャレ。価格帯は10万円前後が中心。機能性だけではなく、デザインにもこだわるユーザーに人気です。敷居が高そうに感じるかもしれませんが、最近ではエントリーモデルも充実しています。初心者が購入する1台目のロードバイクにもおすすめです。
TREK(トレック)
1 SERIES 1.2(¥118,000)
1976年にアメリカ・ウィスコンシン州南部で創立された「TREK(トレック)」。世界最大の自転車の祭典、「ツール・ド・フランス」などで多くの実績を残す最大手ブランドです。大きなフォントで「TREK」と書かれた凛々しいロゴが印象的。
価格帯は10万前後が中心。他のメーカーに比べると安く、初めて購入したロードバイクがTREKという方も多いようです。ロードバイク、クロスバイクなどあらゆるジャンルのバイクを生産しており、その屈指の技術は一般の方だけでなくプロからも高い評価を得ています。1 シリーズ アルミニウムロードバイクは、ハイエンドモデルと同等のディテールが採用されており、軽量かつ鋭い加速を持ち合わせているにもかかわらず非常にリーズナブル。初心者の最初の一台にもおすすめです。
PINARELLO(ピナレロ)
RAZHA K Carbon 24HMUD(¥298,000)
2014年に「DOGMA F8」がロンドン・デザインアワード金賞を受賞するなど、数あるメーカの中でも群を抜くデザイン性を誇るイタリアの「PINARELLO(ピナレロ)」。ツール・ド・フランスで個人総合優勝を3回果たしているクリス・フルーム選手が使用しており、デザインだけでなく実力・実績も伴っています。
ユーザビリティに優れた設計が特徴で、価格帯はやや高め。ほとんどの車種が20万円以上。ある程度経験を積んだ中級者以上の方におすすめしたい本格派ブランドです。黒や赤を基調にした男らしいデザインの車種が多く、持っているだけでも羨望のまなざしで見られます。
Canyon(キャニオン)
ENDURACE WMN AL 5.0(¥99,000)
1996年に創業の「Canyon(キャニオン)」。性能に対するコストを極限まで下げるために量販店では販売をしないのだそう。オンライン直販のみでの購入のため、ある程度の経験と知識を持っていないと、自分に適したものを購入することは難しいでしょう。完全に中級者以上が対象です。
特筆すべきはもちろんそのコストパフォーマンス抜群の価格。金額だけ見ると安い車種でも10万円弱ですが、使われている素材のグレードは、他のメーカーならばもっと値段の張ることでしょう。
SCOTT(スコット)
SPEEDSTER CX 20 DISC(¥155,000)
スキー用品メーカーとしても有名な「SCOTT(スコット)」。1986年にグレッグ.レモン選手の劇的な総合優勝に貢献した、エアロハンドルバーで一躍有名になりました。業界でも屈指の軽さを誇るカーボンフレームが、強くしなやかな走りを実現します。
レース向けの本格車種もあれば、初心者向けのものもあり、金額も多種多様。ただし価格帯は高めで、安いものでも10万円ほど、最上級モデルだとなんと150万円以上。いずれの車種も耐久性に優れているため、長い距離を走りたい方におすすめです。
GIANT(ジャイアント)
TCR SLR 2(¥165,000)
1972年に創業した、世界最大級の自転車メーカー「GIANT(ジャイアント)」。1980年代の欧米進出以降、非常に高い技術力に裏付けされたコストパフォーマンスの高さで、飛ぶ鳥を落とす勢いでグローバルブランドへと成長しました。初心者の方でも名前を知っている方は多いのではないでしょうか。
生産台数は世界一で、用途に応じた多種多様なラインナップが特徴的。販売店も多く購入のしやすさやメンテナンスでも安心できるのもポイントです。性能・価格・ブランド力、あらゆる点で優位性を誇る、まさに自転車メーカーにおける”巨大帝国”のようなメーカーです。
MERIDA(メリダ)
RIDE 80(¥83,900)
台湾のメーカー「MERIDA(メリダ)」。世界のレースの第一線で活躍する新庄幸也選手が乗っていることから、レースを見ている方にはお馴染みのメーカーです。日本で本格的に流通しだしたのは最近で、まだ知名度はそこまで広くありません。同じく台湾のメーカーであるGIANTと同様、価格帯はかなり安くコストパフォーマンスに優れた製品が多いのが特徴です。
ヨーロッパを中心に販売し、実は生産台数はGIANTに次いで世界第2位のMERIDA。日本法人がないため、日本の自転車メーカーMIYATAの販売店で取り扱っています。
MIYATA(ミヤタ)
Freedom Sports(¥54,800)
