スタンスミスのサイズ選び徹底解説
メンズ・レディースともに、根強い人気を誇る「スタンスミス」。シューレースとベルクロの、2タイプがあるのはご存知の方も多いのでは。同じスタンスミスであるにも関わらず、実は履いた時のサイズ感も異なるのは知っていましたか?よりスタンスミスを履きこなすための、それぞれのサイズ選びのコツを紹介します。
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アイキャッチ画像出典:www.sneakerdistrict.com
同じスタンスミスなのにサイズ感が違う?
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スタンスミスといっても、豊富なカラーや素材は勿論の事、2つのタイプが存在します。王道の「シューレースタイプ」と、よりカジュアルな印象を与えてくれる「ベルクロタイプ」。見た目も違えばサイズ感も意外と違ってくるもの。
いつもの自分の靴のサイズとは、ちょっと違う?
そんな中でも、日本人が悩みがちな幅広・甲高もうまくカバーするコツがあるのです。最近欲しくなった人も、2足目を考えている人も、コツを知るだけでコーディネートがよりこなれた印象に。知っているようで知らない?2つのタイプの違い・コツをご紹介します!
シューレースタイプは大きめを!
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シューレースタイプは0.5~1cm大きめを買うのがベスト。シューレースを広げてようやく履ける。といった状態のサイズを選んでしまうと正面から見ても、シューレースを広げきってしまっているのでややのっぺりとした印象に。
シューレースをしっかり締められる余裕のあるサイズを選べば、足元がよりすっきりとみえます。
ここにもこだわる!結ぶときの2つのポイント
足首に一番近いシューホールを1つ分開けて結ぶ。そうすることで足首と靴のつまり感が解消されます。結び方は1穴目を一番幅広く取り、足首に向かうにつれてシューレースの横幅を短くなるように結ぶだけ。
この2つでよりこなれた印象になるだけでなく、脱ぎ履きも少し楽ちんに。そしてシューレースを結ぶ時は、脱いだ状態で結ぶ方法がおススメです。
ベルクロタイプは小さめを!
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ベルクロタイプはシューレースタイプより0.5~1cm小さめを買うのがベスト。脱ぎ履きは簡単ですが、サイズ選びがより肝心なのがベルクロタイプ。ベルトで調節するためか、足を入れた際にシューレースタイプより横幅が広く感じます。ベルトをきつめにしめれば着用には問題ないかもしれません。
ループ(ベルトの上部分)
フック(ベルトの下部分)
ですが、ここがこだわりたいところ。上のループ部分が大きくはみ出ると、足元にボリュームが出過ぎてしまいます。あくまでフックとループの部分がぴったり、もしくは少しだけはみ出るくらいを目安にしましょう。ベルクロであれば甲の高さをカバーしつつも、横幅が窮屈すぎることもなくすっきりと見せてくれます。
ベルト部分のお手入れは、身近なもので簡単に
履いていくうちにゴミがたまってしまいどうにも粘着が弱まってしまった時は、フックの部分をつまようじや歯ブラシでやさしくこすると綺麗に取ることができます。
スニーカーである以上、どうしても地面から近くよごれやほこりをダイレクトに受けてしまいます。粘着力が弱まりペラペラになってしまった状態ではベルクロの良さが半減してしまうことに。こまめなお手入れで、ベルクロを綺麗に履き続けたいですね。
革が柔らかくなると広がるので注意
スタンスミスのアッパーはレザー素材なので、他の革製品同様、使い込んでいくと革が柔らかくなり足に馴染むため、少し広がります。
幅広・甲高の人が少し大きめのサイズを選ぶのは良いですが、あまりゆとりを持ちすぎたサイジングをしてしまうと、履いていくうちにだらっとしてきてしまうので、注意したいですね。
買いたてのスタンスミスを柔らかくしたい場合は、革靴と同じように乳化性のクリームを塗り込み、ブラッシングすることで、早く馴染みやすくなりますよ。
自分だけのスタンスミスに、もっとこだわりを持とう
女性でも男性でも、ジェンダーレスに履けてしまう世界中の愛され者、スタンスミス。実は発売当初は「ハイレット」という名前で販売されていました。そして発売からおよそ半世紀。毎シーズン様々な形や素材のスタンスミスが登場し、まだまだその勢いは衰えそうにありません。
とはいえ、そうそう簡単に、何十足ものスタンスミスを買うわけにもいきませんよね。自分に合うサイズ選び、結びかたにこだわる。それだけで、とっておきのスタンスミスの良さをもっとひきだすことができます!お気に入りのスタンスミスに出会えたら、長く大切に履いてくださいね。
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この記事のライター
経営学を学びながら、シャツ屋でアルバイトをしています。スーツ・シャツ・ネクタイ・革靴などに興味をもって、フォーマルブランドからカジュアルブランドまで、日々多くのものに触れながらセンス磨き中。