本当に効果あり?聴くだけで作業効率がアップする音楽をご紹介
今回は、聴くだけで作業効率が上がる音楽についてご紹介します。作業に集中したいとき、作業の質を高めたいときに聴くと効果を発揮してくれます。ビジネス面でスキルアップするチャンスかも。
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音楽を聴くだけで作業効率が上がるのは本当か?
胎教や催眠療法などに音楽が使われること、多いですよね。きっとあなたも、大好きなアーティストの音楽を聴けば気分が上がるでしょう。そう、音楽には精神面に変化をもたらす力があるのです。しかし、これには根拠が存在するのでしょうか?今回は、音楽を聴くだけで作業効率を上げる方法やメカニズムについてクローズアップしていきたいと思います。
音楽を聴くだけで作業効率が上がるメカニズム
実は、どのケースにおいても音楽を聴くだけで作業効率がアップするわけではありません。たとえば、あなたが会議でプレゼンする内容を頭にインプットしたいとき、そこに音楽が流れていたら当然気が散ってインプットできないでしょう。このように、頭を使って何かをインプットしたい作業や、初めて取り掛かる作業に関しては、音楽を聴くのは逆効果なのです。
しかし、音楽を聴くだけで作業効率がアップするのも本当です。それは、すでに取り掛かったことのある作業を繰り返し行う場合。習慣化された作業は、体そのものが覚えているものです。そして、できるだけテンポの速い音楽を聴けば、手元も自然とリズミカルに動き作業効率がアップします。
作業中はクラシックを聴くと作業効率がアップする
作業中はどの音楽も聴けばOK、というわけではありません。例えば、好きな音楽を聴きながら作業してしまうと、つい口ずさんでしまい作業に集中できなくなってしまいます。この場合、クラシックを聴くと作業効率がアップするでしょう。クラシックは歌詞がないため、口ずさむこともありません。またリラックス効果があるので、作業の持続力を高めてくれます。
休憩中はモーツァルトを聴くとリラックス効果あり
作業効率を上げる音楽といえばクラシックですが、なかでもモーツァルトの楽曲は休憩中に聞くと良いとされています。なぜなら、モーツァルトの楽曲を聴くことで人間の持つ生体リズムや機能が共鳴するので、リラックス状態でいられるからなんです。
実はこのリラックス状態、というのがポイント。例えば休憩中にノリノリのJ-POPを聞いてしまうと、交感神経が活発になり神経を興奮させるドーパミンがどんどん分泌されます。神経が興奮状態を起こしたままだと、集中力が下がってしまい作業再開後の作業効率が悪くなってしまうため逆効果。作業効率を上げるには、休憩中に神経をリラックス状態にさせることが鍵となります。
作業前に好きな音楽を聴くと作業効率がアップすることも
好きな音楽やノリノリなJ-POPは作業効率を下げてしまう、とお伝えしましたが、これもタイミング次第で作業効率をアップさせることができるのです。それは、作業前。作業前に好きな音楽を聞いておくことで、モチベーションが高まるため、その後の作業効率がアップします。
作業効率を上げたいなら30分に1回休憩すべし
これは音楽と関係ない話になってしまいますが、そもそも人間の集中力は30分くらいしかもちません。やる気を起こして長時間作業しても、脳が疲れてしまい結果的に作業効率が悪くなってしまいます。30〜40分に1回は休憩を挟みましょう。この休憩時間に、モーツァルトを聴くとベストですね。
音楽の力で作業効率をあげてビジネスに生かそう
いかがでしたか?音楽を聴くだけで作業効率がアップするのは事実です。しかし、作業のペースやその内容については個々で異なるため、全てに対して当てはまっているとも限りません。すでに慣れている作業を行う際は、ぜひ取り入れてみてください。作業効率がアップすれば、きっとビジネスにも役立ちますし、自身のスキルアップにも繋がるでしょう。
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この記事のライター
大手広告代理店で不動産関係の営業マンをしてました。ファッションとカープとインテリアとビジネスが好き。