国産車で唯一、ツール・ド・フランスを制したことのある実績を持つ「MIYATA 」。1890年創業と自転車メーカーの中でもかなり古い歴史を持つ老舗。振動吸収性に富んでおり、その反動を活かした推進力は海外の有名ブランドにも勝るとも劣りません。
各ラインナップの中でも、フリーダムロードは5万円前後と非常に低単価。16段変速を実装し、街中でも長距離でも対応できるスペックを有しています。ロードバイクに限らず低価格の車種が多いので、老若男女に愛される国産ブランドです。
Specialized(スペシャライズド)
Allez DSW SL Sprint Comp(¥150,000)
アメリカに本社を置く自転車メーカー。メーカー名「Specialized(特別な)」は、創業当時、高性能パーツを意味していた言葉です。近年では世界中で行われている各レースで優秀な成績を残しており、実績・知名度は抜群。世界初の量産型MTB(マウンテンバイク)を開発したことでも有名。
価格帯は10万後半~20万中盤が多く、やや高めと言えます。ある程度ロードバイクに乗り慣れ、高性能の自転車の良さがわかってからの購入がおすすめです。また、Specializedは女性向けの自転車の生産にも力を入れており、2015年にはイギリスのリジー・アーミステッド選手が同社「S-ワークス アミラ SL4」を使い優勝しています。
CHINELLI(チネリ)
SUPERCORSA(¥298,000)
世界中で活躍した一流ライダー、チーノ・チネリ氏が1948に創業した、イタリアの老舗ブランド「CHINELLI(チネリ)」。”不朽の名車”とも呼ばれる代表作「スーパーコルサ」は、自転車業界に少しでも馴染みのある方であればだれもが知っていることでしょう。自転車業界の歴史を知る、レトロな趣味・嗜好がある方から一定の支持があるブランドです。
価格帯は10万円半ば~といった感じで、初心者から富裕層まで人気があります。デザインは奇抜なものも多く、機能性だけでなくデザインも重視したいオシャレな方におススメです。
CORRATEC(コラテック)
DOLOMITI SL(¥208,000)
1982年に南ドイツで創業された「CORRATEC(コラテック)」。世界的名ビルダーのマウロ・サニーノを招いて開発したカーボンフレームを中心に、オリジナリティあふれるデザインの自転車を生産しています。敏捷性に富んだ軽快なハンドリング性能とパワーロスなく走れるように設計されたフレームが特徴的で、有名レースでの実績がその技術力の高さを裏付けています。
価格帯は20万円~となっており、また各車ともカラーバリエーションに富んでいます。街乗りにもロングライドにも適した万能な自転車が多いので、幅広い年代の方におススメできるブランドです。
Cervelo(サーヴェロ)
S2 105 5800(¥460,000)
フランス語の“cervello(頭脳)”と、イタリア語の“vélo(自転車)”を組み合わせたブランド名の「Cervelo(サーヴェロ)」。流体力学に基づいて設計されているカーボンフレームで、様々なレースで実績を残しています。
空気抵抗に関する研究に力を入れており、風洞実験室を利用するなど速さと快適さを求めた製品づくりを行っています。価格は40万円代~のものが中心で、2台目以降の購入の際に検討したいところ。
GIOS(ジオス)
VINTAGE(¥136,000)
ビアンキの「チェレステカラー」のように、「ジオスブルー」というブランドカラーを持つ「GIOS(ジオス)」。戦後の1948年にイタリア・トリノで生まれたメーカーです。ランナップの特徴はエントリーロードバイクとクロスバイクを主体としています。
コンポーネントにシマノ製のパーツを多用することで、耐久性に優れた製品を生み出しています。またハイエンドのカーボンフレームは他社よりも価格設定が低く、デザイン性も良いので若者に人気のブランドです。
BMC(ビーエムシー)
teammachine ALR01 Tiagra(¥194,000)
ロードバイク界において飛躍的な発展を遂げている注目株。2000年代に突如現れ、著名な大会で好成績を残しました。社名のBMCは“バイシクル・マニュファクチュアリング・カンパニー”の略です。スイスならでは質実剛健な作りが特徴的です。
価格は10万代前後のものもあり、初心者でも手が出しやすい金額。デザインが個性的で、かつ日本で乗っている人は多くないので、他の方と違う自転車に乗りたい方におススメ。
COLNAGO(コルナゴ)
AC-R105(¥310,000)
