モッツァレッラよりも高級なチーズ「ブッラータ」の魅力

イタリアンチーズの代表選手とも言えるのがモッツァレッラ。他のチーズと一線を画すのはその新鮮さにあります。モッツァレッラの魅力とそれよりさらに新鮮さを求められるブッラータの魅力について紹介します。

mariko77kato政府公認フィレンツェ観光ガイド 加藤まり子
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モッツァレッラよりも柔らかいブッラータ

出典:pixabay.com

モッツァレッラといえば数あるイタリアのチーズの中でも柔らかく新鮮でおつまみにぴったりのチーズです。真っ白なモッツァレッラをスライスして、同じくスライスした真っ赤なトマトと、新鮮なバジルを乗せればオシャレで美味しいおつまみができます。味の自己主張も少なく日本人の口にも合うモッツァレッラ。それよりもさらに柔らかいブッラータというチーズがあるのをご存知でしょうか?新鮮さが命のブッラータ。その魅力について紹介していきます。

モッツァレッラって?

ブッラータの前にまずはモッツァレッラを紹介します。見た目も弾力も少し豆腐に似ているモッツァレッラ。この特有の滑らかさと柔らかさは乳を凝縮したカード (curd) と呼ばれるものに熱湯を注いで練り上げ、引きちぎって作られます。

その中でも水牛で作られたものはブッファラと呼ばれて特別な扱いを受けます。ナポリピッツァには欠かせないチーズ。熱を加えるととろーっと溶けるのが特徴です。食にこだわるイタリアの中でも特産品が揃う南イタリアのものが最も美味しいとされています。

切ると溶け出してくるブッラータ

この柔らかさ、そして温めた時にとろけ出すのを同時に味わえるとしたらどうでしょう?それができるのがブッラータです。ブッラータとは「バターを入れた」という意味。モッツァレッラの皮の中に生クリームを入れて紐で止めて作ります。

一見モッツァレッラと思う白いチーズを切ると中からとろーっとクリームが出てきます。少し湯煎で温めるのが通の食べ方。だいたい35〜37度、人肌の温度が美味しい温度とされています。有名なのは長靴のヒールにあたる部分のプーリア産のものです。

湯葉のような柔らかさ ストラッチャテッラ

出典:pixabay.com

そしてもう一つ新鮮さが命なのがこちらのストラッチャテッラ。ブッラータがモッツァレッラの中からクリームが出てくるのに対し、こちらはクリームからすくい上げた湯葉のようにトロッとしたチーズです。口の中でとろける感覚を味わうことができます。

この新鮮さを味わう一番の方法は軽く塩と上質のオリーブオイルでの味付け。それにシンプルなサラダがあれば十分なご馳走になります。ポイントは新鮮さ。とろり感を味わうにはできるだけ早く食べるのがオススメです。

どこで食べられる?モッツァレッラ専門店Obica

そんな新鮮さが命のブッラータやストラッチャテッラ。出来立てを現地で食べるのが一番いいのですが、日本でも同じ新鮮さで提供しているお店があります。Obicaはイタリア発、モッツァレッラを美味しく食べて欲しいという思いから生まれたお店です。現在はイタリアだけでなく、ロンドンやニューヨーク、そして日本では東京、横浜、大阪に出店しています。

ここの最大の魅力は週3回空輸されてくるという水牛ミルク100%のモッツァレッラ。そしてブッラータやストラッチャテッラといったこだわりのチーズ達です。もっとも美味しいとされる18度で提供されるのも専門店ならではのこだわり。イタリアにいる感覚で新鮮なチーズを味わえます。

Obica

Obica Mozzarella Bar(オービカ モッツァレラバー) という店名は、イタリア語Ecco Qua(さあ、どうぞ)のナポリ地方の方言であるObica(オービカ)に由来し、お客様をいつでも「さあ、どうぞ」とお迎え入れる当店のスピリットがこめられています。...

家で味わう贅沢

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お店で食べるのももちろん贅沢ですが、家でまったりと食べるのも悪くありません。ブッラータとストラッチャテッラ、冷凍されたものを空輸で直送してくれるサービスがあります。柔らかく繊細なので、袋に入って届けられるチーズ。解凍を待って軽く湯煎すれば準備完了。

滑らかな表面にナイフを入れると中から生クリームがトロッと出てきます。人と集まる時など一瞬にしてその場が華やぐこと間違い無しです。香りのいいオリーブオイルとバゲットを用意しておけば簡単なパーティーが開けます。

作りたては本場イタリアで

イタリアンが人気な日本ではほぼどんな食材でも手に入るようになりました。ただやっぱり鮮度を問うものは本場が一番。日本でこだわりの食材を出しているお店や通販で試して気に入ったらぜひイタリアに飛んで本場の味を味わってください。その中でも南イタリアは本場中の本場。足を伸ばしてイタリアの食の旅に出てみてはいかがでしょうか?

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この記事のライター

政府公認フィレンツェ観光ガイド 加藤まり子

イタリア政府公認観光ガイド。本場イタリアからグルメ、ワイン、そしてイタリア男のカッコイイ生き様をお届けします。大手外資系企業で勤務中のある日「トスカーナの風に吹かれたい!」と思いつき、キャリアを捨ててイタリアに移住。フィレンツェ公認観光ガイドとして、大好きなルネサンス発祥の地フィレンツェで、現代にも通じる芸術、歴史、ライフスタイルを紹介しています。Twitterでほぼ毎日イタリアの「生」の情報を提供中。

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斉藤情報事務

信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。

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東京出身。興味があるのは建築&インテリア。

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