マンネリ打破!通はBARで「ラム酒」を頼んでいる?!
BARでお酒をオーダーするとき、ウイスキーやジン、ウォッカなどとだんだんマンネリい化してきていませんか?実は、通が好むのは「ラム酒」。美味しい飲み方とお勧めのカクテルをご紹介します。
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通な人が好む「ラム」酒
出典:raimane.com
BARでカクテルをリクエストするとき、皆さんはどんなものを選んでいますか?
一般的によく聞くのは、ジンやウォッカを使った定番のカクテル。
ジントニックやウォッカソーダなど、すっきりとした味わいのものが多いですよね。
そんな中、通な人が好んで選ぶお酒が「ラム酒」。
一見香り高く甘そうなラム酒は、実はウイスキーと同じアルコール度数の上級者向けなのです。
そもそもラム酒とは、サトウキビを原料としたお酒。
原産はキューバや西インド諸島などの南米が多く、甘い独特な香りが特徴的です。
ウイスキーと同じく蒸留酒であるラム酒は、糖質も少なくヘルシーなのでダイエット中でもOK。
アルコール度数は最大で70度近くある、上級者向けのお酒なんです。
ラム酒の種類
ラム酒大きく分けて3つの種類があります。
①「ライトラム」=熟成期間が1~2年。色も香りも軽くて柔らかいホワイトラム。
②「ミディアムラム」=ライトラムより熟成期間が長く、香り高く色も艶やかなゴールドラム。
③「ヘビーラム」=長期間熟成し、香りも色も濃厚なダークラム。
ライトラムは、カクテルでよく使われるラム酒。風味も軽やかなので初心者の方でも美味しくいただけるはずです。比べてヘビーラムはストレートで飲むのがおすすめ。ラム本来の味と香りをしっかりと堪能したい方におすすめです。
ラム酒の楽しみ方①オンザロック
ウイスキーと同程度の度数があるラム酒は、ビールのようにゴクゴクと飲むのでなくオンザロックでちびちびと飲むのが通の飲み方。
チェイサー片手に、舐めるようにいただくのが上級の楽しみ方です。
ゆっくり飲むので、度数の割には酔いすぎず体への負担がないのも魅力の一つ。
甘い香りなので、ウイスキーが苦手という方でも飲みやすいのではないでしょうか。
ラムの楽しみ方②ソーダ割り
オンザロックでは濃すぎるという方は、ソーダで割って飲むのもおすすめ。
ラム自体がしっかりとした香りと風味なので、ソーダはトニックなどでなくスタンダードな炭酸水がおすすめ。
また、お酒があまり得意でない方はコーラで割ってキューバリブレにしてもgood。
爽やかな味に変わるので、ラム初心者の方でもとっても飲みやすくなります。
ラムの楽しみ方③モヒート
夏に大人気のモヒート。
ミントを使った爽やかなこのカクテルは、実はラムベースだったとご存知でしょうか?
ラムの香り高い風味にミントの爽やかな酸味が絶妙の相性!
モヒートが好きという方は、きっとラム酒が好きなはずです。
ラムにも様々な種類があるので、まずはモヒートで使うラムの種類を変えてもらうのも楽しいですね。
ラム酒の楽しみ方④ピニャコラーダ
リゾートなのでラム酒を飲むなら、断然「ピニャ・コラーダ」がおすすめ!
ピニャコラーダは、ラム酒に砕いた氷をとパイナップルジュース、さらにココナッツミルク加えたフローズンカクテルです。
甘い中にもラム独特の香りがして南国気分を思い切り堪能できます。
女性にも人気のこのカクテル。甘いのでつい飲み過ぎてしまいますが、リキュールはラムなので意外と度数も強いもの。
飲み過ぎにはくれぐれも気をつけてくださいね。
ラム酒で新たな楽しみを!
いかがでしたか?
マンネリしがちなカクテルオーダーを、さらに上級にする「ラム酒」についてご紹介しました。
一見甘くて女性向けかと思われがちですが、ロックやストレートで飲むのがスタンダードなお酒。
炭酸割りやモヒートなどは、男性にも人気のカクテルです。
はやりのウイスキーや定番のジンやウォッカも美味しいですが、たまにはラム酒をオーダーして新たな楽しみを増やしてみてはいかがでしょうか?
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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この記事のライター
フードアナリスト/体質改善アドバイザー/料理研究家。「食」は人生のエンターテイメントです。どんなテーマパークに訪れるより素敵なレストランと出逢う瞬間に心躍る私が、「本当に美味しい」「本当に使える」お気に入りグルメをご紹介します。