ロードバイクファンであれば知らない人はいないであろう、「COLNAGO(コルナゴ)」。コルナギスタと呼ばれる熱狂的なファンを抱えることでも有名です。今ではロードバイクの製造において当然のように使われるカーボンを初めて使った様に、現代のロードバイク業界を牽引してきました。
その技術は今更説明するまでもなく、各レースでの実績が証明しています。その世界トップクラスの技術には、非常に高い値段も納得。上級者向けのブランドです。
DE ROSA(デローザ)
Milanino Journey(¥143,000)
ハートマークのロゴがひときわ目を引く「DE ROSA(デローザ)」。ロゴだけでなくフレームもかわいらしいフェミニンなものが多いので、女性の認知度が高いブランドです。特に目立つのはフレームの美しさで、そのなめらかな美しさは注目の的になること間違いなし。
もちろん機能性も優れており、特に衝撃吸収性能に関しては他のトップブランドにも引けを取りません。初心者の方はその性能を十分に生かすことが難しく、上級者向けのブランドと言えるでしょう。
FELT (フェルト)
VR60(¥98,000)
ドイツの有名ブランド「FELT (フェルト)」。プロレーサーから一般の方まで、幅広い年代・層に向けて多種多様な製品を提供しいています。日本での販売にはそこまで注力していないので認知度は高くありませんが、世界のトップレーサーを支える実績のあるメーカーです。
ロードバイク初心者の方は、今までの自転車の時に比べ、姿勢や使う筋肉が変わってくるので体感や首を中心に疲れやすいと言われています。しかし、FELTの自転車は低下価格モデルでも衝撃吸収性に優れており、疲れを軽減してくれる設計がなされています。価格帯は10万円を切る車種も多く、初めてのロードバイク購入に適したブランドのひとつ。
BRIDGESTONE(ブリヂストン)
HELMZ SSSD SR1(¥158,000)
日本が誇る最大手タイヤメーカー、「BRIDGESTONE(ブリヂストン)」。日本人であればその名を知らない方はほぼいないでしょう。1949年に自転車部門が独立したことを契機に、現在はブリヂストンサイクル株式会社が自転車の製造・販売を行っています。日本人並びに東洋人の体に合った自転車を作らせたら、右に出るメーカーはいません。
一般の方向けのCYLVA(シルヴァ)、CHERO(クロエ)、HELMS(ヘルムズ)、レースモデルのAnchor(アンカー)というブランドを持っています。前者の3ブランドは高くても¥158,000(税抜)、Anchorは50万円台という価格帯。Anchorは、385mmという極小フレームを用意しており、背の低い女性にも快適な走行を提供できる製品を用意しているのがうれしいポイントです。
FUJI BIKES(フジバイクス)
FEATHER(¥72,000)
富士山のようなロゴが特徴的な、米・Advanced Sportsが持つブランド「FUJI BIKES(フジバイクス)」。非常に歴史のある沿革を持っているメーカーで、1899年創業、1906年にイギリスから自転車の輸入販売を開始、1928年から商標を富士に変更し自転車の製造を手掛けるようになりました。
FUJI BIKESの各車種は、レースや長距離の走行ではなく、どちらかというと街乗り向きのものが多いです。快適な乗り心地やシンプルゆえの頑丈さが魅力。10万円未満の金額の車種もあり、「とりあえずロードバイクが欲しい」と思ったらFUJI BIKESの製品も選択肢として考慮することをおすすめします。
FOCUS (フォーカス)
CULEBRO SL 2.0(¥179,000)
1992年創業の「FOCUS (フォーカス)」。豊富な開発力と独自のノウハウで魅力的な製品を生み出しています。ドイツの強豪チーム「カチューシャ」に製品を提供している実績もあり、新興ブランドではありますが、近年ではその名が知られ始めています。
シャープなトップチューブが印象的で、オシャレにかっこよく乗りこなしたい方にはもってこいのブランド。価格帯は高めで、安い製品で約15万円、レースを考えた本格的なモデルだと3,40万円します。
AVEDIO(エヴァディオ)
FEATHER(¥328,000)
海外メーカーの車種が多く流通するロードバイク業界において、使い勝手の良い実用的な製品を提供している国内ブランド「AVEDIO(エヴァディオ)」。イタリア語に由来するAVEDIOというブランド名は、「神の祈り」という意味で、レースにおける歓喜や感動、勝利へのこだわりが込められています。
剛性、衝撃吸収性などの性能においてバランスを重視した製品づくりをしています。今流行りのカーボンだけでなくアルミのフレームを使った車種もあり、パワーロスを防ぐことに長けた製品が多いのが特徴。価格帯は高めで、スキルが身についた実力者の方におすすめしたいブランドです。
