海外よりも遠い東京!?小笠原諸島5つの魅力
小笠原ってどこにあるの?どうやっていくの?何があるの?
そんな疑問を持っている人も少なくないはず。
今回は少しでも小笠原のことを知ってもらうために、魅力をぎゅっと5つに絞ってご紹介したいと思います。
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小笠原諸島とは?
東京から南に1000kmの場所に位置する小笠原諸島。独自の生態系を持つことから“東洋のガラパゴス”とも言われ、2011年世界自然遺産に登録されました。
伊豆諸島よりさらに南に位置する小笠原諸島ですが、その島々は東京都に属しています。
片道1日以上の船旅!
小笠原には空港がないため、交通手段は船のみ。東京竹芝桟橋からおがさわら丸に乗り、25時間半かけて小笠原諸島に向かいます。(2015年3月現在)船も6日に1便程度の運航となっており、時間もお金もかかる旅行となります。
それでも行く価値はある!
「それならわざわざ行かなくても…」「沖縄で十分では?」そう思ってしまうかもしれません。しかし、小笠原ならではの魅力がたっぷりとあるんです!
① 海がキレイなだけではない
海がキレイなことはもちろん、その行きづらさゆえ海を独り占めできてしまうんです!繁忙期を外せばビーチにはほとんど人がいません。贅沢にプライベートビーチを堪能できます。
② 夕日がキレイなだけではない
小笠原では父島のウェザーステーションから水平線に沈む夕日を拝むことが出来ます。そこからは夕日だけでなく、運が良ければクジラも拝めてしまいます。
また小笠原はグリーンフラッシュに遭遇する確率が高いことでも有名。日の入り時に太陽が一瞬だけ緑色に光るというレアな光景も、ここでなら見られるかもしれません。
③ 小笠原の動植物に触れる
小笠原にしか生息しない植物、生物がたくさんいるんです。そんな動植物探しも小笠原での楽しみの一つ。ぜひ海や山に繰り出し、探してみてください。
また海の生き物との距離も近く、イルカやクジラ、ウミガメが目の前に現れるのも小笠原ならでは。
④ 自然にどっぷりと浸かれる
小笠原には手つかずの自然が多くあり、まるでジブリの世界に迷い込んだような気分になります。ありのままの自然が一面に広がる光景は、一生の思い出になること間違いなしです。
⑤ 見送りが盛大すぎる
おがさわら丸が父島から竹芝桟橋へ出港する際に、島民による見送りが盛大に行われます。航海安全、再開の願いを込めた太鼓のパフォーマンスがあり、その後何隻もの船がおがさわら丸と併走し、いつまでも見送ってくれます。(最後にはダイブシーンも!)
笑いあり涙ありの出港は、もはや小笠原の名物。これほど「来てよかった」「また来たい」と思わせてくれる別れがあるでしょうか。
いかがでしたか。
モノに溢れ忙しない生活から少し遠ざかり、自然と人の温かさに触れる旅。
他の人とは少し異なる、ステキな思い出を小笠原でつくってみてはいかがでしょうか。
東京から南に1,000km、太平洋に浮かぶ楽園へ。亜熱帯の海洋島小笠原諸島。紺青の海に囲まれた自然豊かな島へぜひ遊びに来てください。
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この記事のライター
その辺にいる大学生。旅行と写真と音楽と映画と散歩が好きです。興のおもむくまま、気まぐれに書きます。