水だけじゃない?!「ウイスキー」の粋なチェイサーの頼み方
BARでウイスキーをオーダーした時、チェイサーについて尋ねられたことはありませんか?チェイサーって水のことでしょ?と思っている方、実はウイスキーには、水以外にも相性の良いチェイサーがあるのです!
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「チェイサーは何にしますか?」
出典:raimane.com
バーでウイスキーを頼んだ時、「チェイサーは何にしますか?」と尋ねられたことはありませんか?
チェイサーって水だけじゃないの?と思われた方も多くいらっしゃると思います。
一般的には「水」を指すチェイサーですが、実はウイスキーはその銘柄や味によって他のチェイサーを頼んでも良いのです。
チェイサーの粋な頼み方と、ウイスキーを美味しくいただけるオススメチェイサーを3つご紹介します!
「チェイサー」とは
そもそも、チェイサーとは何を意味しているのでしょうか?
チェイサーとは、英語で「追う」という意味を持つ単語。
度数の高いアルコールの後を”追って”飲む水というのが、広く使われているチェイサーの意味です。
なので、一般的なバーで「チェイサーはどうしますか?」と聞かれたら、「お水は必要ですか?」という意味だと捉えてOK。
特にウイスキーはアルコール度数が高く、ストレートで飲んでいると段々舌が麻痺してきます。
その味覚を水でその都度戻したり、内蔵負担を軽くするためにも必ずチェイサーを頼むようにしてください。
チェイサーの通な頼み方
チェイサーは、味覚が麻痺した舌を正常に戻すためのもの。
ここで、氷入りの冷たい水をチェイサーにすると余計に味覚が鈍感になってしまいます。
なので、「氷は入れますか?」と聞かれたら常温の水をオーダーするのが通の頼み方。
こちらから常温を指定するのも、粋なチェイサーの頼み方ですね。
また、ウイスキーによってチェイサーの温度を分けるのもgood。
一般的に、濃厚で香りの強いキリッとしたウイスキーには冷えた水、まったりとした飲み口で甘みがあるウイスキーには常温が合うと言われています。
是非参考にしてくださいね。
オススメチェイサー①炭酸水
一般的なチェイサーとは水のことをさしますが、ウイスキーはその他のチェイサーでも相性が良いものが幾つかあります。
例えば、炭酸水やソーダ。
口の中をよりさっぱりさせたいという方は、これらにレモンを絞ったチェイサーをオーダーすると良いでしょう。
ハイボールではウイスキーの風味が軽減してしまいますが、チェイサーとして炭酸水を飲めばその心配もありませんね。
オススメチェイサー②ビール
驚くことに、アルコールにアルコールを合わせてチェイサーとして頼むことも可能です。
ウイスキーのチェイサーとして代表的なお酒は「ビール」。
ウイスキーの芳醇な香りとビールの爽やかな苦味が相性抜群なのだそうです。
このチェイサーの頼み方は、ちゃんとカクテルとしても名前が付いているもの。
「ボイラーメーカー」と呼ばれるそうなので、チェイサーにビールを頼むときにはこの呼び名でオーダーするのもかっこいいですね。
オススメチェイサー③牛乳
甘いウイスキーには、実は牛乳がよく合います。
ウイスキーのつまみに、よくチーズが提供されることがありますね。
これからも分かる通り、ウイスキーと乳製品の相性は抜群。
まろやかに口の中がリセットされるので、あまりウイスキーが得意でない方や女性のチェイサーとして牛乳をオーダーしてあげるのも素敵ではないでしょうか。
通なチェイサーで大人のBARを楽しんで
出典:ifla2007.com
いかがでしたか?
BARでチェイサーについて尋ねられた時、知っておくと便利な頼み方についてご紹介しました。
チェイサーと一括りに言っても、常温から冷えた水、炭酸水やぬるま湯などその種類は様々。
特に、ビールを組み合わせるなんて驚かれた方もいるのではないでしょうか。
合わせるウイスキーに合わせてチェイサーを変えるのも、通なオーダーの仕方ですね。
今度BARでチェイサーについて尋ねられた時には、是非そのウイスキーにあったチェイサーをオーダーして通な雰囲気を醸し出してくださいね。
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この記事のライター
フードアナリスト/体質改善アドバイザー/料理研究家。「食」は人生のエンターテイメントです。どんなテーマパークに訪れるより素敵なレストランと出逢う瞬間に心躍る私が、「本当に美味しい」「本当に使える」お気に入りグルメをご紹介します。