BH BIKES(ビーエイチバイクス)
SPHENE CLARIS(¥92,000)
1909年創業、幅広いラインナップを揃えるスペインの総合バイクメーカー「BH BIKES(ビーエイチバイクス)」。プランド名の由来は創立者ベスタギ兄弟の名前にあり、創業時は火器のメーカーでした。年間20万台の販売実績を誇るプランドで、主にヨーロッパのマーケットを中心に販売しています。現在はアメリカでも認知度が広まってきています。
特徴は高い剛性と乗り心地の快適さ。その技術は一般の方のみでなくプロからも一定の評価を得ています。価格帯は10万円台後半のものが多く、若い方にもおすすめのブランドです。
BOMA (ボーマ)
出典:www.boma.jp
CofyⅡ CT-CO2(¥230,000)
2006年、カーボン繊維商社を前身とするASK TRADINGが自転車事業部を設立、オリジナルブランドとして誕生した「BOMA(ボーマ)」。以来、台湾、中国の生産ラインを生かし、カーボンフレームを中心とした高品質な製品を作り出す新興ブランドです。企画から配送までを一貫して管理する独自のシステムにより、製品の安定供給とコストダウンを実現しています。
製品の特長は踏み出しの軽さ。パワーロスが少なく、脚の力を無駄なく伝えることにより快適な走りを体験することができます。価格帯は20万円台が中心となっており、2台目を購入する際に検討したいところです。
CIPOLLINI (チッポーニ)
BOND(¥399,000)
「マリオ・チポッリーニ」、ロードバイクファンであればその名を知らない方はいないでしょう。プロで通算189勝、ツール・ド・フランスで12勝を記録したイタリアの名手・チッポーニがプロデュースするバイクブランドです。
チッポーニのこだわりは「駆動力」。少ない出力で最大限の推進力を得られるよう設計されたそのフレームは、多くの方が感動を覚えることでしょう。金額は40万円~となっており、レース出場など本格的に取り組みたい方に向けた製品群となっています。
KUOTA(クオータ)
KRYON(¥279,900)
「KUOTA(クオータ)」も2001年設立の新興ブランド。しかし、現在では本国イタリアのみならず世界的なトップブランドとしてその名を知らしめています。カーボン素材の自由度を活かしたエレガントなデザインが特徴的。
価格帯は20万円台~と中級者向け。また、XXSサイズあり、身長が低い方に適したサイズがあるのも嬉しいポイントです。
コンポーネントメーカーもチェックしてみよう
出典:viatravia.eu
ロードバイクにおけるコンポーネントとは、自転車を構成する複数の部品をひとまとまりで扱うための呼称のことです。セットで設計・製造されるパーツ群を指しています。かつて、部品は単体で設計・製造されておりました。しかし、部品に求められる性能がより高まったことでメーカは関連する部品をセットで設計・製造するようになりました。これがコンポーネントの始まりです。現在では主要部品はコンポーネントという形で提供されることが一般的になっています。
高性能なコンポーネントを装備したロードバイクは、それだけ価値があるということです。どのブランドのパーツを使って作られているのかというのもロードバイク選びの基準にしてみてください。
SHIMANO(シマノ)
世界でトップシェアを持つのが日本の「SHIMANO(シマノ)」です。コンポーネントという言葉は同社が最初に用いたことで一般呼称として広まった背景があります。部品の互換性や補修部品の入手のしやすさといった実用性が特徴で、高品質、低価格な製品は初心者から上級者まで幅広いニーズに応えています。
CAMPAGNOLO(カンパニョーロ)
「SHIMANO(シマノ)」とシェアを二分しているのが「CAMPAGNOLO(カンパニョーロ)」です。「クイックリリース」を発明した会社として知られています。高級コンポーネントが多く、初心者には敷居が高い印象。イタリア製というイメージを象徴する製品が多く、仕上げの美しさやカーボンやチタンの多用といった趣味性の高さが魅力です。
MAVIC(マヴィック)
トップシェアを誇る2社に割って入ろうと本格参入してるのが「MAVIC(マヴィック)」です。1934年に早くもアルミ製の軽量チューブラーリムを開発し、極秘裏にツール・ド・フランスに投入しています。この例に代表されるように、同社が業界にもたらしてきた革命は数え切れません。
SRAM(スラム)
