文章力・編集力を身に着けたい人がまず最初に読むべき良書5選
最近はオウンドメディアを持つ企業が増えたり、ブログ文化が発達してきたことによって文章を書く機会が格段に増えました。しばらく文章を書くことから離れてしまったために、文章力が衰えてしまったという人も多いでしょう。今回は文章や編集能力が学べる良書をピックアップしてみました。
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「文章力」が必須の時代
会社を辞めて自由な働き方を求め、ブログ一本で生活する人がいたり、全く畑違いの職種からライターに転身したり。今では誰でも発信できる時代になったこともあり、文章を書く、書かざるを得ない機会が非常に多くなりました。
しかし、これまで文章を書いてこなかった人は、いざ書いてみると「全くペンが進まない」という人も多いのではないでしょうか。プロの方に言わせれば、文章力は筋肉に似ていて、鍛えなければすぐに衰えてしまうのだそうです。
編集力も養わなければならない
また、文章は書けるだけではまだまだ一人前ではないようです。企画を立てて、その企画を運用する「編集者的視点」が求められます。いつ自分がそのような立場になるかはわかりません。来る時に備えて、いまのうちから文章力と編集力を養っておきましょう。
文章力:インタビュー術!(講談社現代新書)
インタビュー技術についてのノウハウが凝縮されている一冊です。インタビューのスキルは、構成を考えたりするうえでも参考になります。実際に文章に起こすときには文章力が必要になりますし、とにかく読んでおきたい良書です。
文章力:新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング(インプレス)
ナタリーの社員教育用のノウハウが凝縮された本です。「読みやすい文章」を書くための技術が詳細に書かれているので、初心者であっても容易に読み進めることが出来ます。まずは「書き方を知りたい」という人におすすめです。
編集力:はじめての編集(アルテスパブリッシング)
雑誌や書籍に限らず、Webでもイベントでも「編集」という行為が必要だということが書かれています。どうやって編集するか…というテクニックではなく、「編集とはなんぞや」ということについて語られています。まずは編集の概念から知ってみるというのおすすめです。
編集力:僕たちは編集しながら生きている(三交社)
編集技術(文章を修正したりする技術)というよりは、アイディアを企画に落とし込むためのテクニックなどについて語られています。企画→執筆という一連の流れを学びたい人におすすめです。
文章力・編集力:考える技術・書く技術(ダイヤモンド社)
論理的な考え方をベースに、説得力のある文章を書く技術についてまとめられたライターの聖書的な一冊です。かなり分厚いのですが、とても丁寧に文章の書き方について説明されています。その考え方は、編集技術にもおうようできるので、まずは教科書的に一読して、後から逆引きするのが良いかもしれません。
正しく読み応えのある文章を書くために
ウェブが発達したことで、誰もがライターになれる・なり得る時代です。文章力は必須のスキルになります。合わせて企画のノウハウも知っておけば、より効果を発揮できます。インプットはもちろん、アウトプットの機会もしっかり持ちましょう。
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この記事のライター
初めまして岡島です。結構雑食な自称ライターです。普段はアルバイター。ウェブ制作とかデザインも興味あります。運動は苦手。家にこもっていたいインドア派ですがアウトドアな人に憧れています。