最高速度676km/h「ダッジトマホーク」音速超えてます
世界最速のバイクをしっていますか?KAWASAKI ZZR1100やSUZUKI 隼が最速だったのはもう過去の話です。現在最速のバイクは「ダッジトマホーク」。限定10台で販売された音速超えたスーパーバイク、排気量は8300ccのモンスターを紹介します。
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これはバイクなのか、ダッジトマホークとは?
ダッジの歴史とこのバイクの主な特徴
アメリカの自動車ブランドの「ダッジ」が開発したバイクです。ダッジは1925年に創業した歴史あるアメリカの大手自動車メーカーで、日本ではいわゆるアメ車好きな日本人に人気があります。
そういった経緯を持つダッジが2003年のデトロイトオートショーでコンセプトバイクとして展示したのが「ダッジトマホーク」です。ダッジバイパーという同社のスポーツカーに搭載してある8300cc、V型10気筒のアルミ製エンジンを備え、タイヤは2本のように見えて実は4本装備しているいろいろと規格外のモンスター。
バイクはスタンドがないと立てません。しかしタイヤが太いトマホークは自立可能です。最高速度は理論上約680km/h、このスピードは新幹線よりもリニアよりも速いスピードになります。こういわれても、もはや現実がありませんね。
ちなみにスーパーカーで一番はやいのは「ヘネシー・ヴェノムGT」で447km/hなので車より速く走ります。
最高速度680km/hは計算上で、実際に出たスピードは480km/hのようです。どちらにしろスーパーカーを超えてますし、新幹線よりは速いです。
気になるお値段はなんと6,000万円
出典:pixabay.com
約6,000万円で限定発売
当時、ダッジがもてる全ての技術を注いで作ったので性能がモンスター級なら価格もモンスター級です。スーパーカーよりバイクが好き好きでたまらないという方はこのバイクをおすすめします。
6,000万円以上というバイクとしては高額な価格のため、メーカー側は売れないと思いコンセプトに留める予定でした。しかしモーターショーで展示すると問い合わせが殺到し、最終的には限定10台で販売されます。
2003年の発売なので、世界にいったい何台のトマホークが現存しているのか、そもそも日本に存在するのかは分かりません。欲しい方は世界的に探していきましょう。
スペックの詳細
出典:pixabay.com
エンジンや出力など
・エンジン
型式:8.3 L (506.5 cu in) 20-valve 90° V-10
出力:500馬力(370kW)@5600rpm
トルク: 525 lb·ft (712 N·m)
V10エンジンなので、回転数はあまり高くないようです。250ccの一般的なバイクでトルクは22N(ニュートン)なのでバイク30台分のトルクがあります。恐ろしい力です。
トランスミッションは2速マニュアル。一般的ではない形式を取っています。車重は680kgで、中型免許の教習者の3台分です。
「ダッジトマホーク」の走行動画など
ついでにダッジバイパーも登場!
この動画では3:00あたりからエンジン音が聞けます。まるで怪物のおたけびのようです。実際に走っている様子も確認できます。このバイクの分類、分かりますか?トマホークはドラッグマシンです。
アメリカは広い国土を活かして長いストレート(直線路)をとにかく早くとばす「ドラッグレース」が一般的なモータースポーツ。
アメリカ人にレースと聞くとまず思い浮かぶのが、このドラッグレースです。
このバイクが気になったら「ボスホス」も見てください
Bosshossのバイクです。念のためにいうとコラ画像ではありませんよ。
排気量8,000ccなどのバイクを普通に市販しています
ボスホスは5,700cc以上の排気量をもつ大型バイクを販売しているメーカーです。6,000ccくらいのモンスターバイクを600万円くらいで売っています。流石にトマホークを探すのは大変ですし、メンテナンスしていけるのかもわかりません。トマホークのようなモンスタークラスのバイクが欲しい方はボスホスをおすすめします。
カスタムされた1台。おそらくワンオフなので、スーパーカーが1台買える費用がかかっているはず。
バイクの常識を超えたスーパースペック、ダッジトマホーク
今回はダッジトマホークを紹介しました。スペックから値段までバイクの常識を超えてすさまじいバイクでしたね。ミッションも2速まで、車重は680kgいろいろと珍しい特徴があります。
このバイクが2003年に作られたということは驚きです。現在の技術でこういうバイクを作ったらいったいどうなるのでしょうか?
バイクメーカーに期待したいところです。
この記事では、日常的にバイクを運転するメンズにおすすめのボディバッグを5つピックアップしてご紹介いたします。軽くて収納力抜群な使えるバッグばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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この記事のライター
トレーニング暦6年。専門分野:フィットネス・インテリアVOKKAでは主にフィットネスの記事を書いています。ウエイトトレーニングも好きですが、最近は自重に強い関心がありサーキットトレーニング、軍隊系のプログラム、囚人トレーニングに奮闘中。記事を書く上のリサーチでは情報ソースの95%海外を使っており、国内の既存の記事にはないことを書いています。ソースといってもステーキソースではありません(海外だけに)私の記事を読んでも味的にはおいしくないので注意。しかし知識としてはおいしいはずです。私の記事のお味はいかが?