ワインと相性抜群!知っておきたいフランスのおすすめチーズ5選
フランスは「一つの村に一つのチーズがある」と言われるほどのチーズ大国です。チーズの名前に村名や町名をつけているものもたくさんあります。日本でも人気のカマンベールチーズも村の名前からきています。フランス人の食卓に欠かすことができないチーズ。今回はフランス人に人気のチーズを5つご紹介します。
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奥深きチーズの世界
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皆さんは普段チーズを食べていますか?チーズをメインで食べるというよりはピザにトッピングされたチーズやチーズケーキといった料理の一部として食べることの方が多いかもしれません。年間チーズ消費量が日本の10倍とされるフランスではチーズそのものを味わうことが多いのです。日本でよく見かけるプロセスチーズや発酵させたナチュラルチーズ。原料や製法によって1000種以上のチーズがあるとされています。その中でも特に人気のチーズを5つご紹介していきます。
そのままを味わうコンテ
2,970円
フランス人にも大人気のコンテチーズ。もともとはヨーロッパの長い冬を乗り越えるため長期保存を目的として作られました。そのため水分が少なく旨味が凝縮し重量感があります。硬さがあるチーズなのでそのままカットして食べるのがおすすめです。ここでのポイントは食べる30分ほど前に冷蔵庫から出しておくことです。コンテチーズの旨味をしっかりと味わうことができます。
日本酒にもおすすめミモレット
7,074円
オレンジ色が特徴のミモレットチーズ。1年以上熟成させたものはカラスミのような味わいです。ビールや日本酒とも非常によく合います。こちらもコンテチーズ同様そのまま味わうのがおすすめですが擦りおろして料理に使うのも良いでしょう。
ヤギのミルクから成るシェーブル
2,800円
ヤギのミルクを原料とするシェーブルチーズ。柔らかい質感で独特の風味があります。そのため好き嫌いが別れますがこれでなくてはダメ、とハマる人もいます。ジャムやはちみつと合わせて食べると風味が柔らぎます。
フランス最古のチーズ ロックフォール
1,512円
青カビの鮮やかな色が綺麗なロックフォールチーズ。シェーブルチーズ同様ヤギのミルクから作られ非常に個性的な風味です。羊飼いが洞窟にチーズを置き忘れたことから出来た、との伝説がありフランス最古のチーズとも言われています。細かく崩してサラダやドレッシングに使用したりキッシュやタルトに入れたりします。
ルイ16世からも愛されたブリドモー
6,000円
ルイ16世からも愛されたとの逸話を持つブリドモーチーズ。その歴史は古くカマンベールチーズの元となったチーズとも言われています。口当たりが柔らかくまろやかな味わいです。そのままでも美味しいですがパンやクラッカーと合わせて食べるのもおすすめです。
修道院で作られていたアボンダンス
2,480円。
今から約600年前の14世紀、フランスのアボンダンス修道院で作られた歴史の古いチーズ。ほど良い塩加減と燻製香で、ワインのみならずビールとも相性が良いです。そのままスライスして食べても良いですが、チーズを溶かしてじゃがいもと一緒に食べるベルトゥーも、お試しあれ。
フランス最古のチーズで希少価値の高いモンドール
3,526円
最後にご紹介するのは、数あるフランスチーズの中でも希少価値の高い、2000年の歴史を持つモンドールです。フランス最古のチーズとも言われており、チーズ作りが盛んなライオル村で誕生しました。ほのかにナッツの香りするので、辛口な白ワイン、またフルーティな赤ワインと合わせてどうぞ。
チーズで贅沢なおうちダイニングを
発酵食品のチーズは健康に良いだけでなくお酒との相性も抜群です。外食も良いですが家の中で親しい友人や恋人、家族とチーズを味わいながら乾杯するのも良いですね。いつものお酒の肴にマンネリ化している方は是非、奥深きチーズの世界を堪能されてはいかがでしょうか。
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この記事のライター
美容業界で長年勤め現在はフランスで化粧品のマーケティング翻訳業に携わる。パリ在住。語学の勉強、旅行、読書、水泳、街歩きが趣味でライフスタイルやグルメに関しての記事が得意。