大人でも楽しめるイギリス児童文学オススメ3選
「ハリーポッター」や「ナルニア国ものがたり」など、イギリス児童文学は日本でも広く知れ渡っています。今回はイギリス児童文学の魅力と、意外と知られていない隠れた名作を紹介したいと思います。
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宮崎駿も心酔
イギリス児童文学といえば、洋画のイメージが強いですよね。でも実は日本アニメ映画でも数多く映像化されているんです。特にスタジオジブリのものは有名でしょう。
イギリス児童文学の幻想的な世界に、多くの日本人が魅了されているのです。
ハウルの動く城
『ハウルの動く城』(ハウルのうごくしろ、英題:Howl's Moving Castle)は、イギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジー小説シリーズ、主に同シリーズ第1作・『魔法使いハウルと火の悪魔』(原題;Howl's Moving Castle 1986)を原作とした、スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。2004年11月20日に公開された。監督は宮崎駿。スタジオジブリの宮崎駿監督の長編映画としては『魔女の宅急便』以来、15年振りとなる他者原作の作品となった[1]。
借りぐらしのアリエッティ
原作はメアリー・ノートンの「床下の小人たち」。
「身長10センチの小さなアリエッティ(志田未来)一家は、人間が住む家の床下で、さまざまな生活品をこっそり借りて暮らしていた。彼らの掟は「決して人間に見られてはいけない」ということ。しかし、アリエッティはその家に引越してきた少年・翔(神木隆之介)に自分の姿を見られてしまう…」
iTunes Store で メアリー・ノートン & 林容吉「床下の小人たち」の無料サンプルを入手、もしくはブックを購入できます。このブックは iPhone、iPad、または iPod touch 上で iBooks を使って読むことができます。
隠れた名作その1 トムは真夜中の庭で
児童文学と侮ることなかれ。”時間とは何か”という抽象的な問いに向き合った作品。風景描写も丁寧で、舞台の1つである庭園はありありと脳裏に思い浮かべることができる。また作品の至る所に謎解きがちりばめられているところも魅力の一つ。
弟のピーターがはしかにかかり、おじとおばの住むアパートに預けられた少年トム。その邸宅には庭すら無く、はしかのために外出すらできない彼は退屈し切っていた。そんなある日の夜、ホールの大時計が奇妙にも「13時」を告げたのをきっかけに、彼は存在しないはずの不思議な庭園を発見する。
隠れた名作その2 グリーンノウの子どもたち
自己を喪失した主人公トーリが、アイデンティティを取り戻す話。グリーン・ノウという古い屋敷で、300年前にそこに住んでいた3兄弟との触れ合いを描く。シリーズ作品で全7作品。
隠れた名作その3 チョコレートアンダーグラウンド
「もしチョコレートが禁止されたら子供たちはどうする?」
お菓子が大好きな子供たちの奮闘記。チョコレートを”自由”に置きかえてみると教訓たっぷり。ドラマの後小説化された作品で、日本でアニメ化もされてます。パッケージがとてもキュート。
示唆を多く与えてくれる
いかがでしたか。皆さん知らない作品も出てきたのではないでしょうか。
子供の視点は、我々に足りない示唆を数多く与えてくれます。見た目は大人。中身は子供。
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この記事のライター
新しい物好きなうざかわ系アラサー男子。男子校で男に囲まれてきた反動から、大学以降は女性にモテることのみを考えてます。でも基本シャイなんでうまくアプローチできません。外資系メーカー→MBA→国内インフラ企業と経験。英語も話せる真面目な人間。