家族って難しい…と思った時に読みたいエッセイ3選
それぞれの家族に、それぞれの形があります。親子、兄弟、夫婦などの関係に悩んだ時に読みたい、心動かされるエッセイを紹介します。
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誰にでも起こりうる、家族の問題
現代社会では、家族の形は多様化しています。
それぞれの家族に悩みはつきものですが、なかなか他の人に気安く相談できないもの。
そんな時に読んで欲しい、家族の問題を描いたコミックエッセイを紹介します。
『離婚してもいいですか?』
タイトルの通り、離婚したいと願いながら夫婦関係を続けている女性目線の本です。
二人の子供が生まれ、はたから見ると幸せな家族に見えるかもしれませんが、妻は夫の何を言っても聞かない頑固さと我が儘さに限界が来ています。
夫は夫で、妻のことを自分のお陰で自由な暮らしができていると思っている為、妻に何を言われても自分の生活を改めようとはしません。
相手のことを思いやり、歩み寄ろうとしてもなかなか難しい夫婦関係。
著者が「離婚」と「このまま結婚生活を続ける」という選択肢の中で揺れている感情が良く表現されているエッセイです。
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『旦那(アキラ)さんはアスペルガー』
アスペルガー症候群という病気の夫を持つ妻のノンフィクションエッセイです。
結婚してしばらくはその人個人の性格だと思っていたけれど、時が経つほど変な言動が度を過ぎていると気付く妻。
個人の性格なのではなく、病気で脳に異常があるからこういう言動になってしまう…と頭では分かっていても、理解できない家族の葛藤が描かれています。
レビューなどを見ると、妻が冷たいのではないかという意見が多くありますが、いくら愛し合って結婚した相手とはいえ信頼を損なわれる行動が増えてしまうと良好な関係を続けていくのは至難の業なのではないかと感じます。
それでも歩み寄りを続けようと努力する妻の姿勢は勇気を与えてくれます。
「家族」の形を今一度を考えさせてくれる一冊です。
『母がしんどい』
実母に対して疑問を抱く娘が、今までの実体験を赤裸裸に綴ったエッセイです。
子育てというのは洗脳と同じで、良い方法だろうと悪い方法だろうと親に言われたことや教わったことというのは子供の頭の大部分を占めてしまいます。
そして大きくなった時に自分の親の教育がおかしかったと認識するということは、自分自身の否定にもつながりかねないとても難しい問題なのです。
お互いを理解する努力というのはもちろん必要ですが、血がつながっているからといって理解し合える存在になるとは限らない、と気付かせてくれる一冊です。
同じ悩みを持つ人にとっては非常に勇気の出る内容になっているのではないかと思います。
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良好な関係を続けるために
家族との良好な関係を続けるために「自分が我慢する」という選択をした人や「思い切りぶつかる」という選択をした人。
そしてその結果が良い方向に向かった人と、やっぱり分かり合えなかった人。
世の中には一人として同じ人はいません。
一番近い存在である家族との関係がストレスばかりにならないように、自身の努力も怠らないようにしたいですね。
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この記事のライター
1987年生まれ。