「SRAM(スラム)」はアメリカ製メーカー。主にマウンテンバイク用のコンポーネントを扱っていましたが、最近はロードバイク向けの製品も展開するようになりました。まだまだシェアは低いですが、本腰を入れて参入を始めているので今後シェアが拡大していく可能性が非常に高いです。「GIANT(ジャイアント)」の完成車に用いられています。
Suntour(サンツアー)
出典:www.qbei.jp
「Suntour(サンツアー)」は、90年代の初めまで「SHIMANO(シマノ)」と並ぶ一大ブランドでしたが、現在はマイナーなブランドになってきています。しかし、同社の製品は真面目かつ独創的なものが多く、ものづくりの姿勢の根強いファンが多いのも特徴です。性能面でもシマノに勝るとも劣らない面を持っており、知る人ぞ知るブランドとして地位を築いています。
ロードバイクで行きたいおすすめのサイクリングロード
ロードバイクを手に入れたら、サイクリングに出かけたくなるはずです。街乗りも気持ちいいですが、大自然の中を駆け抜ける爽快さは他には変えられません。都内でも人気のサイクリングスポットを厳選してピックアップしてみたので、ぜひ参考にしてみてください。
若洲海浜公園(東京都江東区)
東京におけるサイクリングコースの代表格と言える「若洲海浜公園」。東京都江東区に位置する大きな敷地内に、サイクリングロードが設けられています。若洲海浜公園がサイクリングコースとして有名な理由は、多くの有名施設・名所を見渡すことのできるその見晴らしの良さ。
東京ディズニーリゾートをはじめ、東京湾、葛西臨海公園、そして天気が良ければ富士山や房総半島をも一望できるその景色は、休憩を忘れて走り続けたくなってしまうほど。1周あたりの距離は6kmほどで、初心者の方にもおすすめのコースです。また、海釣り施設やゴルフリンクス、ヨット訓練所などレジャー施設が豊富なため、サイクリングがてら遊べるのも嬉しいポイントです。
代々木公園(東京都渋谷区)
東京でピクニックと言えば真っ先に名前が挙がるであろう、有名スポットの代々木公園。人気アプリ、「Pokemon Go」がリリースされた際には溢れんばかりの人が集まりました。
そんな代々木公園にもサイクリングコースが設けられており、全長2Kmと初心者でも苦になりにくいコース設定です。逆にある程度なれると物足りなく感じるかもしれません。渋谷というアクセスの良さから、ちょこっと散歩に行く気分で代々木公園に寄るのも、悪くないかもしれません。
江戸川自転車道(東京都江戸川区)
サイクリングをするにあたり、河原も外せないスポットの一つでしょう。東京で、しいては日本で一番有名な川、江戸川。こちらもサイクリングにはうってつけの場所です。
河口から利根川までの分岐点まで約60kmの道のりは、自転車に慣れてきた人にとって走りごたえ抜群。果てることなく続く雄大な川を横に漕ぐ自転車は、他では味わえない爽快感を与えてくれます。
多摩湖自転車道(東京都西東京市)
全長20km以上にわたり西東京市から東大和市までを繋ぐ多摩湖自転車道。東京都の人口増加に伴う水源確保のために1927年に作られた多摩湖から、都市部へ水を引くために整備された道路で、地元だけでなく遠方からもサイクリングしに来る方もたくさんいらっしゃるのだとか。10Km以上続く直線の道路は圧巻です。
自転車道沿いにはカフェやコンビニ、お食事処があるため、楽しみながらサイクリングをすることができます。同じ道を周回するわけではないので、景色の移り変わりを楽しみつつ、ちょっとした旅行気分に浸れる名スポットの一つです。
皇居(東京都千代田区)
有名ランスポットの一つでもある皇居。周囲は5kmほどで、ランニングだけでなくサイクリングにもちょうど良い距離です。皇居周辺の特徴は、オフィス街と自然が交互に入れ替わるその景色。桜田門や半蔵門、皇居外苑や千鳥ヶ淵公園と移り変わる情景は飽きを感じさせることはまずないでしょう。
また、ランニングスポットの名所でもあり、周辺にはシャワーを完備した施設も多いのはうれしいポイントです。
お気に入りのロードバイクを見つけてみよう
エントリーモデルから中級モデルはそこまで価格差がないのが実際のところ。安いから…という理由で選んでしまうと、他のメーカーに目移りしてしまうこともあります。ロードバイクを買うときは、デザインも含め、自分がほれ込んだものをチョイスするのが鉄則です。
何度も購入するものではありませんので、妥協はしないように。使用頻度なども鑑みながらじっくり選んでみてください。
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この記事のライター
食べること、旅に出ることが唯一の趣味。なかなかのジョブホッパー。最近は記事を書かせてもらったりしながらウェブデザインを勉強中。